注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

(中略)
「安倍政権はありったけの暴力と権力でやって来る。向こう(花角英世陣営=自民、公明支持)は争点隠しではなく争点潰し。選挙が終わったら(原発を再稼働させる)。ふざけるな。馬鹿げた話は東京だけにしてくれ。新潟に持ち込むな」。
(中略)
集会では元「拉致被害者家族の会」蓮池透氏からメッセージが寄せられた。
(中略)
東電社員だった蓮池氏は、柏崎刈羽原発の再稼働に反対だ。「東電は原発再稼働できる会社じゃない。自分は6、7号機の設計に携わったから知っている。パーツを組合わせただけ。福島原発より更に危険・・」
(以下略)
花角氏は2010年8月に大阪航空局次長に就任、2011年8年から2012年9月まで同局長を務めた。
(中略)
(中略)2日、新潟市での街頭演説で田中は花角候補に「どうして大阪航空局長の経歴をプロフィールに載せていないのか?」と質問した。
花角候補は「どうして?といわれましても」と かわそうとした。田中は質問を続けようとしたが、陣営の運動員が「時間がありませんから」と言って、候補の肩を抱いて連れ去った。
(以下略)
» 続きはこちらから
「安倍独裁」対「市民戦線」の様相で全国的な注目を集める中、市民派の池田候補は厳しい選挙を戦っています。
田中龍作ジャーナルさんが、現地で気鋭の取材をされています。安倍政権によって不当な長期勾留を余儀なくされた沖縄の山城博治氏が、まさに市民派の象徴のように応援に駆けつけ「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」とその凶暴性を訴えました。また、同じく安倍政権に政治利用された拉致被害者家族の会、蓮池透氏からも「(東電社員だった)自分が設計に関わったから」柏崎刈羽原発が福島原発よりも危険なことを知っている、と再稼働の具体的な危険を訴えました。
さて一歩リードしている自公候補の花角候補に、龍作さんが鋭く追求しました。花角候補がかつて大阪航空局次長であった経歴を、あえてプロフィールに載せていない理由を直撃したのです。森友学園問題と関係が無ければ隠す必要は無かろうと思いますが、がっちりガードされたようです。
この隠蔽、かえって怪しい。
ネット上では、またたく間に花角候補の過去の「業績」が明らかにされています。森友の土地が交渉に入る前、つまり花角候補が局長だった時代から不審な動きがあったのではないかと指摘する声もあります。また、沖縄の海で基地反対派を暴力的に排除している海上保安庁、なんと、そこでもこの花角候補は最高責任者である次長であったようです。さらに遡れば、国民の財産を売り払った国鉄民営化でも手腕を振るった方のようで、つまりは国民が対峙するのに、これほど象徴的な候補はいないかもしれません。安倍政権が喜んで後押しするにふさわしい候補です。