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ぺりどっと通信10 風邪

 お陰様でぺりどっと通信も10回目を迎えることとなりました。ありがとうございます。
(ぺりどっと)
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ハロー!ぺりどっとです。台湾の挨拶では、ニイハオよりも英語のハローを使うことが多いようです。台湾には2回ほど訪問させていただき、1度目は台北滞在、2度目は台湾一周をしました。屋台で安くて美味しいモノばかり食らって過ごす、ぺりどっと♪


3年ほど前に年末年始の10日間ほどかけて、バスや列車を使って台湾を一周しました。見知らぬ土地に出掛けると、長時間かけて徒歩や自転車であちこちを見て廻ったり、美味しいものを食べたりして旅を楽しみ尽くします。その後、公園のベンチで野宿をして夜を明かしてみたのですが、さすがに寒さと疲労からか完全に風邪をひいてしまい、喉が痛み熱も出て身体もだるくフラフラの状態になりました。

九份 Author:Jerry Lai[CC BY-SA]


こんなとき、あなたならどうされますか?

風邪については、野口晴哉氏の名著「風邪の効用」で、風邪には体の歪みを元に戻すとても有益な効用があるとの見事な見解がされています。風邪を完全にひき切ると、治った後は体がスッキリするのを実感出来ますよね。しかしながら、旅行先で風邪でダウンしたまま風邪を経過させるには、あまりに時間がないし旅行そのものを楽しむことが出来なくなってしまいます。

僕はある方法でその風邪を起きている間に数時間ほどで完全に治してしまいました。お陰でその後すぐに夜市の屋台へとまたくり出せました。野口晴哉風に言うと、風邪を早く経過させたということになります。ちなみに野口晴哉氏は自分で背中に気を通して、風邪を40分から2時間ほどで経過させることができたそうです。僕の方法は気を使わないので、どなたでも早く経過させることが可能になるかもしれません。

病気が発病する前の状態を未病として定義し、発病する前に手を打つことをすすめている中国医学。そしてその未病を4つの段階に分けて病気の過程を細かく観察し、それを防ぐ手立てを持っていたアーユルヴェーダ。そんな偉大な伝承医学に倣いまして、まずは風邪の予防について書いてみたいと思います。実はこちらの方が重要だと思っています。

普段ほとんど風邪をひかないような人でも、人が多く集まるようなところに出掛けたりすると、とたんに風邪にかかりやすくなります。そういった人混みに行かないことが一番なのですが、そうはいっても仕事や用事で行かざるを得ない事情もあるかと思います。そこでそんな人混みであろうなかろうと、風邪やインフルエンザを予防する方法探してみました。


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ぺりどっと通信9 ヴァータ

 アーユルヴェーダのドーシャでいうところの、ヴァータ体質のぺりどっとです。こちらを見てみると、やっぱりヴァータの食品ばかり好んで食べとるなとしみじみ実感。ヴァータが過剰にならないようにピッタ、カファの食品を意識して食べよっと♪
(ぺりどっと)
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オーラ!オラはぺりどっとですが、何か? オーラはチリの公用語であるスペイン語の"こんにちは"です。チリのアタカマ砂漠は、世界で最も降水量の少ない地域として知られている、地球上で最もヴァータな土地だと言えるでしょう。

アタカマ砂漠 Wikimedia[Public Domain]


僕はヴァータ体質なので、肌が乾燥しやすく、いろいろと乾燥する症状が出てまいります。特に乾燥しやすい冬場は、かかとがひび割れたり、体がかゆくなったりしてました。背中のかゆみには孫の手が欠かせません。

pixabay[CC0]


孫の手って一度購入したら、よっぽどのことがない限りおそらく一生使うことが出来ます。東京の実家にも竹製の孫の手が小さい頃からありまして、家族全員がそれを使って背中を掻いていました。柱の角に背中を擦りつけても背中の痒みはなかなか解消されないのに、孫の手で一発解消!そんな訳で、孫の手は一家に一本欠かせない必需品だと思います。

中国の西晋時代の書『神仙伝』に登場する仙女・麻姑(まこ)に由来する。麻姑は爪を長く伸ばしており、あるとき後漢の蔡経が、その長い爪で自分のかゆいところを掻いてもらうと気持ちがいいだろうと言い、叱責されたことに因む。のちに「麻姑の手」が訛って「孫の手」と言われるようになった。しかしながら、ただの音のなまりだけではなく、小さな子供の手を示す意味となったこと、さらにはそうした孫による祖父・祖母孝行をイメージさせつつ、その形状をも表す言葉となったことは注目に値する。

仙女・麻姑
Author:Anonymous[Public Domain]


(確かに、長い爪で掻いてもらうと気持ちいいかも♪)

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ぺりどっと通信8 Fe

 元素記号Fe、原子番号26の金属元素。太陽や他の天体にも豊富に存在し、地球の地殻の約5%を占めるといわれる。安価で加工しやすく入手しやすい、人類にとって最も有用な金属といえる、そんな「鉄」にまつわるお話です。
(ぺりどっと)
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グッダイ!ぺりどっとです。オーストラリアの公用語は英語ですが、オーストラリア方言で「こんにちは」は「Good day」(グッダイ)だそうです。オーストラリアは、鉄の原料である鉄鉱石生産量世界一です。

鉄鉱石 Wikimedia[CC BY-SA]


人間の体内の総鉄分量は、重さにして4000mg、つまり4g。自分の血を舐めてみるとなんか錆びたような感じの味がするのは、ヘモグロビンに鉄分が含まれているからだそうだ。この鉄分が体内から不足すると貧血になりやすく、特に女性は約10人に1人は貧血であるといわれています。

鉄分の多いことで有名な食品といったら、「鉄分の王様」と言われていた"ヒジキ"なのですが、実はそれはヒジキを煮込んだ時の鉄釜から溶け出した鉄分量だったそうです。調理器具を鉄製からステンレス製に代えたら、鉄分量が激減したようです。ちなみに、切り干し大根も鉄製の包丁での加工をステンレス製に代えたら鉄分量が減ったそうです。tenki.jp


もう、20年以上も前のことですが、私は、新聞記事で読んで、
ある小学校の給食設備が、鍋、釜すべて鉄製で、そこの児童には貧血の子が一人もいない
ということを憶えていました。

これを逆手に取れば鉄分が摂れますね。

自宅でも鍋やフライパン、包丁などを鉄製にしたら、それで調理する度に、鉄分補給になりますね。しかも一度購入すれば、ずっと鉄分を補給し続けることが可能になります。

pixabay[CC0]



南部鉄瓶でお湯を沸かすのもいいですね。


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ぺりどっと通信7 救急蘇生

ぺりどっとワールドへようこそ♪
今までかなりおバカなことを書いてまいりましたが、上塗りをしたいと思います。
(ぺりどっと)
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ドーブルィ デーニ!ぺりどっとです。今回の「こんにちは」はウクライナ語です。ウクライナの国土のほとんどは、世界の穀倉地帯として知られるほど肥沃な「黒土地帯」で成り立っています。また、各家庭で養蜂をしていると言われるほど蜂蜜生産が盛んで、世界第4位の生産量を誇ります。

ウクライナの有名な「愛のトンネル」 photo-ac


ところで皆様、食料の備蓄は万全ですか?竹下先生のあの記事からそろそろ90日が経ちますし、ぴょんぴょん先生も「経済崩壊・前夜」を書いてくださいました。さてさて、経済崩壊はいよいよなのでしょうか。

僕の備蓄用の玄米も少なくなってきましたので、先日、備蓄用の無農薬玄米30kgをツーリングを兼ねてバイクで購入してきました。あ、僕のバイクは、ホンダのスーパーカブ50で、燃費は最高のときでリッター72kmを超えています。しかしながら、コレをさらに遥かに超える「水を燃料に走るバイク」のように改造したいものです。そういった技術が早く世の中に公開されることを願ってやみません。

以前シャンティフーラさんのブログで、玄米を長期備蓄するための方法をパータさんが教えてくださいました。布団圧縮袋の中に玄米を入れて掃除機で吸引して真空状態にすると、米の酸化や虫対策になるそうなのです。ま、竹下家はさらに進化しておりますようですが。

圧縮袋は安価ですし、今回もそれに倣って真空状態で備蓄にしようと思いました

…が、掃除機がない
( ゚Д゚) (ちなみに布団も所持しておりませぬが)

pixabay[CC0]


以前住んでいた大崎上島の古民家には備え付けの古い掃除機がありましたので、それを使って袋の中の空気を抜いておりました。しかしこの家には掃除機はありません。掃除機吸引式でない布団圧縮袋も販売されてますが、それは布団を押し出して中の空気を追い出す方式なので玄米の場合それがなかなか難しそうです。

いったいどうやって空気を抜いたらいいのか、はたまた掃除機を購入すべきなのか…。正直困り果てていた僕に天啓のようなある閃きが注ぎ込んでまいりました。その閃きに従い、今回もいつもの圧縮袋、掃除機で空気を抜き取るタイプの圧縮袋を購入しました。


さてさて、掃除機がない僕はいったいどうやって空気を抜いたと思いますか?同じ方法で空気を抜いた人がいないかネットで探してみましたが、僕と同じ方法で空気を抜いた方は日本はおろか、世界でもいらっしゃらないようです。

つまり、この世界で唯一無二の方法をこの時事ブログをご覧の方々だけに特別に本邦初公開いたします。記事末でそれをご覧くださいませ。

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海外からゴミを大量に輸入し続けるスウェーデンと世界一のゴミ大国日本

 世界中の国がゴミ問題で頭を抱えている中、なんとスウェーデンでは100年以上にわたり海外からゴミを大量に輸入しているとのことです。その理由というのは、スウェーデンでは全てのゴミ焼却を発電に利用していて、その際に燃やすゴミが不足してしまうからだそうです。しかもその輸入したゴミは相手国からお金をいただいているというのだからさらに驚きです。
 日本のゴミ事情はというと、家庭からのゴミは年間4522万トンで、そのうち約80%が焼却処分されています。こちらの情報によると、環境省のデータでは日本のごみの焼却量は、1年間に一人あたり320㎏で世界1位。2位のフランスが180㎏、3位はドイツの140㎏です。ゴミ焼却炉の数も1243で日本が世界1位で、2位がアメリカの351、3位がフランスの188だそうです。というわけで日本は世界一のゴミ大国なのです。
 ゴミ大国日本でこのゴミ発電を大いに利用しない手はありません。もちろん日本でもゴミ発電は行われています。しかし下の記事によると、1200ほどもあるゴミ焼却炉の中で発電設備があるのは、そのうちのわずか26.7パーセントほどで、しかもその利用率は66%ほどしかないそうです。
 そこで仮に全ゴミ焼却炉に発電設備を付け、利用率100%として単純計算してみました。すると、その総発電量は43,797GWhとなり、約1288万世帯分の年間電力使用量に相当することになります。現在の日本の全世帯数を5200万世帯とするとその24.8%相当となり、全世帯の1/4が廃棄物発電だけで賄われる計算になります。
 下の元記事によると、廃棄物発電のコストは、9~17円/kWhほどです。石油による火力発電は30円以上、住宅ソーラー約30円、メガソーラー24.3円、天然ガスによる火力発電13.7円というように、ほかの方法と比べても、経済性に優れる発電方式といえます。
 環境面で見てみると、こちらの情報では、埋め立てに使われるはずだったゴミをエネルギーに利用すれば、CO2換算で1トンあたり約500kg相当の排出削減効果があるそうです。スウェーデンのゴミ焼却所の公害対策では、1985年と比べるとゴミの量は3倍以上に増えているにも関わらず、焼却時に排出される重金属は99%削減されたそうです。
 これ、やれませんかね? というか、やりましょうよ。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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実に年間約80万トン、100年以上! 海外からゴミを大量に輸入し続けるスウェーデン。その驚きの使い道って?
引用元)
(前略)
実際に、ノルウェー、イギリス、アイルランド、イタリアなどから年間約80万トンものゴミを輸入しています。満員状態のジャンボジェット機が約350トンですから、実に2,285機分。
(中略)
スウェーデンがゴミを海外から輸入している理由、それはズバリ、エネルギーのためなんです。

エネルギー先進国として知られるスウェーデンは、総エネルギー供給源の中で、水力、風力、太陽光などの再生可能エネルギーが占める割合が、57%。日本が12.2%であることに比べると、その違いがよくわかります。しかも2040年までに、それを100%にすることを目指していると、スウェーデン政府は公表しています。(出典元

スウェーデンでは、年間200万トン以上のゴミが家庭から排出されていますが、埋め立て処理されるのは、たった1%。残りの99%は、半分がリサイクル、半分がゴミ処理場にて焼却され、電力に転換されているのだそう。現在では、このゴミの循環による発電で25万世帯もの電力をまかなっているそうですが、国内から出るゴミの量では足りなくなり、わざわざ海外からゴミを輸入するにいたった、という訳です。
(以下略)
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廃棄物発電の仕組みをご存じですか?未来の電力エネルギーを知ろう!
引用元)
(前略)
環境省の平成24年度調査によると、一般廃棄物焼却施設1,189施設のうち、発電設備がある施設は318施設です。全体の26.7%であり、(中略)...既存発電設備の利用率は推定で約66%。(中略)...環境省の統計では、2012年度の総発電能力は1,748MW、平均発電効率は11.9%。(中略)...総発電量は7,718GWhで、約227万世帯分の年間電力使用量に相当します。
(中略)
現状を見ると、廃棄物発電をする焼却施設は少なく、利用率も低いといえるでしょう。でも、逆にいえば、それだけ可能性がある発電ということもできます。
(以下略)