竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ビッグファイブ (心理学)
ビッグファイブは、共通言語記述子に基づくパーソナリティ特性の分類法である。主要5因子、BigFive性格特性、五因子モデル(FFM)およびOCEANモデルとしても知られている。
特定の性格特性の説明
開放性(左右体癖)
開放性とは、芸術、感情、冒険、珍しいアイディア、想像力、好奇心、および多様な経験に対する一般的な評価である。開放性が高い人は知的好奇心が強く、感情に関してオープンで、美しさに敏感で、新しいことに挑戦する意欲がある。開放性が低い閉鎖的な人と比べると、創造的で自分の気持ちをよく理解している傾向がある。また、型破りな信念を持っている可能性も高い。
誠実性(捻れ体癖)
誠実性または良心性、統制性、勤勉性。誠実性とは、組織化され信頼できる傾向、自己コントロール能力を示す傾向、忠実に行動する傾向、達成を目指す傾向、自発的な行動よりも計画的な行動を好む傾向を表している。高い誠実性は、頑固であり集中力があると思われがちである。低い誠実性は柔軟性と自発性と関連しているが、杜撰さと信頼性の欠如として現れることもある。
外向性(前後体癖)
外向性(「社交的/エネルギッシュ」対「孤独/控えめ」)。外向性は、活力、興奮、自己主張、社交性、他人との付き合いで刺激を求める、おしゃべりであることを表している。過度の外向性はしばしば注意を引き、威圧的であると認識される。外向性が低いと内気で内省的な性格が現れ、それはよそよそしい、または自己完結的であると受け取られることがある。このような状況では、内向的な人とは対照的に、外向的な人が社会的な状況でより優勢に見えることがある。
協調性(開閉体癖)
協調性(「友好的/同情的」対「挑戦的/孤立的」)または、同調性。協調性特性は、社会的調和に対する一般的関心における個人差を反映する。協調性がある人物は、他人とうまくやっていくことを大切にする。彼らは概して思いやりがあり、親切で、寛大で、信頼でき、助けになり、自分の利益を他人に譲ろうとする。
神経症傾向(上下体癖)
神経症傾向または情緒安定性、情動性とは、怒り、不安、抑うつなどの否定的な感情を経験する傾向のことである。これは感情の不安定性と呼ばれることもあり、逆に感情の安定性と呼ばれることもある。神経症傾向は心理的ストレスを受けやすい傾向を表している。怒り、不安、抑うつ、脆弱性などの不快な感情を容易に経験する傾向でもある。また、神経症傾向は情動の安定性と衝動の制御の程度を意味し、ときにはその低い極である「情緒安定性」と呼ばれることもある。
特定の性格特性の説明
開放性(左右体癖)
開放性とは、芸術、感情、冒険、珍しいアイディア、想像力、好奇心、および多様な経験に対する一般的な評価である。開放性が高い人は知的好奇心が強く、感情に関してオープンで、美しさに敏感で、新しいことに挑戦する意欲がある。開放性が低い閉鎖的な人と比べると、創造的で自分の気持ちをよく理解している傾向がある。また、型破りな信念を持っている可能性も高い。
低い値の人の記述(4種体癖)
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高い値の人の記述(3種体癖)
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説明
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言葉
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ファセット
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言葉
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説明
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よく知っているルーチンを快適に感じ、そこからの逸脱を好まない。 | 着実 | 冒険 | 冒険的 | 新しい経験を熱望している。 |
ほとんどの人に比べて芸術的活動や創造的活動への興味が薄い。 | 芸術に無関心 | 芸術的興味 | 芸術の鑑賞眼がある | 美しいものが好きで、創造的経験を求めている。 |
自分の感情について考えたり、感情を表に出すことがほとんどない。 | 冷静 | 情動性 | 感情に自覚的 | 自分の感情を自覚していて、感情の表し方を知っている。 |
想像よりも事実を優先する。 | 地に足の着いた | 想像力 | 空想的 | 豊かな想像力を持っている。 |
世界をそのまま捉えることを好み、抽象的な考えをすることはめったにない。 | 具象 | 知性 | 哲学的 | 新しい考えに対してオープンであり、興味があり、もっと知りたいと望む。 |
伝統に従って安定を維持することを好む。 | 権力を尊重 | 自由主義 | 権力に対して挑戦的 | 権力や伝統的価値に挑戦して変化をもたらしたいと思っている。 |
誠実性(捻れ体癖)
誠実性または良心性、統制性、勤勉性。誠実性とは、組織化され信頼できる傾向、自己コントロール能力を示す傾向、忠実に行動する傾向、達成を目指す傾向、自発的な行動よりも計画的な行動を好む傾向を表している。高い誠実性は、頑固であり集中力があると思われがちである。低い誠実性は柔軟性と自発性と関連しているが、杜撰さと信頼性の欠如として現れることもある。
低い値の人の記述(8種体癖)
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高い値の人の記述(7種体癖)
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説明
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言葉
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ファセット
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言葉
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説明
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自分の達成したレベルに満足しており、野心的な目標を設定する必要を感じない。 | 満足 | 達成努力 | 意欲的 | 自分に高い目標を設定し、その達成のために 真剣に取り組む。 |
決断に慎重で時間を費やすより、すぐに実行する。 | 大胆 | 注意深さ | 慎重 | 決断する前に注意深く考え抜く。 |
規則や義務は無視して、やりたいことをやる。 | 気楽 | 忠実さ | 従順 | 規則や義務が不都合であってもまじめに守る。 |
日常生活で組織のために時間を多く取らない。 | 非組織的 | 秩序性 | 組織的 | 生活の中で組織構造の必要性を強く感じる。 |
長期間、むずかしいことを続けられない。 | 中断 | 自制力 | 持続 | きついことにも立ち向かってあきらめない。 |
自分の目標達成能力を疑うことが多い。 | 自信がない | 自己効力感 | 自信がある | 取り組んだことには成功できると感じる。 |
外向性(前後体癖)
外向性(「社交的/エネルギッシュ」対「孤独/控えめ」)。外向性は、活力、興奮、自己主張、社交性、他人との付き合いで刺激を求める、おしゃべりであることを表している。過度の外向性はしばしば注意を引き、威圧的であると認識される。外向性が低いと内気で内省的な性格が現れ、それはよそよそしい、または自己完結的であると受け取られることがある。このような状況では、内向的な人とは対照的に、外向的な人が社会的な状況でより優勢に見えることがある。
低い値の人の記述(6種体癖)
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高い値の人の記述(5種体癖)
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説明
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言葉
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ファセット
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言葉
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説明
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ゆったりしたペースの生活が好き。 | のんびり | 活発度 | 精力的 | スケジュールに予定が多く埋まっていて忙しい状態を好む。 |
特にグループの中では、話すより聞くほうが好き。 | 控えめ | 自己主張 | 強い自己主張 | 意見をはっきり述べ、場を支配する。グループを先導することに満足を覚える。 |
いつも真面目で、冗談をあまり言わない。 | 険しい | 明朗性 | 陽気 | 楽しい人で、その楽しさを人と分かち合う。 |
静かで、穏やかで、安全なことを好む。 | 平穏を求める | 刺激希求性 | 刺激を求める | リスクを負うことに興奮を覚え、いろいろ起こらないと退屈に感じる。 |
内向的で、人と打ち解けない。 | 遠慮がち | 親しみやすさ | 外向性 | すぐに友達ができ、人といると満足する。 |
自分に時間を使いたいと強く思う。 | 独立心が強い | 社交性 | 付き合い上手 | 人と一緒にいることを楽しむ。 |
協調性(開閉体癖)
協調性(「友好的/同情的」対「挑戦的/孤立的」)または、同調性。協調性特性は、社会的調和に対する一般的関心における個人差を反映する。協調性がある人物は、他人とうまくやっていくことを大切にする。彼らは概して思いやりがあり、親切で、寛大で、信頼でき、助けになり、自分の利益を他人に譲ろうとする。
低い値の人の記述(9種体癖)
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高い値の人の記述(10種体癖)
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説明
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言葉
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ファセット
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言葉
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説明
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人のために時間を使うより、自分のことをしたい。 | 自己中心的 | 利他主義 | 利他的 | 人を助けることで充実感を味わい、人のために尽くす。 |
人への反論を避けない。 | 強情 | 協調性 | 寛容 | 進んで対立を避けようとする。 |
自己を敬愛し、自分に満足している。 | 高慢 | 謙虚さ | 慎み深い | 注目されると落ち着かない。 |
目的のためにはあらゆる手段を使う。 | 不義・不道徳 | 道徳性 | 不屈 | 出世のために人を利用するのは正しくないと考える。 |
人は、一般的に他人に依存するのではなく、自分自身でなすべきだと考える。 | 冷酷 | 共感性 | 親身 | 人の気持ちを感じ、思いやりがある。 |
人の意図を警戒し、簡単には信用しない。 | 人を警戒する | 信用性 | 人を信じる | 人の善意を信じ、 |
神経症傾向(上下体癖)
神経症傾向または情緒安定性、情動性とは、怒り、不安、抑うつなどの否定的な感情を経験する傾向のことである。これは感情の不安定性と呼ばれることもあり、逆に感情の安定性と呼ばれることもある。神経症傾向は心理的ストレスを受けやすい傾向を表している。怒り、不安、抑うつ、脆弱性などの不快な感情を容易に経験する傾向でもある。また、神経症傾向は情動の安定性と衝動の制御の程度を意味し、ときにはその低い極である「情緒安定性」と呼ばれることもある。
低い値の人の記述(2種体癖)
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高い値の人の記述(1種体癖)
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説明
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言葉
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ファセット
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言葉
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説明
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あまり怒ることはない。 | 温和 | 怒り | 激情的 | 特に物事が思ったように進まないときに、激しく感情が高ぶる。 | |
穏やかで自信がある傾向がある。 | 自信がある | 不安 | 心配性 | 起こるかもしれないことをいろいろ心配しがちである。 | |
自分に大体満足している。 | 満足 | 憂うつ | 悲観的 | おもしろくないことを頻繁に考える。 | |
欲望は特に強くなく、欲望を制御できる。 | 自制心がある | 利己的 | 快楽主義 | 欲望を強く感じ、欲望に誘惑されやすい。 | |
当惑することはほとんどなく、大抵の場合は自信にあふれている。 | 自信に満ちた | 自意識過剰 | 自己を意識する | 人が自分をどう思うかに敏感である。 | |
予期しないことにも落ち着いて効果的に対処する。 | プレッシャーに強い | 傷つきやすい | 低ストレス耐性 | ストレスの多い状況に負けやすい。 |
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そこでウィキペディアの「ビッグファイブ (心理学)」を編集し、主要5因子(開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向)に該当する体癖を赤字で書き込みました。アーユルヴェーダの解説とは関係ないのですが、ここにまとめておくと後で探しやすいので、「補講」と言う形にしました。
『特定の性格特性の説明』の所の表にある「開放性の高い値の人の記述」を見れば、これは3種体癖のことだとすぐに分かります。「開放性の低い値の人の記述」の“自分の感情について考えたり、感情を表に出すことがほとんどない。”と言うのは、4種体癖そのものです。
「誠実性の高い値の人の記述」は、ガンバレというとその気になる7種体癖を表しています。「誠実性の低い値の人の記述」の“規則や義務は無視して、やりたいことをやる。”は、8種体癖そのものです。
「外向性の高い値の人の記述」の“リスクを負うことに興奮を覚え、いろいろ起こらないと退屈に感じる。”は、5種体癖の特徴です。「外向性の低い値の人の記述」は、夢民(ムーミン)の仲間で夢想的な6種体癖を表しています。
「協調性の高い値の人の記述」は、母性愛の10種体癖そのものです。「協調性の低い値の人の記述」は、父性愛で自分にも他人にも厳しい9種体癖の特徴を表しています。
「神経症傾向の高い値の人の記述」は、感受性の中心が毀誉褒貶・頭脳にある1種体癖の特徴です。「神経症傾向の低い値の人の記述」は、表の一覧を見て“あっ、これは私だな。”ということで、2種体癖を表しています。
面白かったのは、“続きはこちらから”の「複合的なパーソナリティ」の一覧表です。私の体癖は一項目が2種、二項目が8種なので「2-8」なのですが、一覧表の「神経症傾向・低」と「誠実性・低」の交わる所を見ると、“形式張らない、控えめ”とあります。“結構、当たってるな~”と思い、妻の「3-7」を見ると、“如才がない、完全主義、勤勉、威厳、洗練された”とあり大笑い。一覧表を妻に見せて説明すると、感心していました。
自分の体癖を知っている方は、一覧表で遊んでみて下さい。なお、自分の体癖や他人の体癖を調べる方法は、「東洋医学セミナー」の初級講座で詳しく説明しています。
私がウィキペディアの「ビッグファイブ (心理学)」を見て感じたのは、“心理学者の人が「体癖」を学ぶと、全く別の世界が見えてくるだろうな”と言うことです。