注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

在日米軍基地周辺でPFAS #三沢基地 #横田基地 #横須賀基地 #厚木基地 #岩国基地 #嘉手納基地 #普天間基地https://t.co/mdDGyiatQj pic.twitter.com/K9ksn0GhbN
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熊本市内の井戸水や河川で検出のPFAS、産業廃棄物処理場が影響した可能性…熊本市長が発表 : 読売新聞オンライン 2024/12/07
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井芹川上流にある処理場 最大58倍の値
年明けにも専門家でつくる委員会を設置し、原因究明にhttps://t.co/rtgU8g3PmJ
水道水のPFAS濃度、26年から検査義務へ 基準超で原因を特定 | 毎日新聞 2024/12/24https://t.co/hoYGb8ySI1
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水道事業者には原因の特定や改善措置が義務づけられる。改善しない場合、国土交通省が改善指示を出す。従わない場合は給水停止命令や罰則もある。
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米環境保護庁(EPA)は、2022年にPFOSとPFOAの毒性をより重く捉え、飲料水として生涯摂取し続けてもよい濃度を引き下げました。それまでの合計1リットル当たり70ナノグラム以下を、PFOSを同0・02以下、PFOAを同0・004以下としました。
これに対して日本の環境省は、従来の暫定目標値である1リットル当たり50ナノグラムのままです。この決定には内閣府食品安全委員会(食安委)が設置したPFASワーキンググループ(WG)の「評価書」が参考にされていました。その評価書では「健康影響がないと推定される1日当たりの量である耐容1日摂取量(TDI)」を、「PFOSとPFOAで体重1キロ当たり各20ナノグラム」とされています。暫定目標値と違う基準を持ってきて、嫌味のようにややこしい。
2026年4月から環境省は、水道水に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の濃度を従来の暫定目標値から「水質基準」に格上げします。そうなると基準値を超えた場合、水道事業者には罰則を含む義務が課せられます。そしてその基準値は、食安委の設置したPFASワーキンググループ(WG)の評価書が参考にされるわけです。
そのWGの評価が問題になっています。WGは、専門家が選定した257件の参考文献のうち、PFASが健康に悪影響を与えることを指摘する122件の最重要文献を含む190件を恣意的に不採用にしていました。その結果「TDIの数値に疑義が生じる」可能性が指摘されています。「専門家が信頼性を客観的に判断して選んだ文献が説明もなく大量に不採用」にされ、その選定過程が不透明なことについてWGは適切な回答をしていません。
内閣府が意図的に選んだ人々が政府の要求に応じた結論を出して責任の所在をウヤムヤにするスキーム、それがWGなのかも。