アーカイブ: まのじ
「あの人は今」の二人 〜 ドイツ保健省カール・ラウターバッハ大臣とウクライナの美しすぎる元検事長ナタリア・ポクロンスカヤさん
ユリシス様の記事によく登場したドイツのカール・ラウターバッハ保健大臣という人がいます。ワクチンの注射針を両手に持って金歯を光らせて笑う写真は衝撃でした。この「金歯の妖精」大臣は予防接種キャンペーンを推進する一方で、ドイツで盛んなホメオパシーを攻撃していたと記事にありました。
ところが先日、手のひらを返したかのような発言をしていました。ワクチン接種後の副作用に苦しむ人々の救済プログラムを発表し、障害を受けた人たちに「申し訳ない」と述べたようです。2021年に「副作用が全くない」と発言していたことについては「誇張だった」そうです。どこが誇張だよ!とファクトチェックできる動画を編集された方が、最後に「○○○!」とぶつけていました。日本のデマ太郎は「申し訳ない」とも言いません。
もう一人は、かつて時事ブログに登場したウクライナの美しすぎる検事長ナタリア・ポクロンスカヤさんです。「ぺりどっと通信」にも取り上げられた人気者です。2016年、ナタリアさんがロシア下院議員となりモスクワに赴任する頃の動画がありました。ナタリアさんはウクライナ東部ルガンスクで生まれ、クリミアで育った方だそうです。「クリミアは私の人生です。」「クリミアは第二の祖国なんです。」「ロシアは大きな国ですから運命がどう変わるかわかりません。私はどんな立場になってもロシアのために奉仕するつもりです。」と述べていました。2014年のマイダン革命については、アメリカがウクライナの内政干渉のリーダーだと指摘しています。
— mara (@mara30346630) March 28, 2022
良く出来てるので字幕をつけた。動画作成者に敬意を表し、最後の放送禁止用語はそのまま残した。
— とうくう (逃空) (@tou_kuu) March 15, 2023
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— とうくう (逃空) (@tou_kuu) March 15, 2023
元クリミア検事長 ナタリア・ポクロンスカヤさん
— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) March 14, 2023
2016.9.1 下院議員に当選しモスクワへ行くことが決まった頃のインタビュー
この方、ルガンスク生まれクリミア育ちだったんですね。 pic.twitter.com/3X831bkCVl
ポクロンスカヤさんもマイダンについてこういう理解なんですね。
— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) March 14, 2023
私は米国は、他国の内政干渉のリーダーだと思います。… https://t.co/DsgnvzMwSm pic.twitter.com/jkjJFzYOG3
SNS時代のプロパガンダ 〜 Botを駆使した情報操作の例としてインドのモディ首相 / 防衛省も大量のインフルエンサーを利用している可能性
情報量が少なかったので驚きました。
ナレンドラ・モディ首相は、インド首相に就任する以前の2002年、「グジャラート州のポグロム」として知られるイスラム教徒への大量虐殺を指揮し、イスラム教徒の所有財産を侵害しましたが罪に問われていません。DFR様が「情報量が少なかった」とコメントされていますが、面白いことにWikipediaにはモディ首相がこの大事件に関わったことは書かれておらず、グジャラート州首相時代は「清廉潔白であることも知られている」とありました。モディ首相の世論操作は基本的にボランティアだそうです。熱狂的なモディ支持者達が一人で数十、数百台のスマホを持ち、モディ首相への批判に対する反論を、登録されたグループに一斉に送りつけ拡散を図るようです。
問題はインドではなく、日本の防衛省もすでに、こうした手法を取り入れているだろうということを懸念されていました。以前に「防衛省、芸能人らインフルエンサー100人に接触計画」という報道がありましたが「公表してもしなくても、実行することは可能です。」勝手に防衛予算の増額、使途を決めてしまう現在の岸田政権のモラルハザードは底なしの様相です。国民に対して何が仕掛けられているか、目的は何かを見極めることがますます必要です。
非常に興味深いエピソード。SNS時代のプロパガンダとはなにかという研究についてです。タイトルにもなっている新刊”Manufacturing consensus”というプロパガンダの使命自体は新しいものではない。古いプロパガンダにも学ぶべきものがあり、https://t.co/OcpMqBddbH
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) February 3, 2023
その活動がSNSという新しいツールを得てどのように変容しうるのかということに注目すべきということでした。SNSでいえばやはりBotの活動というのが特に注目されます。つまり一度に数百・数千のアカウントが同じ内容を拡散し始める。これは「人気」をマニピュレーションするという行為であり、 pic.twitter.com/2h1hz31kAf
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) February 3, 2023
それに引き続いてだいたい数千くらいのフォローワーを持つnano influencerが(大抵の場合は世論マニピュレーターから手当をもらって)、そのナラティブを心理的に強化するという戦略が主に取られているということでした。
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) February 3, 2023
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IR・カジノ予定地の不動産鑑定評価に大阪市が不当な介入をした疑惑 〜 大阪府知事候補のたつみコータロー氏らが松井市長の虚偽答弁を糾弾
IR・カジノ予定地「夢洲」地区の不動産鑑定評価に大阪市が不当な介入をし、また松井市長が虚偽の答弁をしていた疑惑が発覚しました。大阪府知事候補のたつみコータロー氏が緊急記者会見を行い経緯を説明しました。
松井市長は、これまで一貫して「IRというのは日本にないということで鑑定事務所からIRを基本とした鑑定額は出せないという話がありましたので考慮外とした」と述べていました。IRを「考慮外」にすると(土地の鑑定価格にIR施設の価値を反映させないと)大阪市所有の夢洲の評価が下り、IR業者への賃貸価格が安くなります。松井市長は大阪市民に向けては「この土地を一円でも高く売るために頑張ってきた」と説明していたようです。しかし4社の不動産鑑定業者から出された「考慮外」の安い価格を大阪市が(仕方なく)受け入れた、という形でした。
ところが情報公開請求によって入手できた公文書によると、大阪市が鑑定業者からの説明を受けたとされる時期より以前に、大阪市の方から鑑定業者に対して「考慮外」とするよう求める確認書が出てきました。鑑定業者からの要望ではなく、当初から大阪市は土地価格が下がることを知っていながら「考慮外」の条件で進めていたことになります。土地の評価額が下がるとIR業者は喜びますが、大阪市民にとっては損害です。松井市長の説明は時系列的にも内容的にも虚偽であることが判明しました。
これまですでに指摘されていた土地価格の談合疑惑と土地価格が不正に引き下げられている疑惑について吉村知事は、専門家の鑑定評価を受けているので適正だという見解でした。しかしその鑑定評価そのものが不当である可能性が出てきたわけです。そもそも松井市長の説明にあった「鑑定業者からIRの前例がないため鑑定評価が難しいという提起があった」という文書すら「不存在」だったようです。初めから嘘を圧力で押し切った鑑定結果でした。圧力のない形での鑑定のやり直しが必要です。
なによりこのような事実はネット上で公開されても、メディアが取り上げなければ問題が表面化しません。記者会見に来ていたメディアは是非とも大阪市、そして松井市長に厳しい追求をしてほしい。
IR土地不動産鑑定評価の条件がIRを考慮しない事を、大阪市から鑑定業者側に依頼した文書が見つかったとい新事実についての会見です!。
— ポストマン 開示請求クラスタ (@postmankaiji) March 14, 2023
これが本当ならとんでもないこと。
松井市長が嘘をついていた、不当に土地代を安く設定しようと市側が工作していたことになる。#たつみコータロー https://t.co/VBaMJuIqRV
「IR考慮外」は大阪市からの指示。カジノ賃料不正疑惑で新たな事実が判明 20230314 https://t.co/qPBhay8PfW @YouTubeより pic.twitter.com/a80WHVl33I
— たつみコータロー 元参議院議員(無所属) (@kotarotatsumi) March 14, 2023
大阪市は鑑定依頼の直後に、「IR考慮外」を指示していたことが判明。 pic.twitter.com/8Yayn53M3p
— たつみコータロー 元参議院議員(無所属) (@kotarotatsumi) March 14, 2023
そして「IR考慮外」で土地評価が下がることを大阪市は認識していた。ウソにウソを重ねてカジノを進めようとする大阪市。松井市長、吉村知事の責任は重大。 pic.twitter.com/WRYprtL782
— たつみコータロー 元参議院議員(無所属) (@kotarotatsumi) March 14, 2023
中国の仲介でイランとサウジアラビアが関係修復、いずれもBRICSへ / イランとベラルーシが包括的相互協力を協定 / 世界のGDPはBRICSがG7を抜く
3月11日にイスラム2大勢力、スンナ派のサウジアラビアとシーア派のイランが国交を修復したという驚きの報道がありました。しかもその仲介をしたのが中国であったという点がさらに注目を集めました。サウジとイランの断絶はスンナ派とシーア派の対立というよりも、ロックフェラー家と深く結びついたカルト集団ワッハーブ派のサウジvsそれ以外のイスラムという対立構図があったことは、seiryuu氏の「ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第18話 ― サウード・ワハビ家」に詳しいです。アメリカによって常に分断されてきた両国の関係修復が北京で成し遂げられたことの意味は大きく、サウジとイランはいずれBRICS陣営に加わる見通しとなりました。「ロシアにとって大きな援軍を得た」とのツイートもありました。さらに12日にはメキシコがBRICSへの加盟を正式に申請しました。経済が好調なメキシコが加わり、世界のGDPで、BRICSはG7を上回ることになりました。13日にはイランとベラルーシが「政治、経済、領事、科学技術、教育、文化、芸術、メディア、観光の各分野における包括的な協力」を協定しました。アメリカの傲慢な覇権主義と異なるこれらの親露の相互協定は、新たな世界像を見るようです。
日本は本来、イランともサウジとも良好な関係があり、仲介役になりうる立場でした。没落のG7に追従するあまり、世界の主流に乗り遅れています。
イスラム2大勢力のスンナ派のサウジとシーア派のイランが、中国仲介で関係を修復した! すでに宇紛争との関連でサウジはロシアを支持している。一方イランはもともとロシアとは軍事、政治、経済で親密な交友があった。米国にとってまさに災難、ロシアにとり大きな援軍を得た。https://t.co/cU9ityj0Gj pic.twitter.com/fiKtul4lMI
— 青山貞一 (@TeiichiAoyama) March 11, 2023
サウジの王子が、米国は傲慢にすぎ、付き合えない。また昨年来サウジはBRICSに加盟を希望し、JSO(上海条約機構)にも関心を持っていた。イランは既にBRICSへ加盟申請をしており、ロシアとは軍事、中国とは経済で交流積極化。2国の修復は東側勢力に全体に朗報だ! pic.twitter.com/s7K9Ykjy0n
— 青山貞一 (@TeiichiAoyama) March 11, 2023
メキシコが BRICS への加盟を正式に申請。
— 波平でgo (@h19770512) March 12, 2023
おめでとうございます㊗️ https://t.co/PofuTxGgaO
みんな向こうに行っちゃってもう米国は経済制裁みたいな弱い者イジメできなくなるね。
— ᶠᵃᶜʰⁱʳⁱ (@v_fachiri) March 13, 2023
まあ当たり前か。やせ我慢の脱炭素西側陣営で無駄金使うより石油たっぷり持ってるBRICs+GCC陣営のほうがいいもんね。 https://t.co/BV1QSWBvEn
メキシコがBRICSへの加盟を申請
— 才蔵 (@shiratori_saizo) March 12, 2023
世界GDPでBRICSがG7を上回る pic.twitter.com/mrX5rbTN6O
⚡️⚡️🇷🇺との BRICS は、世界の GDP BRICS で 31.5%、「ビッグ セブン」で 30.7% という点で G7 を上回りました。 👏🎉
— Moscowiana🇷🇺 (@5XSSjZEDx2J13Zw) March 12, 2023
国や地域を GDP で比較することは慣習的ですが、事実を述べることができます。
西洋から解放された国の経済力と独立性は高まっています。 pic.twitter.com/0OsR4Qg4N0
イランとベラルーシが2026年までの総合的協力協定に署名。一挙にすごい事になってきた。ガラガラと音を立てて世界は激動している。日本は没落する側の戦争屋にへつらっている場合ではないだろう。 https://t.co/FRL4kQtCic
— Y. Nozaki, Prof.(Development Studies): 野崎泰志 (@yasushi61) March 13, 2023
まず、ファイザーとモデルナの非臨床試験や臨床試験で生じた有害事象の全データについて、厚労省は「2023年4月3日までに相当の部分の開示決定を行い、残りは2026年3月末までに開示するかどうかを決定する」という歯切れの悪い回答をしました。次に購入契約書については「公にすることにより、当該法人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがある」として不開示を決定しました。
福島名誉教授は「非常に国民にとって重要なことだからみんな知る権利があるわけです。」と述べ、国が国民に対して不利益な隠し事をしてはならないという態度を示されました。福島名誉教授は国民の一人として不開示決定の取消を求める民事訴訟を起こされる予定です。番組では「アベノマスク」の発注数や単価の不開示を取り消す判決が出たことを効果的に伝え、この件よりもさらに莫大な公金が投入された新型コロナワクチンの詳細が明かされるべきだと訴えました。
わずか4分足らずの番組に重要な事実がたくさん盛り込まれていましたが、それでも伝えきれなかったインタビュー、そして国会での追求、政府答弁は全て国民が知るべき内容でした。サンテレビニュースは番組に乗らなかった部分を追加の動画でアップしています。
その動画の前半は、福島名誉教授のインタビューです。有害事象の全データについて、サンテレビ藤岡キャスターが「開示する、ではなく、開示の決定をする、という回答なので、不都合なものを開示しない可能性もあるのではないか」と問うと、福島先生は「当然あると思います。」「ただアメリカですでに開示されているデータは翻訳してネットに上げます。」ここで確認できる有害事象によって、多くの人々の不調の原因がワクチンだと立証できるそうです。原因不明で見放されている人々への指針になります。
動画の後半は、なんと国会中継でした。昨年4月の衆議院厚生労働委員会で、立憲民主党の井坂信彦議員(兵庫1区)がワクチン購入の単価を問う重要な質疑をされていました。後藤厚労大臣は「企業側が他国と交渉する際に不利益を被る恐れがあり、我が国とは契約を結ばないという事態になることを避けるため、企業と秘密保持契約を締結している」と答弁しました。国民よりも企業の利益が大事だと堂々と答えています。伊坂議員は「2兆4千億円使っていながら単価は答弁できないというが、ユニセフのワクチン・マーケット・ダッシュボードには各国の購入単価がずらりと出ている。これによるとファイザーはおおむね15ドルから20ドルの範囲に収まっている。日本は単価32ドルで購入している。」と、欧米の倍近い値段で購入していることを指摘しました。その後の後藤大臣の、購入単価をごまかそうとする見苦しい売国答弁は14:58からです。この中継部分を取り上げたサンテレビの強いメッセージが見えてきます。