世界潮流が起き上がる 〜その背後での支配層の争い
1881年、世界の歴史はまた大きく動き出しました。この年の3月、執拗な暗殺攻撃を受けていた
ロシア皇帝アレクサンドル2世が遂に暗殺されてしまいました。
事前から周到に仕組まれていたことではあったのですが、暗殺グループに(ハザール)ユダヤ人女性がいたことから、現在のウクライナ地方を中心にポグロムの嵐がロシアに吹き荒れていきます。
このアレクサンドル2世暗殺とそれに端を発したポグロムが世界に激甚な影響を、もっと言えば
巨大な世界潮流を発生させたのです。このユダヤ問題のポイントの出だし、近・現代編の
3、
4、
5話に記した潮流です。即ち、
①ハザール・ユダヤ人の米国(特にニューヨーク)への大量移民からの米国の「乗っ取り」
②ロシア国内革命運動激化からのロシアの「乗っ取り」
③ハザールユダヤ人移民初期シオニズムからのパレスチナでのイスラエル建国
以上の世界潮流でした。
この世界潮流の背後にあって、周到にこの準備を進めていたのがロスチャイルド家、これには
1815年のウイーン会議からの
ロシア皇帝への確執があったことは、その後
縷々見てきた通りです。
ただし、この皇帝暗殺を機に起こされた世界潮流は、単にロスチャイルドの私怨に留まらず、真の広義のシオニズム運動であり、ハルマゲドン計画の一環になっていたのです。
つまりロスチャイルド家の動きの更に背後にはホワイト・ロッジ、ブラック・ロッジの存在があったのです。
この1881年は、7月に米国のガーフィールド大統領も暗殺されています。『
悪魔に愛された女』によればこの大統領暗殺は粛清でした。ブラック・ロッジ、フリーメイソンに所属していたガーフィールドは組織から粛清されたとなっています。
ジェームズ・ガーフィールド
(第20代アメリカ合衆国大統領)
さらにこのガーフィールドの粛清の前には、組織の大幹部であった「ロスチャイルド氏」も、所属していたブラック・ロッジの組織から粛清されたことがこの本では記されてあります。
1773年に世界革命秘密会合を主催したロスチャイルド初代マイヤー・アムシェルは、ブラック・ロッジに所属しその支援を受けていて、表のイルミナティに分類されます。
しかしこの1881年頃には既にロスチャイルドの本家の方は、ホワイト・ロッジ闇組織、つまり裏のイルミナティに移っていたような気がします。粛清されたロスチャイルド氏はスパイとしてブラック・ロッジ、フリーメイソンに残留していたことが発覚して、組織から粛清されたように思えます。もしくはアレクサンドル2世の暗殺も関係があったかも知れません。
死の床のアレクサンドル2世
世界の支配者層は先ずほぼ例外なく何らかの秘密結社に所属しています。アレクサンドル2世はブラック・ロッジに所属していて、そのアレクサンドル2世がロスチャイルド家の命令で暗殺されたので、その報復としてブラック・ロッジ組織に所属していた「ロスチャイルド氏」が粛清された可能性もあるように思えます。
ともあれ、ホワイト・ロッジとブラック・ロッジの対立、そしてホワイト・ロッジ内、ブラック・ロッジ内の対立と言った支配層グループの中での対立があったことがうかがわれます。
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沖縄県の玉城知事は県民を守るために、日本政府が米軍に対して主権国家らしく感染防止策を要求をするよう、日米地位協定の見直しを含めて河野太郎防衛相に要請しました。安部首相も国民を守るために米国に対してガンガン要請するのが本来だと思うのですが、姿を消したまま、、、。