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18/5/7 フルフォード情報英語版:秘密政府の最上位レベルでの粛清が悪魔主義者の破滅をもたらす

 イスラエルが結構追い詰められております。個人的にはツイッターでイスラエルを扱き下ろすものが多く廻って来るようになったかな、という程度なのですが、裏では色々進行しているのかもしれません。
 そしてマルタ騎士団総長の代替わりです。写真を見るだけで、印象が全く違う二人なので大変分かり易い。フランシスコ法王に繋がってていーのか、とは心配になりますが。
 レオ・ザガミ氏はアレックス・ジョーンズ氏の番組に出演したり、バチカンおよびP2ロッジの内部告発をしている方なので、今は改心していると私は理解していたのですが、やはり今回のコメントで自信が無くなってきました。
 隷属国家日本の安倍同様、フランスもマクロンが居坐り続けているし、胸のすくようなニュースが欲しいです。と思っていたら、今回は最後でちょっと面白くなってきました。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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秘密政府の最上位レベルでの粛清が悪魔主義者の破滅をもたらす
投稿者:フルフォード

マルタ騎士団の新総長


首脳陣の交代と裏に潜む黒幕連中の粛清が、地球のための戦いにおける膠着状態を打破しつつある、とペンタゴン・バチカン・諜報機関其の他の情報源が言っている。彼らによると、これはG7のリーダー何人かの粛清と、9.11および3.11の真実の公けの開示という形で結実するであろうと思われる。

この過程の幕開けとして、5月4日に“辞任”した形となっているNSA長官のマイク・ロジャーズ大将が、「カバールに致命的な打撃を与えんと下院で証言するつもりだ」と複数のペンタゴン筋は言う。


5月2日に【それまでも総長代理だった】ジャコモ・ダッラ・トッレ師をマルタ騎士団の第80代総長として正式に選出したというのが、公けに見ることの出来るこの変化の印の一つだ。
https://www.ncronline.org/news/world/knights-malta-elect-interim-leader-new-grand-master


これが重要になってくるのは、マルタ騎士団が単なる慈善団体ではなく、そこに所属している人間、つまり西洋のエリート最上層部の連中が命令に従わないといけない騎士団だからだ。

ある際にMI6が私に団員のリストを送ってくれたことがあるのだが、そこには軍産複合体を支配出来るだけの数の上級のアメリカ軍将校や【諜報】機関の職員の名が含まれていた。残念なことに、どこぞの誰かが私がその【情報】を持っていることを懸念したのか、私のコンピューターだけでなく、隠しておいたと思っていた外付けバックアップ用ハード・ドライブからも消してしまった。

しかしながら、其の他の一般に出回っているリストで、ジョージ・ブッシュ・シニアだの、ヘンリー・キッシンジャーだの、デイヴィッド・ロックフェラーだの、エリザベス女王だのといった連中が含まれていることは見て取れる。
https://www.biblebelievers.org.au/kmlst1.htm

ダッラ・トッレについて興味深いのは、レイモンド・バーク枢機卿の配下にいた前任者のロバート・フェスティング師とは異なり、フランシスコ法王に付き従っている点だ。以下は悪魔主義者を自称するレオ・ザガミがこの動きについて語った内容である:
【※前総長ロバート・フェスティング師】

「(CIAの保守派を含む)世界中の軍および諜報機関界では未だにすこぶる強力なマルタ騎士団という、フランシスコを脅かしうる最後に【残された】伝統主義的な騎士団がどうやら伝統とキリスト教の防衛戦に敗れてしまい、私たちの最も恐れていたことが現実となったのです」
http://leozagami.com/2018/05/02/pope-francis-takes-over-the-knights-of-malta/

ザガミが筆者に語っていたのだが、彼は人間の胎児を食したことがあり、“悪魔”その他の存在を“召喚”するためのオカルト儀式に参加したことがあるそうだ。こういった“伝統”を彼は守っているのだと思う。また彼はキリスト教が「奴隷のための宗教」だとも言っていた。つまり彼が防衛していた「キリスト教」とは、人類の奴隷状態の継続という訣だ。

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種子-みんなのもの?それとも企業の所有物?~印鑰智哉氏講演会~中編

 印鑰智哉氏講演会(前篇)からの続きです。
 アメリカでは、遺伝子組み替え作物(GMO)の危険性を察知した、子どもを育てているお母さんたちが立ち上がりました。Unstoppable Moms運動として、遺伝子組み替え作物を使った商品を購入しないように呼びかけたり、その企業に意見書を送ったり、食品表示義務を求めるデモを行ったりしたのです。
 企業は売り上げが5%下がると、ようやく危機感を覚えてその対策を講じます。スーパーでも、最初は有機野菜を販売して欲しいという要望があり、試しに小さなコーナーを作ったところ、想定以上に好評で今では有機農家にローンを出して有機野菜の増産を依頼するまでになっているとのことです。それもコストコというアメリカを象徴するような大規模スーパーでの話です。
 ですから、声を上げることが大事になります。声が大きくなると企業も重い腰を上げざるを得なくなるのです。
 印鑰氏の講演においても、熱心に聴いてくれるのはやはり子どもを育てているお母さんたちとのことです。母は強し!ということではありますが、このまま狂ったグローバリスト中心のヒエラルキー社会をいつまでも続かせるわけにはいきません。
 今何が行われていて、どうなっていこうとしているのか!国民主権に照らして、不正な権力の暴走に対しては声を上げて正していくことが望まれています。

 このままでは「日本はGMOのゴミ捨て場になる!」とまで海外の研究者にいわれているのが日本の現状なのです。
「消費者が意識を持たなければ事態を変えることはできない!」と。

(しんしん丸)
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『種子-みんなのもの?それとも企業の所有物?』中編
1.NonGMOに切り替える


豚に遺伝子組み換えの餌をあげるのを止めると、胃腸に関する病気や死亡はなくなり、受胎率は上がりました。
ある家族が実験で二週間、有機野菜を食べる生活をしてみたところ、実験前には計測されていた数種類の有害物質がほぼゼロとなっていました。

2.米国の親たちが立ち上がり出した


・アレルギーに苦しむ子どもへの対応で遺伝子組み換えの問題に気がつき、食から遺伝子組み換えを排除したところ改善したことに驚いた一人の母親がその体験を周りの母親に伝えました。そしてそれは、母親から母親へと。
Moms Across Americaというグルーブを結成し、医師などの協力をもとに活動します。

3.親たちが国境越えてつながる


・この運動は、2015年には国境を越え、さまざまな国の母親たちがGMOや農業の問題に対して子どもたちを守るための国際的なイベントを開催しました。
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どうやら空腹状態が身体に良いらしいという4つの記事 〜 スプートニク日本より


 連休中は、普段よりも食事の機会や量が増え、どうも体調が狂ってしまいました。時事ブログでは以前から少食の良さを紹介していますので、内心マズイなあと反省しておりました。
すると、それを見計らったかのように、断食の効用が判明したというスプートニクの記事にぶつかりました。
 記事によりますと、断食をすると、腸幹細胞の再生能力が向上し、細胞の若返りプロセスが2倍に加速したというのです。
断食をすると「本当に」若くなるのだな?
さらに芋づる式に、スプートニクの関連する3つの記事を並べてみますと、
 2〜4日の空腹状態は、免疫細胞をリニューアルしてくれる。
 飢餓状態になると、がん細胞の増殖が抑制される。
 極めつけは、おなかが空くと、頭が良くなる!
時事ブログ読者諸氏には、目新しいことではないかもしれませんが、ついついお煎餅を食べて空腹を紛らわせてしまうまのじ、そろそろ本気の空腹に挑戦すべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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断食と細胞老化の関係が見つかる
転載元)
マサチューセッツ工科大学の生物学者らは、断食が腸幹細胞の再生能力を向上させることを明らかにした。サイトMedicalXpressが伝えた。

学者らは、マウスを使った実験を行った。24時間エサを与えられなかったマウスの腸幹細胞を摘出し、培養した。

結果、断食後に細胞内で異化に変化が起こった。グルコースの代わりに脂肪酸の分解に切り替わった。これが新しい細胞の出現プロセスを大きく促進し、細胞の若返りプロセスが2倍に加速した
学者らは、同研究が炎症性腸疾患の高齢者や、化学療法を受けた後のガン患者のための薬の開発に寄与することに期待している。
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飢えは免疫の一新を促進する 研究者
転載元)
実験の参加者は6ヶ月に渡り、定期的に2日〜4日間空腹状態になった

チームを率いたウォルター・ロンゴ氏によると、空腹状態で身体はグルコースや脂肪、他の体に蓄えた栄養素を活発に用いるとともに、大量の白血球を破壊し始める。

そうした損失は身体に、免疫細胞を新たに作り出すよう信号を発する
免疫系を更新すると、新しい物質が届かなくなるので身体はエネルギーの消費を抑えようとする。これを行う方法の1つは、「損傷している可能性のある免疫細胞を始めとする不必要な免疫細胞の多く」を一新することである。
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生物学者、がんに「ダイエット」させてがん細胞を消滅
転載元)
モスクワ国立大学の生物学者とスウェーデンの生物学者たちが、がん細胞を絶えず飢餓状態におき、その自滅を妨げるたんぱく質を生成させないようにしてがん細胞の増殖を抑制することに成功した。雑誌BBA General subjectsに掲載された記事の中で述べられている。

がん細胞の特徴は、非常に多量の栄養分と酸素を吸収することで勝手に成長、増殖することにある。

栄養分のアクセスを制限するがん細胞内でたんぱく質が活性化すると、細胞内でオートファジー(自食作用)のプロセスが始まる。
細胞内で「自食」を司るたんぱく質は、その働きをブロックする同様の化合物によって「バランスが取れている」という。

一方、がん細胞ではこのバランスががんの「自食」を妨げる細胞に移るため、腫瘍細胞がこれほどしぶとくなる。

(以下略)
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おなかすくと頭はよくなる
転載元)
(前略)

食べないでいると体内組織の中で食欲を増進させる飢餓ホルモン「グレリン」が増加する。長時間食べないでいると体内のグレリンの濃度が高まり、これが新たな脳細胞の形成を刺激する

マウスを使った実験ではエサを少なく与えた方が満腹になるまで食べさせられた他のマウスより高い知能を発揮した

動物実験をうけて研究者らは次回は人間を対象にした同様の実験を行う計画。

サウジもイスラエルも孤立し、世界的革命が起こる可能性は高い ~ローマ法王が「マルタ騎士団」を完全に掌握し、世界各地で根本的に変わろうとしている~

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の中でフルフォード氏は、サウジもイスラエルも孤立しており、世界的革命が起こると言っています。その可能性は高いと思います。日本もおそらく、安倍政権が倒れると思われます。
 この変化を後押しすると思われる事柄が、今日のフルフォードレポート日本版に出ていました。ローマ法王がマルタ騎士団を完全に掌握したというのです。
 5月4日の記事のコメントにおいて、4月17日に宇宙連合は、“コブラのRMと彼らに協力する集団を完全に滅ぼした”と報告してきたことをお伝えしました。
 この宇宙連合というのは、コーリー・グッド氏が球体連合(スフィア・ビーイング・アライアンス)と言っているものです。球体連合の指導者から報告が入ったわけです。コブラのRM (レジスタンス・ムーブメント)とプレアデス高等評議会を含む宇宙人の集団が滅ぼされ、肉体(狭義)の表層部分のみが残っている状態になっていることをお伝えしました。
 彼らは、マルタ騎士団を通じてカバールともイルミナティとも言われる組織を動かしていたので、彼らが滅ぼされた以上、フランシスコ法王が属するイエズス会側のカバール(表のイルミナティ)がマルタ騎士団を掌握することになるのは、当然だと思われます。
 こうなると後は比較的簡単で、闇の館(ブラックロッジ)を頂点とするカバールを順次上から滅ぼしていけば良いことになります。彼らには降伏の機会が与えられるでしょう。変化は今日からすでに始まると言って良いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国家非常事態対策委員会(5/3)
転載元)


総裁マイケルグリーンの起訴が60日間延長された。司法取引により色々暴露するのではないか
フルフォード
・FBIのトップは首になっている。
下の方は司法取引で、暴露していると聞いている。
アメリカ軍はトランプの裏にしっかりついている。
・アメリカ軍は逮捕する力を持っている。
・トランプの過去の暴露情報なんか無視しておけばいい。
総裁:ジョン・ケリーもトランプは馬鹿だと言っている。トランプは浮いているんじゃないかと思っている。
フルフォード
・ジョン・ケリーはそんなことを言っていない。トランプもフェイクニュースだと言っている。
大手マスコミの90%は反トランプで動いているが、それだけでは効果ないでしょう。
大手マスコミを信じているのは米国人の6%
・サルマンも、クシュナーも最近表には出ていない。何か起こっているかもしれない。(おそらく逮捕されていると思う)
・海の中で海獣が戦っている。目に見えないが、大きな戦いがある。
総裁ネタニヤフがイランの核開発を今もやっていると言いだしたが、それは20年前の話である。
フルフォード
それをやらせているのは、ロスチャイルドフランス分家。英国ロスチャイルドは無関係。
英国内務相の辞任の本当の理由は、ロシア偽毒ガス事件、シリアの毒ガス事件に関与したので、首になった。
・メイも首になるはずだ。
世界的革命が起こる。
総裁欧州における反EU勢力は発展するか?
フルフォード
・英国以外の欧州はロシアと仲良くするのが得策。
ロシアは中近東、ロシアの石油と中国の産業を組み合わせてユーロシア同盟を目指している。
サウジも、イスラエルも孤立している。
・ソ連崩壊のアメリカ版が起きている。
・ソ連崩壊時にクーデターがあったが無力であった。
米国も末期症状である。
総裁拡大するユーロシアに日本が参加しないと、日本の危機になるのではないか?
フルフォード
ユーロシアは世界政府の道筋であり、世界から対立をなくす方向に行くはず。
総裁今の日本の総理大臣の中近東訪問は、今の動きに逆行しているのではないか。
フルフォード
今年は旧体制が崩れるのは加速している。
・日本人の時代が来る。
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マルタ騎士団の変化により欧米社会が大きく変わる
引用元)
5月2日、ローマ法王が「マルタ騎士団」の最高指揮権を完全に掌握した。それにより今、世界各地で従来のストーリーが根本的に変わろうとしている。

マルタ騎士団の中核メンバーについては下記リンクの名簿を参照して欲しい。パパブッシュやベイビーブッシュ、ヘンリー・キッシンジャー、ロックフェラー、ロスチャイルド、エリザベス女王…等々、欧米王侯貴族らの名前が確認できるだろう。
https://www.biblebelievers.org.au/kmlst1.htm
マルタ騎士団は、キリスト教カトリックの騎士修道会であり、外面的には「慈善団体」であるが、水面下では1000年以上の歴史と軍産複合体への多大な影響力を持つ欧米裏権力の一翼である。代々、欧米各国における多くの軍幹部らも入団しており、イタリアP2フリーメーソンの幹部筋も「欧米軍司令部の最高峰に君臨するマルタ騎士団は、欧米社会を仕切る重要な組織の1つだ」と証言している。
 
【 マルタ騎士団 】
先週2日、そのマルタ騎士団の第80代総長としてローマ法王に忠実な穏健派、“フラー”・ジャコモ・ダッラ・トーレ・デル・テンピオ・デ・サンギネット(Frà Giacomo Dalla Torre del Tempio di Sanguinetto)副長が選出された。彼は昨年5月から任期1年の臨時総長として務めてきたが、今回の選出で終身の総長となる。

マルタ騎士団は「欧米社会が大きな戦争に突入するか否か」を決める際に多大な影響力を発揮する。そのため、その命令系統の頂点が「旧体制のテロ戦争派」を

ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第24話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の四)

 「今から~の期間だけ、あなた様だけへの特別な御案内です・・・。」これはセールスなどでよく使われるフレーズです。「期間限定、あなただけ、特別です。」これに私たちは弱いのです。ついつい不用な商品を購入してしまったりします。その気になってしまうのです。ただしそれは勧誘側が、相手がフラットな状態にあり、購入を選ぶも断るも自由な状態でそのフレーズを使用するならば、正常なテクニックの行使で問題はありません。しかし勧誘の状況が、密室状態や「脅し」など恐怖や強い不安を惹起せしめる場ならば、話しは別になってきます。
 終末思想を説く多くの宗教による布教は、これに該当するような気がします。また勧誘を受ける側の問題もあります。「あなただけ特別」とされると「私だけが特別で他の多くの人々と比較して勝れる」と思い込む点です。
 「私は特別」これには何らの問題もありません。「他と比べて自分だけ」が問題なのです。「自分が特別なように、全ての存在その一個一個が同じように特別だ」。このような視点で日々過ごすならば正常でしょうが・・・。
 ハルマゲドン陰謀団は、終末思想で恐怖や不安感を抱かせる一方、「私たち権威からあなたは特別に選ばれる」と人々の優越感をもくすぐり、このようにして宗教は世界中に拡大浸透してきました。宗教を世界中に拡大浸透させる、これこそがハルマゲドン陰謀団にとり、その計画実現のための中心となる柱だからです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 第24話 ― ハルマゲドン(救世主降臨)計画(其の四)

pixabay [CC0] 1 & 2


恐怖と選ばれし者の優越感 ~到来する新エルサレムの住人とは



さて、お前さん、前回の最後で、黙示録の内容から、キリストは世界人民を救済するわけなどではなく、むしろユダヤ民族以外は奴隷支配される恐れもあるのに、世界の人々が信者となってキリスト教が世界宗教として広まったと、言ってなさったね?

そして、このことに対して、そのキリスト教が世界に広まった理由は教会側の戦略もあるが、それに加えて布教を受ける側の心理状態もあると? 改めてそれは?

へい、それはあっしの体験からで、随分以前のことでやすが、あっしの家に確かモルモン教の若い白人の二人連れがやってきたことがあって、彼らは絵本を見せながら「地球に破局が来る」って言っていやした。
その絵本の絵は、確か地上各都市が炎に包まれていてハルマゲドンの様子を描いていたようで・・・。

ふむ、モルモン教か・・・、それは間違いなくハルマゲドンを描いていたんだろう。それで彼らは、彼らの宗教に入信して仲間になれば破局から救われるとかと言っていったのかい?

いやー、随分昔のことでそれは憶えていやせん。確か最後の審判がどうかとか言っていたかな?
それとここが大事なところなんでやすが、彼らにあっしがこう尋ねたんでさ「あんた方は幸福として何を望んでいる?」と。
そうするとこう答えたんでさ「家族と一緒になること。」。「神の前で」だったか「神と」だったか、「一つの家族となること。」と。

で、あっしが驚いたのが彼らの表情だ。恍惚の表情を浮かべていたんでさ、そう、自分たちは神の使徒として崇高な行為を遂げている、といった感じで・・・。

ふむ、なるほど、お前さんの言っていることはよく分かるよ。それで布教を受ける側の心理とは?

へい、キリスト教では人類全てが生まれながら原罪を背負っているといいやすね。そしたらあっしらも罪人だ。そこに持ってきて「最終戦争ハルマゲドンだ、最後の審判だ、信じる者は救われるが、そうでないものは永遠の地獄だ」とやられたら、そう言われる側は不安と恐怖の塊になりかねない。

一方、信者となり教会側の人間として元自分がそうだった異教徒を改宗させキリスト教を広めたりしたら、キリストの使徒になるわけでやすね?
元の罪人の自分がそうなれば、選ばれた貴人となる。教会は古くからの一大権威だ。その権威から自分だけが特別に選ばれた、となれば優越感がくすぐられるだろうと。

pixabay [CC0] 1 & 2 & 3


彼らのやり口と、それを受ける側の心理か・・・。
なるほど。・・・最終戦争らしき恐ろしい絵を見せながら破局が来て最後の審判で裁かれるぞ、とされたら、気の弱い者は恐怖に襲われ、その恐怖心から逃れたい一心で、信仰もしていないのに信仰告白などする人達もいるかもしれんね。

そして一大権威の教会から使徒だと持ち上げられたら確かに優越感をくすぐられるだろう。大概の人間は本当のところ自信が無く劣等感が植え付けられているからね。
なるほど、よく観察しているね。感心するよ。

黙示録の最後に到来してくる新エルサレム、その城壁の土台にキリストの12使徒の名前が刻まれてあるとありやす。
ならば元は布教を受ける側であっても自分が信者になり更に布教するようになり、教会から自分が使徒と認められるようになったら、最後の審判をくぐり抜け、地上世界に君臨する新エルサレムの住人になれると受け取って自然でやすからね。

途中であっしの家に来た二人の顔と言葉が思い浮かんできたんでさ。神の前か神と一つの家族になるといいながら浮かべた恍惚の表情、あれは自分たちがこの黙示録にある到来する新エルサレム住人の一人だという感覚ではないか?とね。

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