イタリアで小児へのワクチン接種が強制となる法律が承認される中、アメリカで初めてとなる医学調査「ワクチンを接種した子どもと、摂取していない子どものどちらが多くの病気を持っているか」の衝撃の結果を見てみると
ドイツの英字メディアDWの報道より
先頃、
イタリア政府が、冒頭の報道のように、
「ワクチン摂取の強制を盛り込んだ法律」を承認したということが報じられていました。
具体的には、幼少時の予防ワクチンを接種していないと、基本的に国立の保育園や小学校などへ入学できないとする、かなり強制力をもったものです(多大な「罰金」を払えば入学できるようですけれど)。
この背景として、最近、
西洋社会の人々の間に広がっている
「ワクチンへの不信感」が行動として
出始めているようで、
予防接種を受けさせない親が増えてきたことへの対処のようです。
(中略)
どんなことでも、国が強制力を持っておこない始めると、なかなか厄介な話となってきますが、ただ、私はインフルエンザ・ワクチンを除けば、ワクチンについて、是も非もどちらの立場も強く主張する気はありません。
(中略)
何しろ、ワクチンには「
有効データ以外の信頼できる反証データがほとんどない」ということもあり、それがない限りは、是も非も誰にも言えないというのが現実です。
(中略)
ワクチン接種児童 vs 未接種児童への健康に関する大規模調査
(中略)
まず記事をご覧いただこうと思います。
(中略)
Vaccinated vs. Unvaccinated: Guess who is Sicker?
2017/05/04
ワクチン接種をした子どもたちと接種していない子どもたち:どちらにより病気が多いか?
(中略)
アメリカでこれまで1度も行われなかった研究がなされ、その結果が発表された。
(中略)
「ワクチン接種を受けている子どもたち」と「ワクチン接種を受けていない子どもたち」についての疾病の発症状況に関しての調査だ。
(中略)
今の子どもたちは、その親や祖父母の時代よりも、はるかに多くのワクチン接種を受けている。
アメリカでは、6歳までに 14種のワクチン接種を 50回行い、18歳までに強力な免疫調節成分を含む 16種類のワクチンを 69回接種する。
(中略)
405人のワクチン接種を受けている子どもたちと、261人のワクチン接種を「受けていない」子どもたちを、医師が診断した結果についての発表だ。
以下はその一部だ。
・
ワクチン接種を受けた子どもは、自閉症スペクトラムと診断される可能性が 3倍以上だった
・ワクチン接種を受けた子どもは、ワクチン接種を受けていない子どもたちより
アレルギー性鼻炎(花粉症)と診断される可能性が 30倍高かった
・ワクチン接種を受けた子どもは、ワクチン接種を受けていない子どもたちよりも
アレルギー薬を必要とする可能性が 22倍高かった
・予防接種を受けた子どもは、予防接種を受けていない子どもたちよりも
学習障害と診断されるリスクが 4倍以上高かった
・予防接種を受けた子どもは、予防接種を受けていない子どもよりも
注意欠陥多動性障害と診断される可能性が 300%高かった
(中略)
今回の調査では、「ワクチン接種を受けた子どもたちは、慢性疾患、メンタル疾患、アレルギー、耳の病気、肺炎等が有意に多かった」ということになりそうです。
最近、
ワクチンに関しては、自閉症との関連を主張する人たちもいて、そのあたりも、人々の行動に輪をかけているようです。
(中略)
1975年には 5000人に 1人が自閉症として生まれてきていたのが、2010年には 100人 に 1人。
そして
今ではアメリカでは
68人に 1人が自閉症で生まれています。
(中略)
繰り返しますが、
子どもの病気の増加とワクチンが関係あるかどうかはわかりません。
(中略)
ただ、今回の調査は少ないサンプルながらも、「方向性」ははっきりと示したものではないかとは思います。
(中略)
いずれにしても、最終的には自分たちの判断しかなく、誰かを責めたり、あるいは、他人に自分の主張を「無理矢理」勧めたりすることに意味はないと思います。
(中略)
それにしても、先ほどの記事の中の、
アメリカの 5歳未満の子どもの 100万人以上が、精神神経系の薬を服用している。
17歳未満では 830万人以上の子どもたちが精神神経系の薬を摂取している。
は心痛みます。
(以下略)
下の動画はとても有名なブレジンスキーの発言です。こちらの動画のコメント欄には、この時の外交問題評議会(CFR)のカナダ・モントリオール支部でのスピーチの翻訳文が掲載されています。
ブレジンスキーはスピーチの中で、大衆的な政治的な目覚めの脅威を指摘し、世界の政治的に目覚めた大衆を支配する能力は歴史的低水準にあるとして、危機感を表明しています。そして彼は、今や“100万人をコントロールするよりも100万人を殺す方が限りなく簡単”と口走ってしまうのです。
こうした彼の焦りが決定的になったのが、ロシアのシリア介入です。2015年10月14日に紹介した記事では、この時のブレジンスキーの焦りがよくわかります。結局、彼は怒りと絶望の中で消えていったと思われます。