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Eテレ「植物に学ぶ生存戦略 4」のシロツメクサを紹介するコーナーがスゴイ! ~シロツメクサとジャンベさんに共通する「大事な関係者」

竹下雅敏氏からの情報です。
 30日午前0:30(29日深夜)から、「植物に学ぶ生存戦略 4」の再放送があり、録画しました。見逃した方はNHKプラスでの「見逃し配信」があり、配信期限は、9/2(水)午後11:19 までとのことです。
 「植物に学ぶ生存戦略 4」のシロツメクサを紹介するコーナーがスゴイ。一人では何も出来ない「ジャンベさん」が出て来ます。“ジャンベさん→じゃんべさん→じゃぁんベさん→じゃあんべさん→邪・安倍さん”を連想しました。
 シロツメクサとジャンベさんに共通する「大事な関係者」は、“仲間、ウィンウィンのパートナー、外部の優秀な人材”の3つです。「仲間」はお友達、「ウィンウィンのパートナー」は支持者(あるいは国民)、「外部の優秀な人材」は有識者会議の面々といったところでしょう。
 「ジャンベさんたちにとってのウィンウィンのパートナーは、偉くない人々です。…ジャンベさんと偉くない人々、両者の関係は相利共生とよばれ、仲良く暮らしている、そう思われてきました」
 しかし、実はシロツメクサが裏で根粒菌を支配しているのと同様に、ジャンベさんは偉くない人々を支配しているというのです。相利共生は総理強制だった訳です。
 外部の優秀な人材の例のイラストはどう見ても竹中平蔵で、“ジャンベさんも、外部の人材を寵愛し、甘い蜜を吸わせる…多くの仲間を取り込みながら、ひとつの巨大な帝国を作り上げていく”と言っています。
 四つ葉のクローバーがなんとなく幸せな気分にさせるのと同様に、ジャンベさんも、“なんとなく幸せな気分にさせ、反発心を削いでしまう。平和な空気を醸し出し、人々を思考停止にさせる。”
 「それは、人々にとって幸せなんでしょうか?」
 「わかりません。ただこれだけはハッキリと言えます。一部の人間だけが得をするまやかしの平和に気づき、NOを突き付けるのか、無知で無関心なまま、いいように飼い殺されるのか。どう生きるかは自分で考えて自分で決めるのです」
 スゴいな、Eテレ…!
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[植物に学ぶ生存戦略4 話す人・山田孝之] 待望の第4弾! | 2分PR | NHK
配信元)
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【衝撃】NHKが安倍政権批判か / 山田孝之番組で安倍首相をジャンベさんとして揶揄か「植物に学ぶ生存戦略」
植物に学ぶ生存戦略
引用元)
(前略)
注目を集めているのは「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」でシロツメクサを紹介するコーナー。ジャンベさんという名の政治家を引き合いに出し、シロツメクサのしたたかな生存戦略を解説したのだが、そのジャンベさんこそが安倍首相だというのである。

林田理沙「山田さん。シロツメクサにはどのような生存戦略があるのでしょうか」
山田孝之シロツメクサは簡単です。彼のことです
林田理沙「どなたですか?」
山田孝之事情があって仮名ですが、ジャンベさんです
林田理沙「ジャンベさん?」
山田孝之「趣味がジャンベ。だからジャンベさんです。ジャンベさんはとてつもなく偉い人です」
林田理沙「そうなんですね」
山田孝之「ジャンベさんとシロツメクサには共通点があります」
(以下略)
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山田孝之が変身!NHKアナがおじさん叩き! 「植物に学ぶ生存戦略」第4回もキテる
引用元)
(前略)
「植物に学ぶ生存戦略4 話す人・山田孝之」(NHK・Eテレ)(中略)… の根強い人気の理由は「番組の進行方法のシュールさ」だ。
(中略)
シロツメクサの花は小さい花の集合体であり、その花が少しずつ咲くことによって花の新鮮さが長持ちしていると虫たちに誤認させ、有利に子孫を残しているとの説明(中略)… 新内閣発足時の記念撮影を彷彿させるイラストを例示しつつ、「(ジャンベさんは)周りを同志で固め、1つの強い集団のように見せています」と解説した。

さらに、山田さんは、
「うっかり失敗したときは、周りにいる仲間たちが責任を取っていなくなり、すぐに新しい仲間が入ってきます。常にクリーンな集団であることをアピールし、より長い間、偉いポジションを保つための生存戦略です」
と解説したのだった。
(以下略)
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植物に学ぶ生存戦略4 話す人・山田孝之 シロツメクサとジャンベさん
引用元)
(前略)
シロツメクサジャンベさんも、一人では何も出来ません周りのいろいろな人と関係しながら生きています。
(中略)
シロツメクサの根っこにある丸いつぶつぶ。根粒といいます。なかに生息する根粒菌こそ、ウィンウィンのパートナーです。欠かせない栄養、窒素を与えてくれるのです。
(中略)
一方ジャンベさんたちにとってのウィンウィンのパートナーは、偉くない人々です。偉くない人々は、真面目に汗を流して働き、お金をジャンベさんたちにたくさん渡しています。(中略)… シロツメクサ根粒菌ジャンベさんと偉くない人々、両者の関係は相利共生とよばれ、仲良く暮らしている、そう思われてきました。

実はシロツメクサは、裏で根粒菌が支配していることがわかったのです。根粒菌が少ないと、お返しの糖は少なくてすみますが、増えすぎると弱ってしまいます。そこでシロツメクサはお返し全体を減らそうと、根粒菌をコントロールし始めます。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 
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メキシコ便り(71):メキシコは、今、とても大切な時期、分岐点にあり歴史的大改革の瞬間を目の当たりに。。。そんな汚職掃除真っ最中のドラマの一部をお届け♪

 前回のメキシコ便りで、メキシコはアルゼンチンとタッグを組み、AstraZenecaとオクスフォード大学と提携し、ラテンアメリカにコロナワクチンを供給することに取り組んでいることをお伝えしました。それと同時に、他5カ国(アメリカ、中国、イタリア、ドイツ、ノルウェー)とも提携し、ワクチン開発協力にとても積極的です。ロペス・オブラドール大統領は、国民の健康が第一だと言い、コロナワクチン調達に精を出しています。
 また、8月17日の朝の大統領コンファレンスで、記者の質問「ロシアのワクチンはもうすでに特許取得済みで準備ができているようですが、これは考慮されますか?」に対し「まずロシアのコロナワクチンの効果が出ているかを見ましょう。効果があるのなら、すぐさま連絡をとります。ロシア側が在庫の準備があるのなら、すぐに取り寄せ、私が一番最初にロシアのコロナワクチンを打ちます。」政治的理由より「国民に良いものをより早く調達!」という気持ちは伝わりました。これがロシアのワクチンなのでpopoちゃんホッとしましたが、他のワクチンだったら「やめて〜!!!」と叫んでしまいそう。😱そして、その後ロシアとの話も進み、ロシアがメキシコに2000人分のコロナワクチンを送ることになり、メキシコではロシアワクチン接種希望者を募集。メキシコ在ロシア大使館の調査によると、メキシコではロシアのワクチンが一番人気のようで希望者は殺到しすぐに募集締め切りになったとか。メキシコ人って本能的に良いワクチンがわかるのかな〜?!popoちゃんの勝手な個人的意見ですが、メキシコ人って鋭い野生の勘のようなものを持っているように感じること多々あります。

 さて、今回の記事も汚職掃除の続きです。ロペス・オブラドール政権の第一の目的は汚職撲滅。ロペス・オブラドール大統領は、メキシコでの元PEMEX(国営石油会社)社長の裁判(売国奴)とアメリカで行われているメキシコ元公安大臣ガルシア・ルナ(犯罪組織と政府の共犯)の裁判が根元まで完全に公正に裁きが行われたら、メキシコは世界の見本になるだろうと言っています。それほどメキシコは、今、とても大切な時期、分岐点にあり歴史的大改革の瞬間を目の当たりにしているよう。大統領いわく、今、正義が行われないとおそらく二度とチャンスはないだろうと。。。そんな汚職掃除真っ最中のドラマの一部をお届けします♪ 
(popoちゃん)
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メキシコ便り(71):メキシコは、今、とても大切な時期、分岐点にあり歴史的大改革の瞬間を目の当たりに。。。そんな汚職掃除真っ最中のドラマの一部をお届け♪

リーク続出!


ヨーロッパに逃亡していた元PEMEX社長エミリオ・ロソヤ(2012−2016)は、7月末に保護証人なることに同意し、本国送還されました。

Author:ペトロロメックス[CC BY-SA]
元PEMEX社長エミリオ・ロソヤ

その後、裁判が始まり、なぜか検事がエミリオ・ロソヤから手に入れた情報(動画、約70ページのロソヤの自白書類、電話の音声録音など)が次から次にリークしてしまうハプニングが続いています。それをメキシコ人はこんな風に表現!(↓)

ツイート意訳:ロソヤ裁判の情報リークを止めようとしている検事局。

メキシコ人らしいユーモアセンスで、憎めない。。。😄
でもたしかにこういうのよくありがちだわ〜。

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新型コロナウイルスの特効薬として期待される「イベルメクチン」 ~2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬

竹下雅敏氏からの情報です。
 8月10日の記事で、“低コストの薬である抗寄生虫薬「イベルメクチン」と抗生物質「ドキシサイクリン」…亜鉛などと組み合わせると「結果は回復100%」”であることをお伝えしました。“続きはこちらから”のツイートには、“イベルメクチンは…コロナウイルスに感染した患者にとって有力な治療薬、予防薬にもなりえる”とあります。
 記事を下から順にご覧ください。新型コロナウイルスの特効薬ともいえる「イベルメクチン」は、“2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬”なのだそうです。
 7月21日には、自民党本部で行われた「医療分野の研究に関する小委員会」の講師として、北里研究所の代表の方が講演を行っています。また、昨日28日には、北里研究所と東京都が「新型コロナウイルス感染症対策に関する連携協定」を締結しています。“治療薬として期待されているイベルメクチンの医師主導型治験(9月開始予定)、除菌剤・消毒剤の効果確認など”、得られた知見等を都民及び都政に還元していくとのことです。
 本来なら、「イベルメクチン」や北里研究所のこうした動きは、危険を伴うワクチン開発よりも、新型コロナウイルスの「特効薬」として重要な話題だと思うのです。ひょっとしたら、新型コロナウイルスから世界を救うのは、「イベルメクチン」かも知れないからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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学校法人北里研究所と東京都との新型コロナウイルス感染症対策に関する連携協定の締結について -- 北里大学(8月28日)
引用元)
学校法人北里研究所(東京都港区白金 以下「本学」という)と東京都は、今なお感染拡大が続いている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として、(中略)… 得られた知見等を都民及び都政に還元していく必要があるという東京都の方針に基づき、新型コロナウイルス感染症対策に関する連携協定(以下「本協定」という)を本日2020年8月28日に締結いたしました。
(中略)
本協定の締結は(中略)… 新型コロナウイルス感染症治療薬として期待されているイベルメクチン*1の医師主導型治験(9月開始予定)、除菌剤・消毒剤の効果確認など(中略)… 広く社会に貢献できると判断したこと、また新型コロナウイルス感染症に対しさらに強固な研究体制を作り上げ、効果的な対策を推進することを目的として締結するものです。

*1:2015年のノーベル生理学医学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授らが発見したマクロライド系抗生物質。
(以下略)
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花木秀明教授(大村智記念研究所感染制御研究センター長・COVID-19対策北里プロジェクト代表)が科学技術・イノベーション戦略調査会で「新型コロナウイルスに関する研究開発状況について」を講演しました
引用元)
2020年7月21日(火)、自由民主党本部で行われた科学技術・イノベーション戦略調査会「医療分野の研究に関する小委員会」に、花木秀明教授(大村智記念研究所感染制御研究センター長・COVID-19対策北里プロジェクト代表)が講師として登壇し、「新型コロナウイルスに関する研究開発状況について」として、北里大学におけるイベルメクチンの研究開発状況及び諸課題について講演を行いました。
(中略)
イベルメクチンの原材料であるエバーメクチンの供給体制ほか、日本での抗菌薬の供給体制がほとんど諸外国に依存していることなどについて問題提起をしました。
(以下略)
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イベルメクチンのコロナ論文取り下げ 米大学など
北里大は国内治験継続
引用元)
抗寄生虫薬の「イベルメクチン」が新型コロナウイルス感染症の治療に有効とする論文が8日までに取り下げられたことがわかった。
(中略)
取り下げられた論文は米ユタ大学などの研究チームがまとめていた。新型コロナウイルスの患者にイベルメクチンを投与したところ、投与していない患者に比べて死亡率が約6分の1に低下したなどと報告していた。専門家による検証(査読)は受けていなかった。
(以下略)
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北里大、新型コロナに対しイベルメクチンの医師主導治験を開始へ
引用元)
(前略)
北里大学は近く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗寄生虫薬「ストロメクトール」(イベルメクチン)の医師主導治験を開始する。
(中略)
イベルメクチンは、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬だ。大村特別栄誉教授は1974年に、土壌中に生息する放線菌が産生する化合物のエバーメクチンが、抗寄生虫作用を持つことを発見した。その後、Merck社が、その誘導体であるイベルメクチンを合成した。
(中略)
Merck社は1981年にイベルメクチンを動物医薬品として発売。その後87年からはヒト用医薬品として河川盲目症の流行する地域に無償提供している。国内では02年に腸管糞線虫症の効能・効果で承認され、06年に疥癬の適応症が追加された。MSDが製造販売元、マルホが販売元になっている。
(以下略)

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新型コロナウイルスが空気感染したと思われる事例 ~トイレの排水管、循環型エアコンなどを通じて拡散

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスで、「排水管で拡散の可能性」を示す事例です。検証実験では、“トイレを流した時に生じるエアロゾルが排水管を通じて拡散し…新型コロナ患者の住居の10階上と12階上のバスルームでエアロゾルが確認された”と言うのだから怖い。
 冒頭のツイートによると、韓国のスターバックスでクラスターが発生し、「感染者が店の2階に2時間滞在した間に店を訪れた56人に感染」したとのこと。空気感染だと思われます。
 次のツイートによれば、Timeに「新型コロナは空気感染する。証拠は十分。空気感染に備えた対策が必要」と題する記事が出たということですが、冒頭の記事と同様で、“COVID-19はエアロゾルを介して伝達される”と言うものです。
 「空気感染」と「エアロゾル感染」は、言葉が違うだけで中身は同じです。人々がパニックを起こさないように「空気感染」という言葉を避けているのだと思いますが、ほとんどの人は「エアロゾル感染」と言っておけば、「空気感染」ではないと思い込んでくれるので、この欺瞞に満ちたやり方が十分に通用します。
 “続きはこちらから”をご覧ください。“飛沫感染や接触感染に次ぐ第3の感染経路の可能性が指摘された形で、早くから日本で取り組まれてきた「3密の回避」という対策に海外から注目”とあります。第3の感染経路とは「空気感染」のこと。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は「空気感染のリスクを最初に言ったのは日本で、三密という主張です」とツイートしています。
 7月8日の記事で、“専門家会議のオッサンらが言う「三密」ですが、明らかに「空気感染」を避けるための措置ですよね”とコメントし、“新型コロナウイルスが「空気感染」をする可能性を否定できない”と指摘したのですが、政府は未だに「空気感染」を認めないのです。
 “頭のおかしい人たち(専門家を含む)に「新型コロナウイルス感染症対策」を任せている”という事実に、私たちは気づいておいた方が良いと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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集合住宅の空室で新型コロナウイルス検出、排水管で拡散の可能性示唆
引用元)
(前略)
中国広東省・広州市の集合住宅で入居者がいない住居のバスルームから新型コロナウイルスが見つかった。(中略)… 集合住宅の排水管内を浮遊し移動する微粒子「エアロゾル」を介してウイルスが拡散している可能性が示唆された。
 
中国疾病対策予防センター(中国CDC)の研究者らは(中略)… 長く入居者がいなかった住居のシンクと蛇口、シャワーの切替ハンドルから微量の新型コロナウイルスが2月に検出されたと述べた。その1週間前には真下の住居で5人の新型コロナ感染が確認されていた。
 
研究者らは、バスルーム内のトイレを流した時に生じるエアロゾルが排水管を通じて拡散し得るかを検証するためシミュレーション実験を行った。その結果、新型コロナ患者の住居の10階上と12階上のバスルームでエアロゾルが確認された。
(以下略)
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配信元)
 
 

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[InDeep]「マスク社会」がもたらすディストピア 〜 赤ちゃんは生後1年で人の表情からコミュニケーションを学ぶ

 マスクをしていると表情が分かりにくい。確かにそうで、マスクをしている時は「どう見られているか」に無頓着になっていましたし、他の人がどのような表情か、どんな気持ちかに気を配ることも減っていました。ご近所さんと話をする時、ことさらに笑顔を意識しないですむので楽だなあと感じていました。
 InDeepさんの記事で、意外な指摘をされています。生まれたばかりの赤ちゃんは、生後1年で集中的に人間としての反応と感情を学ぶのだそうです。その時「人の表情」を見ることで、いろんな人とのコミュニケーションを学んでいくそうです。そう言えば街中で赤ちゃんと目が合い、わざとヘンな顔をして笑わせる、ということも表情を使ったコミュニケーションでした。けれどもそれはマスクをしていれば出来ないことです。赤ちゃんにしてみれば、今の世の中は無表情の大きな人がウロウロしている世界に見えるのでしょうか。InDeepさんはマスク社会による「感情がわからない人間集団」の出現を危惧されていました。赤ちゃんの学習機会がマスクによって激減することは確かなように思えます。しかし、人間には「気」があるではないか。表情が見えなくても、感情を伝える別のファクターでコミュニケーションを学ぶような期待があるのですが、はて?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
転載元)
2018年の児童発達の専門メディアより

乳幼児たちは生後 1年の間、人々の顔に集中的に注意を向け続ける。 この注目の高まりにより、乳児たちは人の顔が提供しなければならない微妙な情報を学び始めることができるようになる。

乳幼児たちは視線の先に見える顔を手がかりに、人間のアイデンティティと感情を認識し、言語を覚えていくことを学ぶ。 乳幼児たちはまた、人種や性別など、最も多く目にしたり交流したりする人々の特徴を学んでいく

乳幼児たちは、人々の顔から最も多くを学んでいる。 (Lisa Scott 2018/10/24)

(中略)
マスクについては、特に、子どものマスクについて、デメリットの比率があまりにも大きいようにいつも考えます。
(中略)
子どもの身体に関してだけのことなら、最近、WHO が「 5歳以下の子どもにはマスクは不要」とする新しいガイドラインを発表したことが報じられていましたが、最近、

「本質的に、そういう問題ではない」

ことに、気づく瞬間がありました。

医療健康関係の発行物の中に、「赤ちゃんは大人の顔から学ぶ必要がある」という記述があることを、先日、お知り合いから教えていただきました。その後、過去の論文や科学記事を調べる中で、

赤ちゃんが人間と社会というものを学んでいく過程の中で、「周囲の人々の顔と表情」が、どれだけ大事なものか

ということを知ることになりました。

生まれたばかりの赤ちゃんは、それから数カ月間、そして 1年ほどの間、「世界を認識するために、必死で物を見て、音を聞く」のですけれど、過去の研究で、「赤ちゃんが最も見続けているのは《人々の顔》」だと知ったのです。
(中略)
つまり、赤ちゃんは「人の表情を見て、人間というものやその社会での関係を学んでいく」とすれば、たとえば、

「生まれてから、丸1年間、周囲の誰の表情もわからない中で生活した赤ちゃんはどうなるか」

というと、「人の感情を学習する最初の、そして根本的な機会を失う」ということになりはしないだろうかと思ったのです

(中略)

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