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[イランラジオほか]イスラエル敗北の兆候 〜 大臣がガザ攻撃での犯罪を認める、イランがパレスチナの勝利を祝福、戦略的勝利なき紛争

竹下雅敏氏からの情報です。
 これらの記事を見ると、本当に今回のガザ紛争において、イスラエルは敗北したのではないかと思えます。今後イスラエル政府は、経済的にも政治的にも追い詰められて行く可能性があり、もうしばらくすれば、はっきりと見えてくるかもしれません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエルの戦争大臣が、ガザ攻撃での犯罪を確認
転載元より抜粋)
10シオニスト政権イスラエルのヤアロン戦争大臣が、50日間にわたる同政権軍によるガザ攻撃での犯罪を認めました。

パレスチナ情報センターによりますと、ヤアロン大臣は30日土曜、「イスラエル軍は、ガザ地区に居住している罪のない民間人に対して、狂人的な行動をとった」と認めたということです。

ヤアロン大臣はまた、「イスラエルの公安省のメンバーが、イスラエル軍のベニー・ガンツ参謀総長を批判した」と述べました。

また、シオニスト政権のリーベルマン外務大臣も同政権のネタニヤフ首相を批判し、「イスラエル軍はガザ攻撃で成功しなかった」と発表しました。

シオニスト政権は、先月8日にガザ地区への攻撃を開始して50日間後の、今月26日、遂にパレスチナ抵抗運動の条件を受け入れ、この攻撃を終了しました。
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イラン外務省が、ガザ戦争でのパレスチナの勝利を祝福
転載元より抜粋)
20 イラン外務省が、パレスチナの全ての自由民に対し、勝利への祝賀の意を表明しました。
イラン外務省は27日水曜、声明を発表し、「パレスチナの地に、再び神の助けの印が現れ、パレスチナ国民はシオニスト政権を屈服させるという偉業を成し遂げた」としています。

イラン外務省の声明によりますと、「今回の勝利は、パレスチナ国民の権利を完全に取り戻す唯一の方法が、シオニスト政権の拡張主義に対する抵抗戦線の維持であるということを、改めて示した」とされています。

また、イスナー通信によりますと、イランのラーリージャーニー国会議長も、27日の公開会議で、ガザ地区での恒久的な停戦合意が成立したことに触れ、「2ヶ月近くに及んだシオニスト政権の好戦主義と、アメリカを初めとした西側諸国による、シオニスト政権への全面的な支援、そして一部のアラブ諸国の沈黙の末に、パレスチナ国民の抵抗は挑発的なシオニストを打ち負かし、シオニスト政権は再び歴史的な敗北を喫した」と語りました。
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50日間のガザ紛争、イスラエルに重い代償
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[LITERA]中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が

竹下雅敏氏からの情報です。
 朝日新聞の従軍慰安婦の訂正記事は、明らかに遅すぎたわけで、少し事実関係を調べれば捏造であることは明らかなので、この時事ブログではこの件は一切扱っていません。しかしこの記事が捏造であるからといって、従軍慰安婦への軍の関与が無かったということにはなりません。
中曽根が絡んだ慰安所設立の件は、すでに記事として取り上げています。しかし、今回の記事は実に見事に要点が整理されており、説得力があると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が
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[櫻井ジャーナルほか]自らが育てたISを脅威だと叫び、シリアを空爆すると言う米国政府

竹下雅敏氏からの情報です。
 私が見たところ、表面的には様々な集団がそれぞれの思惑に従って動いていますが、もはや本気で第三次大戦を引き起こそうと考えている者は居ないように思います。その意味でISISの動き、そしてネオコンの動きは、これまでの様々な出来事に対する後始末の様相になると思っています。とはいえ、まだまだ地上では様々な出来事が起こり、多くの犠牲者が現れることでしょう。
 2つ目の記事は大変わかりやすく示唆に富むもので、参考になります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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自らが育てたISを脅威だと叫び、シリアを空爆すると言う米国政府はISへの支援を止めないのか?
転載元より抜粋)
 IS(イスラム国。ISIS、ISIL、IEILとも表記)の攻勢を口実にして、アメリカ政府はシリアを空爆すると言い始めた。フォトジャーナリストのジェームズ・フォーリーをISが殺したと8月19日に伝えられた時点で、この斬首はシリアへの空爆を誘うことが本当の目的ではないかと言われたが、現実になってきた。

アル・カイダとISは密接な関係にある。2004年にアル・カイダ系のAQI(イラクのアル・カイダ)が組織され、06年1月にはAQIを中心にしていくつかの集団が集まり、ISI(イラクのイスラム国)が編成された。現在はISと呼ばれている。

2007年には調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがニューヨーカー誌に、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を始めたと書いている

 この秘密工作が始まった頃にISは組織化され、その後、勢力を拡大していく。シリアの体制転覆に手間取る中、アメリカ/NATOやペルシャ湾岸の産油国はISを含む反シリア軍への支援を強化している。

 2012年にはヨルダン北部に設置された秘密基地でアメリカのCIAや特殊部隊からISは軍事訓練を受けたと伝えられている。

 もし、本当にISを脅威だと考えているなら、アメリカ政府はISに対する支援を止め、サウジアラビアなど湾岸産油国にも同調するように求めることだ。そうしたことなしにシリアを空爆するなら、それはISを創設した目的でもあるシリアのバシャール・アル・アサド体制の打倒が目的だと思われても仕方がない。
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イスラム国のトップは欧米ネオコンのエージェント:戦争をビジネスとする勢力が、敵役勢力のトップを掌握するのは日米太平洋戦争時代から変わっていないと知れ!
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[みんな楽しくHappy♡がいい♪]とにかく戦争が終わったときに真っ先に逃げたのは将校・上官ですよ

竹下雅敏氏からの情報です。
 重要な証言だと思いますので、ぜひご覧ください。集団的自衛権を認める人の中には、先の戦争における日本軍の活躍でアジアの各国が独立出来たのだという考え方をする人がいます。確かにそういう側面はあったと思いますし、日本軍の活躍を賛美する人々の言葉もたくさん残っています。しかし、どんな出来事にもプラスの面とマイナスの面があります。両方をありのままに見て、初めてある程度の全体像をつかめるのだと思います。この記事に描かれている負の側面に目をつぶるのは、よくありません。
 戦争というのは、国家全体が暴力に巻き込まれた状態、すなわち暴力が支配している状態なのです。そういう環境では心身が緩みません。慰安婦が必要になるのは、ある意味で必然なのです。問題はそれが同意に基づくものか、あるいは事実上の強制なのかということですが、男性の徴兵が強制されたのであれば、慰安婦も建前はどうであれ、実態は強制であったと考えた方が理に適っていると思うのです。
 米軍にせよ、自衛隊にせよ、かなりの割合で同性愛者が居ると考えられています。特に特殊部隊に所属している兵士は、ほぼ100%が同性愛者だと言われています。これは厳しい環境の任務に就く者ほど、通常の方法では心身を緩めることが出来ないということだろうと思います。
太平洋戦争の記録映像には、戦場での緊張に耐えられなくなった兵士が、終に気が狂ってしまうという場面が記録されています。人間は激しい緊張が続くと、精神が病んでまともな考え方が出来なくなります。そうした状況では些細な出来事が、より弱い立場の人々への暴力に転化してしまいます。戦場で現地の人々の虐殺、暴行などが起こる理由です。
そうしたひどい事を日本兵がなるだけしないように、慰安婦を募集し、慰安所が作られたのだと思うのです。こうした事に軍の関与が無かったなどということは考えられません。これら全てが、民主主義や人権という立場から見れば、狂気なのです。
しかし戦争を遂行して利益を得る者たちは、こうした事がわかっていて、わざと人々をこのような環境に巻き込もうとするのです。私達は権力者の策略に乗せられてはいけません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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<16歳兵士の証言>猪熊得郎「とにかく戦争が終わったときに真っ先に逃げたのは将校ですね、上官ですよ」8/15報道するラジオ(文字起こし)
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[ラジオイラン]アメリカがシリアの「イスラム国」の拠点攻撃の可能性 / アメリカとテロ組織「イスラム国」

竹下雅敏氏からの情報です。
 本日の1本目の記事で、“ISISによる米国人記者の斬首動画はやらせ”という、大変鋭い見解の記事が出ましたが、確かにこう考える方が理に適っているようです。
 また、昨日の櫻井ジャーナルの記事において、“シリアへの空爆を誘うことが本当の目的ではないか”という見解がありましたが、以下の記事を見ると、その可能性が高いということがわかります。ここは正しい情報と人々の監視が必要なところで、2つ目の記事の文末の通り、“中東における新たな戦争の開始…に過ぎないものとなる”ということにならないようにしたいものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカがシリアの「イスラム国」の拠点攻撃の可能性
転載元より抜粋)
55f5c705333a99746ef6eb1241c2489e_Lアメリカのローズ大統領副補佐官が、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」のシリアにある拠点を攻撃する可能性を否定しませんでした。

イルナー通信によりますと、ローズ副補佐官は、アメリカのシリア空爆の可能性について、「アメリカに地理的な制限はない」と述べました。

さらに、「アメリカの防衛やアメリカに対するテロ計画の阻止が問題になれば、何も制約になるものはない」と強調しました。
ローズ副補佐官は、アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏がテロ組織「イスラム国」に殺害されたことを受け、「このテロ組織に拘束されているアメリカ人は他にもいる」と語りました。

イラクとシリアの軍や民兵が、テロ組織「イスラム国」の掃討において数々の成功を収めている中で、フォーリー氏を殺害する映像が公開されたことは、西側の政府やメディアに、この2つの国への軍事介入の必要性を訴える口実を与えています。

フォーリーさんは、2012年にシリアで「イスラム国」に拘束され、数日前にイラクで殺害されました。

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アメリカとテロ組織「イスラム国」
転載元)
7e1000578c6bc8ea42d446acecbe1921_Lアボルファトフ解説員

イラクでのアメリカ人ジャーナリストの殺害映像が公開された2日後、アメリカのヘーゲル国防長官は、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」は組織的なグループで、強力な軍備を保有しており、その撲滅には長期的な戦いを要するだろうとしました。
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