注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
テレビの影響で「ウクライナでの戦争に反対」って言う人が急に増えたんですけど、当方は、2014年からそのセリフを叫び続けているんですね。ウクライナでの戦争には反対ですよ、繰り返しになりますが、この8年間ウクライナで何が行われてきたかという話なのです。
— 中佐【西側メディア汚染反対】 (@kgbcccp0171) February 25, 2022
ウクライナの情勢を注視しているけど、その一方でこの20年の間にも色んなとこで戦争してたのについに戦争が…みたいな反応が多くて少し不思議に感じる シリアで市民が大虐殺されたりパレスチナが空爆受けたりしてる時はこんなに世論が盛り上がることもなかったので
— O次郎 (@gurigurayeeeh) February 26, 2022
1/
— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) February 28, 2022
- 祖国を守るために戦うウクライナ人はすごい
- ロシア軍によって無実のウクライナ人が殺されるのはひどい
ということには賛成、しかし同時に、
2/
— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) February 28, 2022
- なぜウクライナはロシアと交渉して解決しないのか?
- なぜネオコンがエスカレートさせ、武器を大量に送り込むと誰が得するのか?
という疑問をもってもいいのではないでしょうか。
3/
— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) February 28, 2022
いまアメリカではこういう疑問を挟むと
民主党、リベラルメディア、そしてネオコンに
反愛国的だとラベルを貼られ、総攻撃されます。
ロシアゲート、コロナ、イラク戦争、中東の春、
私たちは何を学んできたのでしょうか? pic.twitter.com/Mv6NR41Q40
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そのことをなんとかして多くの人々に伝えようと奮闘されている記事を取り上げました。
植草一秀氏の記事では、2014年クーデターで誕生した反ロ政権下での内戦を停止するため「ミンスク合意」が締結されたものの、合意は履行されず、逆にロシアへの対決姿勢を鮮明にしたゼレンスキー大統領が「イスラエルに近いウクライナの財閥」メディアによって生み出されたことを記しています。ゼレンスキー大統領は米国、NATOからの軍事支援拡大を求め、米国、NATOも軍事衝突を誘導してきました。
田中宇氏の記事では、ゼレンスキー大統領が極右の側近に囲まれ、その側近には「英米諜報界の後ろ盾がある」と指摘しています。彼らは母国ウクライナをアフガニスタンやシリアのような内戦状態に持ち込み「ロシアを地上軍による占領の泥沼に引き摺り込み」プーチンを世界から非難させる。そして住民を「人間の盾」として攻撃に晒し、ロシア敵視に利用するという卑怯な極右の戦法を欧米日のマスコミは無視しているとあります。
さらに読者の方から届いたCargo氏のブログ記事は圧巻でした。ウクライナ問題を「ロシア側の視点」で提供する試みの長文記事ですが、過去からの要点が見事に集約されていました。とりわけ「オデッサの悲劇」「ネオナチ軍アゾフ大隊」「ドンバスの虐殺」などロシア系住民への殺戮が端的に記されていました。こうしたこともきっちり報道され、把握した上でのロシア侵攻批判であれば大いに説得力があるでしょう。Cargo氏は「アメリカの都合の悪いことは総じて書き換えてしまって、ネオナチのことなどまったく報道しない。とにかくロシアを悪者に仕立て上げようと、あまりにも偏った報道であることに気づくだろう。」と記しておられますが、ほんと、気づかなければネオナチを助けるだけだ。