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長周新聞の書評より「人間使い捨て国家」労働時間、残業時間が世界最多の日本 〜 あのバニ夫最新作は「請求しろ!」

 綿密な統計でアベノミクスの嘘を暴いたモノシリン先生こと明石弁護士が、今度は「人間使い捨て国家」という衝撃的なタイトルの本を上梓されています。衝撃的と言いながら、現実にその通りの労働現場であることを今回もデータを元に示しておられるようです。
しかし表に出ている数字、例えば正社員の自殺は95人とされていても、自殺の動機に「勤務関係」が含まれるものとなると2018人、さらに「不詳」とされているものが5289人もあり、過労うつなどによる自死の実態はもっと深刻な様相です。世界中で最も労働時間、特に残業時間が多く、一方で残業時間の割増率は韓国の半分、しかも支払われていない場合が多い、などと信じられないような劣悪な環境が日本でした。
 本来ならば、こうした悪質な労働条件は法律で規制し労働者を保護するのですが、今年4月から施行された労働基準法の改悪で、抜け穴だらけのザル法になってしまいました。
その結果、恐れていたように日本の職場は死と直結するほど危険になっています。けれど企業に有利な労働法制では仮に命を落としても保障すら満足に請求できません。
 ブラック企業被害に詳しい明石弁護士は、こうした労働者、そして国民を「使い捨て」にする現状から脱する方策として「最低賃金全国一律1500円」を提案されています。
 明石弁護士は以前に、過労死・過労うつへの証拠になるとして、バニ夫に変身し「KIROKUSIRO (記録しろ)!」と布教されていましたが、バニ夫再来、今度は「請求しろ!」だそうです。
ゆかいな弁護士さんだなあ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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『人間使い捨て国家』 著・明石順平
転載元)
日本は世界の中でも異常な低賃金・長時間労働の「人間使い捨て国家」であり、それが過労死や過労自殺という不幸な事件をくり返させ、国を衰退させる大きな要因になっている。安倍政府の「働き方改革」はそれに輪をかけて悪化させるものだ。著者はブラック企業被害対策の弁護士としての経験から、コンビニ店長や外国人労働など日本の労働現場の実情と、公表されている統計数字をもとに以上のことを訴え、現状を変える具体的政策を世に問うている。

 日本の一般労働者(パート以外)の年間総実労働時間は世界の中でも長く、統計では年間2000時間。月の最後の1週間の就業時間が60時間以上(残業時間が週20時間以上)の労働者は10人に1人、実数で四百数十万人いる。とくに30代と40代男性の割合が高い。週労働時間が49時間以上の者の割合は、ドイツやフランスに比べて2倍だ

 過労によって発症する脳・心臓疾患の労災請求件数が年に800~900件。同じく精神障害の労災請求件数は1700件をこえる。両者の死亡者はあわせて年間200人以上。さらに2017年の正社員の自殺者は95人。だがこれは氷山の一角で、警察庁発表によれば昨年の自殺の動機で「勤務関係」が2018人、「不詳」が5289人もいる。

 長時間労働で過労死・過労うつに追い込まれても、証拠が足りないとか、そもそも請求する気力自体を奪われているという理由で、労災請求を断念する労働者や遺族はさらに多い。もし請求しても、労災に認定されるのはそのうちの3割にすぎない。

 しかもその多くが残業代不払いであった。欧米や韓国は残業手当の割増率が50%で、残業代は長時間労働に対するブレーキとして機能しているといわれる。しかし日本の割増率は25%、しかもそれすら払われていない場合が多い。

 そして以上のことを規制して労働者を保護するための労働基準法や関連法規が、この20年間で次次と改悪され、抜け穴だらけになっている

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ままぴよ日記 39 「中学校での子育て広場2」

 前回の続きです。10年前に中学校の教室で子育て広場を始めました。今では赤ちゃんが廊下で遊んでいるのを見つけてハイタッチをしていく中学生。掃除の時間になると長いモップで掃除をしているのは2歳の子?中学生になった教え子に赤ちゃんを抱かせて嬉しそうにしている元小学校の先生。1つ1つの交流がほほえましいのです。
 私はこの中学校で一度も問題行動を見たことがありません。
(かんなまま)
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何もないノンプログラムの子育て広場


中学校で子育て広場を始めたのはいいのですが、一番の心配はママ達が来てくれるか?そして生徒が来てくれるか?でした。


この広場は自由参加です。楽しかったらまた来てくれるという流れを作らなければ義務感だけでは続きません。このことはいつも私の中の心配事でもあります。行って楽しいとは何か?居心地がいいとは何か?絶えず気を配りながら広場を運営してきましたが、回を重ねる度に子どもや中学生の「関係を作り上げる力」を信じられるようになってきました。というより、感動を覚えるようになりました。

ほとんどの子育て広場は、参加者確保のためにイベントばかり企画して呼び込んでいます。離乳食を出しますよ、工作しますよ、体操、ヨガ・・・。利用者の数が次年度の予算に影響しますから必死です。でも、そんなことばかりしていたら支援者は疲れて参加者も飽きます。参加者をお客様にしてしまっているのです。

私達は何もないノンプログラムの広場を目指しています。そこにどんなドラマが展開するか?全てお任せです。だからこそ居心地の良さが問われます。

スタッフは事務室に籠って次のイベントの準備や報告書づくりなどしません。いつもママ達に寄り添って孤立していないか?ストレスを抱えていないか?に配慮します。ママ達は相談したいときにいつでも相談でき、友達と出会ったり、助け合ったりできます。これが当事者支援の自然な子育て風景です。


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あべぴょんのオフレコ発言がリークされ、菅官房長官の記者会見でも質問打ち切りを記者が拒否 〜 安倍政権のメディアへの拘束力に変化の兆し

 国会から逃げ回り、見られてはマズイ公文書は廃棄隠蔽の限りを尽くし、訪問先のインドから断られて仕方なくマスコミを集めて食事をさせて「桜を見る会」を追求する野党への文句を垂れる俺様あべぴょん。「100兆円の予算の話をしてるのに(桜前夜祭の)5千円の話をやるの?」とオフレコで不満を述べたそうです。あべぴょんの「反省ゼロ」ぶりには今更驚きませんが、こうしたことがリークされる事態は注目です。
 菅官房長官の記者会見では、かつて東京新聞望月記者が孤軍奮闘だった状況が変化し、「桜を見る会」以降、朝日安倍記者、毎日秋山記者、北海道新聞金子記者の名前を覚えるほど質問が活きてきました。助け舟の上村報道室長が、多くの挙手を残したまま質問を打ち切ることが常態化していたところ、珍しく記者側が食い下がって質問を消化させたそうです。本来のジャーナリズムからすれば当たり前の要求も、これまでは有り得なかったことを考えると水面下での変化を感じます。
ゆるねとにゅーすで解説されるように、マスコミが本来の仕事をしていれば、安倍政権など大昔に倒れていたはずでした。
「腐敗した安倍政権本体よりも、一番の元凶、最大の戦犯が政権に癒着したマスコミ」だという指摘にどれほどのメディアが耐えられるのでしょうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【反省0】安倍総理が”マスコミ懐柔懇”を頻繁に開催!「100兆円の予算の話をしてるのに(桜前夜祭の)5千円の話をやるの? 」と”茶坊主記者”の前で強い不満を露わに!
転載元)
どんなにゅーす?

・2019年12月17日、「桜を見る会疑獄」の浮上で多数の疑惑に晒されている安倍総理が、またもマスコミとの食事会を都内の居酒屋で開催。毎日新聞・東京新聞を除いた記者クラブ各社が出席した中で、「100兆円の予算の話をしているのに(桜前夜祭の)5千円の話をやるの? 子供のサッカーと同じで、ボールに集まってるだけなんですよ」などと、最近の厳しい野党追及やマスコミ報道に強い不満をあらわにしたという。

自身をめぐる大規模選挙違反疑惑等が大量に噴出している中、全く反省している様子のない安倍総理に、ネット上では怒りの声が殺到。改めて、安倍総理が自らの血筋や特権をいいことに、自らの違法行為を棚に上げつつ権力の座にふんぞり返っている実情が浮かび上がっている。


(中略)



(中略)

(中略)


(中略)

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ぴょんぴょんの「CO2の冤罪」

 ショー凝りもなく〈地球温暖化〉のウソを垂れ流し続けるアホマスゴミに、「我慢ならん」というお声が届きました。
 〈地球温暖化〉は賛否両論で、どちらも説得力ある内容を論じているのですが、どの記事も参考にしていると思われるのが「地球温暖化詐欺:全編・CO2犯人説」という動画です。
 これはすでに、時事ブログで紹介されており、竹下先生が「大変良く出来ていて、これを見ると地球温暖化の原因が二酸化炭素であると言う説は、完全に詐欺であるのがわかります。」とコメントされています。
 なるほど、大事なことはほとんど言い尽くされているようなBBCの傑作です。後に放送禁止になったのも納得です。1時間ちょっとの長編ですが、その中のエッセンスを取り上げてみました。そして、今話題の少女のことも。
(引用元のない「」はすべて、この動画からのものです。)
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「CO2の冤罪」


地球温暖化詐欺:全編・CO2犯人説

〈地球温暖化〉は実際どうなってるの?


グレタ・トゥーンベリさん、国連での演説はスゴかったね。

グレタ・トゥーンベリさん

ああ、「How dare you!」の連発は、強烈だったなあ。

「よくも、そんなことを!」って、怒鳴ってたね。

「許さない!」って言う時の顔も、おっかなかったよな。
ああゆうの、好みじゃねえわ。

・・・って、ぼくも好みじゃないけど・・・
って言うより、〈地球温暖化〉は、実際どうなってるの?
氷山は溶け出し、ホッキョクグマは死んでいく、島は沈没、床下浸水・・。


すでに、人工気象兵器で、あちこちが床下浸水だらけだ。

未来は、ほんとにこんなことになるのかな?

氷山の溶けるのは、毎年春になるとくり返してきた現象だし、ホッキョクグマがやせ衰えて共食いするのも、自然にあったことだし、島が沈没したのも地盤の関係だし。
しかし、ここんとこ気温が上がらなくて〈温暖化〉じゃなくなっちゃうという悲報も!

それは、みんなががんばって、CO2を減らした成果だよ。

いえいえ、「いま最大の問題は、ここ20年間に地球の気温が上がっていないことです。
頭打ちになっている。CO2は増え続けているのに、です。
これはCO2を〈温暖化〉の主な原因とするCO2〈温暖化〉論が破綻したことを意味しています。」(日刊SPA!)


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安倍政権の税金の私物化を物語る「桜を見る会」「前夜祭」そして地元下関の私物化を象徴する「下関市立大学」問題

 「桜を見る会」とその「前夜祭」の問題点を、郷原信郎弁護士が番組で解説されていました。
反社会勢力、ジャパンライフまでは言及されていませんが、「桜を見る会」問題がこれまでのモリカケ問題などありとあらゆる安倍首相の税金の私物化と、そのごまかしを象徴していることが分かります。
「桜を見る会」というのは、元々は各界の功労功績のあった人を慰労することを目的として、飲食物の提供など、公費で賄われる行事だったにもかかわらず、それら本来の主人公が招かれる時間以前に、安倍総理の地元有権者が大挙して会場に駆けつけ、準備されていたもてなしを、まさにイナゴのように食い尽くしていた実態がありました。こうした安倍総理支持者に対するルール無用の「公費でのもてなし」が当然のように横行しており、人事権を握られた官僚はそれを止めることができませんでした。
 また、どんな人が招かれていたのか絶対に明らかにせず、前夜祭の安すぎる参加費5000円の問題も納得どころか、今だに疑惑はどんどん拡大しています。
ホテルニューオータニの豪華な宴会費用の不足部分を補填したのが、安倍首相後援会であれば公職選挙法違反、ホテル側が値引いたのであれば寄付になり、別の大きな問題になると説明しています。
ホテルニューオータニは、今年の10月23日に総理大臣主催の天皇の皇位継承を祝う晩餐会を内閣府から受注していました。すると受注業者であるニューオータニが、内閣府のトップである安倍総理個人に利益供与をしていたことになり、贈収賄の疑いが浮上します。
すでに報じられているように、領収証は一枚も出てこず、参加費5000円すら払っていない人も存在し、これまでの安倍首相の説明は破綻しています。
 郷原弁護士は、安倍政権の税金の私物化があまりにも浸透し、その異常事態に政府が慣れきってしまっていると見ています。また同席の朝日新聞記者は「官僚は怯えている」という肌感覚を持っているそうです。
 最後に、安倍首相の地元での私物化を象徴する、もう一つの「大学改革」問題を郷原弁護士が指摘しています。下関市立大学という公立の大学に対して、安倍政権直系である前田市長が一存で定款を変更し、市長主導のお身内人事を強行しています。この前田市長はかつては安倍首相の秘書だった人物で、桜を見る会の公費接待について「何十年も応援した代議士がトップを取り、招待状が届いて、今まで応援してきてよかったなって、いいじゃないですか」という政治家にあるまじきものすごい崩壊発言をしています。
この「なんでもあり」の異常な状況を変えるためには、メディアの追求が不可欠で、国会ではしつこく説明を求め、国民も厳しくチェックしていくことが必要だと締めていました。ここに検察への期待がないのが悲しいところ。
 反社の招待客や自民党議員の各後援会の名簿が明らかになることがマズイ上に、新たに共産党議員へのデマを流していた自民党のネットサポーターズクラブのスタッフ全員も、桜を見る会に招待されていたと指摘されています。
厚労功績のあった方々には気の毒ですが、参加者は後世の恥になりかねない勢いです。
(まのじ)

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