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種子-みんなのもの?それとも企業の所有物?~印鑰智哉氏講演会~中編

 印鑰智哉氏講演会(前篇)からの続きです。
 アメリカでは、遺伝子組み替え作物(GMO)の危険性を察知した、子どもを育てているお母さんたちが立ち上がりました。Unstoppable Moms運動として、遺伝子組み替え作物を使った商品を購入しないように呼びかけたり、その企業に意見書を送ったり、食品表示義務を求めるデモを行ったりしたのです。
 企業は売り上げが5%下がると、ようやく危機感を覚えてその対策を講じます。スーパーでも、最初は有機野菜を販売して欲しいという要望があり、試しに小さなコーナーを作ったところ、想定以上に好評で今では有機農家にローンを出して有機野菜の増産を依頼するまでになっているとのことです。それもコストコというアメリカを象徴するような大規模スーパーでの話です。
 ですから、声を上げることが大事になります。声が大きくなると企業も重い腰を上げざるを得なくなるのです。
 印鑰氏の講演においても、熱心に聴いてくれるのはやはり子どもを育てているお母さんたちとのことです。母は強し!ということではありますが、このまま狂ったグローバリスト中心のヒエラルキー社会をいつまでも続かせるわけにはいきません。
 今何が行われていて、どうなっていこうとしているのか!国民主権に照らして、不正な権力の暴走に対しては声を上げて正していくことが望まれています。

 このままでは「日本はGMOのゴミ捨て場になる!」とまで海外の研究者にいわれているのが日本の現状なのです。
「消費者が意識を持たなければ事態を変えることはできない!」と。

(しんしん丸)
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『種子-みんなのもの?それとも企業の所有物?』中編
1.NonGMOに切り替える


豚に遺伝子組み換えの餌をあげるのを止めると、胃腸に関する病気や死亡はなくなり、受胎率は上がりました。
ある家族が実験で二週間、有機野菜を食べる生活をしてみたところ、実験前には計測されていた数種類の有害物質がほぼゼロとなっていました。

2.米国の親たちが立ち上がり出した


・アレルギーに苦しむ子どもへの対応で遺伝子組み換えの問題に気がつき、食から遺伝子組み換えを排除したところ改善したことに驚いた一人の母親がその体験を周りの母親に伝えました。そしてそれは、母親から母親へと。
Moms Across Americaというグルーブを結成し、医師などの協力をもとに活動します。

3.親たちが国境越えてつながる


・この運動は、2015年には国境を越え、さまざまな国の母親たちがGMOや農業の問題に対して子どもたちを守るための国際的なイベントを開催しました。
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メキシコ便り(10): メキシコとワンコ達♪

 popoちゃん、只今、メキシコシティに滞在中です♪ 来てすぐに感じたのが、ワンコが多い!しかも大型犬が!写真上のように20頭くらいのワンコたちが、公園で毎日ぞろぞろ一緒にお散歩している風景を目にします。ということで今回のメキシコ便りは、popoちゃんが滞在しているLa Condesaという地域のワンコ達の様子と、メキシコ人とワンコのなが〜いふか〜いご縁のお話し(アステカの神話)と、先週、旅立ったpopoちゃんのワンコから学んだことをちょこっと。。。そして最後にワンコとお話しができるDanielle Mackinnonが「ペットと人間の魂の契約」を語る動画をご紹介♪ ペットロスでお悩みのお方、少し気持ちが楽になるかもです✨ペットの愛ってすごいなぁ。。。
(popoちゃん)
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メキシコ便り(10):メキシコとワンコ達♪


ゆったりとしたメキシコ


メキシコシティは大気汚染と高地(標高2,240m)で知らていますが、それほど気になりません。というのもpopoちゃんはLa Condesaという地域に滞在してまして、ここはとっても緑が多い。車道が両脇にあって、真ん中に歩道あり、その両サイドに木がたくさん植えられていて、まさに緑のトンネル歩道✨そして高くそびえ立つ木々からは、エキゾチックで色とりどりの声をもつ小鳥さんたちがあちこちで囀っていて、まるで南国のジャングルを歩いている気分♪もうこれだけで都会のオアシスでとても癒されるのだけど、それプラスたくさんのわんちゃんたちも(なぜか大型犬が多い。。。)リードなしで飼い主さんとお散歩♪ わんちゃん大好きなpopoちゃんはゆるむぅ〜んだなぁ〜☺️



メキシコは日本の5倍の広さ。メキシコシティの人口は約2000万人で東京都より約620万人多い。だけど面積が広いせいか、道幅といいすべてがゆったりして感じられます。メキシコシティの気候は一年中大変過ごしやすく、4月、5月が1年でもっとも暑く、いわゆる夏?!それでも最高気温は25度とか。。。そして夕方に雨が降ることが多いです。

毎朝、メキシコ公園に行くと、25頭ほどのわんちゃんの群れが地面にべったり寝そべってたり。。。(忙しい飼い主さんが毎日専門家に預けているようです。お世話してるスタッフさんは3人ほど。。)はい、こちらもみんなリードなしで伸びきっています。。。。ちなみにドッグラン内とかでなくて普通の公園でこの状態!なんてステキ


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予防接種は安全なのか? 北海道では日本脳炎ワクチンを実施、乳児死亡例は問題視されないまま次々と同時接種実施も


 読者の方から頂いた投稿を記事として取り上げさせていただきました。
沖縄での「はしか」ワクチンに続いて、北海道ではこの4月から「日本脳炎」のワクチン接種が始まりました。読者さんが指摘されているように、蚊を媒介にした豚からのウイルス感染である日本脳炎は、現代の住環境では考えにくく、約5年間で6人という幼児の発症は、むしろ予防接種自体が原因ではないかという指摘は注目に値します。しかし、厚労省は確たる理由もなく接種を再開しました。読者さんの書かれた通り、ネット上では、予防接種に対する否定的な意見は不自然なほど見つからず、辛うじて紹介された記事「311にかき消されたワクチン同時接種による乳幼児の死亡事故」で貴重な意見を見ることができました。
 そこでは、2011年にワクチンの同時接種を受けた乳幼児の死亡事故をきっかけにして、「同時接種は本当に安全なのか」「予防接種だけが病気を予防する方法なのか」という当然の疑問を持って情報を紹介されています。1983年生まれの人は、7歳までに5種類の予防接種を計12本打っていた。2017年では、7歳までに10種類の予防接種を計29本打つと言います。1歳の誕生日がきたら6本10種類の同時接種を推奨されます。赤ちゃんに「計6本を左右の二の腕と左右の太ももに打つ…」相当危険を感じる内容ですが、実際これは予防接種の間隔を空ける基本ルールにも反しているそうです。
 「WONDERFUL WORLD」の山本氏は、きっぱりと「政府・医薬品メーカーのワクチン戦略」と書かれています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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日本脳炎の予防接種を調べてみました(匿名)
 連休が始まった頃、知り合いの5歳の子供さんが元気が無く、訊くと日本脳炎の予防接種をして、そのあと熱が出たけど、原因は風邪か予防接種かわからず、とりあえず市販の風邪薬をのませ、おじいちゃんおばあちゃん達と新幹線で旅行して来た、ということでした。日本脳炎にかかったら大変だからと予防接種をしたのでしょう。そして市販の風邪薬で、予防接種の副作用かもしれない症状を抑えての外出です

 そこで日本脳炎について調べてみました。
日本脳炎は、ウィルスに感染した豚の血を吸ったコガタアカイエカに人が刺されると、100~1000人に1人の割合で発症し、近年では年間10人程度の発症があり、多くは高齢者で幼児は近年約5年間で6人だそうです。

比較的近所に不衛生な養豚場があった昔に比べ、まず近所に豚がいません。予防接種で日本脳炎患者が減ったのだと勘違いされていますが、実際は養豚場があった住環境が減ったからではないかと気がつきました。

そして6人の幼児や年間10人未満の高齢者患者は予防接種で発病したのではないかとも考えられます。1995年~2007年の間は日本脳炎の予防接種が積極的にはされませんでした。それは予防接種による幼児の死亡が続けて2人あったからです。その後裁判では、予防接種が原因とはされず、予防接種は再開されています。その死亡についての資料を見つけましたので添付します。
日本脳炎の予防接種死亡例について

 もう一つ気になったのが、予防接種の副作用をネットで調べると、ほとんどの記事が予防接種をしてはいけないという意見に対する反論だったことです。その中で唯一見つけたこの記事がとても参考になると思います。「3.11にかき消されたワクチン同時接種による乳幼児の死亡事故」
(以下略)



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ぴょんぴょんの「グリホサートにもの申す!」

 新緑の5月。
 1年で一番、気持ち良い季節・・・は、除草剤の季節でもあります。
 米作りをやめた田んぼで大麦栽培がはじまった頃から、土手に除草剤がまかれるようになりました。
 大きらいな除草剤について調べていくうちに、ちょうど今、国の食品安全委員会が、遺伝子組み換え作物についてパブコメを募集していると知りました。

除草剤グリホサート及び4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ阻害型除草剤耐性ワタGHB811に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての意見・情報の募集について

 私もいろいろ調べて、意見を送ることにしました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「グリホサートにもの申す!」


まるで人体にも環境にも全く安全であるかのような除草剤


(あれ? あのおじさん、青い液体の入ったペットボトルぶら下げて、何しに行くんだろう?)

おい、しろ?

(あ、空のペットボトルで帰ってきた。)

しろ、聞いてっか? おめえ何見てんだ?

あ、くろちゃん、そこにいたの?!

ボーッとして、この陽気でさらに頭が空洞化したか?

ひどいなあ、おじさんが除草剤まきに行くとこ、見つけちゃったんだよ。


除草剤か・・・これからが、雑草との戦いだからなあ。
しかし、この緑の景色の中で、茶色く草が枯れてる光景は不気味だな。

だよねえ。そこだけ死の世界。草が毒で苦しんでる感じだし。

とは言え、このあたりは年寄りばっかだから、暑い中の草取りで死なれても困るしなあ。除草剤にたよるのも、無理ないか。

くろちゃんとこは、いつもボーボーだね。

あれでも、オレなりにきれいにしてるつもりなの!
そういやこないだ、近所のおっさんがひやかしに来てさ。
「おりゃおりゃ、こりゃあんた一人では広すぎるから、除草剤まかんとダメですな。」
なんて言うから、「おれは除草剤はきらいです。」って言ったんだ。
そしたら、「おりゃ? 近ごろの除草剤は、肥料を濃くしてあるだけだから、心配ないがな。」

おりゃ? そんな除草剤があるの?

おめえ、おっさんが伝染ってるぞ・・って、おかしいと思わねえか?
おっさんは信じきって使ってるが、ほんとにそうか?

ホームセンターで、大々的に売られてる◎◎アップだって、こう言ってるけどね。
「『安心してお使いいただけます』◎◎アップ製品シリーズは農水省登録を取得済みです。国が科学的データの裏付けで使用基準を定めていますので、 人体や環境への安全性が確保されています。」(roundupjp)

Author:bdk[CC BY-SA]


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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた難民問題、移民問題 ~間奏曲 ハンガリー・ブダペストへの旅

これからの2回は、間奏曲としての記事をお送りいたします。

まず第1回目は、春の独逸伯林から、ハンガリー・
ブダペストへの旅です。2017年の春の旅からです。
(ユリシス)
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ハンガリーのブダペストへの旅


旅というものは、日常生活から逸脱して、
全てを解放してくれて、新しい考え方、価値観を
取り入れやすくしてくれるもの
です。
リフレッシュできますね。

ブダペスト東駅


ドイツ人は世界中で一番旅をする国民と言われています。
休暇のために、普通は働いている・・とも言われています。
休みも3週間、1か月と普通にとる
のです。
ドイツ人の好きな旅行先は、マヨルカ島、カナリア諸島です。
太陽を求めていることがわかります・・。

我が家は、ハンガリーのブダペストへの旅をしました。
ベルリン在住のため、東欧への興味がそそられるからです。

ブダペストの街中で


ハンガリーといえば、何を連想しますでしょうか・・。
ハンガリー舞曲、ハンガリー狂詩曲、投資家のジョージ・ソロス、
ルービックキューブの発祥地、ボールペンの発明・・・
グヤーシュというスープ・・・マジャール人・・
カロチャ刺繍・・トカイワイン・・・そして、温泉天国!?

我が家は、ベルリンから電車でベルリン、ドレスデン、
チェコのプラハ、スロバキアのブラスチラバを経由して、
ボヘミア地方を南下してハンガリーのブダペストに到着しました。

経由したスロバキアの首都ブラスチラバ


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