髭文化と第一印象
こちらの髭と日本の文化の記事は興味深かったです。
日本でも戦国時代では、髭は勇敢さの象徴だったのに、江戸時代には、アイヌの人たちを差別するために、1670年に「大髭禁止令」が発令されたことには驚きました。その後、明治時代には、権威の象徴としての髭になるわけですね。戦後の高度成長期時代からは、サラリーマンの嗜みとしての髭剃り文化になったようです。たぶん、大手健康メーカーのシェービングフォームなどの売り上げを伸ばすためにも、髭剃り文化は必要だったのかもしれません・・。また、
日本の縦社会と横並びの価値観、出る杭は打たれる系の感覚で、みんなが髭を剃っているから、剃らないといけない・・という空気を読む環境も大きいと思ってしまいます。
ドイツの息子の友達は全員髭を生やしています。息子はサッカーファンなのですが、
サッカー選手も日本人以外はほとんど全員髭を生やしています。私自身、こちらに長年住んでいて、髭のない男性は、何か足りない・・という感覚になってしまいました。
髭がない男性の顔は、毎日の剥いている卵の殻を取り除いた茹で卵のような感覚です。実際に、こちらでは、髭を生やしていないと、幼稚に見られてしまう、舐められてしまうという感覚もあるようです。
ドイツだけでなく、日本人の男性は、海外の女性からあまり人気がないと言われています。反対に日本の女性は海外の男性から非常に人気があります。その理由として、料理をきちんと作るから、家事をきちんとするからという理由があります。西洋人の女性は、自分の自由を優先するので、家事や料理は二の次になっている人の割合が多いと思います。
日本の男性は、西洋人の男性と比べると背丈も低く、髭もないということで、西洋の女性にとって魅力的には映らないようです。ドイツ人男性の平均身長は、181センチぐらいになります。息子は、180センチ弱ぐらいですので、日本では背が高い方ですが、こちらに来ると、平均よりも少し低くなってしまいます。
竹下先生の映像配信で、人の外見よりも内側が大切であると、何度も学んでいますので、実際には確かにそうですが、一瞬だけ、最初の第一印象だけではありますが、日本人の男性は、海外に出た時、不利な状況にあるとも言えるのです。
しかし、以前オーストラリアにいた時、ある一人の方が、最近は日本人の男性が人気になってきていると聞きました。他の海外の男性に比較して、日本の男性は誠実であると、気がついてきた、理解してきたオーストラリアの女性たちがいるとのこと・・でした・・。
また、
面白いことに、ドイツ人は第一印象ですべて決まってしまう、ドイツ人の価値観はそのようにできているようです。実際に面白いたとえ話を聞いたことがあります。ドイツ人の家に招待されて、コーヒーや紅茶などをもてなされた時、お砂糖を使いますか?と聞かれて、お砂糖はいりませんとこの時に答えたとします。すると、次に家に遊びに行った時は、お砂糖は出してくれないそうです。この間お砂糖がいらないと言ったので、もうずっといらないという判断をするそうなのです。お砂糖などは、その時の状況によって、今回は必要かもしれない・・とかあると思うのですが、そのような考えには至らないのがドイツ人だそうです。これを聞いて、象徴的なお話ではあると思うのですが、なんと融通性がない国民だろうか??と思いました。ドイツ人からしたら、もし必要ならば、はっきり主張すればいい・・ということになるのでしょうね・・。
途中に挟んで・・
タンポポ情報参考になりますね・・
ドイツでは10月から2回接種者は、未接種者扱い・・ですって・・3回目の在庫処分へやる気満々ですね・・(ドイツ人、2回目で気がついた人多いのかな??)
冒頭の動画は、その「ロシアのダーチャ」の様子です。2分54秒で、“私たちの小さいダーチャの家に入ってみましょう。最初に言っておきますが、これから見せるものは、全て手作りです。つまり、プロに頼らずに、家族の数世代がこのダーチャを自分の手で建ててきました。”と言って、家の中の様子を見せてくれているのですが、ロシアは大家族なのでウチより広いです。
“料理は専用のガスボンベを買ってダーチャに持ってきます。(4分24秒)”と言うことですが、ウチは農協がガスボンベを交換に来てくれます。動画を見て、ウチの生活はとてもダーチャに似ていると思いました。参考のために、我が家は小さなログハウスを自分たちで建てたので費用は230万円です。
動画をご覧になって、こういう暮らしが本当の豊かさだと感じる人は、出来れば「田舎暮らし」をした方が良いかもしれません。ただ、田舎での独特の人間関係が嫌いな人は難しいかも知れません。私の場合は、家の外に出るのは、基本的にトイレ(外にある)の時と、近所を散歩するときだけなので、田舎の人間関係に煩わされることはありません。
次の動画は、“こんな時代を生き抜くには、やはり備蓄が大切なのです。”ということで、野菜などを天日乾燥させて保存している様子と共に、ダーチャについての説明があります。
ウチの場合、家はダーチャそのものと言えるほどですが、家庭菜園の方は、“いつまで土づくりをやっているんだ~”というくらい今後の課題です。その今後の家庭菜園の成功のカギとなる非常に興味深いIn Deepさんの記事がありました。“植物を触ること”が植物の免疫力をアップし、病害虫から植物を守ることに繋がるというのです。