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里山Ubuntu通信:17日目  Ubuntuの初期設定

Ubuntuの初期設定
今回は、仮想マシンにインストールされたUbuntuの初期設定を行います。これが完了すると、Firefoxというブラウザを使ってネットサーフィンや動画の再生ができるようになります。

「システム設定」を起動する


仮想マシンを起動して、ログインします。デスクトップ画面が表示されましたら、左下の歯車のアイコンをクリックして、「システム機能」を起動します。

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システム設定の画面が開きます。

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「システム設定」は、Windowsの「コントロールパネル(カテゴリ表示)」に似ています。基本的には、デフォルトの内容で問題ないのですが、「サウンド」と「日本語入力」について、以下の手順を実施ください。

(1) サウンド機能の確認


「システム設定」を開いた状態で、「サウンド」のアイコンをクリックします。

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右下に「テスト」というボタンがあるので、それを押します。

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「アナログ出力のスピーカーテスト」というウィンドウが開きます。

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「左」と「右」のボタンをそれぞれ押して、英語の音声("front left", "front right")が聞こえればOKです。

(1)で音が聞こえなかった場合の対処法

もし、聞こえず無音の場合、仮想マシンの設定を変更することにより問題の解決を試みてください。その方法を説明します(音声が聞こえている方は読み飛ばしていただいて結構です)。
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里山Ubuntu通信:16日目  仮想化環境のUbuntuを起動する&アップデートの方法

仮想化環境のUbuntuを起動する&アップデートの方法

Ubuntuを起動する

前回は仮想マシンへのUbuntuのインストールについて説明しました。果たして正しくインストールされているか確認してみましょう。おなじみの"Oracle VM VirtualBoxマネージャ"を起動し、緑色の矢印「起動」をクリックします。

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あるいは、仮想マシン名をダブルクリックしても起動することができます(VirtualBoxマネージャではこのように同じ操作を行う複数の方法、ショートカットが存在します)。

仮想マシンのウィンドウが開き、下図のようなログイン画面が表示されればインストール成功です。

キャプチャ
インストール時に指定したパスワードを入力してログインすると、デスクトップが表示されます。

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画面の左にアイコンが並んでいますが、これらはUbuntuのアプリケーションに対応し、アイコンをクリックするとアプリケーションが開きます。また、アイコン以外のアプリケーションを起動すると、そのアプリケーションのアイコンが追加されます。Windowsのタスクバーが画面下から左に移動した感じです。実行中のアプリケーションのアイコンを右クリックで固定することもできます(Windowsにおけるピン留めです)。

起動したUbuntuを終了するには?

安全にUbuntuをシャットダウンさせる方法については、以前の記事「最初に知るべきことは終わり方」をご参照ください。
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里山Ubuntu通信:15日目  仮想化環境へのインストール(4)

仮想化環境のインストール(4)
前回の記事では、作成した仮想マシンにインストールDVDをセットする方法が2つあること、その具体的な手順について説明しました。あとは仮想マシンに電源を入れると、インストールDVDが読み込まれて、Ubuntuの(仮想マシンへの)インストールが開始します。今回の記事では、方法1(ISOファイルを指定した場合)のインストールについて、説明します。

仮想マシンの起動

下の画面で、手順の解説用に「1604-1」という名前の仮想マシンを作成しました。この仮想マシンは、方法1の設定が登録済みです。メニューから、「起動」「通常起動」を選択します。これは仮想マシンの電源を入れる操作に対応します。

ubuntu15 (1)
仮想マシンが最初に実行されるとき、VirtualBoxマネージャは定義された内容に従い、作業用の領域の確保など準備を行います。そのため少し時間がかかります。しばらくすると、VirtualBoxマネージャの他に新しいウィンドウが開き、下の画面のようになります。

ubuntu15 (2)
この右側のウィンドウは、実際には存在しない仮想マシンのディスプレイです。「Ubuntuを体験する」の回のときと同じ画面が表示されています。注意すると、左にあるVirtualBoxの画面の右上に同じ画面が小さく表示されていることに気がつきます。これはいわゆるプレビュー画面で、仮想マシンのウィンドウと連動して同じものが表示されます。

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里山Ubuntu通信:14日目  仮想化環境へのインストール(3)

仮想化環境へのインストール(3)

仮想マシンの確認

今回は、前回の記事で作成した仮想マシンにUbuntuをインストールする手順を説明しますが、その前に作成した仮想マシンの内容を確認してみましょう。

仮想マシンの内容

仮想マシンの内容


「システム」の欄を見ると、メインメモリー2048MB(2GB)とあります。次の「起動順位」は、8日目 起動順序を確認する 〜 バイオス(BIOS)とは?の起動順序のことです。「フロッピー、光学ドライブ、ハードディスク」とありますから、光学ドライブに5日目  インストールDVDを作るで作成したインストールDVDをセットして、電源を入れればUbuntuのインストールができそうです。ここで疑問が生じます。インストールDVDは、現実のものとして存在しています、しかしどうすればそれを目に見えない「仮想マシンの光学ドライブ」にセットできるのでしょうか?

答えを明かすと方法は2つあります。ひとつは、仮想マシンの光学ドライブをWindowsパソコンの光学ドライブに関連づける(マウントする)こと。仮想マシンがDVDの内容を読もうとすると、WindowsパソコンのDVDの内容が読み取られるので、あたかも仮想マシンに本物の光学ドライブがついているように見えるわけです。もうひとつの方法は、逆の発想で、インストールDVDを仮想化してしまうことです。インストールDVDを作成したときの手順を思い出して欲しいのですが、インストールDVDはダウンロードしたISOファイルを元に作成しています。つまり、ISOファイルの中にはインストールDVDが持つ情報がすべて詰まっており、そのファイルを仮想マシンの光学ドライブに関連づけてやれば、仮想マシンはそれを本物のDVDのように解釈して実行します。どちらの方法でも結果は同じですが、実は後者のほうが短時間でインストールが行えます。なぜかというと、DVDのディスクの読み込み速度よりハードディスク上のファイルの読み込みのほうが高速だからです。ということで、2つの方法についてご説明します。

方法1:ISOファイルを用いる方法


5日目  インストールDVDを作るの記事を読み直し、お使いのWindowsパソコンの「ダウンロード」のフォルダに"ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso"のファイルが残っているか確認ください。もし、ファイルが残っている場合、ISOファイルを用いて仮想マシンにUbuntuを導入することができます。

VirutalBoxのプログラムの画面左上にあるオレンジ色の歯車「設定」をクリックします。

「設定」をクリックする

「設定」をクリックする

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「幼い水」と「成熟した水」 〜ヴィクトル・シャウベルガーの水に対する基本的な考え方〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 家庭用の蒸留型浄水器で、塩水から水を作る装置だということです。ヴィクトル・シャウベルガーによると、水には幼いものと成熟したものがあるようです。蒸留された水はミネラルを含まず、“幼い水”になります。幼い水は奪い取り、成熟した水は与える、というのが基本的な考え方です。要するに、こうした蒸留水ばかり飲んでいると、人間は生命力を水に奪い取られて病気がちになってしまいます。飲む水としては、甚だ不適切なのです。
よく似た例として、果実酒について見てみると、果実酒をつける場合には、なるべく安物の焼酎の方が良いのです。これを高級なワインや日本酒でつけるとさらに美味しくなるだろうと考えるのは素人で、実は、安物のワインや焼酎の方がアルコールとして幼く、果実を入れると、果実からそのエッセンスをたくさんアルコールの中に引き出せるのです。果実酒に安物の酒を使うというのは、きちんとした理由があるわけです。
これと同じように、幼い水は人を病気にします。自然な湧き水のようにミネラルをいっぱい含んだ生命力の高い水は、人を健康にすると言われています。
残念ながら、シャウベルガーによると、水道管の中を水が通ることによって水は死んでしまうと言います。その生命力の大部分を、水道管の中を通ることによって失ってしまうと言うのです。ところが、水道管に溝を掘り、水が右回りの螺旋を描くように水道管の中を通れば、水の生命力はさらに活性化されると言います。少々高い水道管でも健康のことを考えれば、こうした水道管が欲しいと思うのは私だけではないはずです。
どなたか、シャウベルガ−の後を追って、素晴らしい水を生み出す装置、あるいは水道管を作ってみようという気にはならないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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太陽熱と塩水で蒸留水を作る装置
転載元)
この太陽熱を利用した浄水器(蒸留器)で、日光と塩水だけで蒸留水を作ることが可能に
Solar Water Distiller Enables Desalination Anywhere There’s Sunlight and Saltwater
http://anonhq.com/solar-water-distiller-enables-desalination-anywhere-theres-sunlight-and-saltwater/

(画像 http://www.fastcodesign.com より)

(画像 http://www.fastcodesign.com より)



ディアマンティ氏の発明した蒸留型浄水器Eliodomestico(エリオドメスティコ)は非常にシンプルに機能します。朝に中の黒いボイラー部分に塩水を満たし、キャップを閉めます。そうすると内部の温度と圧力が上がり、蒸気が接続されたパイプに押し出されて下に流れ、液化装置として機能する蓋の部分に集まり、そこで蒸気が真水になります。

(中略)

(中略)
太陽光による蒸留自体はそれほど新しいコンセプトではありませんが、派遣団や病院、大規模な工場などコミュニティ全体に水を提供するために有資格者が監視している従来のものとは異なり、家庭向けでの同様の設備は稀です

ディアマンティ氏:「家族が直接管理できるような、本物の家族のための装置を作ろうとしました」

このプロジェクトは最近、コア77デザイン賞(Core77 Design Award)の社会的影響部門で受賞しました。

(以下略)