竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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フィンランドがEU離脱の準備か? EUは「(自国に合った)クラブではない」
転載元より抜粋)
Sputnik 15/7/11
フィンランドはギリシャ危機を背景にユーロ圏から離脱するシナリオも検討している。ユーロに懐疑的姿勢を示す政治家らの集団「欧州民主主義連盟」(EUD)のリチャード・ビフェルト事務局長がドイツのインターネット通信社Deutsche Wirtschafts Nachrichtenに明らかにした。
フィンランド人政治家がドイツのニュース・リソースに明かしたこの情報にDeutsche Wirtschafts Nachrichtenは「予想外」と受けとめている。ビフェルト氏によれば、フィンランドの政治家の多くは自国がユーロ「クラブの一員ではない」と感じている。ビフェルト氏は、フィンランドはユーロ圏の「クラブの下」にいると感じている。
ビフェルト氏が引用したヘルシンキ大学の経済学者ヴェス・カンニネン氏ほか著名なエコノミストや議員の行った調査では、フィンランドがユーロ圏を離脱した際に起こりうるシナリオが公表されている。
ビフェルト氏は、将来、フィンランド政権はユーロ圏での統合プロセスをおそらく退けるだろうと指摘し、その理由としてこうした政策をフィンランド社会が支持していないからと語っている。ビフェルト氏いわく、こうした事態はかなり早いうちにも実現する。
こうした声明が出される背景にはギリシャ危機がある。Deutsche Wirtschafts Nachrichtenの報道では、フィンランド政府は今後のギリシャ債務プログラムを支持していない。ビフェルト氏は、いわゆるギリシャ救済については、フィンランド政府は一定のラインをしいており、これから出るつもりはないと説明している。
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EU崩壊はいつ、そして何故起こる
転載元より抜粋)
Sputnik 15/7/10
EUの運命はあらかじめ決定している。EUはソ連と同じような道筋をたどる。ソ連は70年間存在し、崩壊した。EUも同じ年齢で、おそらく2022年に崩壊するだろう。そう語るのはロシアの政治学者ヴィターリイ・トレチャコフ氏である。氏の論考を以下に紹介する。
ソ連の歴史はちょうどそのような経過をたどった。現在のEUにも同じような傾向は見られる。2020年代前半には「EUの孫たち」がちょうど中心的な政治勢力になる。
ソ連はどうして崩壊したのだったか。それは、中央政府の官僚主義のためであり、中央政府の利害および公式イデオロギーがソ連市民の大半およびソ連を構成する諸共和国の利害および世界観とどんどん乖離していったためである。それからもうひとつ。誰が誰を食べさせるのか、誰が働き、誰が楽しているのか、という点をめぐる、非難の応酬、これがソ連を破壊したのである。
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EUが崩壊すれば、アメリカの野望も崩壊します。逆に、革命によるアメリカの崩壊の方が先かも知れません。いずれにしても、彼らの目論見であるNWO(新世界秩序)が、成立する見込みは皆無です。
未来は互いに協力し合う多極化の時代で、各国が自立した多様性のうちに、全体が統合されている民主的な世界になるはずです。要するに、一握りの権力者が圧倒的多数を支配するという時代ではなくなるのです。現在こうした世界に導くために、神々、宇宙人、そして各国の有力者たちが賢明に努力をしている最中です。