竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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サウジアラビア アジア市場向け原油価格引き上げ
サウジアラビアの国営石油会社アラムコは「アジア諸国の消費者向け、2月の原油卸値を引き上げる」と発表した。
1バレルあたりサウジ原油は60セント引き上げられた。これで
サウジによる、アジア市場向け原油価格の引き上げは、2ヶ月連続となった。アジアは、ペルシャ湾岸諸国にとって鍵を握る重要な市場である。
サウジの原油輸出量の約60%、イランの輸出量のおよそ90%が、アジア向けだ。
一方欧州市場向けには、サウジアラビアは、原油価格を60セント下げた。北海ブレントに対し$4,85安く自国の原油を販売する考えだ。そうしたことからブレント原油の相場は下がり始め、すでに1バレル37ドル以下で取引されている。
なお米国市場向けの原油価格は、これまでどおりとなる。
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米中央軍元司令官「サウジとイランの紛争が、全面戦争に発展する可能性あり」
米中央軍元司令官のアンソニー・ジーニー退役海兵隊大将は、Fox Newsのインタビューに答えた中で「サウジアラビアとイランの間の紛争がエスカレートすれば、全面戦争に発展する可能性がある」と警告した。
ジーニー元大将は、次のように述べたー
「今の状況は、地域の経済と安定に無関心ではいられない国々すべての懸念を呼び起こしている。非常に心配なニュースだ。
もし、何らかの深刻な形で紛争が先鋭化した場合、それはイランとサウジの間の全面戦争に発展する恐れがある。それは、ペルシャ湾地域に近づくことを不可能にし、船の航行や原油ガスの輸送を制限するものとなる。
またサウジとイランの間の紛争は、ダーイシュ(IS, イスラム国)との戦いから人々の目をそらし、米国政府を支持する地域の国々の国内情勢不安定化を誘発することにつながるだろう。」
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よほど危機感を持って、“生き残り”という視点で未来を見据えないと、大変なことになります。いつまでも今のような暮らしが出来るとは思わない方が良いでしょう。