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[ポール・クルーグマン教授]『私が東京で言ったこと』 極秘会合議事録全文和訳

 ポール・クルーグマン教授が公開した極秘会合議事録の全文和訳がありました。ここでは抜粋して転載しています。全文は転載元でご覧ください。
 麻生財務大臣が不況対策として戦争を目論んでいることを暴露したと同然のトンデモ発言は、すでに時事ブログでも紹介されていますが、麻生発言が飛び出す前には、安倍首相が"ロケットは大気圏の外に出なくてはならない、…つまり、日本経済をデフレから脱却させ浮上させるための脱出速度を獲得する必要があり、私たちはそのための十分な速度を求めている"と戦争を連想させる発言をしています。
 一昨日、安全保障関連法が施行されましたが、安保法制懇メンバーで安倍政権の後見人とも言われている葛西敬之氏が以前に「そろそろどこかで戦争でも起きてくれないことには、日本経済も立ちゆかなくなってきますなあ。さすがに日本の国土でどんぱちやられたのではたまらないから、私はインドあたりで戦争が起きてくれれば、我が国としては一番有り難い展開になると思ってますよ。」と戦争を待望する発言をしています。
 またクルーグマン教授が"社会的な不安のせいでとてつもない緊張を生み出す"と指摘している難民問題について、安倍首相は難民への投資は"財政政策という観点からは有効なもの"と考えている節が透けて見えます。南シナ海で戦争になり、移民希望者が激増するば、日本に受け入れるつもりでいるのだと思います。すでに移民の法整備も整っており、経団連の思惑とも一致します。
 ポール・クルーグマン教授も安倍政権が戦争を目論んでいることに気付いたからこそ、極秘会合議事録を公開するに踏み切ったのかもしれません。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ポール・クルーグマン 『私が東京で言ったこと』
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[リテラ 他]高浜原発差し止めで再稼働の戦犯たちが錯乱!  / 日本の真の支配層の一角を占める真宗大谷派の決議:すべての原発の運転停止と廃炉 / なぜ小泉元首相は原発反対にこだわるのか?

竹下雅敏氏からの情報です。
 高浜原発の運転差し止めは、原子力村をパニックにしているのかも知れません。そうでないと、関西電力の八木誠社長の恫喝発言は理解できないものです。もっとも支配層はいつもこうしたやり方で、賄賂が効かなければ恫喝すれば何とかなると考えている連中です。しかし記事を読むと、原発への不信感は“地元自治体幹部の間にまで広がっている”とのことで、彼らの焦りがよくわかります。
 以前紹介した動画でもわかるように、脱原発は、世界的な流れになっています。実は日本でも、2012年2月の段階で、真宗大谷派が“すべての原発の運転停止と廃炉”を求める決議を出しているのです。私はこれを最近知って、少々驚きました。なぜなら、真宗大谷派は日本の真の支配層の一角を占める集団だからです。このことは、支配層の中でも、原発に関しては意見が割れている証拠だと思います。
 昨日の大日本皇道立教会の記事の貴嶺会関係組織図をご覧下さい。宗教法人「本廟本願寺」の設立者を見ると、真宗大谷派の人物だとわかります。記事に取り上げた決議文が、貴嶺会の意思と一致するとは思いませんが、支配層が原発推進で一致しているというわけではなさそうです。
 私の直観が正しければ、すでに支配層の奥の院である八咫烏は、“すべての原発の運転停止と廃炉”の方針を決定していると思います。この意思が関係組織に浸透するのに、少し時間が必要かも知れません。
 今日取り上げた最後の記事では、小泉元首相の脱原発に関する一連の動きに関して、原田武夫氏が非常に興味深いことを言っています。的を射た発言ではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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高浜原発差し止めで再稼働の戦犯たちが錯乱! 関西電力は反対派を恫喝、丸川環境相の避難対策反故で高浜町長はノイローゼ
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[日テレ、IWJ]「保育園落ちた」民進・山尾氏、厚労相追及 / なぜ保育士は、低待遇で働いているのか?認可保育園の賃金は、事業者が決めることはできない!?各党の政策内容に注目!与党のペテン「規制緩和策」にだまされてはいけない!

竹下雅敏氏からの情報です。
 保育士の給与は、月10万円増額して、ようやく他の業種とバランスが取れる位だったように思います。私は、子供を幼い時から保育園に預けることには賛成しませんが、経済的事情で止むを得ない人も居ると思います。また、幼い子供たちと関わる人ほど、人格的に円満でなければならないと考えています。
 その意味で、非常に大事な職業である保育士の方が、誇りを持って、余裕を持って、保育に当れる待遇は、待機児童の問題を別にしても、改善される必要があると思っています。
 保育の問題はかなり重要で、両親が丁寧に子供と関われる社会環境を充実させることが本来ではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「保育園落ちた」民進・山尾氏、厚労相追及
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なぜ保育士は、低待遇で働いているのか?認可保育園の賃金は、事業者が決めることはできない!?各党の政策内容に注目!与党のペテン「規制緩和策」にだまされてはいけない!
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[街の弁護士日記]麻生財務大臣兼副総理、クルーグマン相手に自説を展開 『デフレを解決したのは何か? 戦争だ!』 〜自民党は南シナ海で戦争を目論んでいる〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 スティグリッツ教授はTPPを強く批判したはずですが、マスコミは何も伝えていません。マチベンさんの記事によると、第3回会合においてクルーグマン氏が意見を述べたようですが、マスコミが何も反応しないので、“業を煮やした風があるツイートがクルーグマン氏から流れた”とのこと。ツイートには、会合の議事録がリンクされているようです。
 翻訳された議事録を見ると、麻生財務大臣がとんでもないことを言っています。思った通り、自民党は戦争を目論んでいるのです。目的は不況対策です。麻生は会合の中で“我々はきっかけを探している”と発言しています。きっかけは南シナ海だと考えて良いでしょう。
 こういう非常に重大な発言内容をマチベンさんの記事からしか知ることが出来ないのは、大変な問題だと思います。戦争は経済界からの要望でもあるでしょう。日本本土が戦場にならなければ、戦争を歓迎するという態度なのだと思います。見通しの甘さ、頭の悪さにウンザリとします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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麻生財務大臣兼副総理、クルーグマン相手に自説を展開 『デフレを解決したのは何か? 戦争だ!』
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第3回会合の議事録12頁のPDFがリンクされている。
英語の出来ない2級国民でかつ経済に疎い僕には、とうてい解読できるものではないが、麻生財務大臣兼副総理が重大な発言をしていることはわかるので、該当部分だけ、訳してみたよ(例によって訳の正確性は保証しないからね)。

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[Sputnik 他]英マスコミ パルミラ解放に対する米英指導部の無反応を批判 / シリアでCIA系武装集団とペンタゴン系武装集団が戦闘、CIAの手先がダーイッシュなら当然のこと 〜世界情勢に決定的な変化が現れるのは、時間の問題〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ダーイシュ(IS)の敗北が決定的な状況だということです。パルミラの戦いで、シリア政府軍はダーイシュを打ち破りました。これについて、欧米は沈黙を守っているとのこと。その理由は、櫻井ジャーナルが説明してくれています。軍幹部の良識派は、ダーイシュの危険性を早くから理解し、オバマ大統領に警告をしていたようです。しかしオバマは“アサド大統領の排除を優先”して、ダーイシュの勢力拡大政策を取り続けたわけです。今や欧米の政策の挫折が明らかになったわけで、彼らは沈黙せざるを得ない状況になっています。
 彼らの計画を破綻させたロシアに対してさらなる嫌がらせが出来るかですが、“続きはこちらから”以降の記事を見るとヒラリー・クリントンは追い詰められており、彼女の罪に対して正しい措置を取らなければ、“FBIは激怒しオバマや司法長官にとって命取りになるような秘密情報を公開する”とあります。また、アシュトン・カーター国防長官も、ヒラリー・クリントン同様のスキャンダルが持ち上がりました。世界情勢に決定的な変化が現れるのは、時間の問題になって来ました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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英マスコミ パルミラ解放に対する米英指導部の無反応を批判
転載元)
060196

英国の新聞「ザ・インディペンデント」によれば、英国は、シリアのパルミラ解放、つまり「ダーイシュ(IS,イスラム国)」最大の敗北について、2年間の沈黙を決心した、との事だ。

ロバート・フィスク氏は、同紙の記事の中で、次のように指摘している―

「この土日、黒衣の死刑執行人ら(ダーイシュの戦闘員ら)がパルミラを去った。その時。キャメロン首相もオバマ大統領も、沈黙を守った。

パルミラ解放までの数日間に、米軍参謀本部が、同地区のダーイシュの陣地に対し、2回空爆をしたとの報告を聞き、私は笑いこらえる事が出来なかった。これが、米国の『テロリストとの戦い』に関し、貴方が知る必要のある実際すべてなのだ。

もしシリア軍が、ロシア軍支援のもと、ダーイシュが自らの首都とするラッカを奪い取ったら、西側は、再び沈黙を守るに違いない。

27日、日曜日、シリア軍は「シリア及びロシア空軍支援のもと、パルミラを奪還しコントロール下に置いた」と発表した。パルミラは、昨年5月からダーイシュの支配下に置かれ、貴重な歴史遺産などが多数破壊されていた。

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シリアでCIA系武装集団とペンタゴン系武装集団が戦闘、CIAの手先がダーイッシュなら当然のこと
転載元より抜粋)
 シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すために送り込まれたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は戦略的に重要なパルミラから追い出され、敗北は決定的な状況だと見られている。

 そうした中、CIAの支援を受けている戦闘集団とアメリカ軍の支援を受けている戦闘集団が軍事衝突していると伝えられた。CIAはサウジアラビア、カタール、トルコ、イスラエルなどと同じようにアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを支援してきたが、それに対してアメリカ軍は現在、そうした「テロリスト」と戦うグループを支援しているという。アメリカ軍が支援している部隊の戦闘員は「4名か5名」よる増えたのだろう。詳細は不明だが、そうした戦闘があっても不思議ではない。

 シリアで戦闘が始まった当初、イギリスやフランスも積極的に工作へ関わり、トルコのインシルリク空軍基地ではアメリカの情報機関員や特殊部隊員、イギリスとフランスの特殊部隊員が戦闘員を軍事訓練しているとも伝えられていた。後に中心はアメリカ、サウジアラビア、カタール、トルコ、イスラエルになり、アメリカの主体はイスラエルと一心同体のネオコン。その後、こうして作り出された傭兵部隊を危険だと考える軍幹部が現れた。

 アメリカ軍の情報機関DIAの局長を2012年から14年まで務めたマイケル・フリン中将は退役後、アル・ジャジーラに対してダーイッシュの勢力が拡大したのはバラク・オバマ政権が決めた政策によると語り、ダーイッシュを押さえ込むためにロシアと手を組むべきだと主張、このフリンから国際情勢についてアドバイスを受けているというドナルド・トランプもそうした発言をしている。

 また、2011年10月から15年9月まで統合参謀本部議長だったマーチン・デンプシー陸軍大将もアル・カイダ系の武装集団やそこから派生したISを最も危険だと考えていたが、アサド大統領の排除を優先しているバラク・オバマ大統領はデンプシー議長の警告に耳を貸さなかったという。そこで、アメリカ軍は2013年秋からアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに関する情報を独断でシリア政府へ伝え始めたとハーシュは書いている。

 アメリカ軍がそうした動きを見せた頃、つまり2013年9月に駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンはシリアのアサド体制よりアル・カイダの方がましだと公言した。

 イスラエルは実際にアル・カイダ系武装集団やダーイッシュを支援してきた。

 負傷した反シリア政府軍/ダーイッシュの兵士をイスラエルは救出、病院へ運んだうえで治療しているとも伝えられている。

 昨年9月にデンプシーの後継議長に就任したジョセフ・ダンフォードはロシアを敵だと公言しているが、アメリカ軍(正規軍)はデンプシーやフリンのように考える人が少なくないのかもしれない。

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