注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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記事では、ロシアは「ジュネーブ・プロセス(国連後援のシリア和平交渉)の独占権」と「米国の外交的主導権を打ち破る」ことに成功したと指摘されている。
さらに、ロシアはサウジアラビアからイランまで地域のほぼすべての主要プレーヤーと生産的な関係を築くことができたとされている。
また、ロシアが活動を開始した後、その立場が「自分が有利なようにジュネーブ交渉への自身の参加条件を述べることができるほど高まった」シリアのアサド大統領は、権力を保持したと指摘されている。
(中略)
記者団の質問に対するアサド大統領の主な発言は以下の通り:
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「国連の決議で用いられている(停戦の)概念はともかく、(中略)...米国を筆頭とする西側諸国が期待していた通りのかたちにはならなかった…。現行のかたち(採択された決議)は、比較的良いもので、民間人を保護すると同時に、「テロとの戦い」を実現できるようになっている。一方、テロリストは首都ダマスカスを引き続き砲撃する命令を与えられた…。その証拠が、数日前に英国によって提示された新たな決議案と前の決議(第2401号)の違いだ…。(西側諸国は)前の決議で何の結果を達成できなかった。そこで、彼らは別の決議を検討し…、テロリストによる無垢の民間人への砲撃を続けられるようにしようとしている。(中略)...グータでの作戦は「テロとの戦い」の一環だ。国連で決議が審議されるタイミングは、武装集団側の弱体化に伴うことがほとんどだ」
(中略)
「西側諸国の有志連合について次のように言うことができる。この有志連合はダーイシュ(イスラーム国)の航空部隊だ、と…。
(中略)
西側は今やダーイシュを支援し、ヌスラ戦線(シャーム解放委員会)、ダーイシュ、そのほかの過激派を守っているのだ」。
(以下略)
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米軍はシリアに長期間駐留するつもりですが、イランはそれを許さないと発言しています。おそらく、米軍はシリアに留まることは出来ないでしょう。
フルフォード氏によれば、現在のアメリカ合衆国の真の大統領は、ジョン・ケリー首席補佐官だとのこと。これは案外当たっているかも知れません。私は今のトランプ政権内の人物で、ジョン・ケリー氏は最も信頼できる人物の1人だと思っています。
トランプ政権では、キッシンジャー外交が成果を上げつつありますが、ジョン・ケリー氏は全体を把握しており、地球の平和に貢献出来る人物だと思っています。私が見たところ、彼はマティス米国防長官やマクマスター補佐官とは異なり、中東から米軍を撤退させる意思を持っていると考えています。