竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ハマスとの戦闘で苦戦が伝えられているイスラエルが停戦を呼びかけ、拒否された
引用元)
《櫻井ジャーナル》 23/12/23
ハマスをはじめとするパレスチナ系武装グループが10月7日にイスラエルへ攻め込んだ後、イスラエル軍はガザの住民に対する大規模な攻撃を開始、すでに2万数千人が死亡、その約4割は子どもだとされている。ヨルダン川西岸でもパレスチナ人に対する激しい攻撃が続いているという。それに対しイスラエル軍とハマスとの戦闘に関する情報が乏しい。
ハマス側から流れてくる映像などを見るとイスラエル軍の死傷者は少なくないようで、破壊される戦車の映像もある。当初からイスラエル軍は苦戦していると言われていたが、その推測が正しかったのかもしれない。
こうした中、イスラエル政府はハマスに対して停戦を提案したが、拒否されたと伝えられている。ハマス側は、イスラエルが先にガザ攻撃をやめた場合にのみ人質交渉に応じるとしているようだ。
前の停戦の際にも言われたが、イスラエル側は戦況が良ければ停戦をせずに攻撃を続けるはず。ここにきて再び停戦を求めたということは、それだけ厳しい戦いを強いられている可能性が高い。
(以下略)
ハマス側から流れてくる映像などを見るとイスラエル軍の死傷者は少なくないようで、破壊される戦車の映像もある。当初からイスラエル軍は苦戦していると言われていたが、その推測が正しかったのかもしれない。
こうした中、イスラエル政府はハマスに対して停戦を提案したが、拒否されたと伝えられている。ハマス側は、イスラエルが先にガザ攻撃をやめた場合にのみ人質交渉に応じるとしているようだ。
前の停戦の際にも言われたが、イスラエル側は戦況が良ければ停戦をせずに攻撃を続けるはず。ここにきて再び停戦を求めたということは、それだけ厳しい戦いを強いられている可能性が高い。
(以下略)
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配信元)
X(旧Twitter) 23/12/21
Qassam vs IDF in Khan Yunis, including several Yassin hits on troop carriers (including one where the fighter passes on the bulldozer to hit the troop carrier); Yassin fired from above; D9 bulldozer gets taken out; and an RPG strike on IDF troops on foot. [Qassam Brigades 20/12] pic.twitter.com/CttMRsOfIh
— Jon Elmer (@jonelmer) December 21, 2023
» 続きはこちらから
こうしたイスラエルの停戦案に対して、櫻井ジャーナルは「当初からイスラエル軍は苦戦していると言われていたが、その推測が正しかったのかもしれない。」と記しています。
こうした推測は、“イスラエル軍が連行していた下着姿のパレスチナ人の85-90%は民間人であったことを、イスラエル安全保障高官が認めた”ということからも分かるように、イスラエル側の情報にはまともなものがなく、現実の戦闘の様子は添付したツイート動画のようにハマス側のものばかりである、という事実によります。
“続きはこちらから”の記事とツイートをご覧ください。「アメリカは、オマーンの仲介者を通じてフーシ派と交渉している。」ということです。“アメリカっていうのは、気に入らない奴はボコボコにするんじゃなかったの?”と思いましたが、ツイートのイエメン国軍報道官の言葉を見ても、イエメンのフーシ派が米軍の空爆を恐れている様子はありません。
スコット・リッター氏は、“イエメンは…ガザの人々を支援するためにできることをするつもりだ。そしてその行動は、地政学的見地から見ても驚くべきものだ。…米国は今、必死に解決策を打ち出そうとしている。しかし、はっきりさせておきたいのは、我々にはこの問題に対処できる軍事力はないということだ。…我々には空母戦闘群があるのみだ。…イエメンは2014年以来、米軍機と米軍が空爆している。…彼らが威嚇されるとでも思っているのか?”と言っています。
イエメンの惨状については、例えば「イエメン 飢餓」で検索すれば、いくらでも悲惨な画像が出てきます。こちらのツイートは2019年5月3日のものです。また、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は2022年3月に、“イエメンですでに深刻な状況にある飢餓の危機は完全な大惨事に瀕しており、食料支援を必要とする人の数は1740万人、緊急レベルの飢餓に直面する人の数も増えている”と警告しています。
こうしたイエメンの惨状がずっと気になっていましたが、これまで時事ブログでは取り上げることができませんでした。それは、今回のガザの出来事がなければ、パレスチナ問題を取り上げることができないのと似ています。
人々は戦争が起こるとか、メディアが騒ぐとかでないと、何の関心も持たないからです。ほとんどの日本人は、イエメンで起きていることが日本でも起きる可能性をまったく考えないように見えます。
インドの宗教的哲人、ジッドゥ・クリシュナムルティは、「あなたは世界であり、世界はあなたである。」と言いました。もう少し分かりやすい表現では「私たちの一人一人が、この競争的で非情な文明を、築き上げてきました - その中で人が人と対立しているものを、です。」と言っています。