2023年12月28日 の記事

ハマス・イスラエル戦争の本質を突く極めて重要な記事 ~カタールと繋がっているハマスの最上層部は、ムスリム同胞団のパレスチナ支部とほぼ同義

竹下雅敏氏からの情報です。
 ハマス・イスラエル戦争の本質を突く極めて重要な記事を紹介します。記事の全文を機械翻訳し、理解を助けるためにウィキペディアの情報やグーグルの地図を挿入しています。
 記事を読んで驚いたのは、私が漠然と理解していた事柄が、極めて説得力のある仮説と共に明確に示されていたからです。例えばハマスですが、私の直観ではハマスは指導部も一枚岩ではなく、さらにカタールと繋がっている指導部と一般の戦闘員では全く別のことを考えていると思っていました。一般の戦闘員はパレスチナ人の解放のために戦っているのに、カタールと繋がっている最上層部はガザをイスラエルに明け渡すつもりでいると認識していました。
 このことはトルコも同様です。トルコの国民は、ハッキリとパレスチナ支持なのですが、トルコのエルドアン大統領はパレスチナの人々をガザから追い出すことに加担していると思っています。11月2日の記事で、“エルドアン大統領はガザ沖のガス資源の利権を優先して、イスラエルと取引がしたいと考えているのではないでしょうか”とコメントした通りです。
 ただ、カタールと繋がっているハマスの最上層部が、なぜイスラエルと結託しパレスチナ人をイスラエルから排除することに同意しているのか、その理由が分からないでいたのです。
 カタールと繋がっているハマスの最上層部は、ムスリム同胞団のパレスチナ支部とほぼ同義です。ムスリム同胞団はオバマ元大統領とつながりが深く、11月30日の櫻井ジャーナルには、“ムスリム同胞団は1928年、ハッサン・アル・バンナによって創設されたが…イギリスのグランド・ロッジをモデルにして、イギリスの情報機関MI6によって組織された。その後、アメリカのCIAに乗っ取られた”と書かれていました。
 そのムスリム同胞団の野望は、記事によれば「すべてのアラブ諸国で権力を掌握しようと戦っている」ということです。“この大虐殺の真の目的がパレスチナの地位ではなく、アラブ諸国の統治にあるとすれば、中東で政権交代が相次ぎ、そのたびに同胞団が有利になることが予想される”とあります。
 アラブの春はムスリム同胞団によるものでしたが、彼らは今もサウジアラビアなどの国を転覆させる意図を持ち、その野望のためにCIA に利用されているのです。
 著者は、“ハマスとイスラエルの作戦全体は…アメリカ人が主導している。…ムスリム同胞団と修正シオニストは…共犯者なのだ。彼らの計画は…ハマスがパレスチナ人の抑圧に対する唯一の効果的な抵抗勢力であるかのように見せかけ…パレスチナ人の犠牲を戴くムスリム同胞団がアラブ世界で権力を握る”ことだと言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ベンヤミン・ネタニヤフ首相の嘘とハマスの言い逃れの裏にあるもの
引用元)
ハマスとイスラエルの戦争に関する公式見解は、答えよりも多くの疑問を投げかけている。ここで著者は、7つの大きな矛盾を指摘する。考えてみれば、ハマスとベンヤミン・ネタニヤフ首相は敵対しているどころか、パレスチナ人やイスラエル人の命を顧みず、協調して行動している。彼らの背後では、アメリカとイギリスが糸を引いている。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2023年9月22日、パレスチナのレジスタンスによる攻撃の16日前、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はニューヨークの国連で演説した。彼はイスラエルがパレスチナ自治区を吸収した「新しい中東」の地図を振りかざした。

私たちは、10月7日のイスラエルへの攻撃と、ガザにおけるパレスチナ市民の虐殺に対して、入手可能な情報に基づいて反応している。しかし、イスラエル政府とハマスの公式見解は嘘だと感じている。
 
7つの主要な疑問が未解決のままである:
 
1. ハマスが疑惑を持たれることなく、深さ30メートルのトンネルを500キロも掘り、建設できたのはなぜか?
 
> トンネル掘削装置は、民生用と軍事用の両方があると考えられている。ガザでは製造されておらず、イスラエル政権内で共謀がない限り、いかなる状況でも持ち込むことはできない。
 
> 掘削された土砂(100万m3)は、航空監視では発見されなかった。仮に、それがさまざまな場所に散乱し、他の建設現場の土に混じっていたとしても、イスラエルの諜報機関が20年間も何も発見しなかったということはありえない。
 
>トンネルの換気装置は軍事用とは考えられていない。ガザに持ち込むことは可能だが、必要な量が多ければ注意を引くはずだ。
 
> 壁を固めるのに必要な鉄筋コンクリートは、ガザでは製造されていない。これも軍事用とはみなされないが、必要な数量は注意を引くはずだ。
 
2. ハマスがこのような兵器庫を備蓄できるのはなぜか?
 
>ムスリム同胞団のパレスチナ支部であるハマスには、大量のロケット弾と拳銃がある。ハマス自身がロケットの部品を製造している可能性もあるが、高性能スキャナーにもかかわらず、主にウクライナから数千丁の拳銃をガザに輸入している。これは、イスラエル政権内部の共謀なしには不可能と思われる。
 
3. なぜベンヤミン・ネタニヤフ首相は、警告した人々を全員解任したのか?
 
>エジプトのアッバス・カメル情報相は、ハマスの大規模な攻撃を警告するために自ら電話をかけた。
 
>彼の友人であるメムリ情報局長のイーガル・カルモン大佐は、ハマスの大規模攻撃を個人的に警告した。
 
>CIAはイスラエルに、ハマスの大規模攻撃を警告する2つの諜報報告書を送った。
 
> ヨアヴ・ガランド国防相は、ハマスが準備した「完璧な嵐」を政府に警告したため、7月に解任された。

Wikipedia[Public Domain]
アッバス・カメル
エジプト情報総局(EGID)の現局長

Author:Avi Ohayon[CC BY-SA]
ヨアヴ・ガランド国防相
(画像はシャンティ・フーラが挿入)
 
4. ベンヤミン・ネタニヤフ首相はなぜ10月6日夜、治安部隊を動員解除したのか?
 
>首相はシムハット・トーラーとシェミニ・アツェレトの祝日に治安部隊の活動を停止することを承認していた。そのため、攻撃当時、ガザ周辺の安全フェンスを監視できる人員はいなかった。
 
5. その朝、治安当局はなぜシン・ベト本部に閉じこもったままだったのか?
 
>ロネン・バー防諜局長は10月7日午前8時、ハマスの大規模作戦を警告するCIAの第2次報告書を検討するため、全警備当局の責任者会議を招集した。
 
しかし、攻撃は同日午前6時半に始まった。治安当局が反応したのは午前11時だった。この延々と続く会議の間、彼らは何をしていたのだろうか? 
 

Author:Amos Ben Gershom [CC BY-SA]
ロネン・バー
イスラエル安全保障局
(シン・ベト)局長
(画像はシャンティ・フーラが挿入)
 
6. このように「ハンニバル指令」を発動したのは誰で、なぜなのか?
 
>治安部隊が反応し始めたとき、イスラエル国防軍は「ハンニバル指令」の適用を命じられた。これは、敵がイスラエル軍兵士を人質に取ることは、たとえ殺すことになったとしても許されないと規定するものである。イスラエル警察の調査では、イスラエル空軍がスーパーノヴァ・レイブ・パーティーから逃げ惑う群衆を爆撃したことが確認されている。したがって、10月7日に殺された人々のかなりの割合は、ハマスの犠牲者ではなく、イスラエルの戦略の犠牲者だった。
 
> 理論的には、「ハンニバル指令」は兵士にしか適用されない。誰が、なぜイスラエルの民間人の群衆を爆撃すると決めたのか。今日、どのイスラエル人が攻撃者によって殺され、どのイスラエル人が自軍によって殺されたかを確実に判断することは不可能である。
 
7. なぜ西側諸国はイスラエルを脅しているのか?
 
>ペンタゴンは、USSジェラルド・フォードとUSSアイゼンハワーの2隻の海軍部隊と、USSフロリダの巡航ミサイル潜水艦を配備している。ハアレツ紙は、3隻目の空母にまで言及している。アメリカの同盟国(サウジアラビア、カナダ、スペイン、フランス、イタリア)は、この地域に戦闘爆撃機を配備している。
 
これらの軍隊は、トルコやカタール、イランを脅かすために設置されているのではない。西側諸国のマスコミは、ハマスの攻撃に関与していると非難しているが、イスラエルの沖合、ベイルートとハーマートに設置されているのだ。彼らはイスラエルを包囲している。そしてイスラエルだけを。

Googleマップ ©2023 Google、Mapa GISrael
(赤い印のところがハーマート、画像はシャンティ・フーラが挿入)

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[X(旧Twitter)]水溜まりは嫌がるものじゃなく…

竹下雅敏氏からの情報です。
このようなお手本があるにもかかわらず、動画はここで切れている。
後ろのオッサンは楽しめなかった?
(竹下雅敏)
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[深田萌絵氏] 熊本TSMC工場への巨額の助成金、NTT私物化利権に絡む萩生田光一氏の疑惑を指摘 〜 公金の流れを開示すべき、NTTを完全民営化するならば国民の電話加入権を返せ

 2023/12/27時事ブログ「ぴょんぴょんの『TSMCは第二のチッソか?』 ~熊本TSMC工場のもたらす災厄の数々」では、現在進行形のTSMC問題の全貌が解説されていました。熊本県が環境影響評価条例を変更してまで環境アセスメントを回避して、有害なTSMC工場を受け入れているだけでなく、半導体不足はすでに解消しつつあるのに、さらに第2工場が予定され巨額の助成金が投じられるようです。NHKによれば、今年度の補正予算1兆9000億円が半導体関連基金に流れるようです。
 深田萌絵氏は「なんの競争入札もなく、他の会社と比較することもなく、外国のある一社のみに条件がフィットするような要件をつけて、他の競争事業者を排除した上で(TSMCに)決定した」と指摘されました。それはまさしく加計学園獣医学部が認定された時と同じ手法です。国内の自動車用の半導体企業は助けずに外国企業に助成金を出し、半導体が増産されても国内企業には優先供給しないという、およそ国益に適う政策ではありません。
 こうした異常なことが萩生田光一氏の一存で決定されたのであれば、9000億円もの助成金を出すプロセスを開示すべきだという深田氏の主張はもっともです。「TSMCに助成金あげるって決まってから、萩生田さん一気に総理候補になりましたよね。」"萩生田氏に群がれば好き勝手に公金を湯水のように使える。仮に萩生田氏が落選しても、利権にありついた人達が金をばら撒いて新たな政治家を送り込めば全部事足りてしまう"という、自民党政治の暗部を指摘されています。
 1950年代に「台湾バナナ利権」というものがあったそうです。"台湾バナナで儲かった人たち、岸家、小泉家、河野家が総理候補になったように、次はTSMC利権、NTT「40兆」利権で萩生田さんが総理候補になるのか"と、メディアが伝えないことに切り込んでおられます。国民がぼんやりしていたら、次は"台湾パイナップルで当選した人たちが NTTを私物化して40兆円利権にありつこうとしている"という瀬戸際です。
 「もしもNTTを完全民営化するのだったら国民の電話加入権を返してください。NTTの通信インフラは電話加入権を買った人のものです。固定電話を止めるのであれば、それをそのまま国民に返して下さい。」と声を上げる活動を開始されました。
(まのじ)
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安倍派裏金疑惑、本命は1兆3760億円?
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山小屋から「萩生田さん、半導体不足が終わったのに私たちから一兆円奪うの?」
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