月別アーカイブ: 12月, 2024

[X]朝鮮戦争の概説

竹下雅敏氏からの情報です。
ぴよぴーよ速報を超えた。
(竹下雅敏)
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配信元)

[鈴木宣弘氏] 今後20年で農業従事者数が30万人に激減するという仮定のもとに農業法人への企業参入を進める日本の亡国政策 / 「農家が元気に生産できる政策こそ本来の役割」

 鈴木宣弘先生が、日本を亡国に導く農業政策を批判されていました。「今後20年で、基幹的農業従事者数は現在の約120万人から30万人まで約1/4まで激減する」という予測があるそうです。そうなると大多数の農家が潰れることになるので、日本政府は今後、少人数で規模拡大が可能な農業法人化を進めて「スマート農業、輸出、海外農業投資」を展開させようとしています。非農業の企業が農業法人に参入しやすくする法改正も進めるようです。
農家を支えるための「政策は十分やったのだから潰れるほうが悪い(中略)。もうこれ以上、農村全体を支える政策は行わない。」という国の方針ですが、その十分やった政策というのは、農作物の販売収入に対してゲタを履かせることで生産費割れの状況を防ぐ「畑作のゲタ政策」、価格や収量が変動しやすい米や畑作物の収入が大きく落ち込んだ場合に、それを補てんするセーフティーネットの「コメのならし政策」、農業者が加入する国の「収入保険」、生産条件が不利な山間などの農業を支援する「中山間地・多面的機能直接支払い」など、いずれも当面の経済支援で、しかもよく見ると様々な条件をつけて、とても全ての農家が安心して営農できる内容ではなさそうです。まして日本の農業を大きく発展させる政策ではありません。「こうした方策で、国民への十分な食料供給も、中山間地が多い日本の農業・農村を守ることもできるわけがない。」
 鈴木先生は「そもそも、出発点が間違っている。」として、農業を担う人が30万人に激減するという仮定に政策を合わせるのではなく、「農家が元気に生産を継続できるようにする政策を強化して、趨勢を変えることができれば、流れは変わる。それこそが政策の役割ではないか。」と、本来の国の農業政策に立ち返るよう訴えておられます。
「大局的見地に立った国家観のない政策、人々の命と暮らしを守る視点の欠如した政策は亡国である。」
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】議論の前提が間違っている~人口問題、農業就業者問題
引用元)
(前略)
 今後20年で、基幹的農業従事者数は現在の約120万人から30万人まで約1/4まで激減するのだから、農業をやる人はいなくなってくるのだ。だから、それに合わせて、企業参入を進め、少ない人数で一層の規模拡大をする必要がある、といった議論がよく展開される。先般の食料・農業・農村基本法の改定でもそうだった。
(中略)
すでに畑作のゲタ政策、コメのナラシ政策、収入保険、中山間地・多面的機能直接支払いなどが行ってきたのに、それでも、農業の疲弊が加速している。政策は十分やったのだから潰れるほうが悪い(コスト上昇が考慮されないから今回の危機に対応できないという政策の不備は認めない)。もうこれ以上、農村全体を支える政策は行わない

大多数の農家が潰れることを前提に、規模拡大、スマート農業、輸出、海外農業投資、などを展開するために、農業法人における農外資本比率の条件を緩和する(50%未満→2/3未満)などの企業参入の促進のための規制緩和を進める、といった議論だ
(中略)
 これは、そもそも、出発点が間違っている。基幹的農業従事者が120万人から30万人になるというのは、今の趨勢が続いたら、それを放置したら、という仮定に基づく推定値であり、農家が元気に生産を継続できるようにする政策を強化して、趨勢を変えることができれば、流れは変わる。それこそが政策の役割ではないか
(中略)
(中略)狭い目先の効率性、歳出削減しか見えない政策では、農業・農村が崩壊して一部の企業だけが儲けたとしても、日本の地域社会、資源・環境、人々の暮らしと命は守れない。大局的見地に立った国家観のない政策、人々の命と暮らしを守る視点の欠如した政策は亡国である

「非常戒厳」を宣言するという賭けに出た尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の実情 ~ウクライナ戦争での「対ロシア制裁」のブーメラン効果

竹下雅敏氏からの情報です。
 NHKの速報によると、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を求める議案の採決は「事実上、否決される見通しとなった」とのことです。
 議案の可決には、与党から少なくとも8人の賛成が必要ですが、与党「国民の力」は国会での採決で、党として反対する方針を決め、採決を前にほとんどの議員が議場から退出したということです。
 大統領夫人の金 建希(キム・ゴンヒ)氏には様々な疑惑がある(4分25秒)ということなので、「整形疑惑かな?」と思いましたが、“特に厳しい追求を受けることとなったのが、高級ブランドバックを受け取った収賄疑惑と株価操作に関与した疑惑です(4分45秒)”とのことです。
 夫人のスキャンダルもありますが、韓国の議会は定数300に対し最大野党「共に民主党」が170議席を有していることから、尹錫悦大統領は現実問題として国家の運営が困難な状況に追い込まれていました。
 こうした状況を打破するために、「非常戒厳」を宣言するという賭けに出たのだと思いますが、見事に失敗したということではないでしょうか。
 フランスでは、2025年度の社会保障に関する予算案を強行採択したことで、ミシェル・バルニエ首相の内閣不信任決議案が可決。バルニエ内閣は発足からわずか3カ月で崩壊することになりました。
 ドイツも先月、低迷するドイツ経済の活性化策についての意見の相違からオラフ・ショルツ首相の率いる与党連合が崩壊し、ショルツ政権は下院(連邦議会)で過半数割れになりました。
 これらの出来事は、ウクライナ戦争での「対ロシア制裁」のブーメラン効果によるものです。
 “続きはこちらから”の櫻井ジャーナルには、“アメリカ政府の好戦的な政策に従って彼(尹錫悦大統領)は中国やロシアとの関係を悪化させていくのだが、必然的に韓国経済は悪化。その結果、国民の支持率は 20%を切った”とあります。
 そうした尹錫悦政権を支えていたのはアメリカの好戦派であり、引用元では「韓国の現政権が倒れることはジョー・バイデン政権を支えてきたネオコンにとって大きなダメージ」だとしています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「もう私たちの大統領ではない」…“戒厳令”で揺れる韓国 尹錫悦大統領らを“内乱罪”で刑事告発・捜査へ 突然の“戒厳令”の背景に夫人疑惑も【news23】|TBS NEWS DIG
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[X]ノリノリで完コピするインコ🕊️

編集者からの情報です。
楽しい掛け合い♪
(まのじ)
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野党7党が自民党案の抜け穴を許さない「政策活動費廃止法案」提出、れいわと「有志の会」は加わらず 〜 野党案には巧妙な条文のごまかしで自民党案よりも大きな抜け穴を作っていた

 国会論戦では、やはりド直球のれいわ新選組がおもしろい。12月5日のくしぶち万里議員の質疑では、「総理が消費税減税をやらないのであれば、野党の皆さん、我々でやろうじゃありませんか!」と議員席に向かって呼びかけています。「野党が一致すれば、苦しんでいる国民を救うことができるんですよ。(中略)与野党が逆転した今こそ、最大のチャンスですよ。」「(立憲の)野田代表には、消費税増税の生みの親から、消費税減税の生みの親になって欲しいんです。せめてインボイスだけでも一刻も早く廃止すべきです。」と、攻めています。
 野党が一致すれば政府を動かせるフェーズに乗るように、12月4日、立憲民主党など野党7党が「政策活動費廃止法案」を衆議院に共同提出しました。自民党が提出している政治資金規正法の再改正案では「いろいろな理由をつけながら公表をしない抜け穴がたくさんある」として、それに対するこの法案で「党から議員に支給される政策活動費を廃止し、議員に対する渡しきりの支出は、例外なく禁止する」としています。
 ところがこの法案に、れいわ新選組と「有志の会」は加わりませんでした。なぜか?福島伸享議員と高井たかし議員が、それぞれ理由を解説していました。巧妙な条文のごまかしについては、福島議員がこちらの動画で鋭く指摘しています。野党共同提出案での「渡し切り禁止」で、あたかも政策活動費が禁止されるような錯覚を与えていますが、「『渡し切り』以外に存在する政策活動費を『調査委託費』や『〇〇研究費』、『会合運営費』などとして計上すれば、政策活動費として何ら規制がかかることはなく、むしろ自民党案より穴が大きくなる可能性がある」というものだそうです。
政策活動費問題の火付け役の「有志の会」も、れいわ新選組も、この点を立憲民主党に指摘したにもかかわらず「何を急いでいるのかわからないが、野党7党で昨日法案は提出されてしまった。」という経緯のようです。
 国民をだますような法案を出して、野党一致の功績のように見せるのはやめていただきたい。国民の側に立った良心的な立法のプロフェッショナルに期待します。
(まのじ)
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