注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
最新鋭の航空機で偵察されたくない米国
本日クレムリンでは国立核危機軽減センター(NNRRC)から困惑させられるような内容の新報告書が出回っているのですが、それによると歴史上初めてアメリカ合衆国がロシアの新鋭Tu【ツポレフ】-214ON偵察機の認証を拒絶し、オープンスカイズ【=領空開放】条約(OS)の最も中心的な条項に違反しました。
――NNRRCのセルゲイ・ルイシコフ所長はこれを受けて「米国代表団のトップはワシントンから直接指示されたと述べる【だけで】何らの説明も理由も提示することなく最終文書への署名を拒否し、オープンスカイズ条約の条項に違反した」と発表しました。
――ですが【ロシア】国防省(NNRRCを管轄下に置く省庁)はこの件が、米国のニューメキシコ州サンスポットに位置する国立太陽天文台の科学者全員が一斉に謎の職場放棄をして、現在は恐らく地下に隠れていることと直接関係していると、警告しています。
Top Solar Scientists Fleeing Underground.
— Bondi Surf ❌ (@lace4u2c) 2018年9月12日
🚫https://t.co/anQiGAE1WC#QAnon #QArmy pic.twitter.com/B55yEyzDkH
一体全体何が起こってる?
米露の軍拡競争を抑止する相互偵察条約
当該報告書によると、シリアを巡るロシアと米国の緊張があわや核戦争かという瀬戸際まで高まる中、オープンスカイズ条約は軍隊および軍事活動における【情報】開示と透明性を推進すべく、こんにち最も広範囲かつ国際的な軍備管理に向けた努力【の結晶の】の一つであることから、壊滅的な【武力】衝突を押し留める最後の障壁となっていました。
――そして【条約は】軍事活動に関する説明と実際の行動が一致していることを保証するため、ロシアおよび米国双方の偵察機が互いの領域上を飛ぶことを許可していたという訣です。
オープンスカイズ条約の下、ロシア製のデジタル観測機器を搭載した新鋭ツポレフTu-214ONの査察のため、9月2日から11日にかけて23箇国より合計72名の専門家がロシアのモスクワ近郊のクビンカ飛行場を訪れたと当該報告書は続けています。
――この【偵察】機が条約の全ての条項を完全に順守していることは各代表団のトップ全員が認めたというのに、米国の代表団だけは認証を拒絶し、ワシントンにいる上司たちからそのように指示されたのだと述べました。
I wonder if anyone told Trump the McCain Defense bill he signed today suspends Russia’s ability to conduct monitoring flights under the Open Skies Treaty. (Trump may turn out to be Putin’s Chinese curse…as in…May you get what you wish for😉) https://t.co/cLxiEm8ad6
— Paula Chertok🗽 (@PaulaChertok) 2018年8月14日
軍事ド素人の私はステルス戦闘機もどきを想像してしまったのですが、差し替えのツイート画像を見ると民間のジェット機っぽい形状で、「オープンスカイズ」そして「ロシア連邦」と表記してあります。アメリカ側も似たような形状で国と条約名が同様に表記されていました。
こういった非武装の偵察機が条約加盟国の軍事施設の写真を撮りにお邪魔しても、領空侵犯にはならないんですね。日本も韓国・北朝鮮・中国と結んで互いの疑心暗鬼を解消し合えばいいのに。】
カナダのUFO資料館とニューメキシコの天文台の間で取り交わされた謎の通信
どうして世界中が核戦争の懸念を抱くようなあからさまな形で米国がオープンスカイズ条約を違反したのかですが、当該報告書の中で【ロシア】国防省が対外情報庁(SVR)の調査文書を引用し始めた辺りから非常に奇妙な展開を見せています。
【――この調査文書は】大西洋上のブイ【=浮標】の温度読み取りを検査しにカナダのノバスコシア州へ先週赴いたアメリカの科学者チームを【SVRが】監視していた件に関連する【内容】でした。
――【このアメリカのチームは】シャグ・ハーバーという小さな漁村に立ち寄ったのですが、その後24時間経たずしてシャグ・ハーバーUFOセンターに【誰かが不法】侵入する【という】不可解な【事件】が起こりました。
――【このセンターは】「相当規模の無音の爆発」と共に巨大な未確認飛行物体が海中へ激突したと報告された1967年10月4日のシャグ・ハーバーUFO事件として知られる出来事にまつわる情報や品々を最も広範囲に蒐集している場所です。
このアメリカの科学者たちがノバスコシア州で何をしていたかの真相は一般的な情報を掲載した当該報告書よりも上位の【機密保持の】等級に該当するため完全には言及されていませんが、彼ら【科学者チーム】によるニューメキシコ州の国立太陽天文台との通信活動の結果、突然この科学施設を【天文台の】科学者たちが遺棄するに至ったのだという点はSVRも指摘していました。
――そしてその大半は、程なくしてリチャード・B・ダン太陽望遠鏡として知られるニューメキシコ州の地下何百フィートの深さの姉妹施設へ到着したのです。
Richard B. Dunn Solar Telescopehttps://t.co/kfCTq5Xtep pic.twitter.com/qJTO6s985r
— Bondi Surf ❌ (@lace4u2c) 2018年9月12日
September 12, 2018
— いーわけ (@dobnoic2) 2018年9月13日
Fears Raised In Russia After United States Fails Main Treaty Obligation And Sends Its Top Solar Scientists Fleeing Underground pic.twitter.com/1nYC1ANCXy
所管団体の支離滅裂な説明、宇宙からの謎の電波バースト、太陽からの磁気嵐
国立太陽天文台とリチャード・B・ダン太陽望遠鏡のどちらもが天文学研究のための大学協会(AURA)によって運営され、人員の配置も【そこが】担っているのですが、何故職務放棄したかについて彼らが出した唯一の公式発表【がこちら】:
しかも、そうする理由は「この時点で安全上の問題に取り組むため」だと言うのです。
気味が悪いことに、この科学者たちが職務放棄したのと時を同じくして、地球外知的生命体探査(SETI)という(ニューメキシコ州に設置された超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)を調査発見のために使っている)組織が尋常ならざる「謎の電波バースト」が30億光年離れた場所から地球に向けて放射されたことを探知したと発表しました。
――しかもそれに続いて、太陽コロナに突然開いた巨大な穴によるG-2 級の太陽嵐警報を発したとアメリカの太陽科学者たちが警告しました。
While the weather may not be the most cooperative tonight, any breaks in the clouds with a view of the northern sky tonight may...just may...prove beneficial. NOAA Space Weather @NWSSWPC has issued a G2 geomagnetic storm watch. #aurora pic.twitter.com/ft4Z3tNbde
— NWS Seattle (@NWSSeattle) 2018年9月11日
発生しない筈のハリケーンと謎の症状
以上、アメリカ国内やその周辺で起こった一見すると共通点がなさそうな一連の出来事に対してロシア軍の科学者たちが最も懸念しているのは、「現実世界」の出来事なのだと当該報告書は言っています。
――【というのも】今年6月の大西洋の熱帯海域の温度は大変低く、気象学者たちはこの場所から一つとしてハリケーンが生じることは不可能だろうと予測していたにも関わらず、ここ数週間この海域では前代未聞の著しい水温上昇が起こり、史上最も強力なハリケーンの一つが米国沖に今や迫っているのです。
またもう一点警戒すべきだと当該報告書が結論付けているのは、ここ数週間に渡って大西洋の温度が上昇するのとまさしく時期を同じくして、この海域上ないしは周辺を飛行し、米国とヨーロッパの双方で離着陸した複数の民間機から何百人もの病人を出していることです。
――その乗客全員が「インフルエンザ的」な症状だと報告されており、しかもこれは放射線宿酔を患った人間に見られる初期症状と完全に合致しているのです。
――この放射線が大西洋の海中にある謎の「物体」によって発射されたものなのか、そして我々はこの銀河の外から何らかの警告を受けているのか、それともそれは太陽から来ているのか、オープンスカイズ条約に則りロシアの新鋭ツポレフTu-214ON偵察機【が大西洋上に向かえば】すぐさま探知可能なのですが、米国は未だ明かされていない理由によって飛行許可を出すことを現在も拒絶しています。
Vanilla Ice says he was on the flight from Dubai in which more than a dozen people fell ill. https://t.co/3Oj59S2dCY pic.twitter.com/Fp71LVNMsv
— Inside Edition (@InsideEdition) 2018年9月5日
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
編集者註:元記事で使用された画像は、同じもの(ないしは類似のもの)を掲載したTweet画像などに変換してあります。
ダーブー777氏の動画でも、この記事で指摘された大西洋の熱帯海域、そしてそこに流れ込む西サハラ上空の気流で異常が観察されていると指摘していました。
ダーブー氏はCIMSS(気象衛星共同研究所)のMIMIC(マイクロ波のリアルタイム衛星画像)に写った奇妙な波形が南極から放射されていることから、南極のHAARP的な施設を疑っているようです。
この記事では、大西洋の海中基地ないしは水没UFOから放射能を伴う何かが放射されて海水を温めていると見ているようです。米国がロシアに見られると困る事態とは一体何なのでしょう。