ままぴよ日記 44 「新型コロナウイルスによる休校⁉」

深呼吸!!

新型コロナウイルスがパンデミックを迎えようとしている今、私に何ができるのかを考えています。まずは自宅の横にある診療所の環境を整え、夫や従業員の健康を管理しながら、患者さんへは子育てのことまで含めた情報発信をしている日々です。

一方で、子育て広場のイベントや行政、学校関係の仕事がことごとくキャンセルや延期になり、その調整や連絡に追われています。

そんな時に小中高校がいきなり休校になるというニュース!
休校して感染リスクを減らすのは賛成ですが、その前に親が仕事を休める環境整備やそれが出来ない子ども達の受け皿を準備しておく必要があったのでは?
いきなりの要請に学校関係者、行政、親の間で衝撃が走りました。

それに連動して次々に公共施設の閉鎖が始まりました。

子ども達はどう過ごせばいいのでしょうか?ママの仕事は?子育て広場は?と心配していたら息子夫婦は医者でもあるので休みが取れなくなり3人の孫を預かる事に!

さあ、深呼吸!
私にできる事を淡々としよう。できないことに心を乱さず手放そう!そして祈ろう!!

今回は前回からの続きを一旦お休みして、今の子育て現場の混乱を書こうと思います。3月3日の状況なので今後刻々と変化する事をお許しください。あっ!お雛祭りの日だった。すっかり忘れていました。
(かんなまま)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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小中高校、幼稚園がいきなり休校に!


現時点では乳児から小児の感染者は少なく重症化しにくいと言われています。でも、これは発症数が少ないという事で保菌者としては大人と同じような注意が必要だと思います。むしろ子どもの特性で何でも触る、口に入れる、鼻水、くしゃみはダダ洩れ、くっついて遊ぶ、抱かれるなど感染の機会は大人以上です。


だから免疫力を高める工夫が必要です。

でも今のご時世、大人も子どももストレスが多く疲れています。食べ物もエネルギーに満ちた安全な食べ物を食べている人は少数です。子どもも大人と同じように時間に追われ、宿題、塾、余暇はゲーム漬けの日常。そして規格外の事をすれば怒られ・・。ただでさえ免疫力が落ちています。

さあ、そんな時にいきなり小中高、幼稚園まで休校になりました。

そもそも感染症の予防措置で休校を決めるのは学校の設置者である県や市。私立学校ならその設置者です。現場の声も聴かず、親や子どもの生活を想像できない人が高らかに要請しても当事者は混乱してしまいます。「やる事の順番が違うだろう!」と、もっと怒ってもいいと思います。でも目の前に子どもを持つ親はそんな余裕もありません。明日からどうしたらいいのか・・・。

とりあえず、私が関わっている子育て広場は行き場のない親子のためのシェルターとして空けています。今ここを閉めたら追い詰められる親子の顔が浮かびます。非正規では仕事を休むと生活費に直結します。家計の不安がある家庭ではそのストレスで虐待が起きるリスクも高くなります。

貧困家庭の子が5人に1人の我が町。一日1回の給食で救われている子ども達は命綱を絶たれる事態です。1カ月前から受注している給食材が行き場を失って、すでに購入した側もキャンセルになった業者も混乱していますフードバンクなどの別のルートがないものか?今日のニュースでは地域の人に売っていました。もっと丁寧に審議や連携ができていたらと悔やまれます。一方でこんな英断をした自治体も。



一方で保育園や学童所は閉鎖しないとのこと。子どもの安全のための予防的措置?保育園児は感染しないの?学童は学校より閉鎖的でぎゅうぎゅう詰めです。支援員の先生も放課後からの勤務が朝7時から6時までに。10時間労働を強いられるところも出てきます。急なことで支援員も足りません。

小学校の空き教室を使用する事や先生も支援に回るなどの案も出され始めましたが、それなら初めから自由登校制にして、学校に来る方が安全な子どもに関しては先生が見守る体制を作った方がよかったと思います。特別支援学校は閉鎖されたら親の負担が増して働くどころの話ではありません。

保育園も混乱しています。いきなり「開所しなさい、子どもは2メートル以上離れさせなさい、歌ったらダメ」などの通達が次々に来るそうです。その上、子どもを持った保育士が休んで配置基準以下で対応しなければならなくなり、残った保育士の負担増を強いられています。手指アルコールの使用量が半端なく、手に入らないと保護者から「衛生面で問題」とクレームが。今や保育はサービス業になったとの印象です。

保育部と幼稚園部を併設する子ども園では同じ園に通っている子どもでも保育部は預かり、幼稚園部は閉園です。園もいきなりの要請で戸惑っています。幼稚園の休園は強制ではないゆえに何かあったら園の責任になります。この要請に反旗を翻す勇気はありません。

その上学校や行政は年度末で一番忙しい時です。高校入試も今から。予定通り実施としながらも、その対応は学校によってバラバラ。塾も同様で休校措置が取られ始めました。一番動揺するのは受験生です。先生方もこの混乱の中1~2日で終業の準備をするなんて無理です。


こんな時こそ「ウイルスの特性や現状を学んで、自分の事として考え、更に自分の世界を広げて他の人や社会の事を思い、その上でどうしたいいかを考える」という生の教育をするチャンスです。それが出来ないのならせめて子どもにもわかるように伝え、当事者である子どもに今何をすべきかを示すべきです。日本でもこんな自治体がありました。

すでに公園で遊んでいる子ども達が自発的にダイアモンドプリンセス号遊びを始めたとのこと。東北大震災の時は津波ごっこ、熊本地震の時は地震ごっこが始まったように子どもの中でトラウマの再現遊びが始まります。これは自分でコントロールできなかった体験を自分の意思で再現することで消化していく作業です。子どもは大人が思っている以上にこの事態にショックを受けているのだと思います。


親も「子どもがいるから困った!困った!」と子どもの前で眉間にしわを寄せて話をしています。本当に困っているのですが、それを聞いている子どもはどう思うでしょう?「自分がいるから困っている」と受け取った子どもがかわいそうです。「子どものそばに居たいのに仕事を休めないのが困った!」ときちんと意識して発信するべきです。

でもママ達も大変です。いきなり休めない。休んだら収入がなくなる家庭もたくさんあります。でも幼稚園や低学年の子どもだけで家に置いておくのは不安です。現場がわかっているならこういう事態になるのは容易に想像できたはずです。

いつも声なき弱者が切り捨てられる社会。「社会に出て働け」とママ達を子ども達から離しておいて、今度は何の保証もなしに「家に戻れ」「子どもを一人にしなさい」こんな事おかしいです!まずは親が休みをとれるようにする働き方の体制づくりや子どもの受け皿を考えて休校にするべきです。怒りを越えて空しくなります。

そして休業期間中は歩合制の仕事や時間給のパート、非正規の教職員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの非常勤の専門職が無給になってしまいます。首相は有給を取りやすいように企業に要請するそうですが、そもそも有給は労働者の権利。与えてもらうものでも要請されるものでもありません。


でもそれをぶつけている暇はありません。


我が家の小児科での新型コロナウイルス対策


本意である新型コロナウイルス対策が急務です。この休校をチャンスとできるように親への情報と励ましに力を入れるしかありません。私自身もいろいろな思いを持ちつつ、目の前の親の困り感、小さな開業医の現実に向き合うしかないのです。

そうです。我が家の小児科も大変です。まずは新型コロナウイルス対策として安全な環境づくりを心掛けています。いつもは手に取ってほしいおもちゃであふれている待合室ですが、手に取って口に入れる可能性のあるものは排除。他はこまめに安定化二酸化塩素の100倍希釈液で消毒して拭きあげています。


もちろんドアのノブ、子どもが触りそうなテーブル、床なども消毒します。そしてこまめな換気。感染症予防のための部屋の分離。これまた安定化二酸化塩素の希釈液による空気清浄機。他にもウイルス対策の大型空気清浄機が各部屋にあります。待たせないようにネット予約も完備しています。

ところが手指消毒液やマスクが医療関係者でも手に入らなくなりました。医療業者用の確保がなく、取引先の業者に注文を入れても全て売り切れ!いつ入荷するかもわからないとのこと。


一般の人の買い占めで量販店の棚も空っぽです。幸い趣味が備蓄なので我が家は買い置きがあります。(いつもは笑われていたのですが株が上がりました!)でも医療機関でさえ手に入らなくて本当に本当に困っています。

業者もやみくもに売るばかりではなく、優先順位、正しい使い方を周知するべきだと思います。医療者の安全を守れなくては医療崩壊を招きます。政府にはこの対策を優先してほしいと思います。子どもに関してはマスクを着用させるのは意味がないように思います。まずきちんと口と鼻を覆うことができません。息も苦しいし邪魔なのでいつも触ります。これでは逆に危険です。

小児は重症化しないと言われていますが発症しないだけで感染リスクはむしろ高いかもしれません。少しでも疑いのある患者さんに対してはきちんと検査をしたいのですが、検査ができる保健所に要請してもことごとく断られるのが現状です。なぜ?こんな状況で医者は何ができるというのでしょう?

そして私が心配なのは従業員の健康管理。医療従事者は感染リスクが高いのです。従業員に対しては予防措置という説明をした上でレメディやでビタミンCの投与、こまめな手洗い、安定化二酸化塩素でのうがいを奨励しています。でも一般の認識ではこんな予防措置は無意味、または科学的エビデンスがないと却下されがちです。ネットでも賛否両論。私は誠実に話をするだけで押し付ける事はしません。「私があなたにできる事はこれだけ」と言いながら毎朝祈る気持ちで渡します。みんな信頼してくれています。私もそれに応えなければと思います。

このように我が家の小児科も万全の態勢でいられるように努力しているのですが、ふたを開けて見れば患者さんがいない!?あの患者さんたちはどこに行ったの?と思うくらい誰も来ません。病院の待合室が一番危険と思われているようです。あはは!それで大丈夫という事は、日頃から病院に行かなくてもいい人たちが来てくれていたという事でしょう。


そもそも、子どもの病気はほとんどが安静にしていれば治るものです。親は家で経過を看ながら待つという事を強いられますが体の仕組みにとってはいいことです。そういう意味で小児科医の仕事は必要なくなる方が良きこと。

でも、中小企業の経営という観点からは従業員に払う給料の事などで悩ましいです。そして一旦感染者が出ると我が家のような小さな診療所は閉鎖。従業員も、その家族も隔離という現実です。休業補償もなく倒産する企業が増えていくことでしょう。今のところ、湧き上がってくる不安や怒りをひとつひとつ愛に置き換えて静観するしかありません。


親子で遊ぶチャンス


そうです!こんな現状こそ子育てサポートという意味では本領発揮です。発想を変えてホームスクールの提案です。家でできる遊びも含めて情報を発信しようと心がけています。このピンチは親子で遊ぶチャンス。そして自由時間を自分の時間にするチャンスでもあります。

遊びのレシピ集一覧
https://www.blog.crn.or.jp/lab/asobilist.html
ペーパークラフトが無料でダウンロードできるサイト
https://note.com/ino/n/nebe3d631df73
http://hoiclue.jp/800010942.html

他におもしろい取り組みのオンライン授業も続々始まっています。
http://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home#h.8fssbqtuoqcs
https://katariba.online/

ただし、子どもだけで野放しにネットを使わせないことが重要です。そのためには親がしっかりその弊害を知ってくことが先です。ネット漬けは成長期の子どもにとって脳が疲れる、目が悪くなる、免疫力の低下、自律神経の不調、睡眠の質が低下・・・まさに新型コロナウイルスにかかり易い体を作ることになります。


可能な環境なら子ども達に野原を駆け巡ってしっかりお日様の光を浴びて深呼吸させたい!自由を満喫しなさい!・・・と。

さあ、今こそ清らかな心で良心に沿った自分力、情報遮断力を付けて、地に足を付けた備蓄を趣味にしましょう!そして祈りと共に一日を始め、祈りと共に一日の終わる日々にしたいと思います。


Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は8人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
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