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ユダヤ問題のポイント ― 特別編(黄金の流出から)9 ― カバラ繋がり ―

世界潮流を生み出した提携 〜ブラック・ロッジの動きとホワイト・ロッジの思惑

特にロスチャイルドがバックにあった世界革命、ヴァイシャ革命でやすね、それには日本の黄金が絡んでいたとは…。


世界政府樹立を目論んでいたネイサン・ロスチャイルドは、それを阻んだアレクサンドル1世に復讐を誓ったようでやすね。それが1881年のアレクサンドル2世暗殺へと繋がり、その後の爆発的な世界潮流が起き上がったことでやすね。

それが次の
①ハザール・ユダヤ人のロシアから米国への大量移民、
②ロシアでの革命運動の活発化、
③シオニスト運動の台頭。
以上の動きとなり、その結果が
①米国の乗っ取り、
②ロシアの乗っ取り、
③パレスチナのイスラエル建国、でやしたね。

Wikimedia_Commons [Public Domain]
Wikimedia_Commons [Public Domain]
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この世界潮流はロスチャイルド家によって引き起こされたわけだが、背後にはブラック・ロッジの動きと援助が、さらにその背後にはホワイト・ロッジの思惑があったわけだね。


貿易先が限定され日蘭貿易が開始されたのが1641年だが、実際には貿易先をオランダにほぼ選定させた上での準備期間も必要だ。
その期間に、豊臣の莫大な金塊が徳川側に移動され、そのうちのいくらかの実物金塊を“見せ金”にする形でオランダに移して、天海はオランダ側に日本の黄金を利用できるようにした公算は高いだろう。

それがやがて世界革命の世界潮流に繋がるわけでやしたね。そしてそのオランダ東インド会社はブラック・ロッジが主力の海賊企業でやしたね。

ブラック・ロッジは地上での本拠をヴェネチアからアムステルダムに移動していたわけだ。またウィキペディアの「アムステルダム銀行」記事を読めば分かるのだが、アムステルダム銀行とオランダ東インド会社は不離一体のような関係にあったようだね。

Author:Josh_at_Dutch_Wikipedia [CC BY-SA]
オランダ東インド会社の17人会の会議室(復元)
編集者註:17人会には東インドにおける条約締結、戦争の遂行、要塞の構築、貨幣の鋳造などの権限が与えられた。


選出はオランダ東インド会社に出資した額の大きさの順だったようだ。メンバー名は分からないがアムステルダム銀行関係者で占められていただろう。


ふむ、しかしなるほど。オランダ東インド会社は無国籍企業だ。そして八咫烏は黄金による莫大な資金提供をしているんだから、可能性としては否定もできないね。少なくとも八咫烏と17人会は密接な関係にあっただろうね。

秘密結社のネットワーク 〜ネットワークの3つの要素

黄金以上の、と言うか黄金を通じてもだが、天海が果たした非常に重要な仕事が、秘密結社のネットワーク作りだとあたしは睨んでいる。

黄金以外には何が?




さて、欧州で同じように王家の血流を守護する秘密結社があったね?

シオン修道会とテンプル騎士団は元々は一つでやしたが途中で分かれてやすね。確かテンプル騎士団でも悪魔崇拝になったものとそうでないものに分かれたのが、シオン修道会がテンプル騎士団と離れた要因でありやしたね?

それでは元々は一つだった彼らが目指し行ってきことは?

うーん、こちらもカバラでやすね。


今回は取り上げないが、八咫烏とシオン修道会やテンプル騎士団は、元より古くからのネットワークが組み込まれていただろう。
元を糺せば離散した古代ユダヤ人が彼らのルーツ。それに彼らの所属していたのはホワイト・ロッジだからね。

その背景となっていたのが武甕槌命が守護していた藤原氏のブラック・ロッジとの太いパイプでやすね。

ただし、八咫烏とブラック・ロッジのネットワーク構築の要素は他にもあった。




黒い貴族の2つの系統
ああ、そうか、オランダではアムステルダムの銀行家たちがカナン族でオレンジ家が王家の血流、…カナン族がどういう経緯かは不明でやすが、確かに王家の血流を守護していやすね。それでオランダの王子がウイリアム3世として英国王に就任していやすね。テンプル騎士団と同じような形態でやすね。
秘密結社での八咫烏の位置づけ 〜全てに関連していたカバラ

マナセ・ベン・イズラエル
Wikimedia_Commons [Public Domain]

あたしはこのマナセがオランダ東インド会社のアムステルダム17人会のメンバーだっただろうと見ている。

確かにマナセがオランダ東インド会社の大幹部だったというのは、なるほど筋が通ってやすね。そのマナセがカバラ研究者であったんでやすね。

八咫烏で天海のあとを引き継ぎ、このネットワークを担当したのが上田サンカだろう。落合氏の説では“上田家は、古くからオランダと取引し、オランダ人の血も入っている”とのことだったからね。

八咫烏はオランダ東インド会社に資金援助や霊能情報でも援助していただろうが、その実は都合よく働かせていたとも言えるだろう。まぁハルマゲドン計画推進のためホワイト・ロッジがブラック・ロッジを利用の構図だね。

ふーむ、1666年にサバタイ・ツヴィがメシア宣言していやすが、これは?

1666年にアムステルダムで印刷されたサバタイ派のパンフレット
Wikimedia_Commons [Public Domain]

サバタイは血統ユダヤ、スファラディ・ユダヤのカバリストで、ここでもカバラ繋がりとなるが、サバタイの父親はオスマンの裕福な貿易商だった。外伝5にあるように、地中海を仕切っていたのはカナン族中心の黒い貴族の海賊ギルドであり、サバタイの父親も当然ギルドの一員だったろう。サバタイのバックにはブラック・ロッジがあったわけだ。

ふーむ、このサバタイのメシア運動が、1773年の初代ロスチャイルドが主催した秘密会議、世界革命会議に、サバタイ-フランキストのシオニズム運動に繋がっていくわけでやすね。


Wikimedia_Commons [Public Domain]
Wikimedia_Commons [Public Domain]
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このあたりのことを記しているのが外伝2だが、一点誤りがある。外伝2では初代ロスチャイルドたちを「裏のイルミナティ」としているが、事実は初代ロスチャイルドたちのバックにあったのはブラック・ロッジで、彼らは「表のイルミナティ」に分類されるだろう。

ふーむ、しかしそうだとすると、ロスチャイルド家はブラック・ロッジ所属からホワイト・ロッジ闇組織の「裏のイルミナティ」に変わっていやすね。

タルムードは本来はブラック・ロッジの聖典でありますが、同時にユダヤ教、それも一般ユダヤ教徒ではなく「ユダヤ教聖職者のみ」の聖典です。中身は「民衆(ゴイム)を騙して奴隷支配せよ」です。
一方カバラは「神の啓示を受けた者」「霊的に熟達した者」など「特別に選ばれし者のみ」に開かれるとされるユダヤ秘密思想、ユダヤ密教です。キリストを生みだす技法の「性錬金術」がその核にあります。神秘思想だとかキリストを生みだす技法といえば聞こえは良いのですが、彼らのキリストとは世界王としてのユダヤ王の意味で、ユダヤ王が世界民衆を完全に奴隷支配するというものでしょう。
カバラはごった煮で、民衆支配の技法は何でも取り入れているはずです。支配層の道具がカバラなのです。秘密結社八咫烏と欧州の秘密結社もカバラで繋がり、ネットワークを組んでいました。霊能によるネットワークです。
民衆支配のための道具としての密教であるカバラは、今日でも研究され使用されています。民衆を洗脳するための薬物だとか5Gの電磁波などがそれです。
先日(5/27)、あっさりとほぼ国民に全く知られることもなく「スーパーシティ構想」が今国会で成立してしまいました。「スーパーシティ構想」は民衆をAIだとか5Gなどを用いて奴隷支配する構想でしょう。現代版カバラの駆使と見て取れます。
さてなお、本文最後部分で触れていますが、過去記事の外伝2で誤りがありました。記事では初代ロスチャイルド、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドを「裏のイルミナティ」としています。最近までロスチャイルド家当主だったジェイコブ・ロスチャイルドなどが「裏のイルミナティ」に属していたので、ロスチャイルド家は最初から「裏のイルミナティ」かと思っていたのです。
しかしこれは誤りで、初代ロスチャイルドはブラック・ロッジに所属し、その支援を受けていたのです。当時の私の認識理解が浅かったのです。誤りをお詫びし訂正します。