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ぴょんぴょんの「サハリン2」 ~ロシアとの共同プロジェクトを続行する選択をした日本
この冬が正念場
以前、ここでも話したが、イギリスが大変なことになっている。
10月から電気代の上限が80%上がって、現在の年32万円から、年57万円になるそうだ。
この上限額は、年に4回見直される予定で、2023年1月からはさらに50%上がって年87万円になると言う。
(Money Saving Expert)
10月から電気代の上限が80%上がって、現在の年32万円から、年57万円になるそうだ。
この上限額は、年に4回見直される予定で、2023年1月からはさらに50%上がって年87万円になると言う。
(Money Saving Expert)
「神が河口に作った島」ーサハリン(樺太)
あ!! 知ってるよ、サハリン!
おいしいものがいっぱいあって、景色のきれいなとこだって。
「日本との繋がりも深いサハリン(樺太)に初上陸!観光にグルメにとたっぷりご紹介します!」
ビーフ・ストロガノフ! ライ麦パン! 特大のカニ!!
行きたいなあ、コロナの前に行っとけばよかった。
おいしいものがいっぱいあって、景色のきれいなとこだって。
「日本との繋がりも深いサハリン(樺太)に初上陸!観光にグルメにとたっぷりご紹介します!」
ビーフ・ストロガノフ! ライ麦パン! 特大のカニ!!
行きたいなあ、コロナの前に行っとけばよかった。
ビーフ・ストロガノフ
Author:Naotake Murayama[CC BY]
そうだ、樺太(からふと)とも呼ばれる。
樺太はアイヌ語の「カムイ・カラ・プト・ヤ・モシリ」が語源。
意味は「神が河口に作った島」。
サハリンは満州語の「サハリヤン・ウラ・アンガ・ハダ」が語源。
意味は「黒竜江の対岸の島」。
(ヒデオの情報管理部屋)
樺太はアイヌ語の「カムイ・カラ・プト・ヤ・モシリ」が語源。
意味は「神が河口に作った島」。
サハリンは満州語の「サハリヤン・ウラ・アンガ・ハダ」が語源。
意味は「黒竜江の対岸の島」。
(ヒデオの情報管理部屋)
「サハリン1・2」は日本の電力・ガス供給に不可欠なエネルギー源
ああ、「サハリン1」は、原油生産が中心のプロジェクト。
「サハリン2」は、液化天然ガス(LNG)生産が中心だ。
「サハリン1」は、アメリカの「エクソンモービル」、ロシアの政府系エネルギー企業、インド国営石油会社、日本政府・伊藤忠・丸紅が出資する「SODECO・サハリン石油ガス開発」の共同出資で、主に原油を出荷してきた。
ただ、「エクソンモービル」はロシア制裁を機に撤退したが。
(NHK)
「サハリン2」は、液化天然ガス(LNG)生産が中心だ。
「サハリン1」は、アメリカの「エクソンモービル」、ロシアの政府系エネルギー企業、インド国営石油会社、日本政府・伊藤忠・丸紅が出資する「SODECO・サハリン石油ガス開発」の共同出資で、主に原油を出荷してきた。
ただ、「エクソンモービル」はロシア制裁を機に撤退したが。
(NHK)
一方、液化天然ガス(LNG)を生産する「サハリン2」は、シェル(旧ロイヤルダッチシェル)、三井物産、三菱商事、ロシア企業ガスプロムらが出資する「サハリン・エナジー社」が運営していた。
ロシア制裁を機にシェルが撤退した後、プーチンは「サハリン2」の運営会社「サハリン・エナジー社」の所有権を、バミューダの事業者から国内の新会社に移した。
これによって、三井物産、三菱商事は「サハリン2」への出資を維持するために、再申請をしなければならなくなった。(RT)
ロシア制裁を機にシェルが撤退した後、プーチンは「サハリン2」の運営会社「サハリン・エナジー社」の所有権を、バミューダの事業者から国内の新会社に移した。
これによって、三井物産、三菱商事は「サハリン2」への出資を維持するために、再申請をしなければならなくなった。(RT)
「非友好的な国々」からの制裁に対応するため、だそうだ。(RT)
「日本企業がロシア政府に申請が認められて出資を維持できる可能性は、日本政府がロシアに対する態度を改めない限り、ほとんどないということでしょう。」
(時事ブログ)
たとえ申請しても、ロシアが認めてくれなきゃアウト、ということだ。
「日本企業がロシア政府に申請が認められて出資を維持できる可能性は、日本政府がロシアに対する態度を改めない限り、ほとんどないということでしょう。」
(時事ブログ)
たとえ申請しても、ロシアが認めてくれなきゃアウト、ということだ。
サハリン2からのLNG供給「従来と同条件で」 広島ガス 新会社と契約手続き完了(RCC中国放送) https://t.co/UvxBcKzr6D
— タマホイ🎶🍃🗻 (@Tamama0306) September 2, 2022
たしかに。
だが、「サハリン1・2」の続行を支持しているのは、政府なんだ。
今年3月、岸田首相は「サハリン2」をはじめとするプロジェクトは「エネルギーの安定供給上、日本にとって重要だ」と言った。
(長周新聞)
同じく3月、萩生田・前経産相は「サハリン1・2」は「日本の電力・ガス供給に不可欠なエネルギー源だ」と言った。
今回の契約更新でも、萩生田・前経産相が、三井物産社長に出資を求めたと言う。
新任の西村経産相も三菱商事社長に要請し、「エネルギーの安定供給の観点から極めて重要なプロジェクト。官民一体となって対応していきたい」と言ったそうだ。
(Infoseek News)
だが、「サハリン1・2」の続行を支持しているのは、政府なんだ。
今年3月、岸田首相は「サハリン2」をはじめとするプロジェクトは「エネルギーの安定供給上、日本にとって重要だ」と言った。
(長周新聞)
同じく3月、萩生田・前経産相は「サハリン1・2」は「日本の電力・ガス供給に不可欠なエネルギー源だ」と言った。
今回の契約更新でも、萩生田・前経産相が、三井物産社長に出資を求めたと言う。
新任の西村経産相も三菱商事社長に要請し、「エネルギーの安定供給の観点から極めて重要なプロジェクト。官民一体となって対応していきたい」と言ったそうだ。
(Infoseek News)
「このため政府は、早くから日本として権益の維持を目指す方針を明らかにし、アメリカにも理解を求めてきました」(NHK)とか言ってるが、とにかく良かったんじゃね?
だって、「サハリン2」で生産されるLNGの約6割は日本向けで、現在日本が輸入しているLNGの8%に当たるんだから、それが消えたらおおごとだった。
だって、「サハリン2」で生産されるLNGの約6割は日本向けで、現在日本が輸入しているLNGの8%に当たるんだから、それが消えたらおおごとだった。
そうだな。
「ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第30話」によれば、日露戦争をしかけて、ロシアを挫いたのはロスチャイルドだった。
そして、日露戦争で勝利した日本は、樺太を日本の領土にした。
第二次大戦で樺太を失った今もなお、ロスチャイルドの催眠術にかかっている。
「ユダヤ問題のポイント(日本 明治編) ― 第30話」によれば、日露戦争をしかけて、ロシアを挫いたのはロスチャイルドだった。
そして、日露戦争で勝利した日本は、樺太を日本の領土にした。
第二次大戦で樺太を失った今もなお、ロスチャイルドの催眠術にかかっている。
だが、9月1日、ロシアのアレクサンドル・ノバク副首相が、三井物産の役員と会談した際、ノバク副首相は、三井物産との協力関係の強化に期待を示し、10月12日~14日にモスクワで開催の国際フォーラム「ロシア・エネルギー・ウィーク2022」への招待状を野崎氏に手渡したと言う。(Sputnik)
ノバク副首相 三井物産の常務執行役員とサハリン2を討議 https://t.co/p7jz4r3yds pic.twitter.com/oDDYNfMdXN
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) September 1, 2022
なんだろう?と思って調べてみると、日本とロシアの「首の皮一枚」のつながりでした。
今回、ロシアから、「サハリン2」の契約やり直しを迫られて、石油会社シェルも撤退した「サハリン2」に、居残る選択をした日本。
ロシアとの縁など切ってしまえ、他の資源を探せ、代替エネルギーを推進しろ、早く原発を再稼働しろ、という声も聞こえる中、なぜ居残る選択をしたのか?
まず、日本をロシア制裁に巻き込んだ、欧米がよく許したと思いますが、ロシアと日本の「首の皮一枚」が残されて、ホッとしました。