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中央銀行デジタル通貨と社会信用システムの組み合わせによる世界支配を目指している世界経済フォーラムに代表されるグローバリスト、民間の暗号通貨プラットホームとスターリンクを用いた社会信用システムを構想しているトランプに代表されるポピュリスト、これら二つの勢力の背後にいるテクノクラート集団ハイランドグループ

竹下雅敏氏からの情報です。
 「2025年9月以降金融危機?(21秒)」という話です。8月1日の米国の7月の雇用統計が予測を下回り、米国株は急落(41秒)しました。
 “米国の経済指標の中で、一番重要視されているのが雇用統計ですね(1分2秒)。…この米雇用統計で、相場が動くことが多いんですね(1分24秒)。…2025年9月以降、これからですね、そろそろ中央銀行バブルの終焉が近いという判断をしています(2分17秒)。…今後ね、株価が持ち直したとしても、要注意ですね。(2分39秒)”と松島修氏は言っています。 
 8月5日の記事で、“中国経済が急速に落ち込んでいる…経済崩壊の危機はアメリカも同様です。関税の影響は先に中国にあらわれ、アメリカでは今月末頃からハッキリしてくると思っています。”とコメントしましたが、私も松島修氏と同じような感覚を持っているということになります。
 ただ、こうした予感は当たらないと思っておいてください。経済崩壊はいずれ起きるにしても、その時期を予測するのは非常に難しいからです。
 経済崩壊を予測する理由は、Alzhacker氏のツイートをクリックして、全文をご覧になるとよくわかると思います。世界経済フォーラムの「何も所有せず幸せになる」という計画の背後には、政府・企業・ビッグテックが連携した富の収奪システムが存在し、彼らの最終目標はマイホーム・預金・年金などの個人の所有権を剥奪し、すべてを自分たちの管理下に置くことだからです。
 世界経済フォーラムに代表されるグローバリストは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)と社会信用システムの組み合わせによる世界支配を目指していると思われます。一方、トランプに代表されるポピュリストは民間の暗号通貨プラットホームとスターリンクを用いた社会信用システムを構想しているのではないかと思います。
 これらの二つの勢力の背後には、いずれもハイランドグループというテクノクラートの集団がいます。
 イーロン・マスクやピーター・ティールと言った人物はハイランドグループが選んだ看板のようなもので、本当に実力のある者たちは背後に隠れているのです。
(竹下雅敏)
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米雇用統計ショックで株急落 金融危機スタート?不安定な相場
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[中田敦彦氏]日本が陥っている金融財政が抱える「難病」と日本を取り戻すための道筋 ~アベノミクスの成果と副作用

竹下雅敏氏からの情報です。
 国民民主党・参政党・れいわ新選組は「減税の財源は国債発行」と言っているわけですが、果たしてそれでいいのか?
 中田敦彦氏は慶應義塾大学の経済学部を卒業しているということもありますが、非常に良く勉強している様子が動画の概要欄を見ると分かります。動画では、日本が陥っている金融財政が抱える「難病」を説明し、日本を取り戻すにはどうすればいいかを伝えています。
 “アベノミクスはお金を借りやすくするために金利を下げた、というのもあるんですけども、国債を大量に発行して銀行に買ってもらったものを日銀に買ってもらって市中にお金を撒いている(23分50秒)。…アベノミクスの目標、行動、そして成果というものを整理してみましょう。アベノミクスは、何がやりたかったのか。これはですね、円安にしたかったんですよ。本当の目的は円安誘導政策なんです。そしてそのために国債を使ったんです。国債でお金がどんどん市中に撒かれていくというイメージ。…お金がいっぱい刷られてるんだから円の価値は下がっていくだろう(24分36秒)。…(その頃は)デフレと円高に悩んでた。円高に誰が悩んでた? 輸出する企業です(25分40秒)。…(国債を)刷り続けると利子がどうしてもかかっちゃうんです。ちょっとならいいですよ。でも膨大に刷ったらどうだろう? 利子がかかる。だからこそゼロ金利は都合がいいですよね。国債を刷って円安に持っていくことで、輸出企業が助かる(28分9秒)。…株価が上がり、円安になり、これまさにアベノミクスの成果ですよね。…アベノミクスは最初から輸出企業を助けるというのがゴールだったわけですよ。(28分45秒)”と、アベノミクスの成果を説明しています。
 輸出企業を助けるために法人税を減税し、財源の穴埋めのために消費税を増税したことも29分13秒のところで触れています。
 しかし、政府の負債は1324兆円で対GDP費の234.9%となり、圧倒的に世界1位(31分54秒)になっています。ただ、自国通貨建ての国債で、それを国内で償還していることなどから、日本の財政破綻は、理論上はあり得ません。膨大な量の国債の金利は、国が低金利を維持していれば大丈夫です。しかし、逆に言えば日銀は金利を上げることが出来なくなったということになります。
 “破綻なき難病が始まったんです。破綻をしないで、国債を刷り続けていい代償。症状は物価高ですよね。正式名称はコストプッシュインフレ。…コストって何ですか? 輸入コストです。円が安い。ドルが高い。だから…輸入すると損するんです。(44分7秒)。…これはアベノミクスの成果であり、副作用なんです(45分50秒)。…そう国債を刷り続けても破綻しない。だがその代償はあった。国家の中央銀行から、金融政策が剥奪されるのである。(46分15秒)”と説明しています。
 こうした問題の根本的な解決には、政府通貨の発行が決め手です。2022年9月27日の記事で、“無利子国債の日銀引き受け、あるいは政府通貨の発行は、銀行の利益にならないので禁止されていると考えた方が、つじつまが合いそうです。”とコメントしました。
 加えて、金融システムから複利を無くすことと、富の再分配が不可欠です。こうした根本的な解決策に手を付けないで、別の方法となると、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入という最悪の結末を迎えます。
(竹下雅敏)
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【国債で減税していいのか?】緊急提言!金融財政が抱える”難病”、アベノミクスとMMTの功罪、そして日本経済を救う構造改革とは?
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ステーブルコイン法が議会を通過したことに警鐘を鳴らすホイットニー・ウェッブ氏 ~プログラマビリティ、監視性、差し押さえの可能性

竹下雅敏氏からの情報です。
 ドリトル先生シリーズの登場キャラクター、白ネズミのホワイティーを擬人化するとホイットニー・ウェッブ氏になるような気がする。ちなみに、図書室の館長をつとめるのは白ネズミでした。
 それはともかくホワイティー、いや、ホイットニー・ウェッブ氏は富の移転が繰り返し起こっており、“彼らが仕組んで作り出す危機があって、そして、政府の対応は一般市民のお金を取ることです。そして、それはまた起こる可能性が高い。(30秒)”と話し、ステーブルコイン法が議会を通過したことを指摘しています。
 “デジタル・ドルになるでしょう。ステーブルコインはCBDC(中央銀行デジタル通貨)よりマシだと思うかもしれませんが、同じぐらい悪いです。特にCBDCで心配なのは、プログラマビリティ、監視性、差し押さえの可能性です。(46秒)”と言っています。
 ホイットニー・ウェッブ氏は、銀行王朝が創設した連邦準備制度は、彼らと政府の間の仲介役だった(1分50秒)ことを指摘し、“今、行われていることは、その仲介役を取り除くことです。だから、富の移転の動きに備えてください。トランプが銀行家の計画を促進しないと思うなら、トランプの歴史、あるいは彼の政権がコロナ中にやった金融政策、「Going Direct Reset」について調べてみることをお勧めします。(2分)”と言っています。
 一般市民はこれらの人々に力を与えるのをやめるべきであり、同時に、“経済的な回復力を築くことはとても重要で、それは地方レベルで実現できる(3分15秒)”と言っています。
 具体的には、Alzhacker氏のツイート『地域通貨、地域感覚:ウォール街からメインストリートへお金をシフトし、真の繁栄を実現する方法』をご覧ください。
 “投資の専門家は「株式市場に長期投資すれば年8-12%のリターンが期待できる」と説明するが、実際には、1871年から2010年までのS&P500の年平均リターンは、配当込み・インフレ調整済みで2.6%に過ぎない。一方、あなたの近所にある地元企業への投資なら年5-8%のリターンが現実的だ。しかも地域経済も活性化する。”と言うのです。
 “成功の秘訣は「地産地消」であり、日本でも同様の動きが始まっている。各地の信用金庫や農協は地域密着型の融資を続けている。大型店舗チェーンでの買い物を控え、地元商店街を利用する。メガバンクから地域金融機関に預金を移す。全国チェーンのコーヒー店ではなく、個人経営の喫茶店を選ぶ。こうした小さな選択の積み重ねが、地域経済を活性化し、最終的に自分たちの暮らしを豊かにする。”とあります。私たちが目指す道は、こちらの方向です。
 蛇足ですが、“続きはこちらから”の動画でキンバリー・ゴーグエンさんは、CBDCの実現の可能性がないことをあらためて説明しています。11分15秒から12分のところをご覧ください。
(竹下雅敏)
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トランプが仕掛けている「通貨の3本柱」の戦略 ~ドル・ステーブルコイン・ビットコイン / 岐阜・飛騨で流通する電子地域通貨「さるぼぼコイン」

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画では、トランプが仕掛けている「通貨の3本柱」の戦略について説明しています。トランプの3つの通貨戦略は、一つ目はドル、二つ目はステーブルコイン、三つ目はビットコイン(1分38秒)だと言われています。
 トランプは「強いドル」と言いながら、実際にやっていることは真逆で、アメリカの中央銀行に対して金利を下げろとプレッシャーをかけている(2分18秒)。こうした矛盾した言動は、国際社会の不信感につながり、世界の国々や投資家はドルから金(ゴールド)やスイスフランなどの他の代替資産への分散を考え始めている(4分34秒)。
 ステーブルコインは、ドルの支配力をデジタル世界まで拡張するための武器としてトランプ政権は認識している(5分24秒)。
 “このステーブルコインというのは、価値を担保するための裏付けとなるような資産を持つ必要があります。裏付け資産の正体が何なのかと言うと、ほとんどがアメリカの国債なんですね。世界の人々はですね、米ドルのステーブルコインを使えば使うほど、その発行会社は裏付けとしてアメリカの国債を買い増ししなければいけなくなるという構造になっていて、世界中でステーブルコインが普及すればするほど、自国の借金である国債を世界中に買ってもらえるということになります。これはアメリカにとって大きなプラスに働くわけですね。国債が安定的に売れれば、低い金利だったとしても、いくらでもアメリカは資金調達ができてしまう。なので財政がある程度膨らんでも、安心していられるわけですね。この仕組みというのは、事実上アメリカの金融政策を全世界に輸出しているのと同じようなことなんです。そしてこれを更に盤石にするために、アメリカの上院で可決されたGENIUS法案というのがあります。これはステーブルコインの規制の枠組を明確化したもので、ステーブルコインにアメリカという国家としてのお墨付きを与える法律となります。(5分30秒)”と説明しています。
 8分12秒からはビットコインについて説明しています。暗号通貨を否定していたトランプが、今では「アメリカを地球上の暗号通貨の首都にする(8分24秒)」と公言している。
 “暗号通貨を保有している人の多くは、政府や中央銀行といった既存の権力をあまり信用していない思考を持つような人たちが多いので、こういった人たちの声っていうのはSNSでも影響が大きかったり、献金などにも繋がったりするわけですね。そのためトランプ氏は政治家として、こういった巨大な層の支持を味方につけようという風に考えて、ビットコインフレンドリーな政策を打ち出したわけです。(8分56秒)”と説明しています。
 さらにトランプが関わっている通貨ビジネスは、発行量の80%をトランプの関連会社がコントロールしている(10分42秒)。“トランプ氏の息子たちが、ワールドリバティーフィナンシャルという金融プラットフォームを立ち上げていて、独自のステーブルコインまで発行しているんですね(11分22秒)。…トランプさんとか、その一族が暗号通貨ビジネスをやっているって、もうこれ最強のインサイダーですよね。(11分54秒)”と話しています。
 トランプやイーロン・マスクのような人物が民衆のためになる政策を実行するはずがありません。Alzhacker氏のツイートには、“町の商店街を救う「さるぼぼコイン」の奇跡”とあり、岐阜県の飛騨地域で使われている地域通貨の電子マネーについて触れています。
 興味のある方は、“続きはこちらから”の動画と記事をご覧ください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界で脱ドル化が加速!ドルの信用が落ち米国終了...!
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NHK「メガバンク3行がATMの共同化へ向け検討」〜 「真の狙いはATMの台数をまとめて減らし、現金廃止のCBDCへ」

読者の方からの情報です。
 読者の方から「メガバンク3行がATMを共同化」の情報を頂きました。おそらく2025/8/2時事ブログの「世界80カ国以上の中央銀行が、今『デジタル通貨』の開発を進めている。その本当の目的は、完全統制経済の実現にある。デジタル通貨を導入するには、すべての銀行のシステムを統一する必要がある」の関連情報と思われます。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は2019年からすでにATMの共同化を進めていましたが、これにみずほ銀行が加わり、3行共同のATMを検討することになります。
 記事では、社会のキャッシュレス化によってATMの利用者が減る一方で、ATMの維持管理の費用が銀行の大きな負担となっているとあり、銀行はATMを削減する方針です。3行のATM共同化によって重複エリアのATMの数は確実に減少します。またATMを製造する富士通は、2028年には提供を終えると発表しました。
 これらの動きについて「keepon」氏は、メガバンク3行のATM共同化の真の狙いが「ATMの台数をまとめて減らすこと」「スマホ決済に移行させられ、現金は使う場が大幅に減る。 」「現金廃止のCBDCへの布石だ」と指摘されています。「ATMが削減されれば、現金引き出しが面倒になり、嫌でも電子マネーに移行せざる得ない。」富士通のATM事業からの撤退も「事実上『新しいATMは作られない』ということ。 既存のATMが壊れたら修理もできない。 つまりATMは消滅していく運命にある。」と見ています。
ちなみに「CBDC」とは「中央銀行デジタル通貨」のことで、日銀では「誰でも24時間365日使える現金をデジタル化したような支払決済手段」と説明しています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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メガバンク3行がATMの共同化へ向け検討
引用元)
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、それにみずほ銀行のメガバンク3行がATM=現金自動預け払い機の共同化に向けて具体的な検討に入ったことがわかりました。
維持管理のコストを削減することなどがねらいで、ATMの設置場所や台数で利便性を競ってきた金融サービスはキャッシュレス化で大きく様変わりしそうです

ATMをめぐっては三菱UFJ銀行と三井住友銀行が2019年から共同化に乗り出していますが、関係者によりますと、これにみずほ銀行が加わり3行での共同化に向けて具体的な検討に入りました。
(中略)
キャッシュレス化が進む中、銀行の間では、ATMを削減する動きが広がっています
(中略)
また、ATMを製造するメーカーでも、大手の「富士通」が2028年3月末で提供を終えると発表するなど、キャッシュレス化が進む中、銀行側、メーカー側ともATMのあり方を見直す必要性に迫られています。
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中央銀行デジタル通貨とは何ですか?
引用元)
(前略)
Q 中央銀行デジタル通貨とは何ですか?
(中略)
A 一般に「中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)」とは、次の3つを満たすものであると言われています。(1)デジタル化されていること、(2)円などの法定通貨建てであること、(3)中央銀行の債務として発行されること

中央銀行デジタル通貨は、誰でも24時間365日使える現金をデジタル化したような支払決済手段が主に想定されます。なお、わが国でこうしたデジタル通貨を導入するかどうかは、内外の情勢も踏まえ、今後の国民的な議論の中で決まっていくものと考えています。日本銀行としては、その前提になるものとして、しっかりと検討を進めています。
(以下略)

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