注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ハマスのアル=カッサム準軍事組織が、ガザ地区での地上戦の映像を公開。軍事車両を相手に生身の人間と至近距離用の対戦車砲で応戦。イスラエル軍の軍事車両24台の破壊に成功したと声明。pic.twitter.com/a25jL7j6ut
— ShortShort News (@ShortShort_News) November 5, 2023
イスラエルは61台の戦車を失っている。米国の援助無では長期戦は難しいかもしれません。 https://t.co/d1RKEKXLOQ
— アーロン大塚 (@AaronOtsuka) November 4, 2023
アル・アクサ・フラッド作戦の開始から27日後、我々の戦闘員はガザ北西部、南部、ベイト・ハヌーンで占領軍と対峙し続け、占領軍の車両や兵士に対する攻撃を成功させている。
この48時間で、わが軍の戦闘員は、対戦車兵器、直接交戦、ドローンを駆使して、戦車1個大隊に相当する戦車を破壊し、多数の占領軍兵士を死傷させた。
今日の午後、我々はガザ市の北西軸で大規模な反撃を行い、戦車6両、兵員輸送車2台、トンネル掘削機を破壊した。
敵の死傷者数は、敵司令部の発表よりもはるかに多い。
我々は敵陣を包囲し、至近距離から攻撃することに成功した。
占領軍が世界最高の装甲車として紹介したナマー兵員輸送車は、我々の砲撃に対する最初のテストで失敗した。
(以下略)
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イスラエル国防軍の現在の主力戦車である「メルカバMk4」には、対戦車ミサイルやロケット弾から車両を守るために、レーダーで探知し、散弾を発射する「トロフィー」というアクティブ防護システム(APS)が搭載されています。
しかし、そのメルカバMk4がハマスの攻撃で撃破されています。「ハマスは、45mくらい以内からロケット推進式擲弾(てきだん)を放てば、おそらく反応が間に合わないためトロフィーを出し抜けるとみている」とのことです。また、ドローンから対戦車ロケット弾を投下する「ドローン攻撃」の映像もあります。
中東地域で際立った軍事力を誇るイスラエルとハマスの軍事部門のアル=カッサム旅団では、戦力が違い過ぎて常識ではハマスに勝ち目はありません。
しかし、パレスチナの一般市民をいたぶることばかりしてきたイスラエル軍が強いはずはありません。ウクライナのアゾフ大隊がロシア軍に圧倒されたのと似たようなことが起こるのではないでしょうか。
ヒズボラ指導者のハッサン・ナスララ氏は、イスラエルに宣戦布告をしませんでした。RTの記事によると、“ハッサン・ナスララは金曜日、ハマスがガザで勝利を収めるまで、イスラエル軍との小競り合いを続けると述べた。…「今日、ガザで起きていることは、単なる戦争ではなく、未来を再形成する結果を伴う決定的な歴史的戦いである」とナスララはテレビ演説で述べた。…ナスララは、イスラエルの戦闘部隊の3分の1とレバノン国境付近の海軍資産のほぼ半分を拘束することで、これまでの戦闘に貢献してきたと述べた。…戦争が拡大した場合、ナスララはアメリカに対し、「あなた方アメリカ人は、自分の船、飛行機、兵士で代償を払うことになるだろう」と警告した”ということです。