注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
稲田大臣は「日報をめぐる一連の問題は、防衛省・自衛隊の情報公開に対する姿勢について国民に疑念を抱かせ、内部からの情報流出を匂わせる報道が相次ぐことにより、防衛省・自衛隊のガバナンスについても信頼を損ないかねない印象を与え、極めて重大かつ深刻なものだ」と述べました。
(中略)
民進党の山井国会対策委員長は国会内で記者団に対し、「あまりにも遅すぎる、遅きに失した辞任だ。大臣、事務次官、陸上幕僚長のトップ3人が同時に辞任するという、前代未聞の危機的な状況であり、この状況を作り出した最大の責任は安倍総理大臣にある。きょうまでかばい続けた任命責任も厳しく問われるべきだ」と述べました。
(以下略)
<解説>
防衛省の日報隠蔽問題で、岡部俊哉陸上幕僚長、黒江哲郎事務次官に加え、稲田朋美防衛相がそろって辞任するのは、安倍政権として幕引きを図るのが狙いだ。ただ、この問題は自衛隊への文民統制(シビリアンコントロール)が機能しているかという問いも突き付けた。稲田氏をかばい続けてきた安倍晋三首相の任命責任は避けられない。
隠蔽問題を巡る特別防衛監察の結果は二十八日に公表される。(中略)…監察の結果に稲田氏の関与が盛り込まれなければ、陸自との主張になぜ、違いが生じたのか国会で追及される。そして、防衛相の指揮下にある防衛監察でなく、第三者の調査を求められる。(中略)…これ以上の混乱を避けるには、稲田氏の辞任しかないと安倍政権は判断した。
(以下略)
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“続きはこちらから”以降のツイートは、日報の存在を突き止めたジャーナリストの布施祐仁氏によるもの。本質を突いたコメントです。
政府が武力紛争が起こっている地域にわざわざ自衛隊を派遣するのは、自衛隊を戦闘に巻き込みたいからです。原子力事業で儲けられなくなった支配層は、武器を売ることで儲けることにしたわけです。
実戦での使用実績のない武器など、売れるはずがありません。自衛隊を戦闘に巻き込み、武器の性能のデータを取るわけです。自衛隊員にすればとんでもない話で、自分の命がデータ収集のために利用されているわけです。
戦闘に巻き込まれて死んだ自衛隊員は、自殺として処理されると想像するのが自然だと思います。自衛隊にかなりの自殺者が出ていますが、これが本当に自殺なのかどうかを、はっきりさせる必要があると思います。
今回の件は、防衛省・自衛隊のシビリアン・コントロール(文民統制)が取れていないことを露呈しましたが、あべぴょんは心労から、チビリアン・コントロール(糞便統制)が取れなくなっているのではないでしょうか。