小中高校、幼稚園がいきなり休校に!
現時点では乳児から小児の感染者は少なく重症化しにくいと言われています。でも、これは発症数が少ないという事で保菌者としては大人と同じような注意が必要だと思います。むしろ子どもの特性で何でも触る、口に入れる、鼻水、くしゃみはダダ洩れ、くっついて遊ぶ、抱かれるなど感染の機会は大人以上です。
だから免疫力を高める工夫が必要です。
でも今のご時世、大人も子どももストレスが多く疲れています。食べ物もエネルギーに満ちた安全な食べ物を食べている人は少数です。子どもも大人と同じように時間に追われ、宿題、塾、余暇はゲーム漬けの日常。そして規格外の事をすれば怒られ・・。ただでさえ免疫力が落ちています。
さあ、そんな時にいきなり小中高、幼稚園まで休校になりました。
そもそも感染症の予防措置で休校を決めるのは学校の設置者である県や市。私立学校ならその設置者です。現場の声も聴かず、親や子どもの生活を想像できない人が高らかに要請しても当事者は混乱してしまいます。「やる事の順番が違うだろう!」と、もっと怒ってもいいと思います。でも目の前に子どもを持つ親はそんな余裕もありません。明日からどうしたらいいのか・・・。
とりあえず、私が関わっている子育て広場は行き場のない親子のためのシェルターとして空けています。今ここを閉めたら追い詰められる親子の顔が浮かびます。非正規では仕事を休むと生活費に直結します。家計の不安がある家庭ではそのストレスで虐待が起きるリスクも高くなります。
貧困家庭の子が5人に1人の我が町。一日1回の給食で救われている子ども達は命綱を絶たれる事態です。1カ月前から受注している給食材が行き場を失って、すでに購入した側もキャンセルになった業者も混乱しています。フードバンクなどの別のルートがないものか?今日のニュースでは地域の人に売っていました。もっと丁寧に審議や連携ができていたらと悔やまれます。一方でこんな英断をした自治体も。
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新型コロナウイルスがパンデミックを迎えようとしている今、私に何ができるのかを考えています。まずは自宅の横にある診療所の環境を整え、夫や従業員の健康を管理しながら、患者さんへは子育てのことまで含めた情報発信をしている日々です。
一方で、子育て広場のイベントや行政、学校関係の仕事がことごとくキャンセルや延期になり、その調整や連絡に追われています。
そんな時に小中高校がいきなり休校になるというニュース!
休校して感染リスクを減らすのは賛成ですが、その前に親が仕事を休める環境整備やそれが出来ない子ども達の受け皿を準備しておく必要があったのでは?
いきなりの要請に学校関係者、行政、親の間で衝撃が走りました。
それに連動して次々に公共施設の閉鎖が始まりました。
子ども達はどう過ごせばいいのでしょうか?ママの仕事は?子育て広場は?と心配していたら息子夫婦は医者でもあるので休みが取れなくなり3人の孫を預かる事に!
さあ、深呼吸!
私にできる事を淡々としよう。できないことに心を乱さず手放そう!そして祈ろう!!
今回は前回からの続きを一旦お休みして、今の子育て現場の混乱を書こうと思います。3月3日の状況なので今後刻々と変化する事をお許しください。あっ!お雛祭りの日だった。すっかり忘れていました。