アーカイブ: まのじ

[Twitter]ピアノを楽しむイッヌ

編集部からの情報です。
「やってみたかったんだよお〜!」
(まのじ)
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配信元)

田んぼで発電!「泥の電池」実用化が目前 〜 汚泥の浄化にも効果的

読者の方からの情報です。
泥の中にはどこにでも発電に適した微生物がいるってすごいですね。
(まゆ)
 このような研究を知ると本当に嬉しくなってきます。水田の微生物の「力を借りて」発電が可能なんですと!「微生物を使って」とか「微生物を利用して」ではないのですね。
 大学と企業が一緒に「泥の電池」の実用化を進めているそうです。なんでも泥の中の微生物さんが有機物を分解する過程で電子を生じるそうで、それを導電体に拝借するようです。ということは、汚泥中の有機物が減るために浄化も促進するらしい。「新技術説明会」というサイトでの熊本大学のプレゼンには可愛らしい説明図があり、確かに微生物さんが有機物を食べています。有明海干潟での実験は、ムツゴロウの横で実施されたようで幸せそうです。インドネシアでの凄まじい汚泥でも実験されている様子がありました。
 微生物による発電は約100年も前から分かっていたそうですが、発電量がわずかであったために利用可能なレベルではなかったそうです。それが近年の研究のおかげで発電量が飛躍的に増大したとありました。おかげで「大規模な泥の浄化を低コストで」実現できるようになったのですね。ありがたい進歩です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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微生物使い水田発電 佐賀大など「泥の電池」実用化へ
引用元)
佐賀大とニシム電子工業(福岡市)は、水田に設置した微生物燃料電池から発電できることを実証実験で確認したと発表した。今後、水田の微生物の力を借りて発電する「泥の電池」の実用化を目指す

 微生物燃料電池は、微生物が有機物を分解する過程で生じる電子を利用して発電する。微生物の働きにより、有機物を減らして浄化を促進する効果もあるという。
 共同研究代表者の佐賀大理工学部の冨永昌人教授(電気化学)によると、従来の微生物燃料電池は密閉容器の中で特定の微生物が使われていた。8月に佐賀県吉野ケ里町で行った実証実験では、淡水でも発電しやすいように工夫した小型装置を水田の泥の中に直接埋め込み、その場に生息する微生物を使った。この結果、最大電圧0・45ボルト、最大電流3・5ミリアンペアの発電を確認した。
(中略)
 冨永教授は「泥の中にはどこにでも発電に適した微生物がいる。(最先端技術を取り入れた)スマート農業が必要となってくるので、2~3年後の実用化を目指したい」としている。 (北島剛)

女川原発2号機再稼働を村井嘉浩宮城県知事が同意 〜 地元住民の反対や避難経路の不明は置き去り

 「今だけ、金だけ、自分だけ」「命よりも金」そんな言葉が浮かびます。村井嘉浩宮城県知事は東北電力女川原発2号機の再稼働に同意しました。これによって2022年以降の運転再開が可能になりました。加藤官房長官は「地元の理解が得られた」と述べていますが、民間世論調査では61%が再稼働反対を表明しています。同意せざるを得なかった地元の方々は、経済的理由で追い詰められての判断ではないでしょうか。おしどりマコさんがいみじくも「経済的徴兵と同じ」と核心を突いておられました。
 さらに事故が起こった時の肝心の避難計画が役に立たない可能性があります。2019年に行われた避難訓練では参加した住民から不安の声が上がっていますし、これまでに「災害時の孤立が頻繁に起きている」との東京新聞の報道もあります。避難経路も確保されないまま、地元住民の反対をも無視する強引な再稼働ですが、ゆるねとにゅーすでは、その背景に「菅政権による脱炭素社会をお題目にした原発推進政策」があると指摘されています。あらゆる利権の中でも最も巨大な闇を抱える原発の実態を、改めて認識すべき時です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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女川原発再稼働 避難はまた置き去りか
引用元)
(前略)
 女川でも問題になったのが避難計画だ。経路に当たる国道は豪雨や高潮で通行不能になる例が多く大渋滞も懸念される。

 離島からの避難には海路や空路が含まれているが、広域災害時に人員や資材を確保できるのか。想定される避難先も被災した場合、収容先はどうなるのか…。実効性が疑われている

 地元住民らは、立地自治体の同意の差し止めを求める仮処分を裁判所に申し立て、議会には再稼働反対の請願を提出。政府にも避難計画の再審査を求めてきた。
(中略)
 これで十分という避難計画はないのかもしれない。横たわるのは日常の暮らしが根底から覆されかねない危険性を受け入れてまで、原発を維持しなければならないのか、との問いだ。
(以下略)
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女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま
引用元)
(前略)
地元同意手続きはとんとん拍子で進んだ。県内の市町村長から意見を聞く場は、会談2日前にあったばかり。事故時の避難計画が義務付けられている原発30キロ圏内にある美里町の相沢清一町長が「県民に新たな不安を背負わせる」と反対を表明したが、少数意見として受け入れられなかった

 早期の同意となった背景には、地元の商工会や漁協の要請も影響した。津波で800人以上が犠牲となり、人口減少が続く女川町では経済のてこ入れとして原発への期待が大きい。2年前には「福島みたいになりたくねえ」と語った同町の60代の男性漁師は、「金が落ちるならしょうがねえ」と諦めたように言った。
(以下略)
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宮城・女川原発の再稼働を村井知事が同意!東日本大震災の被災地で初!福島原発事故の記憶を葬りつつ、「脱炭素社会」を口実に「with原発社会」がますます加速!
転載元)
どんなにゅーす?
・2020年11月11日、宮城県の女川原発2号機について、村井知事が再稼働に同意することを正式に表明した

・東日本大震災の巨大な津波被害を受けた被災地の自治体が原発再稼働に同意したのは初である上に、福島原発と同型機の再稼働に地元知事が同意したのも初めて。福島原発事故の詳細な調査や総括がいまだ行なわれていない中、「脱炭素社会」を掲げる菅政権の主導で「with原発社会」がますます加速していく動きが広がっている。

(中略)

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耕さない、施肥をしない、草や虫を敵にしない自然農の10年 〜 立派な作物が育つのはなぜ?

読者の方からの情報です。
 個人的な話ですが、この4月に小さい畑を借りて野菜を作り始めました。これが思った以上にはまってしまい、今ではほぼ毎日畑に通い、収穫した新鮮な野菜を食べれることに大きな喜びと幸福を感じています。また、畑作業をしていてふと、虫の動きや鳥の鳴き声、太陽の光、吹いてくる風を肌で感じていると五感がさあーっと刺激されて、今ここにこうして健康に楽しく生きていることの幸せをかみしめています。
 そんな感じで畑や野菜作りに関わっていき、野菜作りの本などを図書館で借りてきて読んだりすると、色々な農法があることを知りました。大きく分けると、農薬を「使わない」「使う」に分けられますが、農薬を使わないものでも、さらに肥料をやらない、耕さない、虫や雑草を敵としない、という究極の方法「自然農」があり、その考え方に深く共感しました。
 と言っても、実際にどうやったらいいのか本を読んでもイメージがつかみにくく、さらにこのコロナで講習会に行くのも躊躇していました。
 そんな時、YouTubeで8月に開設された自然農の動画を知り、とても分かりやすかったので情報をお送りしました。
 これからは大規模農業ではなく、自然農のような自然に寄り添った野菜作りが大事になってくると思いました。
(匿名)
 読者の方から、本日うってつけの情報をいただきました。家庭菜園を生き生きと楽しんでおられる様子に、こちらまで幸せを感じます。教えていただいた動画は、畑を作ったことのない私でも興味深く聴き入ってしまいました。畑を耕さない、肥料や農薬を持ち込まない、虫や草を敵としないで10年近く自然農を営んで来られたお話でした。「根菜類は耕さなければ育つわけがない」という定説をくつがえす大根や人参が美味しそう。雑草がその土地に必要な成分を補給して豊かにしてくれる、というお話も耳に心地よいものでした。自家採種、自家増殖で人と畑が共生している世界。ドイツには家庭菜園を前提にした都市計画があるそうです。そんな風に普通の人々が土に触れる生き方ができたら、世の中はうんと平和になりそうです。
(まのじ)
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[自然農]なぜ「耕さない」のに野菜が育つのか?自然農10年目の畑で検証2020年11月10日 [natural farming]
配信元)

「種苗法改正案」審議入り 〜 印鑰氏が参考人に立ち、改正案の趣旨が破綻していることと農家と日本への打撃を丁寧に説明

 12日、種苗法改正案の審議が始まりました。印鑰智哉氏が衆院農水委員会の参考人として立たれ、一言一言に重い情報の詰まった、まさに今審議すべき内容を展開されました(5:48:10〜6:04:20の16分間)。日本の優良品種が不当に海外流出する原因が、あたかも自家採種のせいであるかのような農水省の論法にまず異議を表明されました。本来、農水省が準備すべき客観的なデータが無い中、手探りの空疎な議論にならぬよう印鑰氏が手作業で全国の登録品種に該当するものを数え上げられ、貴重な資料を提供されました(資料P5〜6)。このおかげで農水省が言い訳がましく主張する「対象となる登録品種は1割ほどなので農家に影響はない」ことがウソだったと判明しました。1割どころか半数以上、それらにかかってくる許諾料請求の打撃は計り知れません。「どうして有機農作物などを海外のように例外品種にしないのか」と野党の度重なる質問にも明確な答弁はありません。
 問題点を大きく2点にまとめると、種苗法があっても海外流出への効果がないこと、「特性表」という曖昧な基準のため農家が訴訟を起こされるリスクが高まることですが、全国の農家の方々にこうした内容がほとんど知らされていない状況で、この種苗法が通過しようとしています。このことを分かりやすいマンガにされていましたので「続きはこちらから」以降に掲載しました。著作権フリーで拡散希望とあります。多くの人に知ってもらい、17日の採決はするなの声を国会に届けよう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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LIVE 🌏 国会中継「種苗法改正案」農林水産委員会(2020/11/12)
配信元)


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