アーカイブ: ドナルド・トランプ

ハッカーが不正選挙の監視を呼びかける 〜残った選挙の中断方法…人工的災害か偽旗サイバーテロか〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 文書2万件をハッキングし、ウィキリークスに手渡したハッカーが、今回の大統領選挙で不正選挙が行われないか監視するとのことです。また彼は、他のハッカーに対して、選挙を内部から監視するよう呼びかけています。
 アメリカの不正選挙に対する疑惑から、多くの人々が監視を強めると考えられ、不正選挙を実行するのはリスクが高くなっています。万一、不正選挙でヒラリー・クリントンが勝利したとなると、相当大きな混乱が、アメリカで起こると思われます。
 藤原直哉氏のツイートでは、“ミリシアの連中も今度は本気のようだ”とあり、不正選挙でのヒラリーの勝利を許さないだろうと思います。
 そこで一番考えられるのは、偽旗テロを含む何らかの方法で選挙を無効にすることです。しかし、テロリストが選挙期間中に何か仕掛けてくるという情報はロイターでも上がっており、これまで先に情報が上がった案件は、実行に移されていません。となると、選挙を中断させる方法は、巨大な地震などの災害を人工的に作り出すか、または偽旗のサイバー攻撃という事になるでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米大統領選挙で不正選挙がないか監視するようグシファー2.0が呼びかける
転載元)
グシファー2.0が米国大統領選挙を各自で監視するようにハッカーに呼びかける
Guccifer 2.0 Issues Alert For Hackers To Independently Monitor U.S. Elections

11月5日【We are change】

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今年の夏、アメリカの民主党全国委員会(DNC)のシステムにハッキングをし、文書2万件をウィキリークスに手渡したことで悪名高いグシファー2.0(Guccifer 2.0)が、自らのブログ上に新しく投稿しました。

今回、グシファー2.0はFEC(連邦選挙管理委員会)システム内部から、民主党が今回の選挙を不正操作する可能性があることを示唆する情報を入手したと断言しています。

グシファー2.0は10月18日にトランプの納税資料とクリントンの政治活動の挑発行為について最後に投稿を行ってから後数週間の沈黙を保っていました。

そして久しぶりに沈黙を破ったグシファーは、選挙管理委員会のシステム内に潜入しており、アメリカの大統領選挙を監視すると主張しています。

(中略) 

予備選挙ではヒラリー・クリントンがバーニー・サンダースに勝つ様に膨大な量の不正選挙行為が行われましたが、ジェームス・オキーフェ主宰のプロジェクト・ヴェリタス(Project Veritas)はさらに、選挙当日に少数派の投票者にバスで投票所周りをさせ、あるいは数千の投票用紙が行方不明になり、さらに暴力行為で投票者を怖がらせるなどのその他の様々な選挙の不正行為を暴露しています。さらにアメリカ全体の複数の州ではすでに、選挙の不正行為が複数報告されています。

民主党が選挙の不正行為を行おうとしてるという点でグシファー2.0はおそらく正しいでしょう。そして現時点では一つの選挙期間で不正選挙が2度も行われたことが露骨に明白であり、民主党はこれについて説明責任を負っています。

(中略) 

グシファー2.0の声明文全文は以下の通りです。

「FEC(連邦選挙管理委員会)内部からの情報:民主党が不正選挙を行う可能性について」

民主党が11月8日の選挙で不正行為を行う可能性があることを皆さんに警告させてください。ITの大企業がインストールしたFECのネットワーク内のソフトウェアのために、これ(不正操作)が可能であるかもしれません。前にもお話しした通り、このソフトウェアの品質はお粗末で、多くのホール(穴)や脆弱性があるためです。

私は独立した選挙監視人としてFECの選挙システムに登録しました。そしてこの選挙が正直に行われるかどうか監視する予定です。

私はまた他のハッカーに対して、選挙を内部から監視し、選挙の不正行為に関する事実をアメリカの社会に提供するように呼びかけます

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配信元)


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配信元)
 


[ParsToday]アメリカ大統領選挙の不正への懸念 〜暴動・革命につながる不正選挙 支配層にとってリスク〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 Pars Todayの記事は非常に信頼性が高く、これまでここの記事が誤報だったというのは記憶にありません。それほど正確な情報を出しているところが、アメリカ大統領選挙の不正について取り上げ、こうした不正が“アメリカの研究所の調査や正式な報告も、この国の選挙で同様のことが何度も起こっている”としています。記事の後半では、2000年の大統領選挙についての事実が書かれています。
 こうした不正選挙は、日本でも行われているようです。民主主義国家で不正選挙があるはずがないというのは単に思い込みに過ぎず、少し調べれば、事実がボロボロと出てきます。
 もしも、今回の大統領選挙で不正選挙が行われ、ヒラリー・クリントンが勝利すれば、次の記事にあるように、アメリカで暴動が起きる可能性が極めて高くなります。暴動は革命につながる可能性があります。支配層にとって、リスクが大き過ぎる気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ大統領選挙の不正への懸念
転載元)




アメリカ大統領選挙に向けた世論調査で、2人の候補者の支持率の差が縮まっています。これにより、今年の大統領選挙への不正に対する懸念が高まっています。

アボルファトフ解説員

フォックスニュースは、5日土曜、報告の中で、アメリカ大統領選挙で不正が行われる可能性について警告を発しました。フォックスニュースは幾つかの 例に触れています。例えば、ロサンゼルスでは、高齢の一人暮らしの女性の家に83枚の投票用紙が郵送されたとしています。また、カリフォルニア州では、亡 くなった人の名前を借りて投票しようとした女性が逮捕されました。さらに、期日前投票の投票箱を開けようとして逮捕された人物もいます。また、バージニア 州では、投票者として2回、名前を登録できた人がいたと言われています。



このような不正や投票に関する混乱は、今年の選挙に限ったことではありません。アメリカの研究所の調査や正式な報告も、この国の選挙で同様のことが 何度も起こっていることが示されています。アメリカの選挙における主な不正の例は、亡くなった人が有権者として登録されていたり、一人の人間が複数回登録 されたりするものです。一部の農村地域では、市民の知識が乏しいのを利用し、関係者が様々な理由で、主に有色人種の登録を妨害することがあります。

アメリカの選挙では、候補者の支持率が大きく離れて明らかであり、このような不正が結果に影響しないような場合には、それは問題にはなりません。し かし、2000年の選挙のときのように、一票一票が大事になってくるときには重大事となります。2000年の選挙では、共和党ブッシュ氏と民主党のゴア氏 の接戦になりましたが、フロリダ州でブッシュ氏による不正操作があったと非難されました。このとき、フロリダ州の貧しい黒人市民の多くは、様々な理由で投票で きなかったと言われています。また、後にフロリダ州の投票の数え直しにより、投票用紙の多くがカウントされていなかったことが明らかになりました。このと きの選挙では結局、ブッシュ氏が大統領に就任しましたが、アメリカ全体では、ゴア氏が50万票、ブッシュ氏をリードしていました。

今年の選挙でも、不正が結果を左右すると見られています。
共和党のトランプ候補も、選挙での不正の可能性について何度も警告を発しています。トラン プ氏は、民主党のクリントン氏が不正を行わずに勝利することはできないだろうとすら語り、今から8日の選挙について、自身の勝利以外の結果を受け入れない としています。このような発言は、アメリカの選挙の健全性に大きな疑問を投げかけているのです。

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トランプ氏支持団体がアメリカで暴動を始めると警告
転載元)
 

アメリカ大統領選挙の共和党候補のトランプ氏の支持団体が、もしトランプ氏が大統領に当選しなければ、暴動が起きることになると警告を発しました。

スカイニュースによりますと、トランプ氏の支持団体は、5日土曜、フロリダ州の選挙集会で、もしトランプ氏が今回の大統領選挙で当選しなければ、暴動を起こすと警告を発しました。

トランプ氏の支持者はまた、もしトランプ氏が当選しなければ、民主党候補のクリントン氏を刑務所に送るとしました。

この集会の参加者は、クリントン氏を支持する無料コンサートの開催に抗議し、それは支持者を集めるための策略だとしました。

フォックスニュースも、5日、報道の中で選挙における不正行為について警告を発しました。

アメリカ大統領選挙は8日火曜に実施されます。

投票日が近づくにつれ、候補者同士の舌戦が激しくなっています。

トランプ氏は5日、人々に対してクリントン氏に投票しないよう求め、ホワイトハウスにおける腐敗した政治システムの改革を強調しました。

世論調査では、両候補の支持率は拮抗しています。

Eメール再調査:直前の「ヒラリーを起訴せず」 脅しに屈したFBI長官

竹下雅敏氏からの情報です。
 ヒラリー・クリントンのメールの再調査を始めたFBIですが、 FBI長官のジェームス・コメイは、再びクリントンを起訴しないと発表したようです。もはや、アメリカがグチャグチャなのは、誰の目にも明らかです。毒マンジュウを食らっているコメイ長官は、またしても脅しに屈したということでしょうか。
 果たしてこうしたゴタゴタが、クリントン陣営にとって吉と出るか凶と出るかは、何とも言えません。
 “続きはこちらから”以降では、こうしたクリントンメールで問題になっている事件の真相について、非常によくまとまった記事を添付しました。これを読むと、この問題の大きさがよくわかるはずです。これが問題無しなら、どんな犯罪も問題無しになるでしょう。一旦出てしまった情報は広がる一方で、収拾がつくようには見えません。次に、愛国者達がどのような反撃に出るのか、目が離せません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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直前の「訴追求めず」 米大統領選への影響は?(16/11/07)
配信元)

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» 続きはこちらから

クリントン夫妻と関係者の犯罪が明らかに / トランプ氏が演説中に命を狙われる事件発生 〜アメリカは崩壊直前〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ヒラリー関連のメールから、クリントン夫妻と関係者の犯罪が明らかになりました。マネーロンダリング、児童に対する奴隷搾取と性的暴行、その他複数の重罪とのことです。
 こうなっては、ヒラリーに選挙での勝ち目はないと思ってよいでしょう。最後の手段なのか、トランプ氏が演説中に命を狙われるという事件が発生したようです。幸いにしてトランプ氏は無事だったようですが、暗殺も失敗となると、クリントン陣営には、偽旗テロを起こして選挙を無効にするぐらいしか方法が無くなってきました。
 最後の記事では、トランプ氏をレイプの罪で訴えていた女性が訴訟を取り下げたとのことです。記事によれば、彼女が13歳の時、ジェフリー・エプスタイン氏のパーティーでレイプされたとのことでしたが、FBIが流出させたメールでは、これはトランプ氏ではなく、ヒラリーとビル・クリントンの犯罪であることが分かっています。本当にアメリカというのは、ぐちゃぐちゃで崩壊の直前だと言うのがよくわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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引用元)
(FBIの特別捜査官の出動)
http://tapnewswire.com/2016/11/breaking-comey-mandates-all-fbi-agents-report-to-d-c-offices-prep-for-raids-possible-arrests-in-clinton-probes/
(概要)
11月4日付け

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TruePunditの情報によると、木曜日遅く、コメイFBI長官は、ワシントンDCのFBI本部と出張所から出動できる全ての特別捜査官に出動するよう命じました。

FBIの情報筋によれば、彼等はトップダウンで多くの容疑者を逮捕する準備をしています。

(中略) 

ニューヨーク市警の情報筋によれば、ヒラリー関連のメールから、ヒラリーとビル・クリントン及び関係者らが関わってきた以下の犯罪が明らかになりました。

マネーロンダリング
児童労働搾取(奴隷)
児童に対する性的暴行(小児性愛犯罪)

偽証
クリントン財団を介した不正なお金の流れ
司法妨害
その他、複数の重罪

(以下略)

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クリントン財団、国務省に通知せずカタールから100万ドル受領と認める
転載元)
© Sputnik/ Eduard Pesov

© Sputnik/ Eduard Pesov



クリントン財団は、ヒラリー・クリントン氏が国務長官を務めていたときに、カタール政府から100万ドルを受け取ったと認めた。また、クリントン氏は、義務である国務省への献金報告を怠ったと明らかになった。

クリントン氏は2009年、国務長官に就任する際に、利益相反の疑いを避けるため、海外提供者からの巨額の献金については報告する義務を負うといった旨の同意書に署名した。

米国務省の報道担当は、クリントン氏にはこの献金について国務省に通知する義務があったと確認している。報道担当は、国務省はカタールからクリントン財団への献金についての情報を受け取っていないと明らかにした。

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引用元)
http://beforeitsnews.com/politics/2016/11/donald-trump-rushed-off-stage-at-nevada-rally-by-secret-service-2856399.html
(概要)
11月5日付け


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数十分前に起きたことです。トランプ氏がネバダ州リノの集会で演説中に、突然、シークレットサービスがトランプ氏に駆け寄りステージから引きずり下ろしました。

(中略) 

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トランプ氏の演説を妨害しようとした男が演説会場裏にあるトイレに隠れていたところを警備中の武装警察が逮捕しました。

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配信元)






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トランプ候補を強姦罪で訴えた女性 訴えを取り下げる
転載元)
米共和党のトランプ大統領候補を強姦罪で訴えていた女性の一人が、訴訟を取り下げた。

先に、本名を明かさず「ジェーン・ドウ」(身元や姓名不明の女性に用いる名前)と名乗るこの女性は、トランプ氏と億万長者のジェフリー・エプスタイン氏を、未成年者レイプの罪で訴えた。彼女によれば13歳の時、エプスタイン氏の家で催されたパーティーで二人にレイプされたとのことだ。一方トランプ氏自身はこの訴えを否定し、彼の弁護士アラン・ガルテン氏も、選挙に悪影響を与えたいと思っている誰かが「完全にでっち上げたものだ」と反発した。

昨日夕方、原告側の弁護士は、ニューヨーク連邦地裁で原告の申し出により、裁判停止の手続きをとった。

先に約10人もの女性が、セクシャルハラスメントでトランプ候補を非難した。しかしトランプ氏本人は、こうした非難を事実に反した作り話であるとし、選挙後、そうした女性達は責任を問われるだろうと約束している。

何の根拠もないワシントン・ポストの陰謀論:米国の混乱はプーチン大統領の仕業 〜今起こっていることは、地球規模の劇的な社会的変動の転換〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 スプートニクでも興味深い記事が出てきました。ワシントン・ポストの評論家が、現在起こっている米国の混乱はプーチン大統領の仕業だというのです。これこそ何の根拠もない単なる陰謀論です。
 かつて、何か事件が起こると全て共産党のせいにされました。都合が悪いことが起こると、全て憲法9条が原因だと言ったアホな元知事もいました。このことに関して、以前、時事ブログでは、世界のあらゆる事件の原因は太陽フレアか憲法9条にあるとすれば、一件落着だと述べたことがあります。
 今問題なのは、こうした言説がアメリカ国内の有力紙の中から出て来ていることです。記事では、エリート層の混乱に原因があり、特に大統領選のプロセスが予想とは全く異なる形で進んだことによる反応ではないかとしています。
 さらに、米国はある種のシステム的崩壊に達したようだとして、“私たちが目にしているものは、その打破の始まりに過ぎない”としています。私もそう思います。
 今起こっていることは、まさに地球規模の劇的な社会的変動の転換です。なのに、全く何も起こっていないかのような日本の報道を見ると、かえって何やら不気味なものを感じます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国の政治的・社会的危機は、ロシアに対する「魔女狩り」を引き起こしている
転載元)
プーチン大統領は、「米国版カラー革命」のためにドナルド・トランプ氏を利用している。ワシントン・ポスト紙の編集者の一人は、記事「Putin’s hope to ignite a Eurasia-style protest in the United States」でこのように主張した。

ワシントン・ポスト紙の評論家は記事の中でプーチン大統領は、彼が米国が起こしたと考える「カラー革命」に対して、自分がやられた通りのことをして仕返しし、米国に「復讐」する考えだと論じている。

(中略) 

「スプートニク」は、ディスカッションクラブ「ヴァルダイ」の責任者で、雑誌「世界政治におけるロシア」の編集長を務めるフョードル・ルキヤノフ氏に、ワシントン・ポスト紙の記事に関するコメントを求めた-

私には、このような推論を真剣に議論するのは奇妙なことのように思われる。明らかなのは一つ。世界がさらに不可解なものとなり、それを操るのが可能であり、それを操るべきだと思っている人々にとって、さらに操作が難しくなっているということだ。
(中略) 

米国は常に自信満々の国だった。かつて米国がこのような意見を述べるのを自分に許したことはなかった。
(中略) 

しかし米国はロシアの介入を主張し、事実上、米国がバナナ共和国のレベルにあることを裏付けている。
(中略)… 

これは実際のところ、計画通りに上手くいかず、どうするべきか分からない時の当惑の証ではないかと思われる。米国のエリートたちの不意を衝く、社会の予期せぬ変化に対する反応だ。(中略)…」  

プーチン大統領は、ロシアとの関係改善の願望を表明するいかなる候補者も歓迎すると繰り返し述べている。ワシントン・ポスト紙にこのような記事が掲載されたのは、エリートたちの不意を衝いた米社会の予期せぬ変化への反応だ。そしてマッカーシー時代につきものの「魔女狩り」の精神で彼らを行動させるように仕向ける。なぜなら大統領選挙のプロセスは、予測とは全く異なる形で進んだからだ。ルキヤノフ氏は、次のように語っている-

米大統領選挙でトランプ氏のような候補者が現れたのは、稀に見る現象だ。彼は、このような最も高いレベルに達するべきではない人物のように思われる。しかし彼は現れた。さらにバーニー・サンダース氏もだ。異なるイデオロギーではあるが、本質的には同じことを反映しいている。上から押し付けられているものを引き離そうとする人々の数が増え続けている。これがエリートたちの『昏迷』を呼んだ可能性がある。そしてロシアに対する非難が始まった。プーチン大統領がトランプ氏と一緒にクリントン氏に対抗しているという話があったが、私はマッカーシズム時代以来、米国でそのようなものがあったのを覚えていない。そして実際のところ、米国人はパラノイアの感情にとらわれているのではないかと思い始めた。」 

しかしルキヤノフ氏は、このような出来事は大統領候補者たちによる社会の失望だけではないとの見方を示し、次のように語っている-

米国は現時点で、だいぶ前から存在するモデルのある種のパラダイムのシステム的崩壊に達したように思われる。私は、米国がこの内部の危機を克服することを全く疑ってはいないが、回復は何らかの新たな原則に基づいて行われるだろう。他の国と比較した場合、米国経済の発展は十分な説得力を持っているが、米国は現在ある種の(伝統や慣習などを)『打ち破る』時期にある。私たちが目にしているものは、その打破の始まりにすぎない。しかし米大統領選挙で誰が勝ったとしても、それが変わることは全くない。米国のありかたと世界における役割がどうあるべきかについて再考するプロセスは続く。」  

与党のエリートたちにとってこのプロセスは痛みを伴う。なぜなら彼らはそれを予期せず、エリートの交代を望んでいないからだ。しかしルキヤノフ氏は、彼らはそれを受け入れることになると考えている。

(以下略)