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あの山田孝之さんが自給自足の生き方を学び実践するらしい 〜 「野口のタネ」で「菌ちゃん農法」!

読者の方からの情報です。
菌ちゃんふぁーむに「植物に学ぶ生存戦略」でおなじみ山田孝之さんが訪れたそうです。
自給自足・循環型コミュニティを目指して、現在奮闘中だとか!
こういう若くてかっこいい方がロールモデルになって、日本の社会が変わっていくといいな…と思いました。 
(ヒカリネコ)
 山田孝之さん、あのEテレ「植物に学ぶ生存競争」でシュールな雰囲気を醸していた方だと思い出しましたが、ヒカリネコ様の投稿記事を見て、ほおぉ〜と驚きました。地に足ついた頼もしそうなお兄さんがそこに居ました。「原点回帰」という新番組で、自給自足の理想の「島」作りをするために学びつつ実践をするそうです。
 最も成功した俳優さんが「ペースを変えて」一年のうち半分は俳優業、残りの半分は好きなことをすると言う。そしてその好きなこととは「シンプルに生きる」こと、まずは食べ物を自分の力でちゃんと作りたいと思ったそうです。その一環で、先日時事ブログに取り上げた「菌ちゃんふぁーむ」でも学ばれたとありました。将来の「島」でのアートの部、テキーラの部、海苔部などユニークな取り組みの夢が語られていました。
 山田さんを迎えた菌ちゃんファームの吉田俊道さんは「とにかく理解が早い。しかもその表情から、深く理解していることがわかる。」「本氣の男」と高く評価しておられます。閉塞感から脱する生き方があることを教えていただけそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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山田孝之「最終目標は“理想の島探し”。僕も学べて、共有する場所を作りたい」
引用元)
(前略)
『生きるために何が必要なんだろう』と考えて、余計なものを引いていったら、『食べ物と、雨風をしのげる住居さえあれば、人は生きていけるじゃないか』と思って。だからまずはじめに、食べ物を自分の力でちゃんと作りたいと思ったんです」
(中略)
ひたすら石をとる、草を刈るという作業をしていると、なんか違う感覚が出てくるんです。僕がいま住んでいる東京って、自宅で座っているだけでもまわりに情報がたくさんあるじゃないですか。でも畑で作業をしていると、目の前に石や草しかないから、いろんなことを考えるんですよね。それってとても貴重な時間です」と山田孝之さん。
(以下略)
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菌ちゃんふぁーむに山田孝之さん来る!
配信元)

菌ちゃんふぁーむに山田孝之さん来る!
それは3月のこと。
山田孝之さんを連れてくるからインタビューに応じて欲しいと、プロデューサーから連絡があった。
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山田孝之さん、プロデューサーのひゃくたろうさん、それにカメラマン、
さらにもう一人別の...

吉田俊道さんの投稿 2021年4月12日月曜日

菌ちゃんふぁーむ「虫もモグラも雑草も必要だった」「無農薬の野菜作りはコロナと人間の関わりに似ている」〜 長周新聞から

 読んでいるだけで嬉しくなってしまう記事がありました。大学で農業を専攻され、公務員として農業改良普及員というお仕事をされていた方が無農薬で野菜作りを始められた、その体験と実験の記録でした。「菌ちゃんふぁーむ」というお名前からもビビッとくるものを感じます。
 ビフォーアフターで言うならば、最初は虫だらけ、レースのように葉脈だけ残ったキャベツの写真に思わず声が出ます。ところが青虫が食べなくなるキャベツになってしまったその理由は? 人間にとってビタミンCやポリフェノールなど栄養価の高いキャベツは青虫さんには消化できずに、ほとんどうんことして出てしまうらしい。人間にとって栄養価の低いキャベツは喜んで食べるそうです。記事を読むとウジ虫さんにも感謝の念が湧いてきます。
 モグラとの戦いも、視点が変わると頼もしい仲間であることが分かります。報酬を受けることなく畑の中の腐敗を改良してくれていたとは。
 著者の吉田氏は、畑の体験から「コロナウイルスのありようと似ている」と感想を持たれていますが、時事ブログで腸内細菌の活性が感染対策に有効だと知っている私たちには、大いに頷けます。
「最初は自然界を信じていなかったし、自然界を怖がっていた。だが今は自然界は叡智に満ちていると実感している。」とあって、とても羨ましく感じました。菌ちゃん野菜もきっと美味しいに違いない。ぜひ元記事でお楽しみください。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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有機農業の世界とコロナ  菌ちゃんふぁーむ代表・吉田俊道
転載元)
 よしだ・としみち  NPO法人大地といのちの会理事長。(株)菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県庁の農業改良普及員に。1996年、県庁を退職し、有機農家として新規参入。99年、佐世保市を拠点に「大地といのちの会」を結成。


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 私は九州大学を出て、長崎県の職員になり農業改良普及員をしていた。でも農業を自分でやりたいと思い退職して野菜づくりを始めた。無農薬にとりくんだものの、とにかく最初は毎日、虫だらけだった。モグラにも苦労した。アスパラガスを収穫するまでには2年かかり、しっかり根が太くなってやっと収穫ができると思っていた矢先、アスパラガスが急に細くなって曲がった。どうしたの? と思ったら、モグラが土の中を走り回っていたのだ。2年間かけて栄養を貯蔵した根っこをモグラが切り破った。そのときの私の失望と怒りを想像して欲しい。そして草もまた、日々途方もないほどの格闘だった。

 でも今は全部真反対になった


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自民党プロジェクトチームが食品のセシウム基準値を引き上げる提言、キノコは1000ベクレル以下に 〜 「みんなのデータサイト」さんが反対の署名キャンペーンを開始

 現在の食品の放射性セシウム基準値は1kgあたり100ベクレルです。「福島原発事故前は日本のほとんどの食品は1kgあたり0.1ベクレル程度」だったと小出先生はおっしゃっていました。事故後はなし崩しに基準値が跳ね上がりましたが、たとえ1kgあたり10ベクレルであっても危険なことには違いなく、そのレベルが異なるだけです。10年目の今、自民党のプロジェクトチームは、この100ベクレルを下げるどころか消費量の少ないとされる食品、例えばキノコ、山菜などの基準値を10倍に引き上げるつもりです。つまりキノコなどは1000ベクレル以下であれば流通に乗ります。
かつてボランティアの人々が各地の土壌の放射能を測定してマップ化した「みんなのデータサイト」さんがこんな暴挙はやめてほしいと声をあげられました。「線量の高い食品を出荷できるようにするのが福島の復興につながるという論理は非常におかしい」「基準値を上げても風評被害は払拭されない」と訴え、また決して現在の100ベクレルを許容しているわけではなく、これ以上規制値を緩めないでほしいという主旨の署名キャンペーンを開始されています。
 それにしても、ほんと自民党ってロクなことをしないわね。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【食品の規制基準値を今の10倍の1,000 Bq/kgに変更するのが最終目標と判明!】
配信元)

【食品の規制基準値を今の10倍の1,000 Bq/kgに変更するのが最終目標と判明!】

みんなのデータサイトが入手した自民党のプロジェクトチームの資料によれば、食品の基準値変更は段階を追って、最終的には「CODEXの基準値1,000...

みんなのデータサイトさんの投稿 2021年3月5日金曜日
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放射性セシウムの食品基準値と出荷制限の在り方検討 自民PT初会合
引用元)
東京電力福島第1原発事故後に設定された食品中の放射性セシウム基準値(一般食品で1キログラム当たり100ベクレル)に関し、自民党の東日本大震災復興加速化本部は基準値による出荷制限の在り方を検討するプロジェクトチームを設置した。風評被害の一因と指摘される基準値の妥当性も議論し、科学的で合理的な規制の運用を目指す。
(中略)
国の放射線審議会は19年、基準値が過剰に安全側に立っているとの見方を示し、「モニタリングの根拠として使い続ける必要性を説明できない状況」と指摘した。
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食品出荷基準「科学的に検証」
引用元)
(前略)
自民党のプロジェクトチームは、8日、現在も広く出荷が制限されている食品について、合理的な基準を検討することなどを盛り込んだ政府への提言をまとめました。
提言では、地域の直売所や観光など、なりわいに大きな影響が出ていると指摘したうえで、野生のきのこや山菜といった、消費量の少ない食品は、国際的な食品規格では、基準が一般の食品の10倍とされていることを例に挙げ、データに基づいて合理的な基準を検討すべきだとしています
さらに、出荷制限の解除にあたっても、3年間で60検体を検査し、基準値の半分以下になっていることを確認する現在の方法を、柔軟な運用に見直すことを求めています。
(以下略)
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食品の放射線基準の緩和に反対し市民団体が署名を開始
配信元)

「種苗法改正案」審議入り 〜 印鑰氏が参考人に立ち、改正案の趣旨が破綻していることと農家と日本への打撃を丁寧に説明

 12日、種苗法改正案の審議が始まりました。印鑰智哉氏が衆院農水委員会の参考人として立たれ、一言一言に重い情報の詰まった、まさに今審議すべき内容を展開されました(5:48:10〜6:04:20の16分間)。日本の優良品種が不当に海外流出する原因が、あたかも自家採種のせいであるかのような農水省の論法にまず異議を表明されました。本来、農水省が準備すべき客観的なデータが無い中、手探りの空疎な議論にならぬよう印鑰氏が手作業で全国の登録品種に該当するものを数え上げられ、貴重な資料を提供されました(資料P5〜6)。このおかげで農水省が言い訳がましく主張する「対象となる登録品種は1割ほどなので農家に影響はない」ことがウソだったと判明しました。1割どころか半数以上、それらにかかってくる許諾料請求の打撃は計り知れません。「どうして有機農作物などを海外のように例外品種にしないのか」と野党の度重なる質問にも明確な答弁はありません。
 問題点を大きく2点にまとめると、種苗法があっても海外流出への効果がないこと、「特性表」という曖昧な基準のため農家が訴訟を起こされるリスクが高まることですが、全国の農家の方々にこうした内容がほとんど知らされていない状況で、この種苗法が通過しようとしています。このことを分かりやすいマンガにされていましたので「続きはこちらから」以降に掲載しました。著作権フリーで拡散希望とあります。多くの人に知ってもらい、17日の採決はするなの声を国会に届けよう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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LIVE 🌏 国会中継「種苗法改正案」農林水産委員会(2020/11/12)
配信元)


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山田正彦氏からの緊急メッセージ:今の臨時国会で種苗法「改正案」成立の危機、みんなで地元選出の国会議員に声を届けよう

 種苗法「改正案」は、先の通常国会で一度も審議されることなく見送られました。ひとまずホッとしたのもつかの間、今の臨時国会で成立してしまう可能性が出てきました。山田正彦氏からの緊急メッセージです。
 「皆さん、今ここで自家増殖、自家採種一律禁止の法案、これを何としてもやめさせるために、(中略)地元選出の衆議院、参議院の先生方の国会や地元の事務所に、電話・FAXを、みんなで、みんなで送ろうではありませんか。今の臨時国会というわずかな審議期間の中で、このような大事なことを決めることのないよう、(中略)みなさんの声、農家の声を届けましょう。私たちが今、動かなければいけないのです。必ず止めることができます。みなさん、がんばりましょう!!」
協力者の方が、電話番号のリストやFAXの雛形も掲載して下さっていました。これは便利。臨時国会では重要な審議が山積みですが、この種苗法改正案の「廃案」も国民が強く望んでいます、と議員さんに知っていただかねば!
(まのじ)
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