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フィンランドで2千人対象にベーシックインカムを試験導入 〜労働力不足を補うロボットと賃金格差の是正〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 フィンランドで、今月から2,000人を対象にベーシックインカムを試験導入するようです。毎月560ユーロ(約6万8,000円)が支給されるようです。2年間の試験期間で給付を受けられるのは、失業手当か所得補償金を受給していた人だということです。この実験がうまくいけば、フィンランド人の成人全員に対象が拡大される可能性もあるということです。
 フィンランド政府としては、ベーシックインカムの導入で、社会福祉の資金の節約になると見ているようです。確かに、一律の給付なら公務員の仕事が激減します。公務員の数を減らし、彼らの給与を減らすことができます。なぜなら、これらの仕事は代わりにロボットが出来る仕事だからです。日本の場合、国会議員や役人、公務員の給与が高過ぎるように思えます。ロボットの導入で賃金格差の是正が可能であれば、それは良い方向だと思います。今後、ロボットが労働力不足を補うことになるのは間違いありません。グローバリズムだと、これは貧富の格差を一層拡大することになるのですが、ベーシックインカムやそれに似た制度を導入する方向に向かえば、人々は余暇が増え、人生で本当に自分のしたい事をして生きることが出来るようになります。
 世界は確実にその方向に向かいますが、人々の意識が成熟して、働くという事の意味をきちんと理解することが、こうした制度の前に必要だと思います。
 ベーシックインカムと合わせて、最高賃金の導入が必要だと考えています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ベーシックインカムを試験導入、2千人対象 フィンランド
引用元)
(前略) 

北欧フィンランドで今月から2000人を対象に保証収入を支給する制度を試験的に導入する試みが始まった。

(中略)… 

対象者には収入や資産、雇用状況にかかわらず、毎月一律560ユーロ(約6万8000円)が支給される。

(中略) 

この最初のプログラムは、2年間の期間限定で実施される。対象者はランダムに選ばれるが、失業手当か所得補給金を受給していたことが条件だ。

(中略) 

このプログラムがうまく行けば、フィンランド人の成人全員に対象が拡大される可能性もある。

(以下略) 

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ロシアと日本のロボットがクリルを開発することになる?
転載元)
ドミトリー ヴェルホトゥロフ
日本政府は、ロボット工学領域において野心的な目標を立てている。安倍首相は、2020年までに「ロボット革命」を実現し、その売り上げを2倍にするよう求めた。ロボット技術は、産業や社会部門での労働力不足といった国が抱える極めて重要な経済問題を解決すると期待されている。

(中略) 

2014年4月、ロシア国防省は、2025年までに軍事用ロボットを開発するターゲット・プログラムを採用した。このプログラムはすでに、完全な戦闘用に使う事が可能なサンプルの製造に成功している。開発の努力は、ロシアが伝統的に強みを発揮してきた分野、つまり軍事や宇宙に集中して向けられていた。

しかし、開発の関心が産業用ロボットにも徐々に向けられるようになってきたようだ。

(中略) 

理由は、日本同様、労働力不足、それも熟練労働者の不足だ。

(中略) 

特にロシア東部、シベリアや極東、極圏地方では、深刻な人口動態学上の問題に直面している。 そうした背景から、長期の露日経済協力プログラムにはロボット工学導入が提案されると思われる。

筆者の見るところ、ロボット工学における露日の協力は、いくつかの方向に最も大きな関心が向けられると思う。第一にそれは、医療ロボットである。

(中略) 

そして第二番目は、宇宙分野でのロボット利用だ。

(中略) 

第三番目は、救助用及び消火用ロボットの分野での協力だ。

(中略) 

さらに四番目、水中ロボット、特に深海で使えるロボットができれば、学術実験や地質学的探査活動など様々な用途で使用できる。

(中略) 

クリル諸島の露日共同開発プログラム作りを通して、我々は、ロボットの助けを受けながら、共に大きな第一歩をしるすことができるかもしれない。

国家非常事態対策委員会:小和田恒 スイス軟禁の実態 / ソフトバンク孫正義の10兆円ファンドの設立 / 日本独立のチャンス…他

 16/12/22の竹下氏の記事で小和田恒氏の軟禁情報が伝えられましたが、フルフォード氏もこの動画でこの事件について"今起きている金融戦争で逮捕された情報として認めている"と述べられています。情報源は、天皇系に近い右翼筋と現安倍内閣の補佐官とのことです。天皇家の金に手をつけようとした動機ですが、小泉元総理と福田康夫元総理が、外務省の資金で株投資し、その失敗の穴埋めをしようとしていたようです。
 今日本に日銀の国有化のチャンスを与えられているようです。フルフォード氏によると"中国政府とアメリカが水面下で…アジア側が既存の国際通貨体制を乗っ取る代わりに、欧米の軍隊に給料の振込をし続けて、仕事の内容を悪質なものから良心的なものに変えてもらうという基本合意ができている"とあります。その期限はトランプ氏が就任する来年1月20日までのようです。このチャンスを逃せば、"日本は独立国家じゃなくて、中国の植民地になる"可能性もあるようです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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小和田恒 スイス軟禁の実態 国家非常事態対策委員会 2016/12/29
配信元)

1:00〜 

雅子妃のお父さん小和田恒がスイスで軟禁


小和田 恆 [CC-BY-3.0]

小和田 恆[CC-BY-3.0

フルフォード氏:今日は2016年12月29日ですけれども、日本の天皇系に近い右翼筋と現安倍内閣の補佐官、両方から同じ情報の確認が取れているんですけれども、彼らによると、雅子妃のお父さん、あと、国際裁判所の判事でもある小和田恒がスイスで軟禁されているというニュースが入りました。

彼は、日清戦争の賠償金債権を換金しようとして、軟禁されたんですよ。そういう債権を換金できるのは、天皇陛下本人以外はできないので、彼がいくら皇太子の嫁のお父さんでも、換金する立場にいない。

さらに、その情報源によると、小泉元総理と福田財務大臣?(※福田康夫元総理)が、外務省の資金に手を出して、株投資して失敗してその穴埋めとしてその債権を換金しようとしたけれども、これは初めて日本人の大物が、この今起きている金融戦争で逮捕された情報として僕は認めているんですよ。

彼はディヴィッド・ロックフェラーの、たぶん日本でのトップエージェントの1人だったんですよ。間違いない。ディヴィッド・ロックフェラーの300人委員会のメンバーですけれども、ディヴィッド・ロックフェラー本人が死んだという情報を得てから、現段階ではロックフェラー財団から否定も肯定もコメントはありませんけれども、明らかに大きな変化が起きているんですよ。

2:57

ソフトバンク孫正義の10兆円ファンドの設立:大元はサウジ→エクソンモービル→ロックフェラー


もう1つこれと関係しているのは、ソフトバンクの孫正義が1000億ドルのファンドがあると言っていました。そのお金の大元はサウジアラビアだと言うんですよ。サウジアラビアの裏をかくと、エクソンモービル。それの裏をかくとロックフェラー。孫さんは自分のお金はないから、全部借金ですけれども、誰かが彼の顔をしてマネーロンダリングしようとしたけれども、あのお金も動きませんので。

日本独立のチャンス


今の内閣の大元がいないんですよ。権力を実質的に失っているので、1月20日、トランプ政権が始まる前に日本が日銀を国有化して、日本円を発行する権利を日本国民に奪い返すチャンスが今手に入っている。20日までに動かなければこのチャンスは2度と来ないと思いますけれども、今動けば取れます。

わからないんだったら、僕が具体的に現実的な方法を教えます。前から、現内閣でもいいから日本が真の独立国家になる方法を具体的に現実的に説明します。

その第一歩は日本銀行国有化。その後、国民にすべての隠された事実を明かす特番をすべてのテレビ局でやる必要があるんですよ。国民が事実を知った上で、透明公正な選挙で選ばれた日本政府がお金を作って山分けする権利を手に入れることができます。今動けばチャンスが手に入ります。アメリカは今、内戦に近い状況なので、手が回らない。今、国際権力の空白があるので動けます。このチャンスを掴まえないと、2度と訪れません。結果は日本は独立国家じゃなくて、後に、中国の植民地になるので今がチャンスですよ。ということを言いたかった。

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アメリカがISISを支援していた証拠を握っているエルドアン大統領 / テロリスト掃討を進めていくロシア、イラン、トルコ / ヨーロッパで画策されていた自作自演のテロ攻撃

竹下雅敏氏からの情報です。
 エルドアン大統領は、アメリカ主導の有志連合がダーイシュを含むテロ組織を支援している証拠があるとの声明を出しました。これに対し米国務省は、“これは馬鹿げた声明だ”と言ったようです。馬鹿げているのは米国務省の方で、トルコがダーイシュを支援していたことは明らかです。有志連合の一員としてのトルコは、有志連合がダーイシュを支援してきたことを当然よく知っています。証拠があると言っているので、これからその証拠が上がってくるものと思います。それらの証拠に、アメリカがどう反応するのかは見物です。
 冒頭の記事を見ると、今後シリアを含め、中東はロシア、イラン、トルコが中心になって、テロリストの掃討を進めていくものと思われます。イラクはテロリストの掃討に対して、イランが極めて重要な役割を果たしてきたと言っています。イランは多くの難民を受け入れており、中東の平和に関して大変重要な位置を占める国だと思います。
 ところで、こうした中東の問題はヨーロッパにも大きな影響を与えます。“続きはこちらから”以降の記事を見ると、シリア侵略を考えていた連中が、どのような計画を持っていたかがよくわかります。彼らは、意図的に難民をヨーロッパに流入させたのです。記事によると、ウィキリークスはBAMF(ドイツ連邦移民難民局)の秘密資料を入手し、その資料にはドイツ諜報機関が難民の中から適切な人物をテロリストとして引き抜こうとしているとあります。そのドイツ諜報機関にBAMFがテロリストを与えていると書かれています。
 要するに、彼らはドイツを中心として、ヨーロッパ中でテロ攻撃をいわば自作自演しようとしていたのです。ヨーロッパ中が混乱に陥る中、ドイツ政府を中心に対テロリストのためのEU軍を結成し、そうした多国籍軍がEU全土に配置され、テロリストを一斉検挙するという計画です。もちろん、一斉検挙されたテロリストというのは、こうしたイルミナティの野望を警戒している常識的な一般市民です。
 アメリカが戒厳令を敷いて、あらかじめブラックリストに載っている800万人もの市民を一斉に検挙し、FEMAにぶち込もうとしていたわけですが、似たようなことをヨーロッパ中で引き起こそうとしていたわけです。
 ただ、シリア情勢を見ても、彼らのこうした計画は実行不可能だと思います。フルフォードレポートを見ても、今起こっているテロ事件はむしろ、ヨーロッパに移民を流入させたメルケル首相を攻撃するために引き起こされています。彼らの思惑とは全く違ったことが、現在起こっています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア、イラン、トルコの協力により、アレッポ住民が救済
転載元)

ロシアのラブロフ外務大臣が、「シリア北部のアレッポ東部への支援におけるイランやトルコとの協力により、多くの命が救われた」と述べました。

プレスTVによりますと、ラブロフ大臣は27日火曜、アレッポ解放に人々の安全確保にイランとトルコが効果的な役割を果たしたことに触れ、「ロシアはシリアでのイラン・トルコとの協力を拡大するだろう」と述べました。

アレッポ市は、東部からテログループが完全に撤退し、4年ぶりに完全に解放されました。シリア政府軍はロシア軍の支援を受け、現在、この町からテロリストを掃討しようとしています。

ラブロフ大臣は、カザフスタンの首都アスタナでの和平協議を前に、シリア政府と反体制派の話し合いが行われる可能性を明らかにしました。

また、この話し合いがどこで、どの反体制派のグループと行われるのかについては言及しませんでした。

以前、ロシアのプーチン大統領は「ロシア、イラン、トルコ、さらにシリアの大統領は、カザフスタンの首都でのシリア和平協議への参加に同意した」と述べていました。

この協議は、カザフスタンの首都で2017年1月中旬に開催される見込みです。

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トルコ大統領、「アメリカはテロ組織ISISを支援」
転載元)

トルコのエルドアン大統領が、「アメリカ主導のいわゆる対ISIS有志連合が、ISISやそのほかのクルド人武装勢力を支持していることを裏付ける証拠を入手している」と語りました。

エルドアン大統領は27日水曜、トルコの首都アンカラで記者会見し、「現在、アメリカ主導の有志連合軍はISISや、YPG・クルド人民防衛隊、シリア・クルド民主統一党といったテロ組織を支援している。このことは、極めて明確であり、我々はこれに関する写真や映像などとともに、証拠として認められる資料を入手している」と述べています。

アメリカ主導の有志連合軍司令部は、エルドアン大統領のこの主張に対し、これまで反応を示していません。

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米国務省、米国はダーイシュを支持とのエルドアン大統領の声明に反応
転載元)
米国務省は、米国はシリアでのテロリストを支援していると非難したトルコのエルドアン大統領の声明にコメントした。

先にエルドアン大統領は、ダーイシュ(イスラム国、IS)を含むシリアでのテロ組織に対する、米国が主導する有志連合からの支援の証拠があるとの声明を出した。大統領はまた有志連合を、義務を果たしていないと非難した。

米国務省のマーク・トナー報道官は次のように指摘した。

「これは馬鹿げた声明だ。」

米国への非難は、シリアのアサド大統領も行った。アサド大統領によると、パルミラを占拠した戦闘員たちは、「米国の直接的な支援か、最良の場合でも、米国の同意のもと」同市に到着した。

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ルーマニアの洞窟内で発見されたホログラフィック図書館

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは非常に面白い記事で、ルーマニアの洞窟内で、ホログラフィック図書館が見つかったと言うのです。TOCANAの記事で、要点がまとめられています。
 記事では、調査隊がルーマニア中央部にあるブチェジ山を掘り進むと、トンネルのような通路と石で出来た巨大なゲートが現れ、その先に大きな部屋があったというのです。TOCANAでは簡単に書かれていますが、この発見を伝える別の記事では、こうしたトンネル自体が特殊なエネルギーで防御されており、そのエネルギーシールドを超えるのに苦労したようです。例えば、“3人のメンバーがドアに触れると、心臓停止で直ちに死にました”とあります。こうした恐るべきエネルギーの障壁を乗り越えて、こうしたエリアに到着したようです。不思議なことに、発見者のシーザー・ブラッド氏はこうしたシールドに対して無害だったようです。彼が巨大な石のドアに書かれた三角形の図形に触れると、雄大なギャラリーのある部屋へのアクセスが与えられ、エネルギーの障壁が取り除かれたというのです。ほとんど映画のような世界ですが、どうやら事実のようで、こうした記事を見ると、コーリー・グッド氏が見たという地下世界を想起します。
 TOCANAの記事では、人類の歴史を映し出すドーム状の部屋があり、そこでのホログラム映像が真実ならば、“90%以上の人類史は間違っているか捏造されている”とのことです。
 伝承では、マニ教の創始者マー・マニは、秘密の地下の洞窟に連れて行かれ、そこで過去の人類の歴史を全て見せられたと言っています。これは、今回発見されたホログラム図書館と同様の物ではなかったかと思います。
 ただ、こうした映像が真実の歴史であるかどうかはわかりません。このような発見も含めて、人類を支配しようと思う者が、自分たちに都合の良いホログラム映像を創作している可能性があるからです。
 ただ、このルーマニアの洞窟の発見自体は本当のようです。ルーマニア政府が全てを公表し、あらゆる国の科学者に事実を公開しようとしたのに対し、アメリカから強固な妨害を受けたとあるからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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Incredible discovery: Holographic library left by an advanced civilization
配信元)

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ルーマニアの洞窟内で宇宙人製の「ホログラフィック図書館」を発見か!? 地球史の9割がウソであることも発覚!
引用元)
2003年夏、ルーマニア中央部トランシルバニアアルプス山脈のブチェジ山で、人類の歴史を一変させるかもしれない大発見があった
(中略)...
発見者である超常現象専門家シーザー・ブラッド氏は、ルーマニア諜報機関SRIに秘密結社イルミナティの幹部だと自称するマッシーニと名乗るイタリア人を紹介されたという。
(中略)...
依頼を受けたブラッド氏は、マッシーニ氏率いる調査隊とともにブチェジ山内部を60~70メートルほど掘り進んでいった。すると、たしかにマッシーニ氏の言うとおり、トンネルのような通路と石でできた巨大なゲートがあらわれ、そのトンネルを進んでいくと、大きな部屋につきあたったそうだ。

そこには、物理学、天文学、文学、生物学、遺伝学、宗教に関する膨大な資料が集積されており、さながら“図書館”のようだったとブラッド氏は感想を漏らしている。
(中略)...
その部屋の隣には、ホログラムを映し出す高さ30メートル全長100メートルもある大きなドーム状の部屋があり、そのホログラムでは人類の歴史が延々と映し出されていたそうだ。ブラッド氏によると、もしホログラム映像で語られていたことが真実であるならば、ダーウィンの進化論がまったくの間違いであるだけでなく、90%以上の人類史は間違っているか捏造されていることになるという。
(以下略)

アメリカのシリア分割作戦、ダーイシュ援助打ち切りに対するトルコへの脅迫

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を下から見ていただくとよくわかります。フルフォード氏はユーフラテス川の東側をアメリカが、西側をロシアが支配するという合意が出来ていると言っていました。シリアをユーフラテス川で分割した東側の三日月地帯を、どうも米国はクルド人に統治させ、シリアを分割する作戦に出たようです。こうした政策に対し、ロシアとトルコは猛反発というのが、知足的隠遁者さんのツイートです。
 クルド人組織をテロリスト集団とみなしているトルコのエルドアン大統領は、このようなアメリカの政策を認めるはずがありません。スプートニクの記事では、エルドアン大統領が、“シリア北部に新しい国家が作られることを許さない”と言っています。万一シリア国家がここに出来れば、いずれトルコは分割されてしまいます。それだけは絶対にあってはならないというのが、エルドアン大統領の思いです。
 ロシアとトルコはシリアを分割しないこと、クルド人国家を作らないといった事で合意をしたのではないかと思います。その代わり、トルコはダーイシュ(IS)を援助するのをやめるということでしょうか。ダーイシュにすれば、これまで一緒にやってきたエルドアンに裏切られた形になります。そこで、ダーイシュはトルコを脅迫、ダーイシュはトルコの各都市を破壊すると言っています。
 “続きはこちらから”以降は、こうしたアメリカの思惑を解説しています。アサド政権打倒が現実的でなくなったため、アメリカはシリア東部の三日月地帯に傀儡政権を作り、これにより“カタールから、トルコを経由し、ヨーロッパに至る天然ガス・パイプライン用の敷地を確保する ”わけです。イラク北部のモスルから脱出したテロリストたちがここに集まってきているのも、こういう意味です。
 ただ、こうした思惑もトランプ氏が大統領になれば、頓挫しそうです。トランプ氏はロシアと協調してテロリストを殲滅する意向だからです。それゆえテロリストを支援している連中は、トランプ氏が大統領になるのを何としても防ぎたいわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ISIS、トルコを脅迫
転載元)

テロ組織ISISが、爆弾テロや破壊活動を行うとして、トルコを脅迫しました。

レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、ISISのトルコ人メンバーは動画の中で、トルコを脅迫し、トルコのエルドアン大統領は反イスラム教徒的な行動により、罰を受けるべきだとしました。

この動画では、ISISによりトルコの各都市が破壊されると強調されています。

ISISは22日木曜、シリアで捕虜としたトルコ軍兵士2人に火をつける動画を公開しました。

エルドアン大統領は23日金曜、ISISに対する徹底的な報復を強調しました。

トルコの治安部隊も23日、イスタンブールでISISのメンバー31人を逮捕したと発表しました。
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トルコ大統領 シリア北部に新たな国家づくりを許さないことを約束
転載元)
トルコのエルドアン大統領は、シリア国内に何らかの自治区を作ることに反対する姿勢を改めて明らかにした。土曜日、アナドル通信が伝えた。

エルドアン大統領は、イスタンブールで開かれた対外経済関係評議会会議で発言し「トルコは、シリア北部に新しい国家が作られることを許さないだろう」と述べた。

トルコは、シリア北部で軍事作戦を展開しているが、その目的は、イスラム過激派戦闘員らから国境地区を解放するためだとしている。しかし現地の観測筋は「トルコの行動は、トルコ国内でテロリストとされている武装したクルド人義勇兵にも向けられたものだ」と指摘している。
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配信元)

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