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米朝会談に対する見解をコロコロと替えて、忠犬ポチ公ぶりを改めて世界に強く認識させたあべぴょん

竹下雅敏氏からの情報です。
 下から順にご覧ください。リテラが指摘している通り、トランプ大統領の狂人外交に翻弄されたあべぴょんは、米朝会談に対する見解をコロコロと替えて、忠犬ポチ公ぶりを改めて世界に強く認識させました。さすがあべぴょんです。
 プーチン大統領は端から相手にしていませんが、習近平氏、金正恩氏、文在寅氏は、あべぴょんのあまりに卑屈な態度をどう思っているのか、聞いてみたいところではあります。
 「蚊帳の外」と言われるのが何よりも嫌いなあべぴょんは、懸命にトランプ大統領にしがみ付こうとしています。何でも、6月7日にホワイトハウスで会談を開くとのこと。この前(4月18日)に会ったばかりですよね。
 トランプ大統領も、あべぴょんのストーカー行為にはほとほと困っているのではないでしょうか。下手をすると、あべぴょんは、呼ばれてもいないのに、米朝首脳会談が行われる予定のシンガポールに乗り込みかねないのです。
 なので、6月7日の会談は、トランプ大統領にすれば、“会ってやるからシンガポールに来るなよ”という意味かも知れません。
 フルフォードレポートによると、米朝首脳会談が二転三転しているのは、やはり思った通り、イスラエルが危険で、金正恩氏の命の保証が出来ないからだとわかります。会談実現の方向で動いているのは、何とかイスラエルを抑え込み、うまくやれるメドが立ってきたからではないでしょうか。
 それを窺わせるのが、冒頭の宋文洲氏のツイートです。この情報が事実なら、氏の情報収集能力は超一級品だということになります。
 我が家では、金正恩氏の身の安全を保障するには、いったん中国に入って、軍部に守られてシンガポールに入るしかないだろうと話していたので、このツイートの内容は驚きました。
 ただ、あべぴょんのようなストーカーやイスラエルのような犯罪者を煙に巻くのに、シンガポールに注目を集めているのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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フルフォードレポート(5/29)
転載元)
(前略)
シオニストはまた、彼らの代理人ジョン・ボルトンを使って挑発的な声明を出すことで北朝鮮の和平協定を狂わせようとした最近の圧力に失敗した。この動きは、北朝鮮の潜水艦を装ったイスラエルの潜水艦による韓国の攻撃と歩調を合わせるはずであったと、国防総省情報筋は言う。しかし、その代わりにシオニストは韓国近くで他の潜水艦を失ったと、その情報筋は言う。
(以下略)
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6月7日に日米首脳会談 正恩氏との会談に備え=ホワイトハウス
転載元)
ホワイトハウスのサンダース報道官は29日、米朝首脳会談を前に、トランプ米大統領と安倍首相は6月7日、ホワイトハウスで会談を開くと発表した。
スプートニク日本
「トランプ大統領は安倍首相と6月7日にホワイトハウスで会談を行う」とサンダース氏は明らかにした。

両首脳は、北朝鮮の核兵器や生物・化学兵器、それに弾道ミサイルの完全かつ恒久的な廃棄を目指す方針を確認したとしているという。
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米朝会談で安倍首相がまた醜態! 世界で唯一「会談中止を支持する」と表明した直後にトランプが開催に動き右往左往
引用元)
 (前略)… めまぐるしい展開によって、安倍首相はまたぞろ醜態をさらすこととなった。

 (中略)… 24日にホワイトハウスが中止を発表した際、各国の首脳はその決定に一斉に「遺憾」の意を示した。ところが、安倍首相ときたら25日、訪問中のロシアで「トランプ米大統領の(中止の)判断を尊重し、支持する」と宣言。(中略)… 会談中止に賛意を示したのは、世界中で日本一国だけだった。

 しかし、その安倍首相が「中止を支持する」と表明した数時間後、トランプ大統領が北朝鮮の談話に対して「温かくて生産的」とツイートし、再び米朝会談に前向きな姿勢を見せ始める。すると、翌26日、安倍首相も一転して、「米朝会談は不可欠」「実現に向けて国際社会は結束を」などと発言。さらに、6月12日に米朝会談開催されることが具体化してくると、28日の参院予算委員会では、3日前の発言など忘れたように、「実現を強く期待している」と宣ったのである。

 ようするにトランプ大統領が「中止」と言えば「支持する」、「再開」の動きを見せれば「期待する」……トランプの“ポチ犬”どころか、ご主人様のセリフを何も考えずに繰り返すただの“オウム”状態であることがバレバレになってしまったのだ。
(以下略) 

18/5/22 フルフォード情報英語版:トランプの各国に対する貿易戦争宣言が諸々の出来事を土壇場に追い込む

 今回は中国と西洋の根本的な価値観の問題に喰いこんだ興味深い内容となっています。確かに中国は春秋戦国時代の苦い経験もあるでしょうが、それに加えて中華思想で自分のところが世界の中心ですし、西洋はどこも聖書の終末思想で一旦滅びないといけないと思い込んでいますし、どちらも傍迷惑の極致。
 小さい頃から常に擦り込まれていれば容易に修正できるものでもなく、教育の恐ろしさを感じさせる問題です。日本でも一般市民の奴隷化が進んでいるので他人を批判している場合ではありません。
 果たして日本の安倍政権は新たな御主人様の指導に従うのでしょうか。奴隷は奴隷でも昔のローマ帝国に連れてこられたギリシャ人家庭教師とは異なり、頭のIQも心のEQも大変低い生命体X揃いですから、諸般の理解度が非っ常に怪しいんですよね。どうせなら、こういう時こそ忠実さを見せて、日本銀行国有化に動いて欲しいもの。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプの各国に対する貿易戦争宣言が諸々の出来事を土壇場に追い込む
投稿者:フルフォード

米国の多方面への貿易戦争宣言


ドナルド・トランプ米大統領の貿易戦争をほぼ誰とでも【するぞ】という宣言は、実のところトランプが米国の【連邦破産法】第11章的方式の破産を交渉しているだけである。もう少し好意的に言うと、グローバリストな財閥連中の意向を受けて自国の人々から略奪行為を繰り返してきた国際システムに対して、米国は抵抗しているのだ。或いは更に別の言い方をすれば、世界がオイルダラー体制の交代を交渉しているということだ。

いずれにせよこういった交渉が進むにつれ、より一層の怒鳴り合いやらハッタリやら、おまけにひょっとしたら核の一つや二つまで飛び交う可能性がある。

表向きには、この口論が第二次世界大戦の終結以降、欧洲勢と米国間における最大の不協和だと認識出来なくもない。フランスやドイツやEUの指導者が公けに欧米間の戦後同盟関係の終結を訴えているのだ。米国側も、欧洲諸国に対する制裁を公然と脅迫している。【しかし】水面下では、これを従わない欧洲指導層に対する米国の暗殺キャンペーンと【見る】のもあながち間違いではないだろう。



イラン核合意ではなくイランの石油


直接的なきっかけとなったのは、イラン核合意から撤退するというトランプの決断である。勿論、本当は何が起こっているのかを追いかけている人間には、イラン核合意から撤退するというトランプの決断は核兵器とは何ら関係のないものであって、実のところはイランが行ったオイルダラーの代わりにユーロ建てで欧洲に石油を売るという発表を巡ってのことだというのは明らかだ。

表面的なレベルで物事がどう進んでいるのかをまずは少し見てみよう。トランプは「我々からもっと購入しないのであれば、我々もそちらから購入するのは止めさせて頂こう」と言っている。また彼は「イランの石油を買うのにオイルダラーの使用を止めるのであれば、こちらもイランと通商関係にある欧洲の国は我々と貿易が出来ないようにする」とも言っている。

欧洲勢は「そっちは買った分の支払いもせず借金を踏み倒しているのだから、購入を停止しようが誰が気にするというのだ!」と言っている。彼らはまた「そちらの対イラン制裁に従うような欧洲の会社はどれも処罰していく」とも言っている。
https://www.reuters.com/article/us-iran-nuclear-europe/eu-commission-says-launches-measures-to-protect-eu-business-in-iran-idUSKCN1IJ100?utm_campaign=trueAnthem%3A+Trending+Content&utm_content=5afecf8804d301091704743b&utm_medium=trueAnthem&utm_source=facebook

公けの場で目撃された最も深刻な脅迫行為は、米国がドイツに対してパイプライン「ノルド・ストリーム2」を続行するのであれば制裁を科すと脅したことだ。このパイプラインにより、ドイツはハザール傀儡国家のウクライナを通す必要なく、直接ロシアからより多くのガスを輸入出来るようになる。要するにトランプは「そちらが我々から(2割上増しで)ガスを買わないのであれば、我々もそちらの車を買うのを停止する」と言っているのだ。
https://www.zerohedge.com/news/2018-05-17/trump-gives-merkel-ultimatum-drop-russian-gas-pipeline-or-trade-war-begins
https://www.zerohedge.com/news/2018-05-17/eu-launches-rebellion-against-trumps-iran-sanctions-bans-european-companies




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金正恩氏の身の安全を保証出来ないため、米朝首脳会談を延期か

竹下雅敏氏からの情報です。
 米朝首脳会談が、中止になったとのことです。実際には、延期ということだと思います。
 板垣英憲氏は、延期の原因を、金正恩氏が乗る飛行機の墜落を心配してのことだとしています。記事では、“あまりにも古いため”と書かれていますが、おそらくこれは本質では無いでしょう。
 Yutikaさんが非常に優れた記事を翻訳・紹介してくれていました。イスラエルの核による北朝鮮への先制攻撃をロシアは懸念しているということでした。イスラエルにすれば、朝鮮半島が平和になることは、許しがたいことです。このためイスラエルは、金正恩氏の乗る飛行機を電磁波兵器を用いるなどして、墜落させる可能性があります。麻生財務大臣は、北朝鮮飛行機の墜落について発言しています。
 米朝首脳会談の場がシンガポールだと、金正恩氏の身の安全を保証出来ないということだと思います。
 このため、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官や、ペンス副大統領が強硬な発言をして、会談を延期したものと思われます。ボルトン氏は、これまで北朝鮮との平和交渉を水面下で継続的に行ってきた人物なので、現在の強硬な発言は演技だと思った方がわかりやすいでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「気が変わったら連絡を」 トランプ氏の決定に賛否(18/05/25)
配信元)
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配信元)
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トランプ氏、シンガポールで予定の米朝首脳会談中止の書簡を金正恩氏に=ホワイトハウス
転載元)
トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の中止を伝える書簡を送った。
スプートニク日本
「遺憾ながら、貴殿の直近の発表に示された大きな怒りとむき出しの敵意に基づいて、現時点では長らく予定していた会談を行うことは不適切であると感じています」とホワイトハウスが公開した親書にはある。

どの発表にトランプ氏が言及しているかは明らかではないが、北朝鮮の崔善姫外務次官の談話を受けたものだと見られる。

崔善姫外務次官は24日、談話を発表し、「朝米首脳会談を再考慮する問題を最高指導部に提起する」可能性を示唆した。さらにペンス副米大統領が21日、北朝鮮が非核化に応じなければ「リビアのように終わるだろう」とけん制したことに対し、「われわれは米国に対話を哀願しない」と反発した。

トランプ氏は親書で「あなたと私の間で素晴らしい対話が構築されていたと感じていました。そして最終的には、その対話こそが重要です。いつかお会い出来ることを非常に心待ちにしています。また、人質解放に対してあなたに感謝したいと思います。彼らは今、家で家族とともにいます。これは素晴らしい行為で、高く評価しています」と書いた。

「世界、そして北朝鮮は特に、長い平和と偉大な繁栄と富の偉大な機会を失った。この失われた可能性は歴史上の本当に悲しい瞬間だ」とトランプ氏は指摘した。

同時に、トランプ氏は書簡で、正恩氏が会談について考えを変えた場合は「遠慮なく電話をかけるか書簡を書いてください」としている。

トランプ氏はまた「貴国の核戦力についてあなたは話していますが、私たちの能力は非常に大きく強大であるため、それを永遠に使う必要がないことを神に祈っています」とけん制した。
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米朝首脳会談―天皇陛下は小沢一郎代表とともに、トランプ大統領、金正恩党委員長、文在寅大統領、習近平国家主席4者の仲立ち役を買って、只今調整中
◆〔特別情報1〕
 米朝首脳会談(6月12日、シンガポール)は、韓国の文在寅大統領が5月23日、訪米してワシントンでトランプ大統領と調整した結果、延期となり、仕切り直しし、改めて6月中に開催することで具体的な「日程と開催場所」を決めることになった。トランプ大統領は24日、金正恩党委員長に送った。このなかで「会合できることはとても楽しみにしていた。残念ながら、最近の言動で示された激しい怒りやあらわな敵意を踏まえ、現段階で念願の会談を開催することは適切ではないと感じた」と述べた。延期になった原因は、北朝鮮所有の飛行機が余りにも古いため、金正恩党委員長が、「万が一のこと(墜落)」心配して尻込みしたのがネックになったという。さりとて、金正恩党委員長は、このことを国家の威信をかけて口に出せなかったという。このことを気遣われた天皇陛下は小沢一郎代表とともに、トランプ大統領、金正恩党委員長、文在寅大統領、習近平国家主席4者の仲立ち役を買って出られており、只今調整中という。本質的に外交下手な安倍晋三首相の出る幕は、どこにもない。

お金のためだけではなく、もっと不気味な動機から、子どもたちを性犯罪者に喜んで手放す里親施設

竹下雅敏氏からの情報です。
 イルミナティの犯罪を知っている者は、アメリカの里親制度が子供を誘拐する組織犯罪の道具であることを理解していると思います。
 記事によると、“子供たちはドラッグを飲まされて誘拐され、売春斡旋業者の手で売られている”とあります。問題は、子供を売っているのが里親施設、または集団ホームだということです。
 こうした犯罪行為に「子供保護局」が関与していて、親の親権を取り上げ、子供たちを無理やり施設に放り込むということが行われています。
 子供保護局と地元の学校の校長や役場の人間、そして弁護士などがグルになっているケースが多々あるようです。このように、組織的に子供が誘拐され、姿を消していくのです。
 記事では、里親施設が子供たちを性犯罪者に喜んで手放す動機が、単にお金のためだけではなく、“もっと不気味な動機から”と書かれています。
 イルミナティによる小児性愛犯罪や生贄の儀式のことを知っていれば、この意味は明瞭だと思います。
 残念ながら、日本でもこうしたことが起こっているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米里親施設は、子供セックス取引を隠す手段であることが暴露
アメリカは里親施設を、性取引パイプラインを隠すのに利用している
転載元)
(前略)
Daniel Newton, www.neonnettle.com
 May 21, 2018

子供性取引は昔からはびこっていたが、インターネットが始まって以来、この問題のスケールの大きさがますます明らかになりつつある。

ほとんどの人が理解していないことは、アメリカが、里親制度を、性取引のパイプラインを隠す手段として利用していて、その実態が、いかにショッキングかということである。

 「行方不明および子供搾取全国センター」 (NCMEC)の調査によると、「2016年にNCMECに報告された、1万8,500名以上の、失踪し危険状態にある者たちの、6人に1人が、子供セックス取引の犠牲者となった疑いがある。これらのうち 86%が、彼らがいなくなったとき、社会サービス施設の中にいた。

子供取引を取り締まる、法執行機関の努力の結果は、一貫して、NCMECの見積もりを支持している。2013年のFBIの、70都市全国捜査では、犠牲者の60%が、里親施設または集団ホームから来ていた。 
(中略)
子どもたちはドラッグを飲まされて、誘拐され、現実の売春あっせん業者の手で売られている。それをしっかり頭に入れていただきたい。 https://wakeup-world.com/2018/05/18/evidence-suggests-americas-foster-caresystem-is-a-front-for-child-sex-trafficking/
(中略)
このシステムには「子供保護局」が含まれていて、それらは、子どもたちを親から引き離し、彼らを更に厳しい環境に置くことのできる、現実の権能をもっていることである。
 (中略)
里子は保護者にとって、より利益になる存在であり、あらゆる州は、里子の数が増えるごとに、連邦政府からもらうカネが増える仕組みになっている。 

これは確かに利益の衝突であり、おそらく、その動機から、あるいはもっと不気味な動機から、里子保護施設は、子どもたちを性犯罪者に喜んで手放すものとして知られている。そして驚くなかれ、何百という子供たちが、そう、何百人の子供たちが、毎年、里親施設から消えていなくなる。 

法律会社 Cohen Milstein のカウンセラーMichael Dolce は、里親制度と未成年者の性的虐待の間の統計的関係という、この不幸な現象をこう要約している:――

2012 年、コネチカット州警察は、88 人の子供をセックス取引から救出した。その86人は、子供福祉システムから来た者だった。 
そしてもっと驚くべきことは、FBIは、2014年の国家的な一斉手入れで、11歳の子供を含む多くの里子を、セックス取引業者から救出したが、子供福祉施設の責任者からの、子供の失踪の報告が一つもなかったことだ。

(以下略)  

トランプ大統領の「イラン核合意からの離脱」表明で、世界から孤立するアメリカ

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領が「イラン核合意からの離脱」を表明したことで、大きな動きが起こっています。トランプ大統領の真意はわかりませんが、表面的にはイランのローハーニー大統領が指摘している通りだと思います。アメリカに続いてイランも核合意から離脱し、イスラエルとの戦争に備えて核兵器を手に入れる動きになり、制裁でイランを孤立させようとしたと思われます。これは第三次大戦に直結する道です。
 しかし、結果は逆に、アメリカが世界から孤立する方向に動いています。“続きはこちらから”以降の一連のツイートは、下から順に見ていただくとよくわかります。ロシアのラヴロフ外相は、米国の行為はEUへの脅迫だとしています。米国はイランと取引するEU企業を制裁することで、EUに圧力をかけましたが、EU側はアメリカを切り捨てることにしたようです。
 EUは、イランとの石油取引でドルからユーロに切り替えるとのこと。しかも、イランと取引するEU企業への米国の制裁には対抗措置を適用するということで、結果的には、アメリカの没落を早めた形になってしまいました。
 意図的な米国の破産か、あるいは世界通貨リセットを考慮して、このような動きをわざと取っているのだとすれば、トランプ大統領は、かなり頭の良い人だということになります。
 果たしてどちらなのでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米国とEUの大喧嘩、世界金融システム再起動の予兆
引用元)
ドナルド・トランプ米大統領が「イラン核合意からの離脱」を表明したことで、アメリカとヨーロッパの間に一触即発の険悪なムードが広がっている。
ここまでの状況になるのは、戦後初めてと言っていい。そして、怒鳴り合いで始まったその喧嘩が、今度は「制裁と法廷での争い」にエスカレートする恐れも出てきている。

先週18日、欧州委員会委員長のジャン=クロード・ユンケルが「EUの域内企業がアメリカの対イラン制裁に参加することを禁じる措置(ブロッキング・スタチュート)」の発動を発表した。

ようするに「イランとビジネスを続けるEU企業は、今後アメリカを相手に仕事が出来なくなる」と迫る米トランプ政権に対して、欧州側が「アメリカの言うことに従う域内企業はEU本部から制裁を受けることになる」として法的な対抗措置を講じたのだ。
https://www.zerohedge.com/news/2018-05-17/eu-launches-rebellion-against-trumps-iran-sanctions-bans-european-companies

 【 貿易戦争 】
またトランプは、ドイツ政府に対して「独露間を結ぶ天然ガスパイプラインのプロジェクト“ノルド・ストリーム2(Nord Stream2)”の建設を中止しなければ制裁をかける」と言って圧力を強めている。ようは「ロシア産のガスではなくアメリカ産のガスを買え、さもないとアメリカはドイツから車を買わない」と言っているのだ。しかし、アメリカのガスはロシアのガスに比べて2割も高い。
それでもトランプは、輸出に依存しているドイツの自動車業界を人質にとって、
...(以下有料部分)
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イラン大統領、「イランを核合意から離脱させようとするアメリカの計画は失敗した」
転載元)
イランのローハーニー大統領が、「イランを核合意から即時に離脱させようとするアメリカの計画は失敗した」と語っています。
(中略)
アメリカは、自分たちが核合意から離脱した後ただちに、イランも核合意から離脱し、イランの問題をすぐに国連安保理に付託して、すべての決議や制裁を復活させ、イランを世界で孤立させようと考えていたが、そのような陰謀は失敗した」としました。

さらに、世界は今日、アメリカのトランプ大統領による核合意からの離脱を、世界の平和や安全に反する非合法で誤った行動とみなしており、それはイランの成功だとしました。
(中略)
核合意の締結国であるイギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ、EUは、この国際合意を支持するとしています。
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EUが、まもなくイランに投資
転載元)
アメリカが対イラン制裁の復活を決定する中、欧州委員会のエッティンガー予算・人的資源担当委員が、まもなく、イランへの銀行投資が行われるとしました。 

エッティンガー委員は、ドイツのラジオのインタビューで、アメリカは、イランと経済協力を行う国に対しても制裁を行使すると脅迫したとし、「EUはアメリカの脅迫とは関係なく、近くイランに金融面での投資を行うだろう」と強調しました。

また、対イラン制裁を強化するというアメリカ政府の発表に触れ、「EUはイランとの関係の継続を求める」としました。

エッティンガー委員はさらに、アメリカのトランプ大統領は、EUはアメリカの市場を必要としておらず、むしろ、アメリカがデジタル分野など自国の様々な製品の輸出のためにヨーロッパの市場を必要としている」と述べました。

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