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爆笑もののサイバー攻撃についての米情報機関の報告書

竹下雅敏氏からの情報です。
 もはや爆笑ものです。下から順にご覧ください。米情報機関は、大統領選挙でのロシアのサイバー攻撃に対する「決定的な証拠」を入手したと発表しました。それがどのようなものかですが、 CNNによると、米国はロシア官僚たちのやりとりを傍受したようです。“ロシア官僚たちは、米大統領選でのトランプ氏の勝利を互いに祝い合った”と言うのです。私も時事ブログでトランプ氏の勝利を喜んだので、もし私にハッキングの能力があれば、間違いなく私もサイバー攻撃に関与した事になると思われます。何せ、トランプ氏勝利を喜んだのですから。
 次のは、すごいです。米情報機関の報告書によれば、ロシア介入の証拠として、2011年の風刺画が挙げられたというのです。そこにはRTテレビの女性編集長がホワイトハウスをまたいでいるイラストがあります。これは決定的ですね。2016年の大統領選のハッキングの証拠として2011年の風刺画を持ってくるというのは、すごいです。米国は、ロシアが未来、過去を自由に行き来出来るテクノロジーを持っていると考えているのでしょう。
 その報告書ですが、ウィキリークスによると、なんと“テレビ放送やツイートを基にしている”とのこと。ロシア寄りのソーシャル・メディアの言動を分析したと言うのです。これはもう、オバマ政権は私たちを笑わせようと思っているとしか考えられません。
 ところで、時空を超越した今回の報告書ですが、米情報機関を統括するジェームズ・クラッパー国家情報長官は、あのイラクに大量破壊兵器があるという嘘の情報を流してイラク戦争に導いた張本人です。今回も相変わらず、とんでもないことやっているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウィキリークス、サイバー攻撃についての米情報機関の報告書を揶揄
転載元)
ウィキリークスは、米大統領選挙へのロシアの介入についての米情報機関の報告書が基にしている情報源を揶揄した。

「機密扱いから外された『ロシアのハッキング』についての報告書には、興味深い免責事項があり、それによると報告書はテレビ放送やツイートを基にしている」とウィキリークスは皮肉っぽくツイートした。


上記のツイートは、報告書作成者たちが「クレムリンに忠実な政治家や国営メディア、親クレムリン的なソーシャルメディアの行為者」の言動を分析したと書かれている段落についてコメントしたもの。

先に米情報期間が、米大統領選挙戦への「ロシア政府の介入」についての報告書を公開した。そこでは、プーチン大統領が先の選挙に影響を与えるよう個人的に命令を下したと主張されている。

ロシア政府に対するこのような非難はすでに1度ならず発せられているが、証拠は一切提出されていない。ロシアはこの主張を否定している。
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米情報機関、「ロシアの介入」報告書にRT、スプートニク編集長の描かれた風刺画を入れる 【写真】
転載元)
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©Sputnik/ Iliya Pitalev


米情報機関が公開した報告書は、米選挙へのロシアの「介入の証拠」として、スプートニクとRTテレビのマルガリータ・シモニヤン編集長が描かれた、2011年の風刺画を挙げている。

風刺画では、米ホワイトハウスをまたぐシモニヤン編集長が描かれている。この絵は、シモニヤン編集長が2011年に「REN-TV」で行ったテレビ番組のオープニング映像として用いられた。

米情報機関を統括するジェームズ・クラッパー国家情報長官は5日、上院の公聴会で証言し、反米国に向けられていると氏が考えるRTテレビの活動に深い懸念を示した。

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米情報機関の報告書

トランプ次期大統領はロシアに対する非難は牽強付会だとし、トランプ氏の政敵である民主党員らがこの非難を用いて選挙結果に疑問を呈し、選挙敗北の責任を免れようとしていると述べた。
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米特務機関 盗まれた民主党のメールをウィキリークスに流した仲介人を特定
転載元)
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© Sputnik/ Iliya Pitalev


米国の特務機関は、米民主党の複数の代表者らのメールの内容を盗み出し、それをウィキリークスに流した仲介者を特定した。オバマ大統領に特務機関が提出した「ロシアのサイバー攻撃に関する報告書」の中では、そう述べられている。CNNテレビ及び新聞The Washington Postが伝えた。

なお、そうした人物(複数)の名前が報告書の中で明かされているのか、特務機関は今後それを発表する計画なのかについては、確認されていない。

CNN及びThe Washington Postはまた「米国は、米大統領選挙におけるトランプ氏の勝利を互いに祝いあったロシアの官僚達のやり取りを傍受した」と報じている。CNNによれば、こうした情報は「サイバー攻撃にロシアが関与していたに違いないとの特務機関の確信を高めるものだ」とのことだ。

なお新聞The Washington Postの情報筋は「これらの情報は、文脈から言葉を無理やり引き抜いたりするリスクを考えて、また偽情報をクレムリンが流す能力を持っていることからも、極めて慎重に分析されている」と指摘した。
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マスコミ:米国 ロシアがサイバー攻撃に関与した「証拠」を入手
転載元)
米情報機関は、サイバー攻撃で流出した電子メールについて、ロシアが第三者を通じて内部告発サイト「ウィキリークス」に提供したとみられる「決定的な証拠」を入手したと伝えた。ロイター通信が、米当局者の話を引用して報じた。

10月、米情報当局者は、米選挙システムに対するサイバー攻撃の背後にはロシアのハッカーが存在していたと発表した。一方で、ロシアがハッカー攻撃に関与した証拠は提示されなかった。

ロイター通信によると、サイバー攻撃に関する報告書は5日オバマ大統領に提出される予定。一方で当局者によると、報告される内容はまだ協議中だという。

敵対関係にあるトランプ氏とCIA 〜仮に暗殺計画があったとしてもトランプ氏は生き延びる〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 下から順にご覧ください。トランプ氏は国政に関する発表を、ソーシャル・メディアを介して直接伝えることにするようです。このことで、主要メディアはその存在価値が無くなります。記事では、“エスタブリッシュメント側のメディアは情報操作、偏向報道ができなくなる”としています。米国民で、主要メディアの報道内容を信じている者は、今や少数派です。はっきり言って、主要メディアは存亡の危機に立たされているわけです。記事では、“このような状況下で、主要メディアがパニック状態で攻撃を繰り返しているのは当然”としています。
 真ん中の記事では、トランプ次期大統領はCIAの本部職員の数を減らすということです。米大統領選の時から、トランプ氏をペンタゴンとFBIが支持し、ヒラリー・クリントンをCIAが支持するという構図でしたが、この状態は現在でも変わっておらず、トランプ氏とCIAは敵対関係にあると言えるでしょう。
 この異常な状態を、冒頭の記事で、ポール・クレイグ・ロバーツ氏は次のように言っています。“トランプはこの諜報機関を刷新し、再組織する意図を持っている…こういうことを言った前の大統領、ジョン・F・ケネディーは… CIAに殺された” 。
 トランプ氏は自分に暗殺の危険があることを十分に理解しているようで、彼の身の安全はロシア人が守っているようです。この異常事態を、記事では、“これは驚くべき事では無いだろうか? ”としています。
 通常ならこうした事は大きな話題になり、ニュース等で報じられるはずです。ところがこのような事は、“ごくわずかの代替メディア・サイトに載るだけ”であり、しかもそうした記事はフェイク・ニュースとしての烙印を押されるわけです。
 現在のオバマ政権とその背後にいる連中は、トランプ氏に消えてもらいたいと思っているはずですが、残念ながらそうはならないでしょう。私が見るところ、仮に暗殺計画があったとしても、トランプ氏は生き延びると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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真理に対するクーデタ
転載元)
(前略) 

Paul Craig Roberts
January 5, 2017, Information Clearing House

スクリーンショット 2017-01-07 16.47.15

(中略) 

Glenn Greenwaldのような本当のジャー ナリストが示唆しているように、売春メディアが向こう見ずに押し付けるフェイク・ニュー スは、熱核戦争の脅威をもたらす。

https://theintercept.com/2016/11/26/washington-post-disgracefully-promotes-a-mccarthyite-blacklist-from-a-new-hidden-and-very-shady- group/

(中略) 

プーチンは多くの機会に、西側のプロパガンダは危険な不安定化をもたら していると、公然と警告してきた。にもかかわらず、彼が言うように、誰もそれに耳を貸す 者がいない。

ワシントンは、その反ロシア・プロパガンダに熱心のあまり、議会がある情報に関する法案 を通過させ、オバマがこれに署名した。

(中略) 

本当 のことを言う代替メディアは、ロシアの影響下にあるとして告発される。

(中略) 

ワシントン・ポストは無責任にも、長い記 事を掲載し、200 のウェブサイトの“フェイク・ニュース”が、ロシア政府の片棒を担いで いると保証した。

言い換えると、真理を抑圧することが、腐敗したアメリカの支配体制の、最後の防衛手段な のである。

(中略) 

しかもワシントン犯罪政権は、世界に対して傲然と立ち、自分は民主主義、人権、真理、正 義の“なくてはならない”保護者だと言っている。ロシア外務省の報道官[マリア・ザハロ ワ]が最近言ったように、アメリカが例外的であるのは、力を悪のために用いる点である。 [ザハロワは、アメリカを 5 歳児だとも言った。]

(中略) 

トランプは CIA 長官 John Brennan に対して挑戦状を突きつけた。トランプはこの情報機 関を刷新し、再組織する意図をもっていると噂されている。こういうことを言った前の大統 領、ジョン・F・ケネディは、彼らに打ちかかる前に CIA に殺された。ケネディは、彼が再 選挙されるまでは、CIA には手が出せないと考えた。その遅れが CIA に、彼の暗殺を計画 する余裕を与えた。

トランプは自分の危険を理解しているようである。彼は、自分の秘密警護隊(これが JFK に差し向けられた)の代わりに、私的な安全保障手段を用いる意図をもっていると告げた。

これは驚くべきことではないだろうか? ロシア大統領は、ワシントンは世界を熱核戦争 に追い込もうとしていると公的声明を発したが、この警告は無視されていると述べた。アメ リカの次期大統領は、CIA からの全面的攻撃にさらされており、自分に付けられる、公的な 警護隊が信頼できないことを知っている。このような異常な事態は、もっぱら話題をさらう ことだろうと人は思うかもしれない。しかし、そのような議論は、この私のような、ごくわ ずかの代替メディア・サイトに載るだけで、それは PropOrNot(支持か不支持か判定委員 会?)とワシントン・ポストによって、“ロシアの指令を受けている”と烙印を押されるこ とになる。

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トランプ氏、米情報機関再編の計画ーWSJ紙
転載元)
トランプ次期大統領はCIA含む米国の情報機関の職員を削減し、国家情報長官の執務室を縮小する意向。ウォール・ストリート・ジャーナル紙がトランプ氏に近しい関係筋の情報として報じた。

「情報当局の世界は完全に政治に染まり始めているというのが、トランプ・チームの見解だ。それらは全てスリム化される必要がある。焦点となるのは機関の再編と相互作用のあり方だ」と関係者は述べた。

関係者は特に、トランプ氏CIA含む本部の職員の数を減らし、同時に世界「各地」の情報機関職員の数を増やす予定だと指摘。

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引用元)
http://www.usapoliticstoday.com/president-trump-shut-mainstream-media/
(概要)
1月2日付け

(前略) 

トランプ次期大統領は、国政に関する発表は主要メディアを介してではなくフェースブック、インスタグラム、ツイッターを介して行うと宣言しました。

(中略) 

ソーシャル・メディアを介して米国民に直接伝えられることになります。

(中略) 

大統領がツイッターを使うようになれば、主要メディアは大統領のメッセージを報道できなくなります。これは主要メディアの報道官から、ホワイトハウスに入りこむ特権を奪うことになります。


トランプ氏の新たな取り組みにより、エスタブリッシュメント側のメディアは情報操作、偏向報道ができなくなるため、トランプ氏は市民ジャーナリズム(独立系新聞社が繁栄する)の新時代の火付け役となるでしょう。

(中略) 

一般大衆が独立的な考えを持つことができる新たな時代が到来しました。
このような状況下で、主要メディアがパニック状態で攻撃を繰り返しているのは当然でしょう。

(以下略) 

[NWO偽旗・心理作戦リサーチ]ピザゲート入門書 告発、証言と隠蔽

 ペドファイルリング(小児性愛ネットワーク)に対する告発が、いくつか紹介されています。"続きはここから"以降のハンプステッド隠蔽事件は、衝撃的で、悪魔的儀式の被害者となった少女が、誘拐、拷問、血の儀式、セックス、殺人、カニバリズム(人食い)を警察に証言しています。トップの動画は、その肉声の告白から始まるように設定しています。しかし、少女は後に証言を撤回したようです。その他の事件も圧力がかかり隠蔽されていることから、同様のことが起こったのではないかと想像できます。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ピザゲート 入門書 - 告発、証言と隠蔽

実は、巨大なペドファイルリング(小児性愛ネットワーク)に対する告発は、以前にも何度も起きていた。

(中略) 

オーストラリア政府には、莫大なペドファイル(小児性的虐待)スキャンダルがあった。

26以上の施設での子供虐待の恐怖

26以上の施設での子供虐待の恐怖



60 Minutesという番組で、これに関する暴露もなされた。これは私が知る限りでは、アメリカでは放送されることはなかった。

(中略) 

無数の調査者が、英国圏での(想定される)スキャンダルについて話してきた。

(中略) 

文化の象徴(カルチャーアイコン)であり、BBCのレジェンドであるジミー・サヴィルを筆頭とする多くの有名人が、有名人の文化(セレブリティカルチャー)の中で、性奴隷、小児のトラフィッキング、殺人、その他諸々のことに関与しているとの主張がなされた。

(中略) 

アメリカ合衆国には、「フランクリン・カバーアップ(隠蔽事件)」がある。これもまた別の非常に興味深い事件だ。

本:「ネブラスカ州での子供虐待、サタニズム(悪魔崇拝)、殺人」(中略)…この中で著者は、政府機関全部とメディア自身が結託して、ペドファイルリング(小児性的虐待組織)を隠蔽したと主張しており、さらには、FBIを小児人身売買マフィアの調整役、立案者と呼ぶまでした。

身の毛のよだつような謎のスキャンダルが実体を現し始めた

身の毛のよだつような謎のスキャンダルが実体を現し始めた


ネブラスカの捜査に、里子の性的虐待に関するファイルが提供された 「良いパーティもあったが、悪いパーティも一部あった」

ネブラスカの捜査に、里子の性的虐待に関するファイルが提供された
「良いパーティもあったが、悪いパーティも一部あった」


起訴陪審が、虐待の話は「巧みに作られたでっちあげ話(やらせ)である」と述べた

起訴陪審が、虐待の話は「巧みに作られたでっちあげ話(やらせ)である」と述べた



前上院議長ジョン・デキャンプJohn Decampは、「沈黙の陰謀」"Conspiracy of Silence"というタイトルのドキュメンタリーの製作に携わった。

この動画はYouTubeでも見ることができる。
( https://www.youtube.com/watch?v=txF7SmDCNBY )
Conspiracy of Silence - Banned Discovery Channel Documentary

これは、宗教指導者とワシントン政治家のネットワークが、子供たちをセックス乱交パーティのためにワシントンDCに飛行機で送り込んでいたことを暴露したもので、
1994年の5月3日に、ディスカバリーチャンネルで放送される予定が組まれていた。

(中略) 

同性愛売春の取り調べがレーガン、ブッシュのVIPを罠にかけた。
「コールボーイ」のホワイトハウス真夜中ツアー

(中略) 

しかし、この番組が放送される直前に、ある連邦議員(誰かは不明)が、TVケーブル産業に、もしこのドキュメンタリーを流したら、拘束的法律を制定すると脅したために、このドキュメンタリーが陽の目を見ることはなかった。

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アメリカ抜きでシリアの停戦が合意されたことに激怒 〜悪の帝国アメリカの同盟国が日本、その自覚が必要〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 アレッポが解放されて、アメリカ抜きで、ロシア、イラン、トルコによってシリアの停戦が合意されたことに、アメリカは激怒しているように見えます。オバマ政権のロシアに対する怒りが、証拠も無いロシアのハッキングという言いがかりからロシア大使追放へと発展しました。
 オバマ政権は、ロシアの悪魔化と自分たちに都合の悪い報道をフェイクニュースとすることに懸命のようです。その理由は、ロシア国防相のコナシェンコフ報道官の言葉を見ると、よくわかります。報道官は、アメリカ主導の有志連合が、“シリアの合法的な政府を最大限弱体化させるために、組織的かつ首尾一貫してシリアのすべての経済インフラを破壊した…ダーイッシュの石油施設だけは、米国の空爆にさらされなかった”と指摘しました。こうした事柄を知られる事は、オバマ政権にとって致命的なことです。
 下の記事は、ロン・ポール氏のものですが、氏は、“世界の危機を永続化しているのは…アメリカである”と言っています。また、“アメリカが中心になって地球的警察官などやらなくても、世界の残りの者たちは自分たちで問題を解決できることを、アメリカ国民に知られたくないのである”と言っていますが、これは少し弱いのではないでしょうか。アメリカが意図的に介入することで世界を混乱させ、最終的に第三次大戦を引き起こそうとしていたのは明らかだと思います。要するに、アメリカこそが悪の帝国であることを、アメリカ人が自覚しなければならないのだと思います。その悪の帝国アメリカの同盟国が日本です。私たちが世界の混乱の原因なのだ、という自覚が必要だと思います。そして、その自覚が世界を浄化すると思うのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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露国防省 CIA長官の「焦土作戦」に関する発言に返答
転載元)
シリアの新たな停戦に関する合意は、米国の参加なしに締結された。露国防省のコナシェンコフ報道官が発表した。報道官は、ロシアがシリアで「焦土作戦」を用いたとする米CIAのブレナン長官の発言にコメントした。

コナシェンコフ報道官は、「最も重要な成果は、現米政権抜きで、より正確にはCIA抜きで、イランとトルコと一緒に、12月30日に発効した停戦およびアスタナでのシリア紛争解決に関する協議に向けた準備に関するシリア反体制派組織との合意の締結に初めて成功したことだ」と指摘した。

またコナシェンコフ報道官は、「ブレナン氏は、どのようにして国際的な連合がロシアの航空宇宙軍の作戦が始まるかなり前の2012年から、シリアの合法的な政府を最大限弱体化させるために、組織的かつ首尾一貫してシリアの全ての経済インフラを破壊したかをよく知っている」と述べた。

さらにコナシェンコフ報道官は、驚くべきことに、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の収入源となり、戦闘員らが違法な石油取引で月に数千万ドルを稼ぎ、それを用いて自分たちの部隊に世界中から傭兵たちを募ることを可能としているすでに「ダーイシュ」に占領された石油施設だけは、米国の空爆にさらされなかったと指摘した。

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よいニュース:ワシントンがシリア平和計画から締め出される
転載元)
(前略) 

Ron Paul
January 3, 2017, Information Clearing House

(中略) 

先月、ロシアとイランとトルコの各外相 の間で行われた会合の結果として、シリアの停戦が合意され、現在、実行に移されつつある。

(中略) 

今度のこの停戦に限って重要なことは何か? それはこの停戦が、アメリカ合衆国政府を抜きにして、計画され、合意され、実行されていることである。

(中略) 

我々はこれまで、ネオコンや“人道主義的介入主義者”たちから、アメリカは、世界のあら ゆる危機において中心的な役割を果たさねばならない、そうしなければ何も解決しない、と 聞かされてきた。我々は“不可欠な国家”なのだ、だから我々の介入がなければ世界は崩壊 する、と彼らは言う。

(中略) 

これがすべてウソであることは、先週、我々 が見た通りである。

実情を言えば、世界の危機を永続化しているのは、それを“解決する”と言って割って入る アメリカである。北朝鮮と南朝鮮の間の、60 年以上に及ぶ戦争状態を考えてみればよい。 アメリカの介入が問題の解決に何か貢献しただろうか? 何十年ものアメリカの、イスラ エル‐パレスチナ紛争への干渉についてはどうか?

(中略) 

海外でのアメリカの信用を傷つけているのは、その内政干渉、爆撃、ドロー ン攻撃、それに“政権交代”である。アメリカがシリアの主権に干渉したことによって、戦 争が長引いている。シリア軍とロシア軍が、東アレッポを、アルカーイダによる 4 年間もの 包囲から解放していたとき、オバマ政権は停戦を要求していた。シリア人たちが東アレッポ のわが家に戻り始めると、米国務省は、ロシア軍とシリア政府が、市民たちを楽しみのため に殺戮していたのだ、と言い続けた。[そしてマスメディアはその通りに報じた。]

そこで――すべてのメディアの注意が一斉に、証拠もないロシアのハッキングと、オバマ大 統領の、いかにもやりそうな、しかし無意味な復讐(ロシア外交官の国外追放)へと向けら れた。なぜか? 主流メディアは、ワシントンの介入主義者の命じた通りを行い、彼らは、 シリアの長い悪夢の終わりの始まりになりそうな事件から、注意をそらせようと必死にな のだ。彼らは、アメリカが中心になって地球的警察官などやらなくても、世界の残りの者た ちは自分たちで問題を解決できることを、アメリカ国民に知られたくないのである。海外の 危機を解決するのに、我々が割って入る必要がないことが、ついに理解されたときには、ネ オコンたちは敗北する。早くそうなることを希望しようではないか!

2016年:グローバリストによる「リアリティとの戦い」が崩壊し始めた年

 2016年がいかに激動の年だったかよく分かる記事です。グローバル・エリートらにとって、3重の打撃となった出来事が取り上げられています。1つ目がブレグジット、2つ目がヒラリーの敗北とトランプ氏の当選、3つ目がアレッポの解放です。
 冒頭のジョージ・W・ブッシュ大統領の上級顧問兼次席補佐官の言葉に象徴されるグローバリストの傲慢さが、もはや通用しなくなってきたことがはっきりしたのが2016年だったと思います。2017年は、さらに加速させたいものです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2016年:グローバリストによる「リアリティとの戦い」が崩壊し始めた年
https://sott.net/en338095

ロブ・スレーン
ブログマイア
2016年12月29日
 

よく引用される21世紀の発言の中でも私のお気に入りの1つは、ジョージ・W・ブッシュ大統領の上級顧問兼次席補佐官だったカール・ローヴの残した傑作だ:

アメリカは帝国なんだから,われわれが何か行動を起こせば,現実はそこで変化していく。そうやって出来上がった現実を,君のような現実コミュニティの住人は,一生懸命研究するだろう。だが,君が何の結論も出せない間に,われわれはまた行動を起こし,さらに現実を変えていく。それを君はまた研究することだろう。そういうものさ。われわれは歴史の主体であり,君たちジャーナリストや学者は,われわれの行動を研究するだけなのだ

※徳川家広訳『ソロスは警告する』からの引用のようです:
http://blog.livedoor.jp/shabaizumi/archives/cat_206991.html


お気に入りとは言っても、決して支持している訳ではない。全く逆だ。私がこれを気に入っているのはこの言葉が、グローバリストの傲慢さや、この20年ほどの間に彼らが企んできたことを見事に要約しているからなのだ。確かに彼らは自分達の現実を「創造し」(変化させ)てきたのであるし、企図したことを実現させるやり方たるや、普通の人々にはまず不可能なものだったのである。私たちがそれを受け入れ始めた頃には、彼らは既に基地外じみた論法でもって、先へと進んでいて、次の新たな現実を創造することに余念がないのである。

もちろん、このような現実とは単なる嘘である。

(中略) 

2016年は、こうした全てが顕在化し始めた年だった。グローバリストやエリート主義者、新トロツキー主義者の一味が創造したパラレル・ユニバースが、3つの大問題によって、かつてなかったほどに暴かれた年だったのである。

1つ目はもちろん、ブレグジットである。これを「グローバリスト・エリートたちの異常な執政に反対する第一声」と呼ぶとしよう。連中はこれの起こる気配を感じなかった。そんなことは起こり得ないので、備えを怠ったのだ。予測できただろうか?

「異常な執政に反対する第二声」はもちろんのこと、アメリカ史上最も堕落した大統領候補が敗れたことである。ブレグジットが嵐だとすれば、これは台風だった。

第三声は、最近起きた、東アレッポでの「穏健な」聖戦狂信者たちの敗北である。彼らはサウジアラビアの王室を含む「穏健な」イスラム教徒の一味から武器と資金を供与され、アメリカ、フランス、イギリスの支援を受けていた。これらの国々の唯一の目的は、さらに1つ主権国家を滅ぼすことだった。

グローバル・エリ-トたちには3重の打撃だった。(中略)… 

(中略)…つい先日、国会議員と思しきベン・ブラッドショーという人物が、イギリスの庶民院(下院)で立ち上がり、ブレグジットの投票はおそらく、ロシアのハッカーによって妨害されたのだろうと主張した。彼を笑う者は居なかった。「分かったか?偏屈で忌まわしいEU離脱支持投票者たち。諸君はソ連の継承国家であるEUが嫌いでEU離脱に投票した訳じゃないんだ。ロシアの大統領にそうするよう仕向けられたんだ」

もちろん、ブラッドショー氏とその仲間たちが住んで居る狂った宇宙から戻るとしよう。現実はどうかと言えば、ロシアの大統領はたまたま、選挙に干渉などしない、世界でも数少ない素晴らしい政治家の1人だったのだ。メルケル氏はやった。あいつ(編注オバマ)もそうだ。大西洋を渡って来て、エリートに刃向うような投票は考え直すよう私たちに説教し(※この記事の著者は英国在住である由)、行儀の悪い学童のように「英国は列の後ろに並ぶことになる」と脅した奴だ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201605/CK2016050202000137.html

彼の介入は疑いなく、意図とは反対の効果をもたらした。結局彼はロシアのエージェントだったに違いない。

ドナルド・トランプがアメリカ大統領に選ばれると、一息入れて、クレヨンと工作粘土で小休止した後、連中はヒートアップして騒ぎだし、今では巧みにみんなのおはじきを失くすという挙に出ている。

「ここにも、そこにも、至る所、ロシアのハッカーだらけだ。奴らが大統領選を妨害した。証拠はある。CIAがそう言ってるじゃないか。過去においても政府は、私たちに嘘をついて戦争を行ったことなどなく、制度化された拷問プログラムなど実施しておらず、1950年代以降に、他国の選挙や独立を妨害/干渉していないのだから、政府を信じるべきなのだ」

プリンの味は食べてみれば分かるという人は別として、いわゆる「証拠」というものを未だに待っている人も居る。確かに古風な考え方だが、中には未だにそれを好む人も居るのだ。熱弁や風説ではその代わりにならないし、FBIと国家情報長官事務局が、CIAの主張を支持するのを拒否したのだから、おそらくこれらの機関も、証拠がなければ疑わしきは罰せずという考え方に同意見なのだろう。そうかも知れない。というのも、元CIAのアナリスト英国のクレイグ・マレー前駐ウズベキスタン大使が説得力のある主張を行っているように、それはハッキングではなく、内部犯行ではないだろうか?

しかしいずれにしても、賽は投げられた=新たな現実は創造されたのであり、MSMの流す風説を真実だと信じる人々は、今や文字通り何百万と居る。この人々はどうした訳か、民主党全国委員会(DNC)へのハッキングによって公開されたメールによってDNCが選挙プロセスを目茶目茶にしたことが判明したという事実を忘れてしまったのだ。

そういう訳だから、この激動の1年が終わろうとしている今、グローバリストによるプロジェクトを脅かす全てが、フェイクニュースのレッテルを貼られているのである。皆さん、用心されたい。シリアの体制変革派である新トロツキー主義者の動機やCIAの信用性を疑ってみれば、アレクサンドル・ソルジェニーツィンの名を思い出す間もなく、あなたは自分がロシアのエージェントだというレッテルを貼られていることに気付くかも知れない。

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