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元CIA分析官ラリー・ジョンソン氏「アメリカのバリー・マカフリー退役将官を見ました。彼は、ウクライナの戦闘機がロシアの航空機を撃墜する映像を紹介していた。それはビデオゲームからのものだった!」 ~バリー・マカフリー元米陸軍大将は地球同盟(アース・アライアンス)のQグループのメンバー

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の44秒~2分33秒で、“ブッシュ政権の巨大なPRチームが長年にわたって世論を操作していた…2009年にはペンタゴン、つまり米国国防総省が2万7000人を雇用して、米国の戦争に関するメディア指導に当たらせていた…「軍のPR機構は年間47億ドルの税金を使っている。」…これは、拡大し続けるペンタゴンのメディア帝国のほんの一部に過ぎません。PRチームの規模は米国の大半の報道機関を上回ります。…SPIEGELや他のメディアが省庁や情報機関の「匿名の情報源」と言えば、その記事はPR機関から意図的にメディアに流された、世論をミスリードするための情報であると考えてほぼ間違いありません。”と言っています。
 元CIA分析官ラリー・ジョンソン氏は、動画の3分15秒のところで、“つい先日、アメリカのバリー・マカフリー退役将官を見ました。彼は、ウクライナの戦闘機がロシアの航空機を撃墜する映像を紹介していた。それはビデオゲームからのものだった! つまり、ウクライナ人達はファンタジーの世界にいるのです。そして残念なことに、西側でNATOと協力している主流の軍隊の多くは、この無意味な話を信じているのです。”と言っています。
 ウクライナ戦争でのウクライナ側のフェイクニュースで、ビデオゲームの映像が使われているのはよく知られていますが、アメリカのバリー・マカフリー元米陸軍大将がこうしたフェイクニュースを流していたとすれば、彼は米国国防総省が雇用したPRチームの一員だったと考えて良いのではないでしょうか。
 私の直観では、バリー・マカフリー元米陸軍大将は地球同盟(アース・アライアンス)のQグループのメンバーです。私は意図的な誤情報を流すと、「波動」が闇に落ちると警告したはずですが、こちらのツイート動画でバリー・マカフリー元米陸軍大将の姿を見れば、その通りになっているのが分かると思います。
 コーリー・グッド氏は、“実は昨年末にアライアンスのトップ会談で、ある決定がなされました。カバールと交渉し、カバールの降伏の交換条件としてディスクロージャーの内容を限定的なものにするという取引です。…カバールとの合意を取り付けたアメリカのアライアンス支部が、カバールとの取引を反故にする気にならない限り、アライアンスが一つになることは難しいでしょう。”と言っているのですが、ディスクロージャーの内容を限定的なものにするという取引をしたアメリカのアライアンス支部が、Qグループだということは分かるでしょう。彼らが宇宙軍を通して、現在のバイデン政権を事実上支配しています。
 彼らはこのまま闇に沈んで滅びて行くのか、それとも自分たちの誤りに気づいて正気に戻るのか。「裁き」は、ついに彼らの所にまで及ぶ段階に入ったわけです。ちなみにロシアは地球同盟の情報の全面開示派です。
(竹下雅敏)
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戦争報道 - ペンタゴンからメディアへの指令?
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元CIA分析官ラリー・ジョンソンが語るアメリカに訓練されたウクライナ軍の結果
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外国の傭兵がウクライナから一斉に逃げ出している理由 / ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相による勝利演説 / ロシアとの戦争に「ウクライナが負けてもいい」という衝撃的な世論調査結果が明らかになったアメリカ

竹下雅敏氏からの情報です。
 外国の傭兵がウクライナから一斉に逃げ出しているということなのですが、その理由は、“キエフから提供された装備が貧弱で、特に通常の通信手段、弾薬、武器がないこと”だということです。
 私はMK✝さんのツイートで、ウクライナ兵士が最新型(?)の特殊な武器を試し打ちしている動画や、ウクライナ軍の前線での精鋭部隊と思われる動画や、「ウクライナ軍が使ってるマキシム機関銃お湯沸かすには最適、あとは粉コーヒー入れるだけ」という動画などを見ていたので、“外国人の傭兵がウクライナから一斉に逃げ出している”というのも良く分かります。
 しかし、逃げ出す最大の理由は、「これまで傭兵は、非常に劣勢で組織化されていない敵との不平等な戦争に慣れていた。」ためで、アゾフ大隊などのネオナチ部隊と同様、一般市民に対しては卑劣な振る舞いをするのだが、強いロシア軍には、なすすべもなくただ逃げ出すだけという本当に情けない人たちだと思うのです。
 “続きはこちらから”のPickUpさんのツイートをご覧ください。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は勝利演説で、“私たちは、月からも、間違いなくブリュッセル(EU)からも見えるような、大きな勝利を収めました。…私たちはヨーロッパに、これは過去ではなく、未来であることを伝えています。これが私たちヨーロッパ共通の未来になるのです。…我々は最大で圧倒的な力と戦わなければならなかった…国内の左派、国際的な左派、ブリュッセル(EU)の官僚、すべての資金を持つジョージ・ソロス帝国、国際的な主流メディア、そして最後にウクライナ大統領でさえも。”と言っています。
 ミカ・ブレジンスキーは、アメリカ合衆国のTVキャスター、作家、政治評論家ということですが、ズビグネフ・ブレジンスキーの娘という方が分かりやすい。彼女は、「人々の考えを正確に操作するのが私たちの仕事です」と発言してしまったらしい。メディアは真実を伝える媒体ではなく、人々を洗脳、操作する道具であることが分かります。
 アメリカでは、ものすごい勢いでナチスウクライナの正体がバレ、ロシアとの戦争に「ウクライナが負けてもいい」という衝撃的な世論調査結果が明らかになったとのことです。
 確実に人々は目覚めてきています。日本だけが、いまだに深い霧の中にいるような感じがしています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナ戦争から逃れた外国人傭兵が、ロシア軍と対決しないよう勧める
引用元)
外国の傭兵はウクライナから一斉に逃げ出し、他の人にロシア軍に立ち向かえとは助言していない。ウクライナ軍の隊列での戦闘への期待は、現実と大きく異なっていると、ワシントン・ポスト紙は言う。
(中略)
彼らがウクライナ軍を離れざるを得なかった主な理由は、キエフから提供された装備が貧弱で、特に通常の通信手段、弾薬、武器がないことです。
(中略)
これまで傭兵は、非常に劣勢で組織化されていない敵との不平等な戦争に慣れていた。ロシアの大砲、航空、精密誘導ミサイルは、彼らに別の面を見せた。
 
ウクライナを訪れた元米海兵隊の一人によると、ロシアの攻撃ヘリコプターが部隊の陣地を破壊することに最も恐怖を覚えたという。
(中略)
ウクライナに行った傭兵たちは、ウクライナに行きたい人たちに「どんなことがあってもロシアと対立するな」と訴え、「期待に応えられない」「ロシア軍は本当に強力だ」と主張しています。
 
ロシアに捕まった傭兵は、ジュネーブ条約の対象外であるため、殺されずに済むとすれば、あまり良い運命とは言えず、長い間刑務所に入ることになるかもしれない。
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配信元)
 

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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝62 ― 犯罪シンジケートの継承者 〜 アイゼンベルグ4

 『ユダヤの告白』第5章には、ショール・アイゼンベルグがパキスタンの核保有への主導的な働きを果たし、しかも、それはアラブやイスラム国と西側の対立を煽る目的もあったことが記述されています。多国籍の巨大ビジネス展開をしていたアイゼンベルグには、パキスタンの核保有も数ある国家核保有への誘引の一つであったのが事実です。フランス、イスラエル、中国、そして北朝鮮もそうでしょう、これらの国家の核保有のキーマンがアイゼンベルグだったのです。
 アイゼンベルグに関する情報源は詳しいものとして『ユダヤの告白』、それ以外には『オルタナティブ通信』ぐらいしか無く、これではアイゼンベルグは「闇の国の謎の人物」であり、首をかしげることが多かったのです。
 しかし、『ケネディとユダヤの秘密戦争』を入手することで、かなりアイゼンベルグの輪郭がハッキリしました。『ケネディとユダヤの秘密戦争』には資料源が明記されてあるし、記載内容が他の情報と照らしても整合しているのです。戦後世界の肝心部の全体像と、そこでのアイゼンベルグの位置が見えるようになったのでした。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝62 ― 犯罪シンジケートの継承者 〜 アイゼンベルグ4

消滅危機にあった犯罪シンジケート


カーター政権下で、全米犯罪シンジケートとそれと一体になっていたADLが、アイゼンベルグのビジネス・パートナーのクラツニックの働きもあり、その勢力を一層拡大させたことを前回に見ました。

ところで、この勢力拡大には前段があったのです。実はこれ以前の段階で、全米犯罪シンジケートは消滅の危機を迎えています。ところが、その危機を全米犯罪シンジケートは跳ね返してしまい、それが後の一層の勢力拡大へと繋がっていました。

これ全体にはアイゼンベルグが深く深く絡み、そしてティボー・ローゼンバウムも、特に犯罪シンジケートが危機を跳ね返す部分で大きく関与もしています。

犯罪シンジケートの消滅危機とそれの跳ね返しとは、具体的にはどういうことか?

表面的なところは『ヘブライの館2』の「アメリカの暗黒街のユダヤ紳士たち」の次の記述が簡単に把握できるものです。

●1960年代に入ると、「全米犯罪シンジケート」はケネディ兄弟によって激しい攻撃を受けるようになる。彼らの妥協のない態度は、ジョン・F・ケネディが言った次の言葉に要約されている。
「遠慮せず、徹底的に調査を続けろ。ここには、1つしか規則はない。もし奴らが悪なら、単に傷つけるというようなことでなく、完璧に殺してしまわねばならない!」

●1961年、大統領にジョン・F・ケネディが就任し、司法省長官に弟ロバート・ケネディが就任すると、ケネディ内閣はかつてないほどのスケールで、シンジケート撲滅作戦に乗り出した。ケネディ兄弟は伝統的マフィアの本流、シカゴにまでその手をのばしていった。
この時、ロバート・ケネディはシンジケートに対して大がかりな戦略を練っていた。その大戦略とは、FBI、国税庁、商務省など連邦政府の全機能をフルに動かして、シンジケートの本拠地であるラスベガスを直撃することだった。
1963年の10月には、この大戦略のプランは完成していた。だが、いよいよという時になって、このプランは中止された。敢行直前にケネディ大統領が暗殺されたからである。

1960年台初期に、ジョン・F・ケネディ大統領とその実弟であるロバート・ケネディ司法省長官からの厳しい追求によって、全米犯罪シンジケートは消滅の危機を迎えていたのです。ところが、ケネディ暗殺で全米犯罪シンジケートへの追求は完全にストップ、生き延びた犯罪シンジケートはその後に更に勢力拡大を実現していったわけです。なお、ロバート・ケネディも後に暗殺されています。

ジョン・F・ケネディ
Wikimedia Commons
[Public Domain]
ロバート・F・ケネディ
Wikimedia Commons
[Public Domain]

全米犯罪シンジケートが危機を跳ね返したと表現しましたが、それはケネディ暗殺、その実行グループの主力がその内部に殺人株式会社を抱える全米犯罪シンジケートだったという意味です。

翻って、ケネディ大統領とロバート・ケネディが全米犯罪シンジケートをなぜ厳しく追求し、大掛かりな撲滅作戦に出たのか?

それを『ケネディとユダヤの秘密戦争』の表紙の帯にある次の文言が端的に示しています。

イスラエル=中国の原爆共同開発、暗殺直前、ケネディは中国核施設への攻撃を決断していた!


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ワシントンの計画は、新しい「長期戦争」をあまり白熱しないレベルで続けることにあり、“封じ込めの平和”を維持する目的で、米宇宙軍はカバールと手を結んでいた

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の8分12秒で、マーク・ミリー統合参謀本部議長は、“第二次世界大戦後の平和とその構造は現在、激しいストレスにさらされています。封じ込めの平和を維持し、大国戦争の勃発を防ぐ責任を負うのはあなたの世代です。…私たちは今、中国とロシアの世界的大国に直面しています。それぞれが重要な軍事力を持ち、現在のルールに基づく秩序を完全に変えるつもりです。”と言っています。
 “大国戦争の勃発を防ぐ”と言っていることから、核戦争を避けようとしていることは分かりますが、“封じ込めの平和”を維持すると言っていることから、アメリカは「現在のルールに基づく秩序」を変更する気が無いことが分かります。
 先の記事でロシアのラブロフ外相は、“米国とその衛星国は、一方的な経済制裁からグローバル・メディアにおける偽りのプロパガンダまで幅広いツールを利用して、ロシアを封じ込めるために2倍、3倍、4倍の力を注いでいます。…西側は、未だかつてロシア連邦との対等な友好関係や協力を望んだことなどない。”と言っていました。
 要するに、昨日の記事でもお伝えしたように、“ワシントンの計画は、新しい「長期戦争」をあまり白熱しないレベルで続けること”にあるのです。
 現在のバイデン政権を支配しているのは米宇宙軍なので、“封じ込めの平和”を維持する目的で、米宇宙軍はカバールと手を結んでいたことが分かるのです。「22/05/16 フルフォード情報英語版」では、“中国とロシアは米軍に最後通牒を出した。【それは】ハザール・マフィアを壊滅させるか、それとも全面的な核・スカラー兵器による戦争に直面するかというもので、複数の情報筋が同意している。米国はこれを受けてロシアに大規模な代表団を送り、ハザール・マフィアの既知のメンバー全員を見つけ次第殺害するという合意がなされた”ということでした。
 ウクライナでのロシアとNATOの代理戦争は、ロシアの圧勝に終わりそうです。しかも、アメリカが管理していたウクライナの生物兵器研究所は、ロシアに証拠を握られています。米宇宙軍がハザール・マフィアの壊滅に焦点を絞っていれば、ワクチン強制接種などの問題も起こらなかったはずです。彼らは、エレナ・ダナーンが接触する宇宙人の指示に従ったのです。そのために、罪を犯してしまいました。
 マーク・ミリー統合参謀本部議長は、Qグループの中核に位置する人物です。ジョン・レイモンド宇宙軍大将も、17人の中核グループではありませんが「Q」のメンバーです。
 私は、地球のまともなグループとして「Q」を見てきたのですが、彼らはその役割を終えたと見ています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウェストポイント士官候補生へのマーク・ミリー将軍の壮大なスピーチ
配信元)


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ロシアと中国に直面しているアメリカ:米国のマーク・ミリー将軍は都市で戦った致命的な大国戦争の厳しい未来を予測している
統合参謀本部議長は、ウェストポイントの卒業生に、次世代の戦争はテクノロジーベースになるだろうと語った。
転載元)
(前略)
アメリカ軍の最高幹部が、大国同士の戦争が都市部で行われる暗い未来を描いた。マーク・ミリー将軍は、米国陸軍士官学校の卒業する士官候補生を前に、米軍兵士の死者が数万人に上ることを予見している。
 
ミリー将軍は、米国が次の世代に直面する大国として、ロシアと中国を挙げた。

  「私たちは今、中国とロシアという2つの世界的大国に直面しています。」と彼は言った。「私たちは、より不安定になりつつある世界に入りつつあります。あなた方が委嘱されている世界は、大国間の重大な国際紛争の可能性を持っており、その可能性は減少するどころか増大しています。
 
卒業式のスピーチでは、アメリカがウクライナでロシアと対峙することの重要性を指摘した。
 
  「ウクライナで再び、私たちは侵略を放置すれば侵略者を増長させるだけだという教訓を学びました」と将軍は述べた。

第一次世界大戦と第二次世界大戦でのアメリカ人の大規模な死傷者を想起した後、将軍は、将来の大国間の紛争が米兵に数万人の死をもたらす可能性があると説明した。
 
  「1918年10月から11月までのわずか6週間で2万6千人の兵士と海兵隊員が犠牲になった。1944年夏の8週間で2万6千人の米軍が犠牲になり、わずか8週間の空、海、陸での5つの戦域で5万8千人のアメリカ人が戦死した。これが大国戦争の人的犠牲だ。」
 
ミリーは、今後四半世紀の間に戦争がどのように進化していくかを説明した。
 
同将軍は、ロボット戦車、船、飛行機など、新しい技術が戦場を形成すると述べた。また、人工知能を「すべての技術の母」と呼び、「機械は実際に、時間と空間におけるこれらの急速に収束する発展を学習し、推論する能力を開発しつつあり、その結果、重大な変化をもたらしている」と述べた。
 
統合参謀本部議長は、将来の紛争は都市で戦われると評価する。「戦場は非常に複雑になり、ほぼ間違いなく都市部で決着がつくだろう」と述べている。もし、ミリーが正しければ、来るべき戦争は民間人に大きな犠牲を強いることになる。
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(以下略)

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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝61 ― 犯罪シンジケートの継承者 〜 アイゼンベルグ3

 マイヤー・ランスキー創設の犯罪シンジケートの継承者であるショール・アイゼンベルグ、彼は1997年に中国北京で、突然の心臓発作にて76歳で死亡したとされます。そのことを伝えるAP通信の「億万長者のシャウル・アイゼンベルグ氏、76歳で死去」記事では「アイゼンバーグは30か国で事業を行っている20社を所有」とあり、これと同じことが『ケネディとユダヤの秘密戦争』p175に記載されています。
 アイゼンベルグが展開した事業の中心は軍事関係です。これは必然的に、アイゼンベルグがハイテク事業も展開していたことも意味します。なぜならば、殺人兵器の開発に使用された技術が後にハイテク技術として降りてくるからです。軍事部門には核兵器が当然入ります。ここからアイゼンベルグは原子力発電にも事業展開していたことも分かります。
 彼はこのようにして「30か国で事業を行っている20社を所有」でビジネス(死の商人主体)展開していたわけです。それも「闇の国の住人」として。
 そのアイゼンベルグが北京で死亡したということは、彼が中国で大きな事業展開をしていたことの表れでもあるでしょう。事実、AP通信記事には「イスラエルの中国との貿易関係の先駆者であるアイゼンバーグ」とあります。
 彼の多国籍での巨大事業展開に当然必用なのが銀行です。アイゼンベルグのパートナーだった銀行家は、マイヤー・ランスキーとも特別な関係を持っていました。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝61 ― 犯罪シンジケートの継承者 〜 アイゼンベルグ3

アイゼンベルグのパートナー


マイヤー・ランスキー
Wikimedia Commons
[Public Domain]

マイヤー・ランスキーが創設した犯罪シンジケート、その継承者を追うことで犯罪シンジケートの暴力支配の展開を見ています。マイヤー・ランスキーはその犯罪地下シンジケートを世界最強のビジネス・金融集団に、イスラエルを自分の「合法的」組織犯罪帝国の世界本部とする夢を持っていたとのことでした。

そのマイヤー・ランスキーは、1970年にイスラエルに一旦落ち着くことになりますが、2年後に帰化申請が却下され、国外追放されます。ランスキーはそれからはイスラエルに居住することはならず、組織犯罪帝国イスラエルの帝王になる夢は叶いませんでした。

しかし、ランスキーが目論んでいた「“合法的”組織犯罪帝国の世界本部イスラエル」自体は、その継承者たちによって実現していきます。

犯罪シンジケートを継承した代表が組織的にはADL、人物としてはサミュエル・ブロンフマン、ショール・アイゼンベルグ、表の企業としてはイスラエル・コーポレーション
と表現するのが適切でしょう。

Wikimedia_Commons [Public Domain]

もともとアーノルド・ロススタインからランスキーが受け継いだ犯罪シンジケートのスタイルは、銀行と弁護士をセットにするものでした。犯罪シンジケートには銀行が極めて重要な位置づけとなります。

犯罪シンジケート継承の企業体であるイスラエル・コーポレーションはショール・アイゼンベルグ設立とされますが、そのパートナーとして特に重要人物と前回指摘したのがフィリップ・クラツニック(ウィキペディアでは「クルズニック」と表記。)、もう一人はタイバー(ティボー)・ローゼンバウム。両者とも銀行家でもあったのです。

フィリップ・クルズニック
Wikimedia Commons
[Public Domain]
ティボー・ローゼンバウム

『ユダヤの告白』の第5章の以下の記述をご確認下さい。銀行名など細かな?はありますが、概ねは事実と見て良いでしょう。

フィリップ・クラツニックは、アメリカのシオニスト・ロビーの中でも最も力のある人物の一人である。彼はカーター大統領の下で商務長官を務めたばかりではなく、ブナイ・ブリスとADLを今日のアメリカの社会の中で最強の組織に変身させた人物でもある。
(中略)
シオニスト・ロビーがアメリカの政治を締め付ける力を強固なものにすることができたのは、カーター政権時代のことだった。クラッニック(編集者註:クラニックの誤りだと思われる。以下同様)は、ソル・リノヴィッツをカーター政権内に招き入れた。リノヴィッツは、クラツニックとアイゼンバーグの友人であるだけではなく、彼らの仕事上でのパートナーでもある。
(中略)
アイゼンバーグ、クラッニック、リノヴィツといった人物からなるこの人脈ができたのは、単に運が良かったからとか、ロスチャイルド家の支援があったからというだけのものではない。これには、もう1人の不可解な人物、ティボー・ローゼンバウムが果たした役割が大きい。彼はハンガリー出身のユダヤ人でジュネーブにスイス・イスラエル貿易銀行を設立した。ロスチャイルドが3分の1を直接出資していたこの銀行が、スパイ工作の隠れ蓑として利用されたアイゼンバーグの数多くのハイテク企業に資金を供与したのである。
(中略)
1960年代にローゼンバウムが設立したスイス・イスラエル貿易銀行の別会社として、もう一つの銀行が設立された。それを動かしたのがクラツニックと、アルゼンチン生まれのユダヤ人デヴィッド・グラヴィエだった。このもう一つの銀行は、アメリカン・バンク・アンド・トラスト(ABT)と称した。CIAとモサドが所有するこの銀行は、麻薬の利益の洗浄(ローンダリング)を行う機関であった。


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