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CBC大石アンカーによる「新型インフルエンザ等対策政府行動計画案」の緊急解説 〜 パブリックコメントへの重要な参考、無関心な政治家や身勝手な医療関係者への抗議も込めて

 5月7日に締め切りが迫る「新型インフルエンザ等対策政府行動計画案」のパブリックコメントですが、4日時点ですでに4万件を超えているそうです。
 いつも果敢に地上波での発信をされるCBCの大石アンカーが、緊急解説をされていました。4時間もかけて223ページの改正案を読み込まれ、気になった重要な部分を取り上げて簡潔に説明されていました。
【偽・誤情報に関する啓発】の部分は、誰が「偽情報」などを決めるのか?国が決めて、もしも国の判断が間違っていたらどうするのか? むしろ国から独立した第三者機関を作って、国が恣意的に選んだ専門家ではない(公正な)専門家による判断をしてほしい。
また「偽・誤情報の拡散状況等のモニタリングを行う」「偏見、差別や誤情報への対策として必要な要請や協力を行う」ここは、国がSNS事業者などに対して情報削除を要請することが可能になる。これは言論統制の危険があるのではないか?
【まん延防止及び緊急事態措置など強度の高い措置を講じる】かつてのコロナ禍でのまん防や緊急事態宣言は果たして効果があったのか? 今後さらに強い措置を講ずるというのであれば、当時の検証結果を示してほしい。
 今回の行動計画案は法的拘束力がある上に、罰則の有無もまだ不明です。それを政府は国会の審議なしで6月の閣議決定だけで決めてしまおうとしています。「勝手に決めるな」と国民の意思を伝えるだけでなく、無関心な政治家や身勝手な医療関係者への抗議の意味も込めて、もうひと押しのコメントで対抗しましょう。
(まのじ)
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東京大学の鈴木宣弘教授と深田萌絵さんの対談動画 ~「世界で最初に飢えるのは日本」「食糧危機とザイム真理教」

竹下雅敏氏からの情報です。
 東京大学の鈴木宣弘教授は『世界で最初に飢えるのは日本』だということを、“アメリカのラトガス大学が最近ですね、学会誌に論文を書いたんですけども、極地的な核戦争が起きただけでも…国際物流が止まることによる餓死者が…日本に集中すると。…日本人口の6割、7200万人がこれで餓死してしまいますよ、という数字を出したんですよ(4分18秒)。…日本は実は化学肥料の原料を、ほぼ100%輸入に頼っているわけですよ。…それが本当に止まったらどうなるかって考えると、38%の(カロリーベースの)自給率は実質22%まで下がると。…さらに問題は種なんですよ。…野菜の自給率って8割ある。…でもその種は9割海外から運んできているわけですよ。…それが止まったら野菜の自給率も8割が本当は8%になっちゃうということです(5分38秒)”と説明しています。
 7分48秒以降は「種苗法の改正」についての問題を説明しています。深田萌絵さんは、“これまで日本の農家さんが努力をして、研究改良をして「あまおう」という素晴らしいブランドを作ったにも関わらず、その知見ノウハウあるいは特許の中身なんかを必ず譲渡しなければならないというものが、その強化法ですか?…農業競争力強化支援法は、実は農業競争力弱体化法だったということですか?(9分29秒)”と言って驚いています。
 『ザイム真理教』がどれくらいイカレテいるかについて、“本来自給率を上げて…みんなの命を守れるようにすると。そして農業、農村も豊かになるようにするというために「食料農業農村基本法」も改定しているんだと、普通思うじゃないですか。国際情勢が悪化してね、海外からなかなか物が入りにくいと。もういつでもお金を出せば食料が安く輸入できる時代は終わってきていると。一方で国内の農家はコスト高で、餌も上がり、そして肥料も上がり、燃料も上がって、しかし農産物の価格がなかなか上がらなくて価格転嫁ができない。みんなバタバタ倒れていますよね。こういう状態を放置したら、本当にいざという時に国民の食べるものが国内で供給できなくなるということで、食料自給率を絶対上げなきゃいけないっていうのがまさに国家戦略。大局的見地に立てば、それをやらなきゃいけないと思うじゃないですか。でも財務省の予算編成には、そういう発想が全くない…食料自給率という言葉も、その向上が必要だということも一切出てないわけですよ(6分20秒)。…ですので、普段農家は支援をしませんと。ただ有事立法だけは作るということで…有事になったらその時だけ慌てて命令するからと。花を育てている農家さんも…芋とかを増産しなさいって命令するから、その命令に従ってきちんと増産してそれを供出しなさいと。その増産計画を出さなければ処罰すると。罰金を貸すと。その部分だけは強化すると言い始めたわけですよ(8分2秒)”と鈴木宣弘教授は話しています。
(竹下雅敏)
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東大教授 鈴木宣弘 『世界で最初に飢えるのは日本』
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深田萌絵×鈴木宣弘 「食糧危機とザイム真理教」
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映画「縁の下のイミグレ」が5月31日まで無料公開 〜 国際協力の名のもと技能実習制度で安い労働力にされる実習生、日本人の賃金も上がらない社会構造を可視化 / 問題の根本は緊縮財政

 消費増税に仕掛けられたウソと戦う映画「君たちはまだ長いトンネルの中」を撮られた、なるせゆうせい監督の最新作は外国人の技能実習制度がテーマの「縁の下のイミグレ」です。この最新作が5月31日まで無料公開されているそうです。政府が積極的に推し進めてきた技能実習制度の実態に迫る社会派コメディです。今の日本の矛盾が凝縮したような作品でしたが、普通の人々がそれぞれの立場でなんとかしようと必死に生きる姿をコミカルに描き、暗い気持ちにならず心に希望を残す作品でした。
 日本語をあまり理解できないまま来日したハインという女の子、彼女と以前に海外青年協力隊で知り合った若者、入管手続が専門の行政書士、政治家、そして技能実習制度の仲介となる管理団体の人々が皆、歪んだ制度に加担しながらも誰も悪者ではなく、気づけば映画を見ている私たち日本人も大いに関係している構造に気づかされます。
 30:05あたりから、技能実習制度の大まかな形を説明しています。現地で実習生を募集する「送り出し機関」、求人を出す「日本の企業」、そしてその中間にある「管理団体」は、国際協力という建前の裏で安い労働力としての若者を入国させています。この中で動くお金が、実習生の給料から天引きされ、実習生が事実上奴隷にされている実態があります。
 また中小企業は人手不足の中、生き残りをかけて人件費のコストを抑えようとしているところに来日する実習生は重要な労働力です。49:00あたりからのシーンに突き刺さるセリフがあります。「外国人は奴隷じゃないでしょ!」「奴隷だよ!これは現代の奴隷制度だ。」「過酷な労働条件だろうが安い賃金だろうが、そんなのものともせずに働いてくれる君たちのような奴隷が!」「君たちが安い賃金で働いてくれるからコストを抑えて安い商品が提供できるんだ!」「この国の安さは君たちのような外国人の奴隷で支えられているんだ!」
これは日本人の賃上げをも抑制し、その結果、日本人は生活防衛のためにさらに安い商品を求めることになります。こちらの動画では三橋貴明氏は「あらゆる問題の、扇の要は緊縮財政」と指摘されていますが、国家レベルで緊縮財政を変えない限り、外国人も日本人も疲弊していきます。
 最後、なんとか次の就職先を掴んだハインは「まずは奴隷のように働いて借金返して、それからめちゃくちゃ勉強してやる。そしてこの制度をひっくり返すくらいの権力を必ず身につけてやります。」と静かな闘志を燃やしています。
 なるせゆうせい監督は、技能実習制度から見える社会構造、普通の人々が無自覚に加担している構造的な悪を知ってほしいと願ってこの作品を撮られたそうです。知ってしまえば、私たちの手で社会を良い方向に変えることができます。
(まのじ)
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外国人労働者がテーマの社会派ブラックコメディ『縁の下のイミグレ』限定無料公開!(切抜自由)監督なるせゆうせいの最新作「威風堂々〜奨学金って言い方やめてもらっていいですか?」クラファン開始&劇場公開記念
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日米両政府間に「指揮権密約」が存在する ~機密解除された公電「彼(吉田茂)は日本国民に政治的影響を与える可能性があるため、当面はジャップ日本国民にはこの合意は秘密にすべきであると吉田は述べた」

竹下雅敏氏からの情報です。
 高良鉄美(たから てつみ)氏による参議院外交防衛委員会での「指揮権密約」に関する国会質問の様子を先にご覧ください。
 高良鉄美氏は、“4月10日の衆議院財務金融委員会において、立憲民主党の原口一博議員が日米両政府の間の「指揮権密約」が存在する文書を配布されました…この公文書を発見したのは、獨協大学名誉教授の古関彰一さんで、40年ほど前に「AERA」で発表されています。配布した資料1は、矢部宏治さんの『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』というものに掲載されたものです。独立直後の1952年7月23日、当時の吉田茂総理と米軍の司令官が口頭で密約を結んだというもので、密約を結んだマーク・クラーク大将が本国の統合参謀本部へ送った機密報告書です”と説明しています。
 「指揮権密約」の機密解除された公電は、“続きはこちらから”の原口一博氏のツイートをご覧ください。この公電には、“彼(吉田茂)は日本国民に政治的影響を与える可能性があるため、当面はジャップ日本国民にはこの合意は秘密にすべきであると吉田は述べた”と書かれています。
 公電の中で「ジャップ」という差別用語を使う所がアメリカの軍人らしいですね。矢部宏治氏は「まずこの報告書を読んで何より驚かされるのは、米軍の司令官が日本の首相や外務大臣を自宅に呼びつけて、そこで非常に重要な会談をしていたという点です。占領はもう終わっているのに、ですよ。」と書いています。
 上川陽子外務大臣は、“ご指摘のいわゆる指揮権密約についてでありますが、旧安保条約の時からも、そのような合意は成立しておりません”と答弁しています。
 上川外務大臣の答弁が信用できるものなのかは、矢部宏治氏の『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』を要約した冒頭の動画をご覧になって判断してください。
(竹下雅敏)
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【衝撃作】「知ってはいけない隠された日本支配の構造」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
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【指揮権密約】合意は現在も有効ですか 髙良鉄美 国会質問 2024年4月23日(火)参議院外交防衛委員会
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ぴょんぴょんの「新しい教育とは?」 ~地球を愛し、日本を愛し、家庭を愛し、自分を生きる教育

 明治維新後、外国との戦争を想定して始められた義務教育。
 戦後もアメリカ監視の下、日本人はお上の情報をひたすら信じ、裏切られてもなお従順で愚直な羊として飼いならされました。
 でも今や、生徒も先生も義務教育に悲鳴を上げ始め、存続が危うくなっています。
 今こそ、日本らしい学校教育が生まれてもいい時じゃないでしょうか?
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「新しい教育とは?」 ~地球を愛し、日本を愛し、家庭を愛し、自分を生きる教育

ますます先生の数が足りなくなっている


あ! ピカピカの1年生が歩いているよ。


おお! 重いランドセルを背負って、ごくろうさんなこった! まるでこれからの苦難を背負っているかに見える。

なんてこと言うの! 期待に胸ふくらませて、ワクワクしてるのに?

つうか、あきれたな。まだ学校は続いてるんか? とっくの昔に、誰も学校に行かなくなって、学校もどんどん潰れて、ブラックに苦しむ教師も解放されて、みんな自分に合った場所で、好きなことを自由に学んでると思ってたのに。今なお学校が存在することがふしぎでならん。

7種は言うことが過激だねえ。

だって現実は、いじめも登校拒否も、子どものうつ病も自殺も、減らない。それに比例して教員も病み、去り、教員不足も止まらない。

そうだねえ、小学英語やICTの教科が加わった上に、特別支援学級も急増して、最近は35人以下学級になって、ますます先生の数が足りなくなってるのに、なり手がいないんだよ。

そのしわよせが全部、普通学級の先生たちに行ってアップアップとか。とうとう、隠居のヨボヨボまで引っ張り出すはめに・・。

そうそう、こんな話を聞いたよ。子どもに「担任の先生はどんな人?」って聞いたら「おじいさん!」って言うから、中年かなと思ったら、ホントにおじいさんだったって。以前は校長先生をやってて、定年退職したのに呼び出されて、担任をもつのは20年ぶり。

まあ、経験者で人格者だろうし、ヘタな新米よりは安全じゃね?

国もなんとかしなきゃって、公立学校教員の残業代として支給している「教職調整額」を、月額給与の4%から10%以上に引き上げるそうだよ。YAHOO!ニュース


学校、オワタ。

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