注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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・2018年4月19日、民進党による記者会見の最中に、「フリーの堀田」と名乗る人物が、福田事務次官からセクハラ被害を受けたテレビ朝日社員の女性記者の実名を晒して質問し、ネット上で批判が殺到している。
・ネットユーザーによって、この人物はフリーカメラマン「堀田喬」氏だったと特定されており、過去にも野党を激しく非難し、安倍政権や権力側にくみするような発言を繰り返していたことが指摘されている。
(中略)
(中略)民進党大塚代表の会見で、質問した記者さんがテレ朝の女性記者さんの実名、フルネームで挙げた
— 踊♥ウタマロ (@utamaro_) 2018年4月19日
(中略)民進党の代表記者会見でセクハラ被害者の実名を出した「堀田喬」という記者は、会見の最後の質問で「新潮の記事の中の次官の発言は、セクハラではない」と呆れる発言をしていた。確信犯なのだろう。
— 坂口 明徳 (@alphonse4) 2018年4月19日
(中略)あの堀田喬と言うフリーの何か、ツイッターで名前検索してみると「野党の会見は出入り禁止食らっててもおかしくない」レベルでしょっちゅうトラブル起こしてる右派活動家もどきですね。立民はこの件で動画を即時削除する羽目になってますし、彼らはむしろ被害者かと https://t.co/MuNWsxP5UK
— おるぐり@FGO (@allgreen76b) 2018年4月19日
堀田喬氏による”晒し行為”によって、女性記者の画像と実名がツイッターや安倍礼賛系まとめサイトで拡散されまくる事態に…
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どうやら、この堀田氏というのは、永田町取材歴40年というフォトジャーナリストらしく、その上で、特に野党に対して波紋を起こすほどの過激な非難やパフォーマンスをしてきたとの情報がある。 上の動画での質問の様子を聞いても、民進党の大塚代表に対して、いかにもふてぶてしく高圧的な態度で質問していることが分かるし、今回の”実名晒し”も、被害女性を非難しつつ、センセーショナルな騒ぎを起こす目的で「確信犯的」に行なった可能性がありそうだ。
(以下略)
テレ朝早河会長と篠塚報道局長は、自民党の報ステ女性プロデューサー宛圧力文書が来た時報道せず隠蔽
— 古賀茂明@フォーラム4 (@kogashigeaki) April 20, 2018
私がI am not ABEと発言した時も菅官房長官二人の秘書官中村格(詩織さん事件もみ消し警察幹部)矢野康治(現財務省官房長)の圧力メールを隠蔽
報ステプロデューサを更迭
記者が新潮に行くのは当然 https://t.co/wpCbJv2Jvp
福田次官のセクハラ被害を訴えたテレ朝記者の上司は、私が最も尊敬する女性だ。訴えた記者も信頼を寄せている。その上司がなぜ「記事は出せない」と言ったのか。もみ消すためではない。これまでの会社の行動からすれば、逆に潰される可能性が高いと判断したという。日本のマスメディアに共通の課題だ
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2018年4月19日
昨晩のテレ朝会見の本当の話。
— umekichi (@umekichkun) April 19, 2018
古賀茂明氏「うちでは報道出来ないと言われたので仕方なく新潮に行った、その対応はまずかったと篠塚は言ってたけど、篠塚はとんでもない奴。上司の早川会長は安倍のポチ。ポチのポチの篠塚が偉そうな事を言ってる。女性記者が上司に言ってたら潰されてた」
続きは後程。 pic.twitter.com/RgmFSBqkCh
古賀茂明氏「女性記者がちょい上の女性の上司に相談したら、上の上から潰されるから、他に持っていった方がいいとなり、新潮に持って行った。その上司はバリバリの戦う女性管理職。次はその女性上司に責任を押し付けようとしてる。とんでもない事が行われてる」
— umekichi (@umekichkun) 2018年4月19日
女性に全て責任を押し付けようとしてる pic.twitter.com/tW9QBdeftK
古賀氏「テレ朝は財務省に抗議に行くと言ってるが、麻生大臣の所には行かない。多分、矢野官房長あたり。テレ朝も会長か社長が行かなきゃいけないのに、せいぜい篠塚報道局長が行く程度。財務省に行った後に、謝りの電話を入れるのが関の山」
— umekichi (@umekichkun) 2018年4月19日
政府もマスメディアも全てが腐りきってる。
庶民舐めんな。 pic.twitter.com/VPN8vaLgD9
» 続きはこちらから
“続きはこちらから”以降のツイートには、「記者の実名と画像をあげて“在日”、“帰化人”、“朝日の慰安婦”と騒いでいる」とあります。
もはや狂気と言える異常な事態ですが、冒頭の古賀茂明氏のツイートをご覧ください。報ステの女性プロデューサーや古賀茂明氏に圧力をかけたのが、当時菅官房長官の2人の秘書官だった中村格と矢野康治で、その圧力文書を報道せず隠蔽したのが、篠崎報道局長だったということです。
今回の篠崎報道局長によるテレビ朝日の記者会見の実態がどのようなものであったかは、古賀茂明氏が動画の中で発言しています。発言内容を考えると、財務省とのトラブルを最小限にするために、午前0時という記者会見の時間帯を選んだのだと推察されます。
詩織さんの事件をもみ消したのが中村格であり、現在このセクハラ問題について、「名乗り出るのがそんなに苦痛なのか」と発言しているのが、矢野官房長です。
そして自民党がネット工作を行い、ネトウヨたちを跋扈させて、安倍政権を批判する人たちを彼らにバッシングさせているのは、よく知られた事実です。その彼らは、今回はこの女性記者に罵詈雑言を浴びせ掛けているわけです。
要するに、この醜悪な構図が安倍政権そのものであるということなのです。これが安倍政権の正体です。“女性が輝く社会”などというキャッチフレーズがいかに欺瞞に満ちたものであるかは、これではっきりしたと思います。