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ウクライナでの戦いは、ロシアの勝利となる事がハッキリとしたことで、ロシアに接近することを決めた国がさらに増えている ~ラブロフ外相「世界の約3/4の国家が反ロシア制裁に加わらなかったのは、ごく自然なことです」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアの傭兵会社、ワーグナー・グループを率いるイェフゲニー・プリゴジンによると、3月29日に彼らはバフムート(アルチョモフスク)を事実上、制圧したということです。
 ウクライナでの戦いは、ロシアの勝利となる事がハッキリとしたことで、「ロシアに接近することを決めた国がさらに増えている」ということです。
 ロシアのラブロフ外相は、社会政治雑誌「ラズヴェッチク(Razvedchik)」への寄稿記事で、「私たちは歴史的な地政学的変化の時代に生きています。…ユーラシア、アジア太平洋、中東、アフリカ、ラテンアメリカの新しい権力の中心は、自立、国家主権、および独自の文化的および文明的アイデンティティへのコミットメントに導かれて、さまざまな分野で印象的な結果を達成しています。彼らは彼らの核心的な国益を優先する独立した外交政策を持っています。これにより、新しい多極世界秩序の出現のための客観的要因、つまり、すべての国の将来を決定し、独自の内部および社会経済的開発モデルを選択する自然で不可侵の権利を反映した、より回復力があり、公正で、民主的な枠組みが整います。」と記しています。
 プーチン大統領が西側を「嘘の帝国」と呼んだように、ウクライナ紛争においても西側の報道は嘘ばかりです。しかし、ロシアの言行はいつも一致しています。
 ラブロフ外相の言葉に偽りがないとすれば、ロシアが目指す「新しい多極世界秩序」においては、国家主権、国益を優先する独立した外交政策、独自の社会経済的開発モデルを選択する権利、公正で民主的な枠組みが保障されている世界だと考えて良いでしょう。
 キノシタ薬品さんの動画でラブロフ外相は、“世界の約3/4の国家が反ロシア制裁に加わらなかったのは、ごく自然なことです。…米国から受けている前代未聞の、あらゆる良識を超えた圧力や脅迫にもかかわらずです。…彼らは皆、私が演説の冒頭で述べた新しい世界秩序の形成そのものについて完全に理解しており、新しい多極化した世界において自分たちの伝統を尊重できるかどうかという問題の判断を含め、この対立の結果によって、将来の世界における自分たちの地位が決まることを理解しています。…我々は国境だけで戦っているわけではない。ロシアの国家を守るために戦っている”と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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中立の立場から離れてロシアに接近する国がさらに増えている=メディア
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© Sputnik / Pavel Byrkin/ メディアバンクへ移行

米CNBCは、これまでは中立的な立場をとっていたがロシアに接近することを決めた国がさらに増えているとする英エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EconomistIntelligence Unit)の報告書を掲載した。
 
報告書によると、その外交努力のおかげでロシアの影響範囲は拡大しており、ロシアを支持する用意のある国々の人口は世界人口の33%を占めている。

「ロシアを積極的に非難している国の数は、131から122に減少した。『親欧米派』の国を含む米国と欧州連合(EU)率いるブロックが世界人口に占める割合は約36%」

ロシアの外交官はさまざまな国の代表者と積極的に作業を行っているため、欧米諸国がロシア大統領府に対抗することはできないという。また報告書では、最近やり取りが行われた国として、中国、南アフリカ、マリ、ブルキナファソなどが挙げられている。
 
その他にも、かつて欧米とより協力的だったトルコ、コロンビア、カタールは現在、中立を維持していると指摘されている。
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※全文はツイッターをクリックしてご覧ください
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中国の「ウクライナ和平案」を潰し、ウクライナでの戦争を何としても継続させようとしているイギリスとアメリカ 〜 ウクライナで勝利することを諦めて東アジアへの「転進」を図っているバイデン政権が、中国を破壊するための手先として考えているのは日本

竹下雅敏氏からの情報です。
 中国の「ウクライナ和平案」についてアントニー・ブリンケン米国務長官は、「世界は中国などの支援を受けたロシアが、思い通りに停戦するための巧妙な動きに惑わされてはならない」「国連憲章に従ってウクライナの主権と領土保全を確保するものでなければならない」と強調しました。また、ジョン・カービー報道官は、「会談で(ロシア・ウクライナ紛争の)停戦を呼びかけるようなことがあってもそれは受け入れられません」「プーチンに時間を与えれば、再攻撃を計画しようとする」と言っています。
 停戦をウクライナが決めることは出来ないわけです。この件に関してプーチン大統領は、“習国家主席がウクライナ問題について、中国の和平プランを見せてくれました。そしたら、その日に西側がウクライナに100万発の砲弾供与の話が出たんだ。そして次の日、我々の記者会見の直前に、イギリスの劣化ウラン弾供与の話が出た。まるで、西側が和平協議を潰したいのか、何かの影響を考慮したのか、まるで西側が和平プランを潰すようにわざとやっている印象でしたね”と言っています。
 プーチン大統領の話とこれまでの経緯から、ウクライナでの戦争を何としても継続させようとしているのはイギリスとアメリカだということのようです。
 イギリスのアナベル・ゴールディ国防閣外相は、「ウクライナに戦車『チャレンジャー2』を供与するとともに、劣化ウランを含む徹甲弾などの弾薬を供給します。こうした弾薬は現代戦車や装甲車を破壊するのにとても効果的です」と発言しました。
 プーチン大統領は、“装甲を貫通するために使われるもので、いわゆる放射性の粉塵が発生する。そうなるとこの兵器は当然最も危険な部類に入ります。ユーゴスラビアとイラクでこれが使われた後、専門家は地元住民に腫瘍性疾患の増加を認めました”と言っています。
 ところが、世に倦む日日さんのツイートによれば、「報ステの劣化ウラン弾の報道、驚いたな。世界中でどこでも使っている通常兵器だと言い、使用して何の問題もないと言っていた。」とあります。
 日本の報道は終わっていますね。こうした愚かさがどういう結果になるのかは、“続きはこちらから”の櫻井ジャーナルを見ればより明らかになります。
 “ネオコンの計画に巻き込まれると日本の滅亡は不可避だ…おそらく、ジョー・バイデン政権はウクライナで勝利することを諦めて東アジアへの「転進」を図っている。中国を破壊するための手先としてアメリカが考えているのは日本だろうが、そうした展開になったならば、日本は破滅する”のです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イギリスがウクライナへ供給する戦車に劣化ウラン弾を含むと公表、ロシアは核兵器に対応することになる / かつてアメリカの劣化ウラン弾に被爆したイラクの痛ましい子供たち

 英国がウクライナに供給する戦車の弾薬に劣化ウラン弾が含まれていると公表しました。劣化ウランの提供を決めた英国貴族院議員は得々として「この弾丸は、現代の戦車や装甲車を倒すのに非常に有効な弾丸です」と狂気の答弁をしました。
 劣化ウラン弾使用が何を意味するか。かつてアメリカがボスニア、コソボ、イラクで使用し、人々に破壊的な腫瘍性疾患、深刻な先天異常を引き起こしました。Alzhackerさんがあえて被害にあったイラクの子どもたちの痛ましい画像を掲載されています。もちろんアメリカはこの忌まわしい犯罪の責任を取っていません。西側はウクライナに対して、この悪魔の兵器をロシアに向かって使えというのです。プーチン大統領は「集団的西側が核兵器の使用を開始したことを念頭に置いて対処する」と述べています。国際的な裁判権も逮捕権もないICCがプーチン大統領への逮捕状を発行したというプロパガンダは張り切って伝える日本のメディアですが、西側の深刻な戦争犯罪の危機は全く伝えようとしません。
 それどころか、このタイミングでウクライナにノコノコ出かけ、巨額の支援を発表した岸田文雄。日本を殺人者にしないでくれ。とっとと首相を辞めてくれ。
(まのじ)
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「あの人は今」の二人 〜 ドイツ保健省カール・ラウターバッハ大臣とウクライナの美しすぎる元検事長ナタリア・ポクロンスカヤさん

 いろんな情報を見ていると、「あれ?この人、、」と目が止まることがあります。今日は「あの人は今」というテーマになりそうな二人を取り上げました。
 ユリシス様の記事によく登場したドイツのカール・ラウターバッハ保健大臣という人がいます。ワクチンの注射針を両手に持って金歯を光らせて笑う写真は衝撃でした。この「金歯の妖精」大臣は予防接種キャンペーンを推進する一方で、ドイツで盛んなホメオパシーを攻撃していたと記事にありました。
 ところが先日、手のひらを返したかのような発言をしていました。ワクチン接種後の副作用に苦しむ人々の救済プログラムを発表し、障害を受けた人たちに「申し訳ない」と述べたようです。2021年に「副作用が全くない」と発言していたことについては「誇張だった」そうです。どこが誇張だよ!とファクトチェックできる動画を編集された方が、最後に「○○○!」とぶつけていました。日本のデマ太郎は「申し訳ない」とも言いません。
 もう一人は、かつて時事ブログに登場したウクライナの美しすぎる検事長ナタリア・ポクロンスカヤさんです。「ぺりどっと通信」にも取り上げられた人気者です。2016年、ナタリアさんがロシア下院議員となりモスクワに赴任する頃の動画がありました。ナタリアさんはウクライナ東部ルガンスクで生まれ、クリミアで育った方だそうです。「クリミアは私の人生です。」「クリミアは第二の祖国なんです。」「ロシアは大きな国ですから運命がどう変わるかわかりません。私はどんな立場になってもロシアのために奉仕するつもりです。」と述べていました。2014年のマイダン革命については、アメリカがウクライナの内政干渉のリーダーだと指摘しています。
(まのじ)
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多大な犠牲者を出し、その陥落は避けられないウクライナ|ロシアに有利に変化している世界秩序|ウクライナの敗北、多くのワクチン被害から目を逸らすためのシリコンバレー銀行の破綻

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の4分10秒からダグラス・マクレガー大佐へのインタビューがあります。ウクライナのゼレンスキー大統領は、「我々が息子たち、娘たちを戦場に送っているように、米国も彼らの息子、娘をこの戦争に送らなければならない。これはNATO全体の負けられない戦いなのです」と言って、更なる支援を要求しました。
 この発言に対してマクレガー大佐は、“彼らは多大な犠牲者を出している。ウクライナの陥落は避けられない。…蓄えはほとんどなく装備も非常に質素です。しかし問題は、優秀な兵士が死んでしまったことです。だから今、少年や老人、女性達を戦場に押し込んでいる。うまくいくわけがない。つまり、ゼレンスキーは、「私は負けた。ここに来て我々のために戦争に勝つ気がないなら、もう終わりだ」と、皆に言っているのです(5分15秒)”と言っています。
 ウクライナ東部バフムートの前線に「少年や老人、女性達を戦場に押し込んでいる」というのは、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏のメッセージ動画をご覧になるとよくわかります。動画の1分のところで前線に投入された少年と老人の姿があります。
 エフゲニー・プリゴジン氏は、「ウクライナ大統領ヴォロディミル・アレクサンドロヴィチ・ゼレンスキーに訴える。…ワグネル民間軍事会社の部隊は実質的にバフムートを包囲した。残る道路は1本のみであり挟み撃ちしている。我々は以前はプロのウクライナ軍と対峙していたが、今では日ごとに老人と子供が増えてきている。彼らは戦っているが、バフムートでは命が1、2日しか持たない。彼らに撤退する機会を与えてくれ。街は包囲されている。」と言っています。
 また、マクレガー大佐は「私が議会で話した明らかに私に友好的な人達は、現政権には軍事戦略が無いと言っています。彼らにあるのはメディア戦略です。…しかし、今はそれが弱まりつつあります。もはやそのシナリオを信じる人は殆どいない。どんなに頭の悪い観察者でも、ウクライナ人がひどい損失を被っていることがわかる(6分42秒)」と言っています。
 東京都市大学名誉教授の青山貞一氏は、“ロシアの外交努力は報われた。多くの国が、ウクライナに関する西側の見解を共有することを拒否した、と英オブザーバー紙は書いている。グローバル・サウスは安定を求めており、世界秩序はモスクワに有利な方向に変化している”とツイートしています。
 「以前はロシアが経済破綻してデフォルトになるとメディアが言っていたが、今日はアメリカの銀行が破綻してリーマンショック以来の事態で、アメリカがデフォルトになるかもしれないと言っている」わけですが、ウクライナが負けていること、ワクチンで多くの被害が出ていることから人々の目を逸らすには、シリコンバレー銀行の破綻は、このタイミングしか無かったのかな、と思います。
(竹下雅敏)
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