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18/5/29 フルフォード情報英語版:ワシントンD.C.・欧洲・ブラジル其の他各地で西側の内戦が激化し、新たな金融危機の可能性

 欧米でカバール粛清の戦いが激化しています。血統主義を唱えるヨーロッパの各名家とアメリカ的な実力主義を唱えるグノーシス・イルミナティの対立が根っこにあるそう。そして現在の火薬庫はイタリアとスペイン。ナチスの亡命先、南米でも反カバールが擡頭しつつあります。
 また、これまでも逮捕されたカバールが仲間を売って必死に命乞いをしているという話題はありましたが、やっと具体名が出て来ました。ロリータ島で世界の王侯貴族や有力政治家連中を接待&脅迫していたジェフリー・エプスタインと、ハリウッドの大物強姦魔ハーヴェイ・ワインスタインです。
 司法取引で温情をかけられるかと思うと腹が立ちますが、悪魔は義理人情なんざ持ち合わせてませんわな。怒れる一般国民から保護するって名目を設けて、グアンタナモに終身刑でお願いします。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ワシントンD.C.・欧洲・ブラジル其の他各地で西側の内戦が激化し、新たな金融危機の可能性
投稿者:フルフォード

真の対立構造


西洋のエリート層内部における宣戦布告なしで始まった内戦だが、どちらの側も大規模攻勢を仕掛けており、猛威を振るい続けている。これは突き詰めれば、欧洲で最も強固な古い貴族階級の血統家系連中と、今や米国内で広く受け入れられた血統【支配】に反対するグノーシス・イルミナティの間の戦いなのだ。

最大の戦場は依然としてワシントンD.C.である。旧体制側が命懸けで戦いを挑んでは、軍部の支持するドナルド・トランプ大統領の政権に負けを重ねている。

しかしながら欧洲の白龍会筋によれば、ロシアおよびまたは中国のユーラシア同盟が幾つかの古い血統の派閥と手を組み、欧洲での支配を固める動きに出ており、当該地域の状況も著しく激化してきた。

第一次世界大戦時の同盟関係を復活させたドイツとトルコは、反米の旗振り役となっている。またイタリアの新政府も、ユーロ圏に新たな動乱を呼び込みかねない動きを見せ、ハザールマフィア・カバールに対して公然と宣戦布告した。


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18/5/29 ソルカ・ファール情報:トランプ大統領を殺すべく、英国が牛15万頭を秘教の供物として火にくべて生贄にすることを命じる 2/2

 生き物全部を殲滅でもしないかぎり根絶不可能で、おまけにそこまで脅威でも何でもない細菌を取り除くため、ニュージーランドで15万頭もの牛を処分することが決定されました。真の動機は、バアルへの生贄を捧げて、トランプ大統領消滅という願いを確実に叶えてもらうためです。
 英国王室がトランプさんの命をここまでして狙わないといけない理由は、記事にははっきり書いてありませんでしたが小児性愛、さらには悪魔信仰の暴露でしょうか。スピリチュアルな戦いって、やることがいちいち傍迷惑です。
 対してトランプ陣営も夏に議会での吊し上げ公聴会、〆に秋の爆弾投下と、着々と反撃準備を進めているようです。何でもいいのですが、牛さんを巻き込むのは止めませう、まずは牛さんホロコーストを頓挫させてください。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:トランプ大統領を殺すべく、英国が牛15万頭を秘教の供物として火にくべて生贄にすることを命じる 2/2
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

ロシア疑惑の真犯人たち


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2016年6月、英国市民のマイケル・スタンフォードは当時大統領候補だったドナルド・トランプを殺害しようとしました――しかしオバマ政権の下した処罰は軽いもので帰国が許されたのです

当該報告書曰く、何故英国王室トランプ大統領を殺害したいと思っているのかというと、2015年からトランプを権力の座に就けまいとしていたエリザベス2世女王が政権のトップにいるからであり、――英国政府の“悪臭まみれのはらわた”【※地獄の最下層部みたいなイメージ】、政府通信本部GCHQ)にて彼女の策略は練り上げられました。

――そして【GCHQの】ロバート・ハニガン長官トランプ大統領が就任するや否や、すぐさま辞任して身を隠したのです

アメリカの国民は自国の大手プロパガンダ・メディアによってお伽噺“ロシアとの共謀という妄想”とやらを毎時間おきに頭に叩き込まれていますが、一連の登場人物を正面から見据えれば、誰が自分たちの本当の敵なのかを示す事実の数々【が浮かび上がってくる】と当該報告書は説明しています:

【まず最初に】ヒラリー・クリントンに2,500万ドル与えたオーストラリアの外交官で、ファイブ・アイズのスパイであるアレクサンダー・ダウナー。彼は、ロンドンのバーで飲んでいる際にジョージ・パパドプロスとかいうトランプ陣営の小物からロシアクリントンのメールを持っていると教えてもらったと、英国諜報部に伝えました。

――当時のFBIトランプの捜査に着手したのはそもそもダウナーの情報がきっかけだったと主張しているの【で重要な点】です。

トランプ陣営に加わった一週間後の2016年3月14日、ジョージ・パパドプロスジョセフ・ミフスドと会い、ファイブ・アイズのスパイのダウナーへその後伝えることになる疑惑のクリントンのメールについて“教えてもらった”のでした。

――ジョセフ・ミフスドという【人物】は国際法業務ロンドンセンターにて英国MI6の諜報員の教官として名が知られている存在なのですが、――元GCHQ長官のハニガン同様に今では姿をくらましています

MI6の工作員クリストファー・スティール。彼は“トランプ=ロシア文書”と呼ばれる虚偽の文書を作成し、FBIはそれを使ってトランプ大統領をスパイするための令状を違法に取得しました

――ヒラリー・クリントンがスティールとフュージョンGPSに900万ドル支払って書かせた【文書】なのですが、最後には結局スティールはFBIからクビにされてしまいました

トランプ陣営をスパイするためオバマ政権から40万ドル渡されたMI6およびCIAの工作員ステファン・ハルパー。――大手プロパガンダ・メディアではばかばかしくも“情報提供者”だと紹介されており――『違いなき区別』――要するに報道陣やテレビの語り手が識別できるほどの違いが全く存在しない2つの物事を区別して描写しようと試みるという屁理屈の一種です。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

【※元記事はこの真相を最初に広めたFOX局の法律コメンテーター、ナポリターノ判事の画像の上に彼の主張、「盗聴スキャンダル:トランプを監視するためにオバマが英国のスパイ連中を使っていたことは、3つの内部情報筋が裏付けている」というミームをつけています。】

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18/5/29 ソルカ・ファール情報:トランプ大統領を殺すべく、英国が牛15万頭を秘教の供物として火にくべて生贄にすることを命じる 1/2

 フルフォード氏の記事でもお馴染みの崖っぷちカバールなんですが、悪魔“神”への生贄として家畜の大量虐殺を再び決行しようとしています。
 百歩譲って人間相手に偽旗するのは、同じ人(あるいは類似の人型生命体)として馬鹿を止められなかった責任がこちらにもありますから耐えるとして――だがしかし他の生き物の皆々様は巻き込むんじゃねぇ! と声を大にして叫びたかったので訳します。
 本文中で言及されているイギリスの2002年の大量家畜処分は、口蹄疫を言い訣にしたものです。この記事のリンク先によると、政府発表では殺された牛や羊などの総数は4,068,000頭。同国の食肉・家畜委員会と全国農民組合の記録は、この騒動に付随して殺害された家畜まで含めているので10,849,000頭(※関連記事を読む時間が無かったので断言出来ませんが、口蹄疫に感染していなくとも、例えば経営の都合上ひとまとめに殺されたりしたってことなのではないかと)。
 加えて一部の指摘によると、出産間近の場合は胎内の子どもは含まずに母親だけで一頭とカウントしたり、口蹄疫のせいで市場が閉鎖してから殺した個体はカウントしなかったりしたので、現実にはもっと大量に殺されているそうです。
 つまり政府が一旦ゴーサインを出すと、どさくさ紛れにどんどん殺せちゃうんですよ。今回も最終的には15万頭どころじゃ済まないかもしれません。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:トランプ大統領を殺すべく、英国が牛15万頭を秘教の供物として火にくべて生贄にすることを命じる 1/2
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

ニュージーランドが家畜の大量虐殺を決定


まことに驚天動地な内容の【ロシア連邦】安全保障会議SC)の新報告書が、本日クレムリンで出回っております。

――【ロシア】対外情報庁(SVR)が傍受および解読したファイブ・アイズ【※イギリス、アメリカ、および、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド の5カ国の諜報機関による情報の相互利用・共同利用を定めたUKUSA協定の略称「5つの目」】によるイギリス連邦国家ニュージーランド宛ての「緊急行動通信について詳しく述べているのですが、【その通信とは】即座に15万頭の牛を“生贄”にするよう命じたものだったです。

――ロシア正教会対外教会関係部門は、この“供物”の実行がエサウの【子孫】エドム【人の】英国王室の強い要請によりなされたもので、その正体はバアル欧洲の全ての王室によって密かに崇拝されている存在ドナルド・トランプ大統領を殺して欲しいという“秘教の嘆願”だったと結論付けています。

【※上で紹介されたリンク先では、兄エサウではなく双子の弟ヤコブの子孫を正当なイスラエルの民、即ち本物のユダヤ人と見做しています。

エサウの血を引くエドム人はこの正当なユダヤ人を憎み、ヤペテ(箱舟のノアの息子)の子のゴメルの血を引くアシュケ“ナチス”(アシュケナジーをリンク先ではそう揶揄ってました)や、自分たちをカインの子孫だと考えているハザール連中とグルになって、イスラエル国家を樹立し、悪魔崇拝を行ないながら偽ユダヤとして現在までのさばっているという解釈です。】

――そして総主教キリル聖下はこの「宗教上の戦い」を、古代のヘブライ語聖書(旧約聖書)の列王記上に記された戦いになぞらえたとのこと。

――【聖書の】中では預言者エリヤエドムエサウバアル崇拝者どもと対面し、以下のように宣言しました:
私は主の預言者でただ一人残った者であるが、バアルは450人もの預言者を抱えている。双方に二頭の雄牛を用意せよ。バアルの預言者どもに自分たちの牛を選ばせてやろう。それを自分たちで切り刻み、木の上に置くがよい。しかし火は点けるな。私はもう一頭の雄牛を用意し、木の上に置き、【やはり】火は点けないでおこう。そしてお前たち【バアルの預言者】は自身の神に呼びかけよ。私は主に呼びかけよう。火をもって応えし神が―― 彼こそが【唯一真の】神なのである。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に該当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
【※元記事は炎の画像の上に、「私は主に呼びかけよう。火をもって応えし神が――彼こそが【唯一真のなのである……列王記上第18章第24節」というミームが貼ってあります。

同じものがツイッターなどで見つからなかったため、聖書のその後のシーンを描いた絵でここは差し替えております。450人がバアルにせっせとお願いしても何も起こらなかったのですが、エリヤがヤハウェに願うと牛に火が点いたというシーンです。】

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18/5/22 フルフォード情報英語版:トランプの各国に対する貿易戦争宣言が諸々の出来事を土壇場に追い込む

 今回は中国と西洋の根本的な価値観の問題に喰いこんだ興味深い内容となっています。確かに中国は春秋戦国時代の苦い経験もあるでしょうが、それに加えて中華思想で自分のところが世界の中心ですし、西洋はどこも聖書の終末思想で一旦滅びないといけないと思い込んでいますし、どちらも傍迷惑の極致。
 小さい頃から常に擦り込まれていれば容易に修正できるものでもなく、教育の恐ろしさを感じさせる問題です。日本でも一般市民の奴隷化が進んでいるので他人を批判している場合ではありません。
 果たして日本の安倍政権は新たな御主人様の指導に従うのでしょうか。奴隷は奴隷でも昔のローマ帝国に連れてこられたギリシャ人家庭教師とは異なり、頭のIQも心のEQも大変低い生命体X揃いですから、諸般の理解度が非っ常に怪しいんですよね。どうせなら、こういう時こそ忠実さを見せて、日本銀行国有化に動いて欲しいもの。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプの各国に対する貿易戦争宣言が諸々の出来事を土壇場に追い込む
投稿者:フルフォード

米国の多方面への貿易戦争宣言


ドナルド・トランプ米大統領の貿易戦争をほぼ誰とでも【するぞ】という宣言は、実のところトランプが米国の【連邦破産法】第11章的方式の破産を交渉しているだけである。もう少し好意的に言うと、グローバリストな財閥連中の意向を受けて自国の人々から略奪行為を繰り返してきた国際システムに対して、米国は抵抗しているのだ。或いは更に別の言い方をすれば、世界がオイルダラー体制の交代を交渉しているということだ。

いずれにせよこういった交渉が進むにつれ、より一層の怒鳴り合いやらハッタリやら、おまけにひょっとしたら核の一つや二つまで飛び交う可能性がある。

表向きには、この口論が第二次世界大戦の終結以降、欧洲勢と米国間における最大の不協和だと認識出来なくもない。フランスやドイツやEUの指導者が公けに欧米間の戦後同盟関係の終結を訴えているのだ。米国側も、欧洲諸国に対する制裁を公然と脅迫している。【しかし】水面下では、これを従わない欧洲指導層に対する米国の暗殺キャンペーンと【見る】のもあながち間違いではないだろう。



イラン核合意ではなくイランの石油


直接的なきっかけとなったのは、イラン核合意から撤退するというトランプの決断である。勿論、本当は何が起こっているのかを追いかけている人間には、イラン核合意から撤退するというトランプの決断は核兵器とは何ら関係のないものであって、実のところはイランが行ったオイルダラーの代わりにユーロ建てで欧洲に石油を売るという発表を巡ってのことだというのは明らかだ。

表面的なレベルで物事がどう進んでいるのかをまずは少し見てみよう。トランプは「我々からもっと購入しないのであれば、我々もそちらから購入するのは止めさせて頂こう」と言っている。また彼は「イランの石油を買うのにオイルダラーの使用を止めるのであれば、こちらもイランと通商関係にある欧洲の国は我々と貿易が出来ないようにする」とも言っている。

欧洲勢は「そっちは買った分の支払いもせず借金を踏み倒しているのだから、購入を停止しようが誰が気にするというのだ!」と言っている。彼らはまた「そちらの対イラン制裁に従うような欧洲の会社はどれも処罰していく」とも言っている。
https://www.reuters.com/article/us-iran-nuclear-europe/eu-commission-says-launches-measures-to-protect-eu-business-in-iran-idUSKCN1IJ100?utm_campaign=trueAnthem%3A+Trending+Content&utm_content=5afecf8804d301091704743b&utm_medium=trueAnthem&utm_source=facebook

公けの場で目撃された最も深刻な脅迫行為は、米国がドイツに対してパイプライン「ノルド・ストリーム2」を続行するのであれば制裁を科すと脅したことだ。このパイプラインにより、ドイツはハザール傀儡国家のウクライナを通す必要なく、直接ロシアからより多くのガスを輸入出来るようになる。要するにトランプは「そちらが我々から(2割上増しで)ガスを買わないのであれば、我々もそちらの車を買うのを停止する」と言っているのだ。
https://www.zerohedge.com/news/2018-05-17/trump-gives-merkel-ultimatum-drop-russian-gas-pipeline-or-trade-war-begins
https://www.zerohedge.com/news/2018-05-17/eu-launches-rebellion-against-trumps-iran-sanctions-bans-european-companies




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地球ニュース:ロシア&イタリア

 今回はこの先の展開が楽しみなニュースを二つ。
 ロシアがSWIFT(※国際銀行間通信協会、世界中の金融機関の間で送金や決済を行うネットワークで、基本ここに入っていないと国際送金が出来ません)の代替版を稼働させました。ここ何年かの欧米からの制裁を口実に、迫る金融崩壊への対策を進めまくっています。さらにダーチャで食糧もそこそこ確保済。おそロシアですっ、羨ましいですっ。
 イタリアでは連立政権の二つの党、五つ星運動と同盟が面白い入閣の条件を出してきました。この勢いでP2ロッジの大掃除も是非、支援して頂きたいもの。
 ただ私なら「イスラエル反対、パレスチナ容認」も踏み絵にするでしょうか。これを条件にすると、以前ご紹介したシンシア・アン・マキニー博士が証言しているように、アメリカの議員なんて殆ど残らなくなるんですけれどね。
 ロシアとイタリア、どちらも最後におまけ画像を入れております。
(Yutika)
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地球ニュース:ロシア&イタリア

ロシア:ロスチャの牙城、銀行システム切り崩し作戦


24日付けのRTの記事によりますと、ロシアはアメリカからの更なる制裁の可能性に備えて、悪名高き“SWIFT”から切り離されても銀行間の送金が可能になる代替システムを完成させちゃいました。

ロシア連邦中央銀行エリヴィラ・ナビウリナ総裁がサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(※略称SPIEF、1997年からサンクトペテルブルクで毎年開かれているロシアの経済フォーラムです。これまた悪名高き“世界経済フォーラム”とは別物。)にてコメントしています:

「グローバルな金融システム……を使うことにはリスクが伴います。……そこで2014年以来、私たちは支払システムを含めて独自のシステムを開発してきたのです。ロシア国内で金融データを転送するSWIFT同様のシステムを創造しました。……このシステムは既に稼働しております」

一昔前なら、こんなこと口走っただけでもロスチャイルドが戦争仕掛けて抹殺していましたよね、なんだか時代が変わったなと思えた良いニュースでした。最近は原油先物取引や二国間の交易での人民元採用が脚光を浴びていましたが、オイルダラーからの脱退を図っているのは、中国だけではないのです。

そうそう。Mirカードってご存知ですか? ミール(Мир)はロシア語で「世界」あるいは「平和」という意味です。2014年のウクライナ問題による経済制裁で複数のロシアの銀行の顧客がアメリカ式のVISAとMasterCardを使えなくなり、その代替サービスとして導入されました(※VISAカードなど同様、普段のお買い物の支払い時やロシア全土のATMでの引出しに使えます)。

政府が積極的に普及を後押ししており、連邦法を修正して今年の7月1日からは、官僚だけでなく公共部門の全職員、そして国から何らかの福祉給付を受ける人はこのカードが必須になるそうです。年金生活者は2020年7月を目指しています。


モデルは中国の銀聯(UnionPay)カード。こちらの記事によると、银联の方は昨年一年だけで新たに67億枚発行され、14.7兆ドルのやりとりがありました。

そして昨年末には両者の決済システムを連繋させようという構想まで生まれています。

(※単に银联卡の画像をお見せしたかっただけなので、この記事と上のツイート引用記事とは関連していません。)

日本の国民が“アベノミクス”なぞという虚構に翻弄されている横で、ロシアや中国は現実的に対策を講じています。金融崩壊が起こっても持ち堪えそう……移住したいなー。

そしておまけです。冒頭のRTの記事で貼ってあったロシア連邦中央銀行総裁の笑顔が大変印象的でしたので、ツイートで同じものを御紹介。昨年ロシアが新たな200ルーブル紙幣と2000ルーブル紙幣を発表した際のものです。実は54歳のタタール人女性なのです。


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