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[Sputnik]恋愛対象にならない7つの女性の特徴 日本人男性が恐れているものは何か? 〜嫌われる特徴の原因と解決法〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 これらのことは、男女に関係なく、多くの人に嫌われる特徴ではないかと思います。下から順に見て行きます。
 荒々しい態度や攻撃的な態度は、往々にして、自分が安全だと感じていないということを示しています。そのために、少しでも自分を強く見せるために、このような振る舞いをするわけです。なので、安全安心を体感できる場が、様々な意味で必要となります。瞑想が効果があるのはこのためです。
 次に、ネガティブな発言が多い人ですが、そういう人は現状に不満があるわけです。それは、仕事に関することであったり、人間関係だったりします。自分が幸せだと感じるほど、ネガティブな発言が消えていきます。なので、ネガティブな発言を矯正しようとするのではなく、まず幸せになる事を目指した方が早いわけです。
 思いやりがないのは、生活にゆとりがないためです。時間に追われる生活を強制されているのが現代社会とも言えます。それは、極端な成果主義であったり、高い目標に向けて努力することが人生の目的だと教えられる間違った価値観から来ています。価値観を転換することが大切です。
 自己中心的な人は、これまでの人生で自分が大切にされた経験が無いまま育ってしまったケースがほとんどです。なので、カウンセリングは効果があります。カウンセリングの目的は、人から愛を奪うのではなく、自分を愛することが出来るようになるためのものです。なので、本質的には自己を見つめる作業、すなわち瞑想が不可欠です。
 悪口が出てくる人は、強いストレスにさらされている場合が多く、往々にして、自分のストレスの原因だと感じている人物や状況を悪く言う傾向が強くなります。自分が何に不満を持っているのか、その不満は正当なのかを客観的に見つめ、不満の原因に気づくとストレスは解消します。こうした本質的な解決以外のストレス解消法は逃避に他ならず、問題解決には至りません。
 浪費が問題なのは、正しいお金の使い方を知らないということです。浪費と投資は異なります。家計簿を1円単位まできちんとつける習慣を身につけることは、浪費癖から抜け出す最も簡単な方法です。
 いくら表面上を清潔にしていても、清潔感が全く感じられない人がいます。政治家を見ていると特にそう思います。要するに、心がピュアでないことを人々は直感的に感じ取り、汚れた人を嫌うのだと思います。
 心が浄化されてくると、男女に関わらず欲深い人たちが皆汚れて見え、不潔だと感じます。これは年齢性別に関係ありません。なので、50代の男性が若い女性を見て不潔だと感じ、体に触れることも出来ないという状況が、現実に起こります。一般に、若い女性は中年のオジサンに不潔感を感じてひどく嫌いますが、これは相対的に、若い女性の方がオジサンよりも心がピュアだからです。
 自分の心がどのくらい汚れているかを測る尺度は、例えばお金に対する執着心です。その他の野心も指標になるでしょう。これらから離れることが、心の純粋さを保つ秘訣です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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恋愛対象にならない7つの女性の特徴 日本人男性が恐れているものは何か?
転載元)
最近、サイト「みんなの声」に、アンケート「恋愛対象にならない女性の特徴といえば?」が掲載された。

スプートニク日本

アンケートには男性869人が参加し、恋愛対象にならない女性の特徴7つが挙げられた。

7 位 — 男っぽい言葉遣いや立ち振る舞い 52票

この特徴に票を入れた男性たちは、「大和撫子」が好みなのかもしれない。現代の日本にも「大和撫子」は存在するのだろうか?皆さんはどう思われますか?

6 位 — ネガティブな発言や不幸話が多い 55票

率直に言って、ネガティブな人たちが愛されない理由は明白だ。だがネガティブな発言が多い女性とつきあっていたという男性もいる。不幸や不満が2人の会話の共通の話題になることもあるということだろうか?

5 位— 好きな人以外への思いやりがない 60票

このような状況は恋愛関係のみならず、一般的な人間関係でもみられるほか、ロシアにも存在している。だが社会は全く関心を示さず、議論されていない。

4 位 — お姫さま体質で自己中心的過ぎる 156票

この答えは、7位の答えと正反対のものだ。恐らく理想的な女性とは、お姫様と大和撫子のちょうど中間なのだろう。

3 位 — 悪口を楽しそうに話す 168票

© SPUTNIK/ NATALYA SELIVERSTOVA


第3者のことを批判して喜んでいる人が好きだという人はあまりいないだろう。だが恐らく、すべての女性の心の奥に、ゴシップ好きなもう1人の自分が隠れているかもしれない…

2 位 — 浪費家でお金の管理が苦手 169票

© SPUTNIK/ VLADIMIR PESNYA


将来のことを考えて、楽しさだけでなく、お金や不動産なども分かち合うパートナーを選ぶ必要がある。浪費家の女性が2位になったのは納得できる結果だ。

1 位 — 清潔感が感じられない 177票

遂に1位の発表!定期的にシャワーを浴びたりお風呂に入ったり、歯を磨いたり、その他の日常的なケアを欠かさず行うことでこの問題はクリアできる。清潔感の問題を解決するのはとても簡単なのに、どうしてこれが1位になったのか不思議だ。

あなたはどんな女性・男性に不快感を覚えますか?

[創造デザイン学会]文化マルクス主義が(偽)フェミニスト運動の背後にある真の力である 〜地球人の混乱と家庭の調和〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 訳者の方のコメントが見事です。ウーマン・リブ運動が「家庭の破壊」を目的としたものだという指摘は、大変重要なものです。現代の社会が、男尊女卑の思想をそのまま形の上で保っているのは事実です。国会議員、閣僚の数は、男女同数でなければならないと思います。ですが、現状ではそうなっていません。また、主人という言葉で女性配偶者のことを指さないのを見ても、様々なレベルで男尊女卑の観念が社会に染みついているのがわかります。
 ですが、こうした部分で男女が争えば、さらに問題は複雑になり、事実上解決不能になります。
 時事ブログおよび映像配信などで、私は、家庭、子育てを大切にするようにと言い、特にこれらを大切にする上で重要なのが夫婦関係であると指摘しています。
 残念なことに、真意を理解しない人の中には、私の発言を男尊女卑思想だと勘違いする人がいます。女性に多いのですが、そういう人は往々にして、子育てよりもキャリアを重視する人のようです。これこそ、ウーマン・リブ運動の成果だと言えるのかも知れません。
 私は、国会議員などの社会における意思決定の組織において、男女同数である事は基本であり、人間の生きる権利の上でも最高賃金と最低賃金はきちんと定まっていなければならないと思います。これらのことは私にとって当たり前のことで、その上で私が言いたいのは、このような社会になったとしても、人は幸せになれないということです。
 わかりやすい例えで言えば、コーリー・グッド氏が語るスタートレックの世界の文明に地球がなったとしても、そこに住む人と幸福は無関係であるというのが私の主張なのです。事実、秘密の宇宙プログラム(SSP)の中で、このような最先端の世界で働いている人たちが、幸福とは程遠い心の状態であることは明らかです。科学がいくら発達しても、人間は幸せにはなれません。
 現代の私たちの意識水準で言えば、万人が豊かになり、仕事をロボットが代行するようになって余暇が出来ると、ほとんどの人は、ゲーム、賭博、カジノ、あるいは酒、たばこ、麻薬の類、少しましなところで恋愛といった、いずれも脳内麻薬を大量に放出するこうした事柄に溺れることになると思っているからです。
 裏を返せば、これらのことが必要な人ほど、人生に退屈しているということで、自分が本当は何がしたいのかもわからないのだと思います。こうした悪循環がどこから来るのかですが、昨日取り上げられた「DNAへ人生初期の経験が刻まれる」とする記事は、大変興味深いものでした。子供を大切に育てると、それが子供の将来の幸福の礎になるという内容でした。私が言いたいのは、子供だけではなく、育てた親も同様なのだということです。
 このように育てられた子供は、自己に対する肯定感を持っており、自分と戦う必要がありません。そのため、他者とも心理的に戦う必要が無くなるのです。男女の戦いは、実のところ、自分自身に対する嫌悪感の裏返しです。この混乱は、家庭の調和を取り戻すことで修復可能です。
 地球人が、こうした当たり前の幸福が、科学の発達やキャリアを積むこと、そして社会的地位や名声を得ることよりもはるかに重要であるということに気づいた時、真の意味での文明の基礎が現れたと言えるのだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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文化マルクス主義が(偽)フェミニスト運動の背後にある真の力である
フェミニスト運動が、いかに男性の権利運動を生み出させるか(ビデオ)
転載元)
【訳者注】わが国の大学教授やジャーナリストの中には、フェミニズムが進んだ思想である かのように考えている人がいるが、その仕掛け人が「彼ら」であることを、承知していただ きたい。映画監督アーロン・ルッソの語る、かつての友人ニック・ロックフェラーが、「ウ ーマン・リブは何のためか知っているか? あれは我々の始めた運動で、家庭を壊すのが目 的だ」と言ったという話は有名である。

https://www.youtube.com/watch?v=AVolQAXnKm0

アダム・ワイスハウプトのイルミナティ結社の綱領(1776)も、マルクスの「共産党宣言」 (1848)も、主旨は同じで、「家庭の破壊」が重要な柱の一つであることは、ここで何度か 述べてきた。
 フェミニズムが過激化して「完全な憎しみの運動になってしまった」のなら、その過ちに 気づいて正そうとする者は、男女の調和、協調という方向に解決を求めるのが当然であろ う。それがそうならず、“男性の権利運動”が始まったという。これも「彼ら」がそう仕向 けたからであろう。なぜなら、彼らにとっては、調和や協調はタブーであり、闘争から解決 が生まれるのでなければならない。Order out of Chaos(混乱、闘争からの秩序)というの が彼らの哲学である。ただしこの秩序・解決は、彼らにとっての秩序・解決、すなわち New World Order であって、我々は悲惨のどん底に陥れられる(ナチスの「最終的解決」によく 似ている)。彼らの敵が、この最終的秩序に逆らい妨げになる者すべてであることが、わかるであろう。

 フェミニズムも基本的に同じであり、この映画作者のトレーラーにも、男性権利運動の 「不思議な分極化の世界」という言葉が用いられている。男女の戦いから、あるいは男女を 戦わせて、秩序が生まれる。(「正、反、合」ということを彼らは信じている。)我々は、知 らず知らずのうちに「彼ら」に協力していることが、いっぱいある。「イルミナティ研究」 という学問分野が必須なゆえんである。

最も重要な、言い忘れてならないことがある。それはオバマが強調した LGBT の究極の目的は、ペドフィリアの合法化だという指摘である。

http://www.dcsociety.org/2012/info2012/170401.pdf

「まさか」という人は、その「まさか」に自信がもてるまで、よく調べていただきたい。このトレーラーの中にも RAPE CULTURE という看板の文字が出てくる。

SOTN(State of the Nation)
May 13, 2017
 

“男性の権利運動”は、仕組まれたフェミニズム運動という、大いに間違った隠 れたアジェンダへの、組織化されたしっぺ返しである。

編集者による注:
文化マルクス主義の隠れた工作員たちが、1960 年代にアメリカで、ひそかにフェミニスト 運動を起こした。彼らの社会主義的綱領の主柱として、文化マルクス主義者たちはアメリカ において、まずジェンダーによって深い分裂をつくることによって、いわゆるアイデンティ ティ政策を取り始めた。この方法によって、彼らの基本的に共産主義のアジェンダが、家族 の基本単位を覆して、アメリカの社会組織を引き裂くことを目的として、推し進められた。

「文化マルクス主義がアメリカを破壊しつつある」
http://stateofthenation2012.com/?p=66300

残念なことに、文化マルクス主義者たちは、激越なフェミニズムによる、この破壊的な計画 にかなりの成功を収めてきた。アメリカ共和国は今、浸透力の強い有害なフェミニズム運動 を強化する、オバマの 8 年間の政権の結果、これまで以上に崩壊の危険が高まっている。そ してトランプ大統領政府は、かつて例のない“フェミナチス”に、火をつけるのに役立った だけである。(下の写真を見よ)

ワシントン DC における、2017 年 1 月 21/22 日の女性たちの行進。
多くのフェミニストはピンクの“プッ シー・ハット”をかぶっている。


男性の権利運動が、最悪の形のフェミニズムを暴くのに効果があるかどうかは、今のところ わからない。にもかかわらず、高度に組織された、筋金入りのフェミニズム運動が、すでに

全国的な規模で、不可逆的なダメージを与えている。2016 年選挙の極端な分裂が、この極 端に不幸な状況を証言している。

「いかに文化マルクス主義が、アメリカの“ソドムとゴモラ”を創り出すのに使われたか?」
http://stateofthenation2012.com/?p=66949

この“フェミナチス”が狙った所ではどこでも、急速な社会的堕落が起こっていることを考 慮の上、下の映画のトレーラー(予告編)を見て、広く世に知らせていただきたい。ドキュ メンタリー“The Red Pill” は、主流メディアのどこにも滅多に見られない、すばらしくバ ランスのとれた見方を提供している。それは、フェミニスト運動がどうなってしまったのか、 実は、完全な憎しみの運動になってしまったことを、客観的に明らかにしている。

推奨される読み物:
「純粋悪化:いかにアメリカ共和国が、犯罪的に異常なサイコパスの政治的一味によって、 乗っ取られたか?」

http://stateofthenation2012.com/?p=67314

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The Red Pill (2017)—Movie Trailer

「一人のフェミニストの映画製作者が、“男性の権利運動”の不思議な、分極化する世界を 記録すべく取りかかったとき、彼女は、自分自身の信念を疑い始める。『レッド・ピル』は、 Cassie Jaye の、ジェンダーの平等、権力、特権についての別の立場から見方を探索する、 旅の記録である。」(“The Red Pill”のトレーラーより)

https://youtu.be/wLzeakKC6fE

https://www.youtube.com/watch?v=wLzeakKC6fE

青年会議所の広報委員長だった私が振り返る21世紀初頭
〜2001年 特集記事『 道しるべを探して…』4月号を題材に(下)〜

 社会で生活する上で皆誰もが「共通して」本当にそうだね、あれは良かった、これはいけない、こうするべきだね、と「認識」できる「基盤」、世界に通用する倫理規範を思想を磨きあげ構築する必要があると当時考えていた私です。そのため多くの人々が自らの考えをぶつけ合い活発に話し合うべきだと思っていましたし、今でもそれはそのように思います。ただし反面漠然とした感覚ですが、このような思想は話し合いの先、机上における理論の延長線上に出てくるとは感じてはいませんでした。「皆がそろったところで、その頭だけでいくら考えても無理だ。」これは確信に近い感覚であったように記憶します。
 頭で考え理論を構築するのが「知性」とするならば、「豊かな感性」のほうが重要、豊かな感性がなければ何一つとしてまともなものは生まれてこない、その「感覚」の表れが掲載文の冒頭「古人が月を眺めて・・・・」の数行です。ただし「感覚」が表れたのであって、その「考え」が私にあったのではなかったと思います。何か私の中に降りてきたと表現するのが近いでしょうか、この数行はそれをただ書き留めた、という感じでした。
(seiryuu)
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pixabay[CC0]


特集記事 「道しるべをさがして・・・1」   2001年4月号掲載  下

・置き忘れたもの  
                   
古人が月を眺めて、そこに兎が餅つきをしている姿を見ることが出来た、そのみずみずしく豊かな感性、身の回りのいたるものに神聖さを感得出来た広い意味での理性、それらを現代人の私たちは持ち合わせられているのでしょうか。

 今から既に約40年前、哲学者西谷啓二博士は、人間基盤の崩壊を指摘し、その一つの要因として、科学技術への偏重の危険さを挙げられていました。現代の世界をリードしてきたのは西洋文明であることに異論をはさむ人はほぼ無いと思います。そしてその原動力となったのが科学的知と技術の進歩であったといえると思います。科学技術の進歩は私たちに物質的な豊かさ、便利で快適な生活をもたらしました。貧困の格差、大量殺人兵器、環境汚染等の副次的な産物は生み出しても、それもやがては科学の発展で解決出来、まるで魔法の杖のように、人類に無限の幸福を与えてくれるもののように思えたものでした。しかし、現在それが幻想であったことが露わになりつつあるように感じます。

 科学的な知とは、自然や人、全てのものを自らの外の対象物として、客観的に分別分析し知っていく知恵であり、あらゆるものの実体を綿密に知らしめていきます。そして科学技術はその利用方法を明らかにしていきます。しかし、人間の都合上による利用価値、利用方法は解明できても、それを離れたところの、万物、そのもの自体の存在意味を明らかにすることは、科学的思考方法では、その性質上できないものです。そして何よりも、万物を自らの都合によって利用していこうとするその主体自身そのものを、人間の存在意味や意義、そして生命の尊厳、これらに対して答えて、明らかにしていける知恵ではないのです。

 科学的知とその技術の進歩、それ自体に善悪はなく、今後もその歩みはとどまることはないでありましょう。ただし、原子爆弾製造を提唱したアインシュタイン博士が悲嘆したように、科学的な知と技術は人類にとっての幸福を願って発展したものではあるでしょうが、それはだけでは万能物ではなく、場合によれば破壊的な不幸をももたらす危険物でもあると思います。取り扱う方の人間そのものが、やはり問われており、精神的な空洞化を乗り越え、人間、その尊厳に答えられる道が今求められています。

"森に住んでいた猿の群れの中で、新天地を目指して地上に降り立っていったグループがあった。この蛮勇ともいえる行動力と非常に強い好奇心を持ったグループ、それがヒトへと進化していったと言われている。

しかし、行動力と好奇心だけで人間へと成れたのではない。長い時間の中で厳然たる自然の流れを体感し、自らの存在の痛みを感得し、おのずから、仲間の死を悼み、花を手向けざるを得ない心が働いた時、そのグループは人間と称されるべき存在へとなった。それが私たちの祖である。"


・置き忘れたもの



この「道しるべを探して・・・」のテーマは「現代において私たちが真に人間らしく生きられる道を問う」です。しかしその人間、人間らしさ「なにをもって人間と称するか?」はいろいろな考えもあるでしょうし、定義づけすることは無理だと今も改めて思います。そして当時も当然その答えは持たないまま探っていました。ただ、これは人間の定義付けなしで語るので多分に感覚的なものですが、1月号に「非人間化の営み」と記したように人間らしさとは逆の強い流れを感じていました。記載文章の中にはこのため私たちは置き忘れた大事なものを取り戻すべきではないですか?と3つのものをあげています。

2つは
冒頭部分に記しています。「みずみずしく豊かな感性」と「身の回りのいたるものに神聖さを感得出来た広い意味での理性」です。二つを合わせて一口で言えば「豊かで微細な感受性」ともいえるかもしれません。

これに対し近代からといえるかもしれませんが、現代社会にて非常に重視されたのが「知性」。特に「科学的知」でしょう。この性質は自己と自然物を分離して見ます。自己と切り離した自然物を「どのように所有し、利用できるか」を問い知ります。しかし片方の切り離した自己その本質は問われないのです。

そのような知性をひたすら発達させて己の都合で万物を利用する、この営みが人間らしさですか?何かを思い心を痛める、自身を振り返り痛みを覚える、痛みを置き忘れていませんか?と問うているのが記載記事の内容です。そうです。置き忘れた大事なものの3つめは「痛む心」「自身に対する痛み」です。記載文書の最後の部分は「痛む」を「悼む」に掛けています。当時、これが人間と他の動物を分ける大きな要素、鍵になるのでは?との思いから「"森に住んでいた猿の群れの中で、・・・」を記したのを覚えています。

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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(4) 〜本当は反抗期はない〜

かんなままさんの執筆記事第4弾です。 
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本当は反抗期はない


子どもの態度に否定的側面が見えた場合は、それを子どもの性格として受けとめず、一過性のものと考えます。
そして、なぜ子どもがそのような態度を取るのかを理解しようと努めてください。
子どもをよく見て、何か子どもが否定的な態度を取った時にはそれを理解する、そしてその原因を取り除くという形ですべて対処するのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)



ケーキにボンド?? 〜自分でも説明のつかない怒りの衝動〜


ボンドガール事件です。
3歳から11歳まで3人の娘がいるママのお話しです。専業主婦で子育てを一生懸命しているのですが、自分を含めて子ども3人が7種体癖。
みんな学校ではいい子なのですが、家に帰ると四六時中、競争とケンカばかり。どう躾したらいいのか悩んでいました。

次女の誕生日にその事件が起きました。
それまで家族で楽しく誕生祝をしていたのに、いよいよケーキを食べるという時に、誰がケーキをカットするかで揉め始めました。ケーキを前に激しい言い争いになったので「そんなにケンカするくらいならママが切る」と言ってママが等分に切ってしまいました。

怒りに火がついたのはお姉ちゃんです。「私が切りたかった!」と泣きだし、怒りをママにぶつけました。そして「もとに戻してよ!」とわけのわからないことを言いはじめました。「元には戻らない」と言うと、収まらないお姉ちゃんはボンドを持ってきて、本当にそのケーキにボンドを付けてしまったのです。

それまでじっと、事の成り行きを見ていたパパが本気で怒りました。
食べ物をわざと食べられないようにして、粗末にすることは許されません。
「謝れ!!」「いやだ!私は悪くない!」の問答になり、ついに「そんな食べ物を粗末にする子は出ていけ!」・・となってしまいました。

お姉ちゃんも売り言葉に買い言葉。
本当に出て行ってしまいました。自転車に乗って。それも夜です。
ママはパパが怒りだした時点で、事の成り行きを傍観していました。出ていく娘を見ながら、なぜこんなことになってしまったのか・・・冷めた気持ちで見つめ始めたようです。

でも、現実出て行った娘が心配です。帰ってくると信じていても落ち着きません。
お姉ちゃんも感情に任せて「出て行ってやる!」と言ったものの、しばらくしたら我に返ったことでしょう。寒いし、心細かったでしょう。
1時間くらいして黙って帰ってきました。

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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(3) 〜進化〜

かんなままさんの執筆記事第3弾です。
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進化
現代の人達はペットを家族として、とても愛情深く接しています。
人間に大切に育てられた犬と、自然に犬同志で群れて成長した犬では、前者の方が意識のレベルが高くなります。近い将来、人間に生まれ変われるようになるのです。
また、心を込めて育てられた花と野生の花では、美しさが全く変わってきます。園芸家の人達はそのことをよく知っています。
人間が関わって、丁寧に大切に育てたものは、早く進化するという事なのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と2」竹下雅敏(著)P123



ペットのお話の第2弾です。

まだ子ども達が小学生の頃、家族でバリに旅行に行きました。毎朝鳥のさえずりで目が覚めます。日本ではあまり聞いたことのないさえずりだったのでビデオ片手にその鳥を探しに行きました。でも声は聞こえても見つけることができませんでした。




突然の来訪者 〜ようこそ、我が家へ!〜 


帰国してしばらくした神無月の頃です。
朝方、玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けるといきなり、小鳥が飛び込んできて私の肩に乗ったのです。我が家に働きに来てくれていた人が玄関でじっとしている鳥を見つけてチャイムを鳴らしたという事だったのです。

突然の来訪者に驚き、嬉しくて肩に乗せたまま夫の所に行きました。すると今度は夫の手に乗り、ご挨拶をしたのです。「クルクル・クルクル・ケンケンケーン」と頭を上下に振り、羽を広げてダンスをしながら啼いてくれました。

あっけにとられた私達は「!!!」
二人同時に「あの時の鳴き声!」と気がつきました。そう、バリで探しに行った鳥の鳴き声そのものだったのです。
「あなたはだあれ?どこから来たの?」と聞きました。そして、わざわざ我が家に来てくれたお客様に「ようこそ、我が家へ!」と大歓迎しました。




学校から帰ってきた子ども達は珍しいお客様に大喜びです。調べてみると、さくら文鳥でした。原産地はインドネシア。やっぱり!
早速、名前を付けました。神無月に来てくれたから「かんな」です。これがのちに私のハンドルネームになりました。私はかんなのママなのです。

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