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[ゆるねとにゅーす]【批判殺到】山口敬之氏による詩織さんへのレイプ疑惑、検察審査会が「不起訴相当」と決定! 〜怒りを向けるべきは現政権そして選挙に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 詩織さんへの山口敬之のレイプ疑惑ですが、検察審査会が「不起訴相当」と21日付で議決していたとのことです。
 「ゆるねとにゅーす」さんが、見事にまとめてくれています。引用されているリテラの記事にある通り、この議決に関して、 “怒りを覚えずにはいられない”というのが、正常な人間であろうと思われます。
 詩織さんの事件をまともに報じないメディアの連中にも、国民の怒りを向ける必要があるでしょう。
 しかし、まず怒りを向けるべきは現政権であり、私たちはこの怒りのエネルギーを選挙に向けるべきだと思います。選挙の争点は明白です。安倍政権を許すのか許さないのか。これほどわかりやすい選挙はないと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【批判殺到】山口敬之氏による詩織さんへのレイプ疑惑、検察審査会が「不起訴相当」と決定!「不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない」
転載元)
どんなにゅーす? 
・「安倍総理の代弁者」との異名を持つTBSのジャーナリスト山口敬之氏によるレイプ疑惑において、被害者の詩織さんが検察に対する不起訴処分に対して不服申し立てを行なっていたところ、これに対し、検察審査会が「不起訴相当」と議決していたことが判明した。 

・検察審査会は、「不起訴記録及び申立人(詩織さん)の提出資料を精査し、慎重に審査したが、不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない」としており、この議決に対し、ネット上では多くの批判の声が飛び交っている。

元TBS記者は「不起訴相当」 「性犯罪被害」で検審 

ジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=から準強姦(ごうかん)容疑で告訴された元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)に対する東京地検の不起訴(嫌疑不十分)処分について、東京第六検察審査会は22日、「不起訴相当」とする議決を公表した。議決は21日付。詩織さんが5月に審査を申し立てていた。

議決書は「不起訴記録及び申立人(詩織さん)の提出資料を精査し、慎重に審査したが、不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない」としている。

議決を受け、双方が弁護士を通じてコメントを発表。詩織さんは「判断をしっかり説明していただきたかった。性犯罪、性暴力に関する司法、捜査のシステム、社会のあり方を変える必要性は引き続き伝えていきたい」。元TBS記者は「一連の経過で犯罪行為を認定されたことは一度もなく、今回でこの案件は完全に終結した。一部報道などで名誉が著しく傷つけられ、法的措置も検討している」としている。
【朝日新聞 2017.9.22.

安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴相当に! 官邸による逮捕もみ消しをうやむやで済ませるのか 

これまで何度も指摘してきたことだが、そもそもこの事件には、目撃証言や防犯カメラ映像などといった証拠がしっかりとある。

(中略)

意識を失った女性をホテルの部屋に引きずり込み、性暴力を働く。これは準強姦罪(準強制性交等罪)に該当する犯罪だ。これだけの証言・証拠があるにもかかわらず、今回、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことはまったく理解できない。いや、性犯罪に対するこの国の司法の“甘さ”には、怒りを覚えずにはいられない。
しかも、この事件は許しがたいレイプ事件という側面だけではなく、安倍官邸が関与して捜査を握り潰した疑惑まである重大事件だ。

(中略)

捜査ストップが中村氏の判断であったことは、「週刊新潮」の直撃に対し、中村氏本人も認めている。所轄が扱い逮捕状まで出た準強姦のような事件に、警視庁刑事部長が介入するのは異例中の異例であるが、この中村氏は“菅義偉官房長官の子飼い警察官僚”なのだ。
【リテラ 2017.9.22.


(中略)
 

 

(中略)

 
(中略)
 
 
深刻な腐敗にこの国が覆われている中、またも「大きな壁」に阻まれてしまった詩織さん、多くの黒い影が見え隠れする中、真相は闇の中へ… 

 
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地球ニュース:アメリカ&ロシア 〜三人を呪い殺したワシントンDCの「門番」 / 動物の顔が彫られた謎の巨石〜

 今回1つ目は、ブードゥー教(黒魔術)について。アメリカの首都ワシントンDCで、呪殺や怪しげな魔術を嗜んでいることを綴ったセレブの自叙伝が好評を得ているという訣の分からん話です。この女性、ガチで魔女です。
 本人の勘違いと一笑に付すには、やっていることが気持ち悪い。“voodoo hex”(ブードゥー魔術)や“voodoo curse”(ブードゥーの呪い)などの単語で画像検索掛けて頂ければ、針の刺さった人形やおどろおどろしい儀式の写真が沢山出て来ます。山姥がワラ人形に五寸釘打ち付けるノリです。
 おまけに周囲の反応がおかしい。主要参考記事の1つは金持ちの「ありきたりな美容整形話のよう」に受け入れられてしまっていると形容していました。エリートがいかにオカルトに浸食されて、感覚が麻痺しているのかが伝わってきます。
 アレックス・ジョーンズ氏は悪魔崇拝者が大っ嫌いですからね、番組でいつもの如く激怒していました。それでこの件について知りましたが、調べれば調べるほど頭がくらくらします。こんな御仁がワシントンDCでドでかいパーティーを開いては、大統領クラスにまで影響力を行使したとか、冗談も休み休み言って欲しい。
 もう1つは、ロシアの最果ての地シベリアの巨石遺跡です。人間が蠢いていない分、なんだか気持ちが落ち着きました。
(Yutika)
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地球ニュース:アメリカ&ロシア

アメリカ:人を呪い殺して勝ち組人生

 


サリー・クインという女性(76歳)が、これまで三人を呪い殺したと今月発売の自身の本で告白して話題になっています。旦那のベン・ブラッドリーは1968~1991年までワシントン・ポスト紙の敏腕編集長を務め、以降2014年に死亡するまで副社長でした(……死亡時93歳なんですけど、それでいいのか名門新聞)。

彼らは通称ワシントンDCの「門番」、つまり誰がサークルに入っていいかを采配するラスボス的な存在。50年近くに渡って、ワシントンDCの社交界と政界の全てはこのカップルを中心に巡っていたと言っても過言ではない、入れ替わりやってくる大統領たちが街に溶け込めるようアドバイスをしていた、なんて各記事で紹介されています。

呪い殺した一人目は1969年のハロウィーン・パーティで、彼女の当時のボーイフレンドを魅了した若い女性。サリーが呪術を行なった数日後に自殺したそうです。

二人目は死ぬのは数十年後ですが、人生めちゃくちゃに。『ニューヨーク・マガジン』のクレイ・フェルカーは、1973年にサリーの不様な経歴を掲載した際の責任者として怒りを買いました(※この表現だと、恐らく彼自身がサリーを酷評した訣ではなく、単に掲載許可を出したか、知らずに放置しただけっぽい)。

雑誌掲載の後はCBSニュースのTVキャスターに訓練なしで抜擢されて忙しかった(実質おツムの軽い金髪お嬢ちゃんポジション)ので、呪ったのはお粗末な仕事っぷりで辞めざるを得なくなった1974年です。そして1976年にルパート・マードックが雑誌を敵対的買収した結果、創設者のフェルカーは「クビになったの」と自叙伝に書いています。「クレイは職業的に二度と日の目を見ることはなかったわ。しかも癌になって、死んでしまったのよ」ってあんたね。

三人目は怪しげな霊能力者。なんか息子(1982年生まれ)のことについて余計な予言をして怒らせたらしいです。サリーが呪った年に脳出血でお亡くなりになりました。

長年の呪殺のカルマが返ったせいで息子が障碍児になったのだと考えるようになり、その後は“控えている”そうですが、昨年から「もう一体どの位の人間がドナルド・トランプを呪ってくれと私に頼んできたことか。何人ものお友達が列をなしているの」だそう。……つまり、自叙伝を出す前からお金持ちサークルではその実力を認められていたんすね。

親はクリスチャンで、4歳の頃に無神論者と自覚、少女時代にはブードゥーの呪術に嵌っていったようです。タロットカードや手相や占星術にも詳しく、死んだ夫とは霊媒師を介して今でも交信しているそう。

しかも、ナンシー・レーガン(※レーガン元大統領の妻)が1989年に自身の自叙伝の中で占星術師に相談をしていることを明かすと、ワシントン・ポスト紙の書評でそんなものに頼るなんて「おぞましい」と扱き下ろしました。サリーが一人目を殺そうと呪術を行なったのが1969年……人のことを言えた義理かっ。

あ、お気づきなりました? そう、彼女、恐ろしいことにワシントン・ポストの記者なんですよ。というか、副社長の奥さんってことで長年書かせてもらってるらしいんですけどね。2010年からはネット版の「信仰」セクション担当(※最後の投稿が2015年)……あのこれ、ジョークですよね、誰かそう言ってください。

そもそも記者として全く実績がなかった大学卒業時、名門ワシントン・ポストの「スタイル」セクション(ファッションやゴシップ等の欄)で執筆出来るようになったきっかけも、未来の夫ブラッドリーの口利き(面接で彼に「何か書いたもの見せて」と言われて、「書いたことありません」と答えた)。その後は略奪不倫して妻の座に収まりました。ここでも何か術を使ったのでしょうか。

パーティーでお友達の手相を見る程度の魔女ごっこならば勝手にせいって感じですけど、ことの深刻さを首都ワシントンDCの上流(?)階級が長年熟知していたのが大問題。本人も「自分は他人を呪い殺す力がある」と自覚して、それでもオカルト呪術に手を染め続けていました。更に表面上では無神論者だと言って、ワシントン・ポストでは何度もキリスト教とキリスト教徒を徹底的に糺弾しています(※おツム空っぽなので、無知をさらけ出していただけなようですが)。

おまけに今月発売の自叙伝『魔法を見つけて:スピリチュアルな回顧録』は古巣のワシントン・ポストでしっかり取り上げてもらい――やだこれ。きちんと読んだらサリーの(クリスチャンな筈の)母親も獣医を怒りの余り呪い殺したと書いてありますわ。それでいて彼女の“信仰”に対する正直さと勇気を褒め讃える書評。いみふ。

遺伝なのでしょうか、母娘共に念力が強いです。ルーツであるスコットランドの民間信仰が一族に深く浸透しており、女性は全員(姉妹や叔母も)霊能力を有していると本人が語っています。ブードゥー自体は、南部で使用人たちが皆黒人だったので、そちらで教えてもらったみたいです。ドルイドの巫女がアフリカのゾンビパワーまで得ちゃったという最悪のパターン。

只今、本の宣伝のために大手CBSやMSNBCの朝のニュースに生出演し、USAトゥデイのインタビューも受け、あちこち引っ張りだこです(普通の作家じゃ無理)。だから何で皆さんそこまで好意的なの。眉唾物だとしても、笑顔で話す内容ですか呪殺って。

アマゾンのレヴューは5つ星が67%。おそらくこういった記事で顰蹙買って、1つ星をつけたまともな精神の持ち主も33%と追い上げていますが(つまり両極端の評価)、今月発売されたヒラリーの本もあるとき1つ星の評価がごっそり消されたので、同じような“魔法”が近々行使されるのかもしれません。

因みにヒラリー・クリントンが全米各地で有料サイン会を開いて売り出し中の三冊目の自叙伝、消されずに残されたレビューの95%が何故か5つ星です。さぞかし平均値は底上げされたことでしょう(遠い目)。

なんかなもう、この人たちの人生調べていると脱力感半端ないです。ここ数年は闇が劣勢になっているんですよねぇ? 少なくともトランプ大統領が「ワシントン・ポストはフェイクニュースだ」と非難する理由がよぉぉぉっく理解出来ました。

◆主要参考記事◆
Gatekeeper of DC Society Sally Quinn Comes Out as Occultist, Used Hex to Kill People DC Media Covered Up Sally Quinn’s Occultism, Hex-Casting For Decades People Won’t Stop Asking Sally Quinn to Hex Donald Trump
 

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世界情勢に詳しい人物がトランプ大統領の国連演説に対してツッコミ!

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領の国連演説に対して、動画の製作者の方が、ツッコミを入れています。
 これがなかなか面白い。世界情勢に関して正確な知識を持っている方が、トランプ大統領の演説をことごとく批判しています。
 “続きはこちらから”以降は、フルフォード氏の解説ですが、今回のトランプ大統領の演説は、少女に対する淫行ビデオで脅迫された結果、ネタニヤフが用意した原稿を読まされたのではないかと言っています。フルフォード氏は、現在のトランプ政権は軍部が掌握しており、トランプ大統領はただの操り人形なので、どんな演説をしようが関係がないので安心してくださいと言っています。私も同様の見解です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ国連演説の嘘と偽善-2
引用元)
(前略)

トランプ:何よりも、イラン政府は、テロリストを支援するのを止めなければなりません。
Above all, Iran's government must stop supporting terrorists

 
(イランはテロを支援)してません。

(中略)
 
トランプ:そして(イランは)その隣国の国権を尊重しなければなりません。
and respect the sovereign rights of its neighbors.

 
 
それ冗談ですか?

(中略)
 
トランプ:我々はテロリストの安全な隠れ場所、移動手段、資金を与えることを拒否しなければなりません。この卑劣で邪悪なイデオロギーをいかなる形であれ支援することを拒否しなければなりません。
We must deny the terrorists safe haven, transit, funding, and any form of support for their vile and sinister ideology. 

 
サウジアラビアがやってるみたいなことですか?
 
 
トランプ:アルカイダ、ヘズボラ、タリバン、その他、無実の人々を虐殺するテロリストグループを支援したりスポンサーする国々を暴露し、責任を取らせる時が来ました。
 It is time to expose and hold responsible those countries who support and finance terror groups like al-Qaeda, Hezbollah, the Taliban, and others that slaughter innocent people.

 
それはアメリカのことですよね
 
 
トランプ:私たちはシリアの紛争の緊張緩和を求めます。
We seek the deescalation of the Syrian conflict,

 
単にアメリカが負けそうだからでしょ?
 
トランプ:そして、シリア国民の意思を尊重する政治的解決策を求めます。
and a political solution that honors the will of the Syrian people. 

 
シリア国民の意思は、圧倒的にバシャール・アル・アサドを支持していますが。

(中略)
 
トランプ:アメリカは同情心に厚い国です。
The United States is a compassionate nation

 
それは冗談ですか?

(以下略)

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[カレイドスコープ]ブロックチェーンによって現実化されるベーシック・インカム① 〜ベーシック・インカムへの疑問と人々の意識〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ベーシック・インカムについての、興味深い記事です。 Facebookのマーク・ザッカーバーグなどの著名人が、富の均等な配分方法としてベーシック・インカムを支持しているというのです。支配層が提唱するベーシック・インカムは、理想社会とは程遠い、人類完全支配の道具としてのベーシック・インカムだと思われます。
 世界政府がユニバーサル・ベーシック・インカムとして、地球市民の生活を保護している状況では、誰も世界政府に逆らうことが出来ません。彼らの銀行口座を凍結してしまえば良いからです。もしも紙幣がなくなり、すべてがデジタル通貨になっていれば、それこそ口座を凍結された者は、“売ることも買うこともできない”わけで、社会から抹殺されることになります。おそらく、その頃には、こうした異端者に食料を施すなどの援助をすることは、犯罪行為とみなされるでしょう。
 このような事が支配層の夢想する理想世界であって、およそ、コーリー・グッド氏らの意識高い系の人々が理想とする世界とは異なるものだということは、理解しておかなければなりません。
 では、意識高い系の方のベーシック・インカムが実現した“いわゆる理想世界”が出現した時、果たして人々は豊かな人生を生きているだろうかと思うと、甚だ疑問を感じます。
 皆さんに質問があります。宝くじで700億円ほどの賞金が手に入り、もはや働く必要がなくなり、毎日好きなだけ寝て、起きたらゲームセンターで遊び呆ける生活。もしも、出来ることなら、このように暮らしてみたいと思うでしょうか。
 私はこのような人生は、何の喜びももたらさないと思っていて、このような堕落した生活を望む人が多いほど、ベーシック・インカムが実現すると世界は暗いものになると考えています。はっきり言って、ベーシック・インカムと共産主義のどこが違うのかと思ってしまいます。
 出来るだけ手を抜いて、いい加減な仕事をして、しかも、仕事の成果に見合わない法外な報酬を要求するどうしようもない人たちが、ベーシック・インカムを望む傾向が高いと思っています。もう一方は、この記事にあるような世界支配を目論む支配層でしょう。
 ベーシック・インカムは、人工知能とロボットが社会に浸透するにつれて必然のものだと思いますが、人々の意識が社会変化を超えて高くならなければ、未来は悲劇になることでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ブロックチェーンによって現実化されるベーシック・インカム①
転載元)


今、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグ、リチャード・ブランソンら、ユニバーサル・ベーシック・インカムの熱烈な支持者たちが、ブロックチェーン技術を使って富の均等な配分方法を提唱しはじめた。

(中略)

人工知能(AI)、インターネット・オブ・シングス(Iot)、ロボット技術、自動運転技術、3Dプリンタ、ウェアラブル・インターネット、ナノテクノロジー、量子コンピュータ、フィンテック、ブロックチェーン技術、スマートシティー、新しい通貨システム・・・そして、シンギュラリティーの訪れ。

(中略)
グローバル・アジェンダ・カウンシルの公式文書には、21のティッピング・ポイント(tipping point)が明らかにされています。

ティッピング・ポイントは、「ある技術的変革が、突如、社会の主流を転換させてしまう瞬間」を指す言葉です。(中略)… 以下は、この調査報告書に挙げられている「2025年までに起こり得る21のティッピング・ポイント」です。

右側のパーセンテージは、この調査に参加した情報通信テクノロジー分野の専門家800人の回答者のうち、「そうなると思う」と回答した専門家の割合を示しています。

(中略)

・「1兆個のセンサーが、イーターネットに接続されている」-89.2%

・「米国で、最初のロボット薬剤師が誕生する」-86.5%

・「眼鏡の10%がインターネットに接続されている」-85.5%

・「3Dプリンタによって自動車が生産されている」-84.1%

・「政府が、ビッグデータのソースを使って国勢調査を行うようになっている」-82.9%

・「人体にインプラントできる携帯電話が発売開始となる」-81.7%

・「人口の90%がスマートフォンを使用している」-80.7% 

(中略)

・「3Dプリンタによって生成された肝臓の初移植が行われる」-76.4%
・「法人の会計監査の30%が人工知能によって行われている」-75.4%

・「政府がブロックチェーンを介して、最初に徴税を行う」-73.1%

・「自家用車でなく、カーシェアリングによる移動や旅行が世界的に広がる」-67.2%

・「人口が5万人を超える都市で信号機が廃止される」-63.7%

・「世界のGDPの10%がブロックチェーン技術によって達成されている」-57.9%

・「企業の取締役会に最初の人工知能が出席している」-45.2%

(中略)

ティッピング・ポイントの内容を総合すると、以下のような流れが鮮明に浮き上がってきます。

1)ロボットによるオートメーション化

2)トランス・ヒューマン
-人間と機械の融合によるサイボーグ化

3)「所有」という概念が希薄化して、「シェア」が主流となる

4)ブロックチェーンによる業態転換が進む

5)人工知能による意思決定プロセスが導入される

(中略)

それは、経済やビジネス、個人のライフスタイルに至るまで、空前のパラダイム・シフトをもたらします。

(中略)
 
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国立大学は大丈夫か?

 先日、あるツイートが目を引きました。ノーベル賞を取った山中伸弥先生の下、iPS細胞実用化に取り組む教職員の、実に9割以上が非正規雇用で、長期にわたる研究の財源確保のために一般からの寄付を募っているというのです。
天下のノーベル賞を取ったら、国から十分な研究費や待遇が与えられて、悠々と研究を進められるのではないの!?と驚くまのじ。
 そのうち、番頭ワタナベ氏が、加計学園と対比する形で、このツイートをバーンと取り上げました。ワタナベ氏のツイートに反応して【日本の高等教育、研究機関は寄付金頼り】というツイートが続きました。世界大学ランキングでは、東大の46位が国内トップだそうな。教育に気前よく投資する中国に比べ、日本は資金不足ゆえの結果とも読み取れます。
 このツイートのしばらく前に出た記事に、東京大学が「東大ルール」という独自の雇用方針を設定し、約8000人にも及ぶ非常勤職員(非正規職員)の雇用を「雇い止め」にするとありました。5年以上同じ非正規労働者が働き続けて無期雇用(正規職員)となることを阻む内容の制度です。
 さらに続く記事によって、これらの状況の背景が見えてきました。
 2004年、国立大学法人化という行政改革が断行されました。これをきっかけに大学は、国立とは名ばかり、国からの大学運営費交付金を年々削減され、その結果、日本を代表するような大学ですら財政難に陥りました。大学は、国家公務員ではなくなった大学教員の賃金カットはもちろん、正規の代わりに非常勤教職員を多く雇うことで人件費を削減し、経営が厳しくなると彼らを「雇い止め」にして、いわば調整弁として利用するようになったということです。研究現場を支えるマンパワーがほとんど非正規職員であるのに、その人達の雇用は5年が目処であるという、とてもベテランが育つとは思えない不安定な状況が見えてきます。現在すでに交付金の削減に伴って、論文の数が減っているという報告もなされています。
 共謀罪国会の参考人で名を馳せた高山佳奈子教授によると、2004年以降、京大でも従来職員が担当していた作業を教員がするようになり、非常勤職員や派遣職員が重大な職務を任されるようになったにもかかわらず、これらの方々の多くは、年収200万円台に抑えられているとのことです。
 過去十数年以上の研究の成果が、今のノーベル賞などの業績であるとすれば、研究者を減らした挙句に、生活できないほど不安定な立場に追いやる、これからの日本の学術分野は本当に崩壊するのではないかと背筋が寒くなります。
 多くの現場からの悲鳴に耳を傾けない政府はもちろん非難されるべきでしょう。けれども、seiryuuさんの連載にあった言葉、「支配側を指弾するだけでは解決にならない」が、ここでも当てはまりそうです。
 私たちは、これまで大学に何を見、何を求めてきたのか、これから何を期待するのか、これを同時に問わなければならないと感じたのでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)




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東京大学で起こった、非常勤職員の「雇い止め争議」その内幕
 日本の大学の雄である東京大学が、約8000人の非常勤教職員の雇用形態に多大な影響を与える新たな方針を、去る8月7日に開かれた組合との団体交渉で明確にした。このままでは、大半の非常勤教職員は2018年4月以降雇い止めされることになる可能性があるという。

(中略)日本で最も権威のある大学による意思表明は、他大学の方針にも影響を与えるとみられている。

(中略)「無期転換ルールと東大ルールの違い」という項目がある。

(中略)「無期転換ルール」とは、一般的な改正労働契約法のことを指している。

(中略)ごく簡潔に言えば「5年以上同じ非正規労働者を同じ職場で雇う場合、本人が希望すれば無期労働契約にしなさい」とするもの。一般的には非正規職員の正規雇用、あるいは契約期限のない無期雇用を促す法律といわれている。

(中略)しかしながら、無期雇用者が増大すれば、人件費がかさみ財政が苦しくなることを恐れたのだろうか、東京大学は、独自に「東大ルール」なるものを設定し、これに対応することにしたのだ。(以下略)

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