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[まのじレポート] ワールドカップ・ラビオ君狂騒曲

竹下雅敏氏からの情報です。
竹下氏提供の情報を元に、まのじレポートでお送りします!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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[まのじレポート]ワールドカップ・ラビオ君狂騒曲
 何かとニュースになるサッカーW杯ロシア大会でしたが、フィールド外でも暑い、もとい熱い視線を集めた人気者がいました

 そう、ラビオ君
2010年のW杯南アフリカ大会で勝利チームを次々と的中させたタコのパウル君を真似て、北海道の小平(オビラ)町で獲れたミズダコに「占いタコ」の任務を授け、町おこしを狙って売り出しました



 このラビオ君、パウル君に負けないほどの占いの才能があったらしく、コロンビア戦で「勝ち」、セネガル戦は「引き分け」、ポーランド戦は「負け」とすべて的中させてしまい、ラビオ君の名声は一気に高まりました。サッカーファンをどよめかせ、まのじのようなサッカー音痴でも話題を知ることとなりました。

そんなラビオ君、これらの偉業から、かのパウル君のように余生は悠々と水族館でお過ごし遊ばされるかと思いきや。

・・・ああ、なんということでしょう!

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ぴょんぴょんの「ソフトクリームはなぜソフト?」

 添加物のない、おいしいアイスクリーム、ソフトクリームが食べた〜い!
 ところが調べるほどに、市販のアイスクリームには期待できないことが判明。
 結論は、「自分で作るっきゃない」でした。
 そして、できた! お手軽簡単アイスクリーム。(参考:Cookpad)
 とろーりではないけど、とにかく材料安心だし、おいしい〜〜!!
 食べ過ぎないようにしないと・・・ウエストがヤバイ。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ソフトクリームはなぜソフト?」


ソフトクリームのおいしさの違い


あ〜暑い暑い・・・・・ソフトクリームが食べたくなった〜。

冷凍庫に、ハーゲン●ッツのアイスクリームがあるよ。

う〜ん? アイスクリームじゃなくてソフトクリームがいい!

pixabay[CC0]


わがままなヤツだなあ〜。
そんなにソフトクリームが好きなのかあ〜。
じゃ、ソフトクリームはどうやって作るのか、知ってるか?

牛乳、生クリーム、砂糖、バニラ・エッセンス、卵? を混ぜて冷やして絞る。

そんな複雑じゃない。
ソフトクリーム・ミックスを、機械にぶち込むだけ!

そうかあ〜、ソフトクリーム・ミックスという便利なものあるんだ?

じゃ、店によってうまい、まずいの差があるのはどうしてだ?

ソフトクリーム・ミックス が違う!

当たりい〜!
どんなミックスを使うか。
高いやつほど乳脂肪が高くうまい。
ソフトクリームも乳脂肪の割合によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスに分かれる。

アイスクリーム類の定義と区分 (厚生労働省)
種類別   乳固形分    うち乳脂肪分 
アイスクリーム 
15.0%以上
8.0%以上
アイスミルク
10.0%以上
3.0%以上
ラクトアイス
3.0%以上
氷菓
https://www.rakuten.ne.jp/gold/from-zao/icemix/question.html

アイスクリームを買うと、入れ物にちゃんと表示されてるからね。

じゃ、ソフトクリームはどうやって、区別をつけるんだ?

お店に表示してるのは、見たことないし・・・・・値段かな? 
安いのはまずいし、高いのはおいしい。


アイスに入っている悲しい油


確かにそれは言える。
安いアイスミルクや、ラクト・アイスは、乳脂肪を植物性油脂で補ってるから、本物と比べると劣るな。

だけど、植物性油脂って、軽くて体にいいイメージがあるけど?

植物性だから、体にいいとは言えないよ。
ちなみに、安いバニラアイス1カップ(200ml)あたり、植物油が大さじ2杯(23.1g)入ってる。問題は、その油がパーム油やキャノーラ油だということだ。(Business Journal)

精製されたパーム油 Author:Romain Behar[Public Domain]


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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝3 ― 海賊立国イギリス

 先日、米大統領選の破壊に介入していたのが、ロシアでは無く英国でもあったことが明らかにされました。
 英国の介入、実はこれは今に始まったことでは無く、その建国以来から、米国は英国の影響下、コントロール下にずっとあったとも言いえるのです。
 さて、本編ではハルマゲドン計画にて、地上でのその計画実現の中核となるのがイスラエルであると示しています。このイスラエル建国を主導したのが国家としては英国です。英国はその過程においてはオスマン帝国を解体し、トルコ共和国とサウジアラビアを建国に至らせています。
 地上世界でハルマゲドン計画の実働部隊となったのがサバタイ-フランキストですが、サバタイの父親が英国の現地エージェントとの情報もあります。今日に至るまで近・現代において刻まれてきた世界史の裏には、常に英国の影も絶えずあったのです。
 こういった英国の世界戦略の起こりや実態を中心にしばらく外伝で見ていきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝3 ― 海賊立国イギリス


女王陛下公認の海賊 ~略奪行為にて国作りをした英国


フランシス・ドレイク
Wikimedia Commons [Public Domain]

英国女王エリザベス1世(1533~1603年)からナイトの称号を受けた海賊がいます。その代表がフランシス・ドレイク(1543~1596年)です。彼は海賊団を率いて、主にアメリカ大陸で採掘した銀を積んだスペイン船を、カリブ海で襲う略奪行為を繰り返していました。

ドレイク海賊団はエリザベス1世から「私の海賊」と呼ばれるようになったのですが、それはドレイク海賊団の略奪を通じて得た英国の国庫収入が莫大だったからです。ドレイク海賊団はエリザベス1世が特許状を与えた女王陛下公認の海賊団です。

この時代の英国はまだ欧州の弱小後進国家であり、当事において世界の海を支配していたのがスペインとポルトガルです。その中、国家権力のマシーンとして、主にスペインの商船を襲い、財宝を略奪するドレイク海賊団は、英国が後にスペインなどを押しのけて七つの海を股にかける海洋帝国となり、世界中に広大な植民地を獲得して、収奪によって世界支配していく根本になっているのです。

ドレイク海賊団は1580年9月に、マゼランに次ぐ世界で2番目の世界一周を達成しています。この航海で、ドレイクは対スペイン商船を始めとする略奪行為で莫大な財宝を手にします。また香料の丁字(クローブ)を大量に持ち帰ってきました。当事の香辛料類は非常な貴重品で、これらは莫大な資産です。

フランシス・ドレイクの世界一周ルート(1577-1580)
Wikimedia Commons [Public Domain]

このドレイク海賊船には航海ごとの投資が行われていました。その中の最大の出資者がエリザベス1世だったのです。世界一周の航海成功で、女王には30万ポンドの配当金が出されたとのことです。後進国であった英国は、これら海賊の略奪した金品を原資として国作りを行っていったのです。海賊国家として英国は立国していったのです。

そしてドレイクに代表される大物海賊達の活用は、財宝を略奪することで、国家形成資金の原資調達をしただけではありませんでした。海賊達は戦争における諜報活動や戦闘員としても活用されています。(この海賊団たちが女王陛下から自由な略奪と殺人を許可されたいわゆる「殺しのライセンス」を得ているスパイといえます、スパイ映画007の走りとも言えるでしょう。)

ドレイク海賊団などの略奪行為に業を煮やしたのもその一因でしょう、スペインのフェリペ2世は英国に上陸し、ロンドンを占領すべく兵を整え無敵艦隊といわれた大船団を英国に向けます。これがアルマダ海戦です。

ところがこの海戦の戦闘の中で、ドレイクは英国海軍の司令官としてスペインの無敵艦隊をも撃破します。結果、ドレイクは英国海軍のトップにまでなります。このドレイク海賊団が、その後間もなく設立される「イギリス東インド株式会社」へと姿を変え繋がっていきます。国家の特許と公認を得た私有暴力機関で略奪組織です。

国家公認の私有略奪組織、この意味では、これはその後設立される世界初の近代中央銀行イングランド銀行の原型、とも言えるでしょう。

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ぺりどっと通信15 毒出し

今回のテーマは毒出しでしたが、究極の毒出しはまだ試せておりませぬ。
(ぺりどっと)
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パイヴァー!ぺりどっとです。今回の「こんにちは」はフィンランド語です。フィンランドといえば、首都のヘルシンキ、教育水準が世界一、ムーミン、そしてサウナです。そのサウナ発祥は、2000年以上前のフィンランドなのです。フィンランドでは人口500万人に対して、なんと300万個ものサウナがあるとのこと。昔はサウナの中で出産し、死後はサウナで遺体が洗われたほど、フィンランドでは人生の中心にして神聖な場所なのだそうですよ。

ヘルシンキ pixabay[CC0]


大崎上島に移り住んでから半年ほど経ち、暖かくなってずいぶんと島にも慣れてきました。種蒔きなどの作業も終えて生活にゆとりも出来て落ち着いてきましたので、仕事を探し始めることにしました。肉体的には自信があったので、体を動かす仕事をしようと色々と探しました。そして、お隣の小さな島にある製錬所で働き始めることになりました。毎朝、会社専用のフェリーで通勤です。

pixabay[CC0]


仕事場は鉛を電気分解によって取り出す工程で、温かいお湯のプールの中に粗素材を漬け込み、電気分解をして鉛を付着させ、それを取り出します。その粗素材や鉛はとても人が持てるような重量ではないので、大型クレーンで吊られております。そのクレーンを操作されている方と連絡を取り合い、微妙な位置に下ろしたり引き上げたりするのが主な仕事でした。

仕事をすることが決まってから、請負の社長から言われた一言は衝撃的でした。

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「万引き家族」是枝監督インタビュー 〜 「内向き志向の日本で、言うべきことを言い続ける」この言葉に対して、マスメディアはどう応えるだろう

 以前に、読者の方々から「万引き家族」についての記事を投稿いただきました。
カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した日本人是枝監督に対して、不思議なことに日本政府からは「おめでとう」の一言もないという記事、また是枝監督が文化庁から受けていた映画制作の助成金を巡っての記事でした。
 これらをどのように取り上げようかと考えていたところ、一連の流れへの回答に繋がる、是枝監督のインタビュー記事を見ました。是枝監督は、これまで作品以外の様々な質問にも真摯に気さくに答えようとされ、誤解を恐れず語りかけてこられます。それらの答えから、あらためて映画に込められた思いが見えてきます。
 政治的な思想信条で語る「大きな物語」ではない、小さな子に向けて語るように作る「小さな物語」が映画の多様性、文化の多様性を生み出すのではないか。そして、多様な「小さな物語」を発信することは、どんなに否定しても政治性と無関係ではいられない、そのような恐らく昔の映画監督ならば言わずと持っていた矜持が見えるのです。
 メディアはこうした熱い思いを右から左に流すだけでなく、深く豊かに耕しながら擁護し、文化を育てる義務があるのではないかなあと思います。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「万引き家族」を巡るニュースやコメント



 記事の一つは、日本人がカンヌ映画祭の最高賞を受賞したにもかかわらず、日本政府、いや安倍首相が「おめでとう」の言葉もなく無視している、というものでした。

 その後、批判が強まり、遅ればせながら林文科相が祝意を示したいと述べたことに対し、是枝監督が祝意への辞退を表明した記事がありました

 さらに、それがきっかけで「国から補助金を受けて制作したのに、辞退するとは失礼」という、主にネット上での非難が起こりました。このような意見に対して、映画と補助金、日本の文化育成の問題など、元々の作品への感想に加えて、様々な意見が飛び交いました。
 一つの作品が、これほど多くの問題提起をしてしまうのも珍しいことでした。

日本政府が無視したかったのは、日本政府の冷たさ


 作品自体は、素直に映画を観る喜びがありました
達者な俳優陣が、言葉以上の思いや背景を伝えてくれます。

 ここに描かれた、実際には有り得ない奇跡のような「家族たち」の清らかさは、是枝監督のメッセージそのものでした。日本が失ってしまったものをリアルに、言葉によらず感じさせ、同時に、なぜ、この大切なものを日本は失ってしまったのかを自らに問わざるを得ない、奥行きのある鋭い作品です

「なぜ失ってしまったのか」の答えは一つではなく、もちろん「安倍政権」は答えの一つに過ぎないのでしょう。
しかし、しかし、安倍政権は、この映画で描かれる日本を無視したかった。
作品の受賞を祝うなど、したくなかった
それはとりも直さず、国に責任があることを知っていたからでしょう
正直でよろしい。




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