【訳者注】少し長いので2つに分けた。「米帝国の末期症状」というべきものについて、Moon of Alabamaが書いていたことを、これは更に確認するものである。特に、
米帝国にとって致命的な爆弾というべきPodesta Eメールの暴露が、外部(ロシアということになっている)からのハッキングによるものでなく、
内部からのリークによるものという点に注意していただきたい。外部説がありえないことは、政府内部でさえ圧倒的のようである。これをクリントン陣営が押し通そうとするところがすでに末期症状だが、私はこれを、9・11テロのツイン・タワーやビルディング7の倒壊になぞらえることができると思う。あれは外部からの攻撃によるものでなく、内部からの爆発(解体屋の仕事)によるものだった。今、米帝国がまさにその状態にある。
ウソにウソを重ね、人々を騙し続けて、世界を支配しようとする者は、その同じ策によって内部から滅びるということである。この先アメリカがどうなるかはわからない。かりにクーデタから内戦状態となり、戒厳令やFEMAの強制収容所や棺桶の出番となって、ファシスト政府が制圧しても、滅びるのはファシスト寡頭体制であろう。
Joachim Hagopian
Global Research, December 19, 2016
現在のほとんどすべての新聞見出しは、いかに
アメリカ帝国とその宣伝省[主流メディアのこと]
が、米国人民にウソをついているかを、はっきり示している。
(中略)...
最新の彼らの主張は、プーチンのハッカーたちが、大統領選挙の結果をトランプに有利なように覆したというもので、このトンデモ報道は、現在、真実を悪として追放し、
トランプの1月20日の就任式を無効にするために、その空虚な“フェイク・ニュース”キャンペーンの矛先として使われ、見え透いた最後のあがきの口実
として喧伝されている。
http://www.glitch.news/2016-12-10-treason-left-wing-media-attempting-soft-coup-russian-conspiracy-fabrication.html
http://www.moonofalabama.org/2016/12/elite-coup.html
昔からの国務省の老練精神病医Steve Pieczenik、CIA/NSAの警告者William Binney、CIAの警告者Ray McGovern、それに元英国大使Craig Murrayなどが、こぞって、ロシア人がEメールを“ハックした”とか、選挙結果に介入したとかを示す証拠は、ゼロだと言明している。
http://stevepieczenik.com/
https://www.craigmurray.org.uk/archives/2016/12/cias-absence-conviction/
信頼できる元CIA職員たちが、このEメールは、リークされたものであって、ハックされたものではない、また
プーチンはこれと何の関係もないと強調している。
(中略)...
クリントン夫妻、オバマ、それに彼らの“情報部”の手下は、年末の日数がなくなるにつれて、急速に無用で無力な存在になりつつある。
(中略)...
注意しておくべき大事な問題は、クリントン夫妻、オバマ、ブッシュ一族、それにCIAが、病理学的にも職業的にも、完全に確認可能なサイコパスとして、常にウソをつくという、歴史的に遡れる記録をもっていることである。
http://www.globalresearch.ca/masters-of-manipulation-psychopaths-rule-the-world/5383706
彼らはすべて、中東とその向こうの、アルカーイダ、アルヌスラ、ISISといったテロリストを創り出し、支援し続けることに、大きく関わっている。
(中略)...
少なくとも一人のインサイダーSeth Richが、記録文書をリークし、その後、おそらく報復として殺されたという、それより遥かに信用できる情報が存在している。その上、もしSteve Pieczenikを信用するなら、
情報工作員が穏健な
反クリントン逆クーデタを押し進め、何千というクリントン‐ポデスタEメールを、ウィキリークスに手渡したのである。そしていま我々は、アメリカ国土安全保障省が、ジョージア州の選挙装置に、少なくとも10回、ハッキングを試みたという事実まで知っている。
http://yournewswire.com/wikileaks-seth-rich-leaked-clinton-emails/
http://www.zerohedge.com/news/2016-12-14/georgia-confirms-homeland-security-attempted-hack-election-database-10-separate-time
だから、これらすべてのハッキングとかリークとか言われているものは、内部的に、米合衆国内部の情報源から浮上したもの、そのほとんどが、直接、政府内部者の工作員か、もしくは党官僚から出たものと思われる。
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例えばホルスは“12月25日に処女イシスから生まれた…誕生するとすぐ3人の国王に敬愛された…ホルスは12人の弟子と一緒に旅をし、病人を癒したり水の上を歩くなどの奇跡を行った”とあります。
ミトラは、“ 12月25日に処女から生まれ12人の弟子が居て奇跡的な事を行った。死後埋葬されて3日後に復活した。彼も「真理」や「光」などの名で呼ばれた。面白いことにミトラを礼拝する聖なる日は日曜日であった”とあります。
これは、そのままイエスの物語ではないでしょうか。要するに、イエスの物語はこうした古い伝承をつなぎ合わせて作られたものなのです。イエスは実在の人物ですが、その誕生の物語は占星学的な寓話であり、全て虚構だと言って良いものです。
イエスの母マリアは、エッセネ派の秘教集団の聖娼でした。洗礼者ヨハネはエジプトから、聖婚儀礼(ヒエロスガモス)を持ち帰りました。洗礼者ヨハネの聖婚儀礼のパートナーがマグダラのマリアでした。マグダラのマリアは、洗礼者ヨハネが斬首された後はイエスに従いました。この2人は当時恋愛関係にありましたが、性的関係はありませんでした。
イエスの形式上の妻はベタニアのマリアでした。彼女との間にも性関係はありませんでした。こうした事柄はあまりにも通常のイエス像と異なっているため、多くのキリスト教徒には受け入れるのが難しいかもしれません。しかし、ほんの少しグノーシスなどの秘教を調べれば、伝統的なイエス像の方が間違っているのがはっきりとしてきます。
イエスの物語は、秘教の教えをわかりやすく寓話にしたものです。イエス・キリストは、キリスト・ロゴスの物質的顕現であり、聖母マリアは聖霊の物質的顕現です。こうした秘教哲学は神智学という形で1つの流れを作っており、これがブラヴァッキー夫人によって現代神智学として集大成されたのです。こうした流れの中に、エジプト神学、ミトラ神学などがあります。
これらの神学体系の中では、地球の歳差運動の関係で、2160年のプラトン月に、時代は牡牛座から牡羊座、そして魚座、さらに西暦2150年頃から水瓶座の時代へと移り代わっていきます。こうした各時代に、救世主(キリスト)が地上に降臨し、人類を導くというのが彼らの思想です。時代ごとに、救世主はクリシュナであり、ミトラであり、そしてイエスだったというわけです。
こうした世界観は、イエス・キリストのみをただ1人の救い主とするキリスト教とは相入れません。しかし原始キリスト教団では、秘教の教えに基づいてイエスは理解されていました。彼らの宗教の最奥義はカバラだったと考えられています。エルサレム神殿が破壊される前に、奥義書は神殿の地下に隠され、後にテンプル騎士団によって発掘されます。また、奥義を知る立場にあった原始キリスト教団の一部の者たちは、日本に辿り着きます。それが秦氏だったようです。なので、聖徳太子が導入しようとしたのは、仏教ではなく原始キリスト教だったはずです。