2017年3月18日 の記事

ロシアが朝鮮半島情勢に深刻な懸念を表明 ティラーソン米国務長官「軍事行動の可能性を除外しない」 武力行使となると自衛隊が戦闘に参加へ

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアは、朝鮮半島情勢に深刻な懸念を表明しています。ロシアはあくまで、“外交的手段による平和的な問題解決”を目指しています。
 ところが、トランプ政権はそうではないのです。ティラーソン米国務長官は、“北朝鮮に対する軍事行動の可能性を除外しない”と発言しています。ティラーソン氏のアジア歴訪の目的は、北朝鮮をどうするかについて、中国との合意を得るためだと思われます。実のところ、習近平氏も金正恩排除を考えており、そのためにはアメリカと同様、武力行使もやむなしという考えではないかと思います。
 トランプ政権は軍事政権であり、金正恩を特殊部隊で暗殺するか先制攻撃で排除することを考えているはずです。ただ、ティラーソン国務長官とその背後にいるキッシンジャーは、平和的解決を目指していると思います。しかし、あくまで武力行使を排除しないという観点です。これは非常に危険な状態です。
 私の考えに間違いがなければ、プーチン大統領を含むほぼ全員が、金正恩を指導者として認めていないと思います。ロシア、中国、アメリカは南北の統一が望ましいと考えており、統一後の王として、金正恩は排除されるべきだと考えているはずです。ただ、ロシアはあくまでも外交的な手段で、中国、アメリカは武力行使を厭わないという形で、実現しようとしているように見えます。
 武力行使となると、自衛隊が戦闘に参加する形になります。今のままでは具合が悪いです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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露外務次官 朝鮮半島情勢に深刻な懸念を表明
転載元)
© Sputnik/ Aleksei Kudenko

© Sputnik/ Aleksei Kudenko


朝鮮民主主義人民共和国の核プログラムをめぐる6か国協議でロシア首席代表を務めるイーゴリ・モルグロフ外務次官は、朝鮮半島情勢に関する時事通信の書面インタビューに応じた。なおモルグロフ外務次官は、明日18日に東京で開かれる南クリル(北方四島)での共同経済活動に関する公式協議に出席する。 インタビューでの次官の答えの要旨を、以下抜粋して、お伝えする。

スプートニク日本

最近の朝鮮半島情勢に、深刻な懸念を抱いている。20日に東京で始まる露日両政府間の『2+2』会合(外務・防衛担当閣僚協議)で、北朝鮮問題に関し、議論が深まってほしい。

ロシアは、緊張の悪循環を断ち切るために、半島情勢を総合的に見るよう提案している。米国とその同盟国が、軍事演習や軍事行動を活発化させていることが、北の核実験やミサイル発射といった行動を呼び起こしている。我々の共通目標は、外交的手段による平和的な問題解決である。

その意味で、東京での『2+2』会合の再開は、ロシアのやり方を日本側に伝える良いチャンスになるだろう。

ショイグ国防相が、年内に南クリルなどに1個師団を配備する方針を示したことについて言えば、肝心なのは、一連の方策はロシアの主権に従い行われているという点だ。配備方針には、何ら問題はない。もし日本側が会合で、この問題を提起するならば、日本側も、ロシア側が懸念を持っている日本の軍事的発展に関する問題に対する、しかるべき説明を用意すべきである。」

「2+2」会合には、ロシアからはラブロフ外相とショイグ国防相が参加する。

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朝鮮半島問題解決のための米国のアプローチは誤りー露外務省
転載元)
© Sputnik/ Vitaliy Belousov

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朝鮮半島の情勢は深刻化していく一方であり、これは米国の朝鮮半島問題解決アプローチは間違っているとの証左だ。ロシア外務省のザハロワ報道官が16日、記者会見で次のように述べた。

スプートニク日本 

残念ながら、例えば、この地域(朝鮮半島)の情勢は緊張という面で深刻化していく一方だということは、特に米国のアプローチがそれほどの深みを持つものではないと示すものであり、また、その証拠である。我々は腹蔵なくこのことについて様々な米国の代表者たちを話してきた。」

北朝鮮の金衡俊(キム・ヒョンジュン)駐ロシア大使もまた、朝鮮半島の情勢にコメントして、「朝鮮半島の情勢は非常に複雑で、爆発の危険がある段階にあると言える」と述べた。

その上で金大使、は米国のMDシステムの要素であるTHAADを韓国に配備することは朝鮮半島の情勢を極限まで白熱させると付け加えた。

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[YouTube]ゲートをはさんで激しく吠えあう犬たち、いざゲートが開くと…

竹下雅敏氏からの情報です。
 “「ネット上のお前ら」と「現実世界のお前ら」”というのがありましたよね。
(竹下雅敏)
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ゲートをはさんで激しく吠えあう犬たち、いざゲートが開くと…
配信元)

国が要請「10日間ほど身を隠して欲しい」…籠池氏が実際に身を隠していたのは事実 真相を知る森友学園の元顧問弁護士は辞任

竹下雅敏氏からの情報です。
 菅野完氏の情報では、財務省の佐川理財局長から森友学園に連絡があり、森友学園の弁護士を通じて“10日間ほど身を隠して欲しい”ということだったと思います。ですが冒頭の動画で、民進党の福島議員は、“籠池氏は、理財局のシマダさんから身を隠してくださいと電話を受けた”とあります。佐川理財局長の答弁によると、国有財産の部局にシマダと言う課長補佐は確かに居るようです。少なくとも森友学園は、このシマダと言う人物とやりとりがあった事は確かなようです。
 佐川理財局長は籠池氏の主張を全面的に否定していますが、籠池氏が実際に身を隠していたのは事実のようです。菅野氏によると当時、“アパホテルにいた”らしい。国からの要請がなければ、なぜ籠池が10日ほど身を隠していたのかの説明がつきません。
 この間の真相を知る森友学園の元顧問弁護士は、この件で森友学園の弁護士を辞任しており、籠池氏が主張するような事は無かったと言っていますが、“今後事務所も名前も報道しないで!”と言って逃亡しています。どうやらツイートによると、この弁護士は維新との関係が深いようです。要するに、犯罪に関わった連中は一様に籠池氏の発言を否定して、籠池氏から逃げ出そうとしている風に見えます。
(竹下雅敏)
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時事ブログ注)画像のテロップに誤りがあるので訂正します。
正)酒井康生弁護士
誤)岩佐賢次弁護士
参考リンク: http://ameblo.jp/osaka-bengoshi/entry-12252836179.html

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菅野完氏が自宅で籠池理事長の長女と公開電話インタビュー:同席の記者は「嘘をついているのは安倍夫妻」と確信 自民党側は作戦変更へ

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨晩、菅野完氏の自宅で、籠池理事長の長女のちなみさんとの公開電話インタビューがありました。ツイートにあるように、“ほぼ全社総揃い”で、各社の記者がちなみさんにインタビューをし、昭恵夫人から受け取った100万円の経緯を問いただしていました。ちなみさんの説明は非常に納得のいくもので、ツイートにある重要な証言が出てきました。
 この場に居た人たちは、一様に籠池夫妻は本当のことを言っていると思ったようです。実況中継を聞いていた人たちも、“籠池氏の娘さんはとても実直…安倍夫妻は嘘つきで卑怯者だ”と感じたようです。
 私もこれを見ていましたが、12,000人以上の人が見ていたようです。私も多くの人と同様に、嘘をついているのは安倍夫妻だと思いました。そのくらい、ちなみさんの証言は整合しており、疑いを挟む余地はありませんでした。
 状況から、2015年9月5日に昭恵夫人から籠池理事長に100万円が手渡された事はほぼ間違いないようです。おそらく、自民党側も昨晩のこのライブを見ていたんでしょう。どうやら作戦を変えるようで、別の報道によると、講演料として受け取った100万円を籠池氏に返したという事にしたいようです。それを籠池氏側が勝手に寄付金だと勘違いしたということにするらしい。言っていることがコロコロ変わるとすれば、どちらが嘘をついているのかはほとんど明らかです。
(竹下雅敏)
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「教育勅語」理解の決定版!横路孝弘議員の稲田防衛大臣を諭すような国会質疑が素晴らしい 【前編】

竹下氏からの情報提供です。
 この国会質疑は必見だと思います。今話題の教育勅語の本質が理解でき、歴史を振り返ると共に浮かび上がってくるのは、安倍政権が取り戻そうとしている方向性が、15回もの出兵と4回の戦争を起こした戦前の70年であると、自ずと理解できます。安倍政権が排除されなければならない大きな理由がそこにあると思います。その手段として、森友学園を巡る嘘が暴かれ、政権ごと崩壊すれば良いと思います。
 横路孝弘議員の質疑は、問題教師を諭すような校長先生のようで、稲田大臣を救うために改心を促しているようにさえ見えます。これで何かしら変化が起こらなければ、自滅していくしかないと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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稲田「教育勅語・南京虐殺」3/16横路孝弘(民進)の質疑:衆院・安全保障委員会
配信元)

横路議員今日は稲田大臣にですね、あなたの歴史観とか、或いは教育観とか、そういうことを主に質問をしますので、自分の言葉でお答えを、考えを率直に言っていただければというように思います。

1つは籠池前理事長が、テレビで発言するのを見たんですが、稲田大臣とはですね、志を同じくする同志であるという発言をされておられました。今ではなく、多分昔のことなんだろうと思いますが、同じくした志というのは、そういうことだったんでしょうか。

稲田防衛大臣:森友…籠池氏がどういう趣旨でそのような発言をされたのか、わかりませんのでお答えする立場にはありません。

横路議員:前にですね、籠池さんが経営している幼稚園のことを、教育勅語を暗唱、子供がみんな暗唱しているんだというんで、「行ってみたら?」と勧めたことがありますでしょう?しかもご主人は、籠池さん所の顧問弁護士もやっていたと。同じ大阪だと。だから例えば日本会議なら日本会議という場での、同志としての連帯感みたいなものを向こうは持っていたんじゃないんですか?

稲田防衛大臣:私の今、記憶に基づいて御答弁いたしますが、あの、籠池…、あの…、その…幼稚園に行ってみたらと勧めたという記憶がなく、また、私自身は行ったことはありません。そして、日本会議、私も日本会議で講演をしたり、また、そういった活動の場に行ったことがございますので、それを見てとか、また私が弁護士時代に行っていた訴訟などをご覧になってそのように感じられたのかもわからないという風に思います。

横路議員それでは教育勅語についてお尋ねしますが、その前にお渡しした「出兵及び言論統制やテロに関する歴史」という年表がありますよね。これをちょっと見て下さい。この年表はですね、最初の出兵が台湾出兵です。1874年から太平洋戦争が終わるまで、だいたいこの間、71年間なんですね。この71年間に15回の出兵。それから日清、日露、日中、太平洋戦争という4回の戦争が行われています。教育勅語は1890年ですよね。それからずーっと、日本の歴史というのは、これは出兵した記録と、それから表現の自由をいかに取り締まってきたかというようなこと、或いは起きたテロとか、クーデターとかいうようなことをまとめて私が作った年表でございます。これを見るとだいたい、明治、大正、昭和前期の71年間の歴史がはっきりします。

それでですね、大臣は教育勅語をどういう国家を目指す精神を日本として取り戻すべきだという発言、評価をされておりますが、問題は教育勅語は戦前の日本軍による戦争や侵略行為の中で、どんな役割を果たしてきたかというのが大事なんですね。大臣はこの昭和の日本が軍事化を進め、軍事国家となっていった中で、教育勅語がどんな役割を果たしたかというようにお考えでしょうか?

稲田防衛大臣本件は、防衛大臣の所管ではなく、お答えする立場にはありません。ただ私が今まで森友学園に関して、国会の中で教育勅語について随時質問され、お答えしてきたのは、「父母ニ孝ニ(親に孝養を尽くしましょう)、兄弟ニ友ニ(兄弟・姉妹は仲良くしましょう)、夫婦相和シ(夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)、朋友相信シ(友だちはお互いに信じ合いましょう)」など、今日でも通用する普遍的な内容を含んでいるということを答弁してきた所でございます。教育勅語は戦前のように、教育の唯一の根本理念として復活させるべきとは考えておりません。

05:11 

横路議員:あのー、自分の管轄じゃないから答弁できないというのはおかしいんで。今の自衛隊というのは、戦前の日本軍の様々やった過ちや失敗を教訓として今日あるわけでしょ?今日あるわけですよね。だから、もちろん戦前の歴史、どうなるかということはですね、自衛隊のやっぱり責任者としては、その認識は非常に大事だと思いますよ。

教育勅語というのは治安維持法の基に、国民教育の思想的な基礎として神聖化されていったんです。教育勅語の写しはですね、御真影(天皇の写真)とともに奉安殿に保管されて、生徒には全部暗唱することが強く求められたんですね。

特に1938年に国家総動員法が制定されますと、その体制を正当化するために利用される形で軍国主義の教典として利用されてきたんですよ。

だからこの、今お話しになった12の徳目の始めの話は、これは当たり前の話であってですね、いつの時代でもどこでもこうであるべきだという話だと思いますよ。そこに、だから特徴があるわけじゃなくて、この12番「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ(国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)」ここがやっぱり一番のポイントですね。そこでわざわざ御真影とともに奉安殿に保管して、生徒が暗唱すると。こういう事になったわけですよ。そう思いませんか?この事をどう受け止められます?そういう扱いをされたという事について。

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