注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
白米や、白く精製された小麦粉からつくるパンや麺類はおすすめできません。それらは、本来の米や小麦に含まれていたビタミン、ミネラル、食物繊維という大切な栄養分が取り去られ、ほぼ糖質のみとなっています。https://t.co/7Y7r26EStw
— Maxwell Smart (@universalsoftw2) July 8, 2021
栄養バランスや品目数などの面から健康的だと言われることも多い日本食。海外からも注目されているが、現代の日本人が口にしている日本食は、理想と少し違ってしまっている。秋葉原駅クリニックの医師・大和田潔さんはこう言う。
「実は、現在の日本食は、加工食品が多くなりすぎた。私は1970年代に食べられていた食事が最も日本人の体質に合っていると考えています。一汁三菜に、ご飯。調味料は控えめで単品のおかずを多種類食べられるなど、バランスがいいのです」(大和田さん)
これは研究論文でも証明されている。東北大学の研究グループが過去の日本食を複数のマウスに食べさせて調べたところ、1975年頃の日本食が最も肥満を抑制し、加齢に伴って増える2型糖尿病や脂肪肝、認知症を予防、寿命を延ばすことが判明したのだ。
さらに、ヒトを対象とした実験でも、同じ頃の日本食はストレス軽減や運動機能向上、軽度肥満者のBMI低下や悪玉コレステロール値・血糖値を下げる効果があったという。
(以下略)
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「病気にならない自然な暮らし」で大切なのは、“除菌が病気をつくる。過剰な除菌は、人間の免疫機能を弱くする”という事を知り、“腸内細菌が喜ぶ食事をとる”こと。
日本の伝統食「和食」がオススメで、腸内細菌はその土地の土壌や風土、食べ物と密接に関係しており、その腸内細菌を育ててきたのが昔から食べている伝統食なのです。
「元来の和食」として「ご飯、漬物、みそ汁の三点セット」が基本ですが、ご飯は白米に近づくほど栄養価は下がってしまいます。玄米でも、ミネラル(塩)と油脂分が足りていないので、梅干しとゴマ塩を加えるとよいのです。わが家の食事の基本が、この「玄米、梅干し、ゴマ塩」です。
バランスの良い「食材の選び方」として、“まごわやさしい”でおぼえられる豆、ゴマ、ワカメ(海藻類)、野菜、魚、シイタケ(キノコ類)、イモ類を推奨しています。肉や牛乳を避けて、魚介類を取った方が良い。
私は、日本の伝統食は日本酒が合うと思っています。ワインやウイスキーが合う料理は、日本人には合わないのです。妻が忙しい時など、全粒粉コーンフレークに豆乳をかけた昼食を食べることがあるのですが、食後のデザートにチーズと赤ワインを飲みます。しかし、1週間から10日に一度ほどの割合です。
最近は、毎日食べる梅干しの「種」を、ティッシュペーパーに包んでペンチで割って、中の実を食べるようにしているのですが、しっかりとアミグダリンの味がします。
驚いたことに、これを毎日食べるようになって、お酒(主に日本酒)が要らなくなってしまったのです。お酒を飲みたいと思わないのです。何故かはわかりません。そのせいなのか、お腹の周りがスッキリとしてきました。「玄米、梅干し、ゴマ塩」のパワーは、かなりのものです。