2022年8月7日 の記事

非常にわかりやすく解説された近現代中国史の動画

竹下雅敏氏からの情報です。
 非常にわかりやすい近現代中国史を紹介します。最初の動画は、「明」に代わって「清」が現れ、中国を統一する様子がわかります。ウィキペディアによると、12世紀はじめに「金」を建国した女真(じょしん)というツングース系民族がありました。“1635年にホンタイジが、当時の女真の民族名を嫌い、1635年に民族名を満洲族に改めさせた。また、それまでは女真族王朝である金の後裔として「後金」と名乗っていたが、民族名の変更に伴って翌1636年に国号も「清」に改めた。”とのことです。
 動画ではアヘン戦争、太平天国の乱、日清戦争、義和団の乱、辛亥革命を超ざっくりと説明しています。
 二つ目の動画は、孫文の辛亥革命の後継者である蒋介石の国民党と毛沢東の共産党の戦い、満州事変と日中戦争をやはり超ざっくりと説明しています。
 国民党と共産党の戦いは共産党が勝利し、中国は中華人民共和国となります。蒋介石は台湾に逃げ、“中華民国は1949年に政府を中国大陸から台湾島へと移転。中華民国は1992年以降、中国大陸の主権を取り戻すことを放棄している。中華人民共和国は一つの中国方針に基づき台湾が「中華人民共和国統治権下の台湾省」になることを求めている。”とのことです。
 3つ目の動画は超オススメです。 “近現代中国史、私がよく、世界史で一番難しいのはここだという中華民国の概観”を、青「軍閥」、緑「ブルジョワ」、黄「民族主義」、赤「共産主義」の4グループに分けて説明しています。
 これらの動画で近現代中国史に興味を持った方は、NHK高校講座「中国の現代史」をご覧ください。とても分かりやすいです。
 さて、本当に見てもらいたいのは、“続きはこちらから”の「10分でざっくりつかむ近代中国と帝国日本」です。これを見ると、日本がナチスと同盟を結んでいたというのがとても良く分かるのです。
 戦前の日本の支配勢力は戦後もそのまま残っています。彼らはCIAの工作によって反共の旗印でまとまり、日本を再び戦争ができる国にしようとしてきました。自民党の背後に統一教会、勝共連合、日本会議、神道政治連盟がいるわけですが、これらの中核となる組織が「八咫烏」だったということなのです。 
(竹下雅敏)
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小学生でもわかる清王朝の歴史【中国史第9弾】
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小学生でもわかる中華民国の時の中国の歴史【中国史第10弾】
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【世界史】辛亥革命から中華人民共和国建国までの概観をわかりやすく説明してみた。【近現代中国史】
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ままぴよ日記 102 「私達の町にこんな学校が欲しい!」

 夏休みです。猛暑続きで夏バテしそうな毎日ですが、いよいよアメリカから娘家族が帰ってきます。楽しかった学校生活にお別れして、日本の学校に再入学します。幼稚園、小学校2人、中学校です。

 そんな孫の目に日本の学校はどう映るでしょか?うまく適合していけるでしょうか?動じないで切り抜けるでしょうか?心配でもあり、楽しみでもあります。

 さて、我が町では先日紹介した「夢見る小学校」の映画を見たママ達の心に火が付いてしまいました。今回はそのことを書きます。

お知らせ:次回から2回、お休みをいただく予定です。娘家族の引っ越しの手伝いに奔走します。
(かんなまま)
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我が子の不登校に悩むママ達


最近、不登校の話をよく聞くようになりました。1クラスに2~3人いるのは当たり前。そして、行き渋りながら学校に行っている子もたくさんいます。子育て広場でも保育園や幼稚園の行き渋りのテーマでおしゃべり会をすると、困っているママ達がたくさん集まってきます。

その家の中を覗くと毎日、毎日、親子の葛藤がくりひろげられています。

ママは自分で起きてこない子を無理やり起こすところから始まります。又は、緊張の為に夜明け前に起きて学校に行きたくないと泣き出す子の話を聞きます。食べてくれそうな朝ごはんを用意してテンションをあげ、学校に行ってくれるか?その日によって変わる子どもの態度に細心の注意を払いながらあの手この手で励まします。それでも行かない時は「いいのよ、家にいて」と言いながら、へこみます。そして気持ちを切り替えて、バタバタ自分の仕事に向かうのです。

いつも平常心でいるのは難しく、時には声を荒げて「もう、いい加減にしてよ!」「何であなただけ行けないの?」「それくらい我慢できなきゃ社会に通用しないのよ」「いい加減にしてよ!」と、捨て台詞を言って、後悔します。

そして、自分の子育てが間違っていたのではないか?子ども自身に問題があるのではないかと悩み続けるのです。


普通に学校に行っている子でも宿題をさせるのは一苦労。最近は採点、見直しまで親がします。給食を食べない、忘れ物が多いと先生から注意されてばかり。子ども達は先生がいつも怒っているだの、友達が意地悪をしただの、親に訴えます。時間割をさせるのも一苦労。夜遅くまでゲームをして朝起きられません。親も疲れてみて見ぬふり。そんな生活が当たり前になってしまいました。

先生も、熱心に不登校の子どもを学校に来させようと頑張ります。毎日家に迎えに行く。保健室登校でもいいよ、と促します。親にも連絡を取ります。熱心な先生はクラス中で声をかけあうように促します。

不登校の子にとっては、その熱意が苦しい事もあります。親を困らせたいわけではないけど、行けない自分をうまく説明できません。

聞かれれば、皆が納得してくれそうな答えを探します。頭が痛くなったり、吐いたり、熱まで出て体で表現することもあります。

日本は、子どもは学校に行くのが当たり前なのです。文科省は不登校の子どもの再登校を目指しているため、学校以外の多様な学びの場を保障するという発想がありませんでした。だから、先生も親もどうにかして学校に行かせようと頑張るのです。行けない子どもは社会から落ちこぼれるし、問題児と言われます。


衝撃を受けた映画「夢見る小学校」


でも、心の中で、こんなに嫌がっているのに無理やり行かせる必要があるのだろうか?学校にも問題があるのではないか?と思っていたママ達が、「夢見る小学校」の映画を見て衝撃を受けたのです。

えっ?こんなに自由なのに文科省が認めている学校?先生がいない?宿題がない?黒板を見ながら学年別の一斉委授業がない?テストがない?通知表がない?教科の勉強ではなくプロジェクトで家まで作る?1年から6年まで一緒に取り組む?職員室は遊びに行くところ?校則など大事なことは子どもと大人が会議で決める?とびっくりです。

映画の中の子ども達は一生懸命に自分で考えています。友達と話し合っています。身体も手も動かしています。大人と対等に話し、電話して交渉までしています。多分、一年生の時からそんな上級生を見ているのでやり方を学んでいるのでしょう。

農業、大工、食べ物のプロジェクトチームがクラスです。1年かけて大人顔負けのものを作っていますが、多分失敗も含めて色々な体験をしてきたでしょう。でも大人が「失敗していいよ、責任は大人が取るから」と言ってくれるので安心してチャレンジしています。


ママ達は、我が子と比べながら映画を見て、考え込んでしまいました。我が子はこんな顔をしているだろうか?私は子どもにしたいことをやらせているだろうか?でも、楽しいだけで成績は上がるのだろうか?

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