ぴょんぴょんの「現実みたいなSF!」

 「コズミック・ディスクロージャーre-boot」を読んでいたら、
ふと、こんな妄想が湧いてきました。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ぴょんぴょんの「現実みたいなSF! 」


久しぶりの再会


pixabay[CC0]


おお、着いたな。 けっこう、近えんだなあ、地球。
久しぶり・・って、懐かしんでる場合じゃねえ、お仕事お仕事・・と。

おや? あれは・・・??・・・どっかで、見たような?
誰だっけかな?


あのお、すみませんが、どこかでお会いしたことが・・・・・。

は?? はあ?

どこかで、お会いしてないでしょうか?

(クンクン・・そう言えば、この臭い、いつかどこかで、かいだ覚えがある。)

(人違いかなあ? だけど、下から見上げるこの表情は、どっかで見たことが。)

もしや・・あなたは?

もしや、おめえは?

く ろ さ ん ??

そして、おめえは く ろ ま る か ??

pixabay[CC0]



くろさんでしたかあ〜。
どうも、ご無沙汰しています。
その節は、たいへんお世話になりました。
わたしの現在の名前は、ブラックボウルと申します。
そして、こちらが妻のピンクボウル、長女のオレンジボウル。
妻の抱いてる赤ん坊が、長男のブルーボウルです。

(なんだ?「ボウル」ってのは、名字なのか?)
奥さん、始めまして。
おれは、前世で、こいつの世話をしてた、くろっつうものです。

どうか、お見知りおきを。

って、おめえも、りっぱな子持ちになったんだな。
ってゆうか、おめえ人間になってたんだな。
おめでとう!!

道端で死にかけていたとき、くろさんに助けていただきました。
生死をさまよっていたぼくに、くろさんはガヤトリーマントラを教えてくださった。
あれ以来、ずっと唱えておりました、愛のマントラといっしょに。

そうか、そのおかげで、こんなに早く人間になったんか?
すげえな、ガヤトリーマントラは。

そういう、くろさんこそ、今は地球をご卒業なさったようで。

おう、おれも今は、ぴょんぴょん座の・ω・星に転生してるんだ。

お互いに、良かったですね。
でも、ネコだった時代もなつかしい。
ずいぶん、かわいがっていただきました。
ときどき食べさせてもらった、アジ。

pixabay[CC0]


おめえは、サバが合わねえで、アジしか食わなかったな。

タイも大好きでしたが・・・。

ぜーたくなヤツだったな、おめえは。

いろいろと、よくしていただきましたが、何より楽しみだったのが、くろさんとガヤトリーマントラを唱えるときでした。

おお、おめえはよく、おれの膝の上に乗って、じいっと聞いてたな。

ガヤトリーマントラがなければ、こうして早く人間になることはできなかったでしょう。
そして、こんなすばらしい妻と出会うことも、なかったでしょう。

おめえはよく、ネコより人間に近えって言われてたが、ガヤトリーマントラのおかげだったのか。

はい、くろさんのマネしたくて。


本来の美しさと豊かさを取り戻した未来の地球


ほんで、地球はどうなんだ?

そらあもう、ネコだった頃とは、まるっと変わってます。
宇宙人が地球にたくさんやって来て、放射能汚染の場所を、ことごとくきれいにしてくれました。
海に大量に垂れ流された放射性物質も、きれいに取り除かれました。
おかげで地球は、本来の美しさと豊かさを、すっかり取りもどしました。

pixabay[CC0]


そうかそうか、そいつはえがったなあ。
気象兵器とかで、地球はメチャクチャにされてたが。

ああ、ありましたねえ、でも今では、干ばつで雨が降らずに困っているところにしか使われていません。

景気はどうや?

経済は、AIによってうまくコントロールされているので、株式を不正に操作されて不況になることもありません。
ていうか、おカネはほとんどいりません。

カネがいらない?

地域ごとに協同組合が立ち上げられて、活発に物資を回しています。
その物資が、県や州、そして国といった、より大きな単位に売られて行くときだけ、おカネのようなものが行き来しますが。

ナヌ?
それは、竹下先生が提唱されていたプラウトじゃねえか。
とうとう地球上でも、プラウトが実行に移されたんだな。

自治体から、必要最低限の生活必需品は支給されますし、それ以上のぜいたくをしたいとも思いません。
うちに余っている物と交換で、手作りの高品質な品物が手に入りますし。

そうか、昔の地球とは、えれえ違いだな。

ものが不足して困ることもありませんし、貧富の差もありません。
余分なものは、必要な人に分けるだけです。

自治体がちゃんと、生活の保証してくれるから、一番大事なことに専念できるしな。
ただ、気になるのは、カネも時間も持て余してるヤツら。
昔の地球じゃよく見かけたが、なんもすることがねえんで、パチンコ行ったり、悪い遊びをしたり、どんどん堕落していくようなヤツら、いねえか?


パチンコって何ですか?

ギャンブルさ、って言っても通じねえか。
じゃ、テレビゲームはどうだ? そんくらいの娯楽はあるだろう?

pixabay[CC0]


テレビゲーム? ないです。
大事な時間を家族とすごす、ペットをかわいがる、庭の手入れをする、自然を愛でる。
そういうことに満足してる
ので、それ以外のものはつまらないと感じます。

おめえだって、遊んでたじゃねえか? ネズミのおもちゃとか?


おもちゃは必要ありません。
ぼくだって外で、本物のネズミを相手にするほうが、よっぽど楽しかった
ですよ。
おもちゃで喜ぶのは、家の中に閉じ込められたネコだけです。
外にはもっと、ダイナミックな楽しみがありましたから。
その点、くろさんの家の周りはたくさんおもしろいことがあって、楽しかった。

ただの田舎なんだがな。
今のネコたちは、地球で幸せにしてるかな?

昔よりずっとずっと、幸せだと思います。
彼らはまず、全員がガヤトリーマントラを唱えて
います。
ですから、あっという間に人間になっちゃうんです。

てことは、あれか?
石たちも、木や、花たちもみんなそうってことか?

はい。
実を言うと、ガヤトリーマントラが一番最初に広まったのは、人間ではありません。
妖精や、動物、植物、鉱物、エレメントたち、そして最後が人間
でした。

pixabay[CC0]


やっぱ、そうか。

今の地球には、自分さえ良ければいいと思う人はいません。
みな、誰かの役に立つことを幸せに感じる人ばかりです。

おおう、変わったなあ。

あらゆる国の支配者層が入れ代わりましたから。
天界や宇宙の法に習って、現在の地球では、心のきれいな人しか役職につけません。
結果的に、ほとんどのリーダーが女性になりましたが。

国も変わったのか?

地球全体が、よい意味で、一つの国のように仲良しです。
かつての合衆国を思い出してください。自治は州単位で行われますが、全体的なことは、地球の議会で民主的に決められています。

そうか、じゃ、外国って概念はねえんだな。

どこに行くのも自由です。パスポートも必要ありません。
ぼくたちは、地球のあちこちに家を持っていて、好きなときにそこで暮らしています。
たとえば、赤ん坊のブルーは雪が好きなので、南極に家を建てました。
娘のオレンジは、アマゾンの密林の小屋が落ち着くと言いますし、
妻のピンクは、夏の北欧の、森の家で過ごすのが好きです。
ぼくは、サーフィンが好きですから、ハワイの小屋が一番ですがね。

pixabay[CC0]


ぜーたく!
つうか、地球をまるごと楽しんでるなあ。
子育てとかは? 保育所の問題とかねえのか?

保育所って、なんですか?

母親が働きに出るとき、子供はだれが面倒見るのか?

まず、母親が働く必要がありません。
子供たちはすべて、各家庭で大事に育てられています。

その、奥さんが抱っこしてるブルー君は?

ピンクもブルーも、生まれたときからずっと、ぼくたちが交互に抱っこして育てています。
くろさん、見てないんですか? 「夫婦」「親子」の講座を?
ここじゃあ、みんな、親になる前に「夫婦」と「親子」の講座の視聴は必須なんですよ。
あれを見ないで、どうやって夫婦仲良くやっていけるんです?
どうやって、まともに子供を育てられるんです?

今の地球人の常識ですよ。
もちろん、ガヤトリーマントラと愛のマントラ、除霊と浄化の祈りをやってない人はどこにもいません。

スゲえ〜!! 地球がそんな星になるなんて、おれの時代は想像もつかなかったぜ。

だから、みんな家族が仲良しで、そして地域が平和で、国が平和で、地球全体が平和になるわけです。

じゃ、学校とかはどうなった?

ああ、学校という制度は、新しい地球人にそぐわないということで、とっくに消えました。
ぼくも、学校に行った覚えはありません。
幼い頃は両親や兄弟たちと、たっぷり自然の中で遊んで過ごしました。
ぼくの場合、小さい頃から絵を描くのが好きで、6才くらいから、ぼくの大好きな絵描きさんのところに、週に2回遊びに行ってました。
絵を描くための勉強はしましたが、必要に応じた勉強しかしていません。


じゃ、なんだね? 
それぞれの子供が、やりたいことができる環境が整ってるってわけだね。

はい。大人の専門家も子供だからと言って、幼稚なことを教えるのではなく、最初からプロフェッショナルなことを教えてくれるのです。
妻は刺繍の専門家で、ピンクは数学が大好きで、いずれ数学者になりたいと言っています。

こりゃ、かんなままも喜ぶなあ。
で、ブルーは何になるんだ?

ブルーは今、外で遊ぶのが楽しい時ですので、遊びたいだけ遊ばせています。

そいつぁ、理想的だ。
じゃ、病気になるヤツとか、いねえのか?

それはいますよ。
でも、各家庭に診断機械、携帯の治療器、治療ベッドが無料で支給されていて、おかしくなったらいつでも、自宅で診断し、治療することができます。

その機械とやらに、副作用とか、ねえのか?

副作用? 治療ですから、治ることしかありえませんよ。
風邪のように軽いものなら、治療器を当てるだけで治ります。
少し複雑な病気は、ベッドの上に寝るだけで、自分の内臓の状態が3Dで見えるんです。天井から、ファイバーのような触手が出てきて、悪いところに入って勝手に治療してくれます。

地球もそこまで来たか。
となると、病院はいらねえな。


はい、病院はとっくの昔に消えました。
というか、そんな便利な機械が家にあるのに、わざわざ外に出かける必要がありますか?

そうそう、おれの星では、家の玄関を入ると光線が降りてきて、外の汚れを浄化する装置があるんだ。
浄化だけじゃなくて、体がリフレッシュされて、元気になるんだぜ。
今回おれは、その装置を地球に売り込みに来たってわけだ。

そうですか、今はそういうお仕事をされているのですか。
しかし、それはまた、良さそうな装置ですね。
病原菌を、家に入れることがなくなります
から。

あ〜、なんかたくさんしゃべったら、ハラ減ったなあ、どっか食えるとこねえか?

それなら、今日はぜひ、くろさんにごちそうさせてください。
ネコ時代に、かわいがっていただいたお礼です。

「ネコの恩返し」かぁ、そいつぁ、ありがてえ。

そこの人気の店に入りましょうか。

おお、感じのいい店じゃねえか。
・・・せっかく地球に来たんだから、カツ丼にすっかな。
飲み物は、「本日のオススメ、ご当地ビール」にしてと、デザートはプリン・アラモード。

Author:opencage[CC BY-SA]


はい、わかりました。
(タッチパネルに触れる。)

おお、地球も今や、3Dプリンターかあ。

どんなおいしい料理も、即座に出てきますよ。
しかも、おいしくて、安全で、体に良くて、元気になる料理です。

これのおかげで女性は、台所仕事から開放されたな。

はい。
ただぼくは、自家菜園の野菜で作る、妻の手料理にかなうものはないと思います。
彼女の煮っころがしは、最高ですからね。

pixabay[CC0]


おうおう、ノロけるなあ。

ありがたいことに、「夫婦」の講義で習ったことをまじめに実習していますので、夫婦間の愛はますます深まるばかりです。

お! うまそうなカツ丼が出てきたぞ! ビールも冷え冷えだあ!

さ、どうぞ、お先に召し上がってください。

(くろちゃん・・・くろちゃん・・・)

誰だ、うるせえな、カツ丼食おうとしてるのに。

(くろちゃん・・・起きて・・・くろちゃん・・・)

ビールも飲まないと・・・プリン・アラモードも・・・。

Author:Morio[CC BY-SA]


(くろちゃん・・・起きて・・・)

あれえ? おめえ、しろじゃねえか。
いつ、地球に来たんだ?

はあ? なに、寝ぼけたこと言ってるの?
くろまるが、「外に出して」って言ってるよ。

くろまる?
「外に出して」って、今ここで一緒に食事してる・・・。

何言ってるの?
くろまるが、トイレに行きたいって、ふすまをガリガリやって抗議してるよ。

ええ? ありゃ? ここはどこだ? おれはだれだ?
今、くろまると会ってたんだよ、りっぱに一人前になっててよ。

なに、寝とぼけてんの?

未来の地球は、いいぞぉ〜。

って、早くしないと、ふすまがボロボロにされてるよ!!


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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