19/7/6&8 ソルカ・ファール情報:7.1の震動がカリフォルニアを襲う中、ロシアは地震兵器が“稼働中”であることを仄めかす

 木曜日のソルカ・ファール女史の記事の続編です。これまで我慢に我慢を重ねてきたロシア、とうとう堪忍袋の緒が切れて、禁忌の兵器を発動させました。
 3.11福島も某カバール傀儡国家の地震兵器だったそうですから、保有国はロシアだけではないですし、別に今始まったことでもないんですが、Ring of fire(火の輪、環太平洋火山帯)に住む身と致しましては地殻をいじくるのは控えて頂けると……まぁ核戦争も嫌なんですけど……うーん。
 ロシアを怒り心頭にした米海軍って、配下の海兵隊も含めて、日本にどれくらい駐留しているのかなーと調べてみました。日本語版ウィキだと神奈川・長崎・山口・沖縄県だけですが、英語版はもっと詳細で、もっとあちこちに配備されておりました。……カリフォルニアの地震で、やっぱしよかとです、ハイ。太平洋のこっち側の基地を狙われたら、日本沈没っす。

 ちなみに今回は、2つの記事をまとめています。最初の6日の記事では、陰謀論と頭ごなしに一蹴する方に対して地震兵器なるものが本当にあるのですよ、と多方面から説明しています。8日の記事では、前々からロシアが米海軍を警戒していた理由を解説しています。そして合間に、このところの米露対立の経緯が入っています。
 私、これまで「海軍はその一部が“ディープ・ステート”に取り込まれている」的にイメージしていましたが、この記事で“ディープ・ステート”の本丸(の少なくとも一つ)なのだと脳内修正しました。何と言いますか……権力争いって醜い。国内の仲間同士でもやっていたんですね、つくづく暇人だ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ソルカ・ファール情報:7.1の震動がカリフォルニアを襲う中、ロシアは地震兵器が“稼働中”であることを仄めかす
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

暴走するアメリカに鉄槌


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の実に恐ろし気な新報告書は、アメリカ合衆国ヨーロッパ反ロシアのプロパガンダで溢れかえらせようと計画していると強く糺弾する内容でした。

【※アメリカ合衆国国際開発(USAID)曰く、ヨーロッパを迫りくるロシアから“解放”するためだそう。あれです、他国の人民を“圧政”から“解放”するため無法の限りを尽くす某国お家芸の変形バージョンです。】

――アメリカ勢ヨーロッパの地元メディアが自分たちから言われた通りに報道する限りは、何百万ドルと【資金を】注ぎ込んであげるのだそうです。

――【この報告書の中には】セルゲイ・ショイグ国防相による凄まじく暗号めいたコメントが含まれていました。今や稼働中」のアカデミック・ロモノソフで「彼らも衝撃を受けて正気に戻るだろう」と述べたそうで、更には「彼らが如何ほどに準備していようと」【防ぎきれまい】と言ったとか。

――【準備とは】明らかに先月米軍アメリカ西海岸沖で「『デカイやつ』に備えるために」行ったという大規模軍事演習のことでしょう。

【※先月のソルカ・ファール女史の記事の翻訳版でご説明した通り、「デカイやつ」とは「カスカディア沈み込み帯」大地震のことです。】

――【この「デカイやつ」とやらは、7月4日マグニチュード6.4の地震南カリフォルニアを襲い、7月5日には更に5倍強力なマグニチュード7.1の地震が続いたとあっては、どうやら予測よりも早く訪れそうな気配です。

――ベネズエラの今は亡き指導者ウゴ・チャベスが、2015年に「米国は既に地震兵器を使用してしまった」と警告していたのが思い起こされます。

【※チャベス大統領は、2010年のハイチ地震が米国による人工地震実験だと疑っていたようです。そして「アメリカは神を演じている」と非難しました。】

[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

マグニチュード7.1の地震の特報

【中略】

80年代には既に存在していた地震兵器


当該報告書で最も懸念すべきは、【ロシア】安全保障会議のメンバーであるワレンチナ・マトヴィエンコ【上院議長】とセルゲイ・ナルイシキン【対外情報庁長官】が、スタニスラフ・ルネフについて取り交わした議論でした。

――その殆ど全てが黒塗りされ、国家安全保障上の「特に重要な」機密として指定されていたのですが、それでも極めて重要【だと感じる理由は何故かと言いますと】、ルネフが【これまで】アメリカに亡命したロシア軍諜報将校【※つまりスパイ】の中で最も階級が高く、1992年以来【ずっと】FBIの証人保護プログラム下にあり、最も厳重に保護されているからです。

――しかも彼がアメリカ側にロシアの最も秘密にされていた戦争計画や特殊兵器の数々を暴露したため、ロシアの諜報諸機関は法に則り“殺害命令”を発布していたからです。

【※上の段落は、ルネフがアメリカ側に漏らしたことは真実だったと言いたいのではないでしょうか(&その補強証拠としての「殺害命令」)。単に嘘八百言ったくらいで死刑にするのは、「法に則り」すなわち合法的な手続きでは無理だと思うので。

そして記事ではここで、ルネフがCIAやFBIに何を告げたのか、アメリカ人ラジオ司会者との本人によるインタビューから一部コピペしています。要約すると……

ロシアの新兵器の中には、人工地震を起こす“特別装置”があると証言していました。約20年に渡って開発され続け、80年代半ばには複数の実地テストが行われていたそうです。

例えばスピタクという都市が壊滅状態となった1988年のアルメニア地震は、地震兵器実験が行われた後、事故的に誘発してしまったものだとルネフは語っています。】

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え


地震兵器とは


当該報告書では言及されていませんが、裏切り者スタニスラフ・ルネフが言っていた“特別装置”は、西側では「地殻兵器」という名で最もよく知られています。

――強大な弾性エネルギー・チャージを作り出して地殻活動地域の地殻を歪ませ、震源地【となる場所】での核爆発ないしは膨大な電気パルスで地震を誘発します。

これは理解しておくべき重要な点で、ロシアが密かに核実験を行っているとペンタゴンは主張しており、それに対して安全保障会議取り合わないつもりだと当該報告書も特記しているのです。

――【ペンタゴンの非難の】的はアカデミック・ロモノソフに集中しています。非自走式の巨大な極秘原子力発電所としてこれまで建設された中で世界最強のもので、6月25日に行われた最終“テスト”はカムチャツカ【半島】を襲ったマグニチュード6.2の地震を引き起こしました。

――ですが5日後の6月30日には、【監督局から】10年間の運転認可が下り、【製造していたバルチック造船所から】ロスアトムに引き渡されました

――【ロスアトムは】モスクワに本社を置き、原子力および特殊核兵器に特化した、非常に謎に包まれたロシア国営企業です。


画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
謎めいたアカデミック・ロモノソフという原子力船であり【核】兵器は2019年6月30日から活動を開始し、操業可能になりました。


タイミングいいんだか、悪いんだか


何の因果か、アカデミック・ロモノソフが活動を開始し、操業可能となった6月30日から僅か24時間後、アメリカ勢が攻撃もされていないのに一方的にロシアの最も秘密にされていた潜水艦に対して攻撃を開始したのです。【当該潜水艦は】日本沖で墜落したアメリカF35ステルス戦闘機を国際水域の海底から引き揚げようと準備を進めていたのですが、【この攻撃によって】14名のロシア人乗組員が殺害されてしまいました

――【おまけに】攻撃の直後にはアメリカ空軍参謀総長デイヴィッド・ゴールドフェイン大将が、自身の米国にロシアが核攻撃を仕掛けた場合の3段階反撃計画」を驚くべきことに詳しく述べてみせたのでした。

米空軍ゴールドフェイン大将ロシアを核戦争で脅してから24時間も経たない7月3日には、アラスカ地震が38回も集中的に発生します

――この不可解な地震は北アメリカ西太平洋海岸を下がっていき、その次に【カナダ・ブリティッシュコロンビア州の群島】ハイダ・グワイバンクーバー島の間をマグニチュード6.2の地震となって襲いました

――7月4日には南カリフォルニアまで下がり、マグニチュード6.4の地震となって襲います。そして数時間前の7月5日には更に5倍強力なマグニチュード7.1の地震となって【同じ場所を】襲いました。

【中略】

――以上の出来事から、乗組員を殺害され核兵器で脅されたロシアアメリカに報復に打って出たのは明らか。前々から【存在することが】知られていた地震兵器をアメリカに用いたのです。

【以下略】
————————————————————————
ソルカ・ファール情報:トランプが米海軍大将を追放したことで、ロシアは地震兵器を稼働停止に
転載元)

最悪の事態は一応回避


本日クレムリンに出回っている【ロシア】国防省MoD)の新報告書は、【ロシア公文書の機密度として最上位の】「特に重要な」極秘情報に指定され、大部分が黒塗りされていました。【中略】

――【基本的にはイランが核合意で定められた上限3.67%を超えたウラン濃縮度の着手についての報告書でしたが、その中で】遠回しに(直接ではなく間接的な形で)触れていた【情報として】、数時間前にドナルド・トランプ大統領米海軍制服組の最高位の将校となる予定だったウィリアム・モーラン中将を追放した、とありました。【そのお蔭で】チャイナレイク海軍航空兵器基地が完全に破壊されることをまず間違いなく防ぐこととなったそうです。

【※タイトルと異なり、本文ではこの先も「中将(Vice Admiral)」と表記されています。ウィキペディアでは「大将」となっています。現在、アメリカ海軍作戦副部長(Vice Chief)なので、それと混同されているのではないでしょうか。ですので、以降「大将」で通します。

この人物は4月11日に海軍作戦部長へ指名されましたが、7月8日にはそれを断って退任すると言い出しました。】

――モーラン大将の追放情報の後には、アカデミック・ロモノソフが「一時的に稼働停止状態」に置かれた、とも【書かれて】いました。

【中略】

――米海軍7月1日ロシア【軍】の潜水艦を攻撃して14名を殺害して以降、【アカデミック・ロモノソフは】「稼働中」となり、南カリフォルニアの砂漠にあるこの米海軍基地【=上のチャイナレイクのこと】を標的として2つの大規模地震を起こし、【基地を】機能停止に追い込んだため、必要不可欠でない【同基地の】職員は全員避難を余儀なくされました

――そして現時点でも【基地は】全ての安全確認が完了するまで閉鎖されたままです。


【※青線が2013年2月12日、赤線が2009年5月25日、緑線が2006年10月9日の核実験時です。】
核兵器や地殻兵器の爆発は、例えば北朝鮮での核爆発()のように、独自の特徴が地震計に現れ……

……更なる実例としては、【パキスタンのニロール地震観測所に記録された】1998年【5月11日】のインドの核兵器実験と【1995年4月4日に同付近で発生した】ほぼ同じマグニチュードの通常の地震との比較()があり……

……こちらの例では、1989年10月17日にカリフォルニアを襲ったマグニチュード7.1のロマ・プリータ地震の地震計の波形()と……

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え
……対して、2019年7月5日にカリフォルニアのチャイナレイク海軍航空兵器基地を襲ったマグニチュード7.1の地震の正確な地震計の波形です。【以上の比較から、後者が】自然に発生したものではなく、核兵器あるいは地殻兵器由来のものだと示しています。


米陸軍と海軍の確執


私たちがコメントを許されている当該報告書の黒塗りされていない部分によりますと、第二次世界大戦直後の余波としてアメリカ合衆国で何が起こったのかを知ろうとしない限り、同国でこんにち起こっていることは何一つ理解できないとのこと。

【第二次世界大】戦に勝てたのは、米陸軍航空軍が中心となった1942年設立の戦略諜報局OSS)や【もっと前から存在する】海軍情報局ONI)が主に決行した諜報作戦【の数々】のお蔭でした。

――【海軍情報局の方は】1882年3月23日に作られ、米国の諜報機関界隈の中で最も古い機関となっています。

ですが第二次世界大戦が終わって2年も経たない内に、戦略諜報局海軍情報局の間で勃発していたアメリカ諜報界の首位の座をめぐる戦いが、限界まで達してしまいました。

――そこで生まれたのが1947年9月18日に施行された、1947年の国家安全保障法なのです。

――【この法律によって】戦争省陸軍省と改名海軍省は合併させられ、国防長官が率いる国軍組織NME)となったのです。
【※「国軍組織」と訳しましたが、要は国防総省(ペンタゴン)の旧名です。】

――【陸軍航空軍という部門を有していた】米陸軍からは全ての空軍力が剥ぎ取られ、米空軍という新たな軍隊が作られました。

――ですが米海兵隊は、海軍省の完全な支配下にある【海軍内部の】一つの独立部門として守られたのでした。

1947年の国家安全保障法の定めにより米海軍米陸軍よりも優位に立った訣ですが(米海軍は独自の地上部隊【※例えば海兵隊】に加えて、空軍力も保持することが許されていました)、【このパワーバランスを】緩和するため、戦略諜報局は解体され、【やがて】中央情報局CIAという全く新たな諜報組織へと融合されていく、と当該報告書は指摘します。

――【CIAは】アメリカにとって初の平和時の諜報機関で、【やはり】新たに創設された国家安全保障会議に直属しています。そして後者は大統領に国内外の政策および軍事政策について助言し、様々な軍や諜報機関の連携を確かなものとするの【が役割】です。


1947年の国家安全保障法
 ハリー・S・トルーマン大統領が国家安全保障法に署名。冷戦時代の最も重要な法律制定の一つとなった。その後40何年かの冷戦時代の外交政策立案で【必要となる】、官僚【組織上】の枠組みの大半を創設。」

海軍のディープ・ステートっぷりが筋金入り


ですが1947年の国家安全保障法が意図せずしてもたらした破滅的な結果が、こんにちではディープ・ステート”として知られる陰の政府を生み出してしまったことだ、と当該報告書は記しています。

――その権勢は、ほんの10年ほど後の1961年にはドワイト・アイゼンハワー大統領が退任演説で、アメリカの人々に警告として以下のように述べるまでになりました:


アイゼンハワー大統領が具体的に警告していたのは、1947年の国家安全保障法によって作られ、選挙で選ばれる訣でもなく、【それゆえ民衆に】責任を負っている訣でもない、米国の膨大な軍隊および諜報諸機関の複合体【の存在】だった、と当該報告書は説明しています。

――――【しかも複合体内部では】全て【の軍部や機関】が常に互いに争っているのです。【その結果】CIAに貼り付けられたモットーは「1953年以来、世界中の民主主義を破壊していってます」というもの【※もちろん揶揄です、本物のモットーは全く別物です】。そしてこれまで世界が目にしたことのない、最大規模の違法な麻薬カルテルの一つと化したのでした。

――それでも米海軍アメリカの人々に対して犯した犯罪の数々に比べれば、【CIAなぞ】可愛いものです。そのごく一部を挙げますと:

海軍情報局は、初代アメリカ合衆国国防長官ジェームズ・フォレスタルを海軍病院の窓から放り投げて自殺させました

――【フォレスタル国防長官は】ハリー・トルーマン大統領からUFOを調査する極秘委員会を立ち上げるよう、命じられていた人物でした。

――ですが、彼は自分が知ったことを公表したいと望んだせいで、排除されねばならなかったのです

海軍情報局は暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の遺体を、法を犯して攫(さら)いました。大統領の弾傷の本当の原因を隠蔽するためです。【奪われた際、遺体は】ワシントンD.C.のベセスダ海軍病院で護衛が守って【いる筈】でした※フォレスタル国防長官が窓から落とされたのと同じ病院です)。

――だからこそ、ロナルド・レーガン大統領が暗殺されかけて負傷した際に、大統領専任のダニエル・ルーゲ医師はベセスダ海軍病院へ転院させることも、米海軍の医師らからの一切の助けも、きっぱり拒絶したのです

海軍情報局の幹部将校ボブ・ウッドワードは【1971年以降はワシントン・ポスト紙の記者に表向き転職し、】殆ど彼一人の力でリチャード・ニクソン大統領の転覆の首謀者となりました

【※世間では、1972年にウォーターゲート事件をすっぱ抜いた敏腕記者として知られています。1976年制作の映画『大統領の陰謀』で、ロバート・レッドフォードが演じた人物です。】

2001年9月11日に起こった【複数の】攻撃いわゆる9.11止めさせることが出来たのは、海軍情報局のペンタゴンの通信本部に対して巡航ミサイルが発射されてからのことでした
【※超強固な壁を吹っ飛ばしてピンポイントで狙っているので、おそらく海軍に都合の悪い証拠(通信本部なので機密情報とかヤバイやり取りとか)の隠滅を図ったのだと思います。】

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え

フォレスタル:「この国の存続を脅かす、深刻かつ差し迫った途方もない重篤な危機があるのです」
UFOに関してアメリカの人々に警告しようと試みたジェームズ・フォレスタル国防長官を、海軍情報局は自殺させました。


【※1981年から95年まで下院で共和党の院内総務だった、ロバート・マイケル議員に海軍省が宛てた手紙です。ケネディ大統領の遺体をアンドルーズ空軍基地からベセスダ海軍病院まで運んだ救急車は、許可を得て既に破壊した、と説明しています。】
海軍情報局は1980年代後半になってもジョン・ケネディ大統領暗殺の証拠の破壊を続けていました。上の例では本当の走行距離の記録が発覚しないようにしています。

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え
海軍情報局の将校ボブ・ウッドワード上【の写真】では米海軍の将校の制服に身を包んでいますは、リチャード・ニクソン大統領転覆の黒幕でした。

画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え
2001年9月11日の攻撃が止んだのは、ペンタゴンにあった海軍情報局の通信本部が巡航ミサイルで完全に消し去られてからでした()。


海軍VSトランプ大統領


1947年の国家安全保障法が制定されてから初めてのことですが、米海軍海軍情報局は現在、彼らの全歴史上で最大の敵に立ち向かっており、それがトランプ大統領なのだ、と当該報告書は続けています。

――【大統領は】2018年12月中東米軍の指揮官を務め、たった一人で第三次世界大戦を勃発させようとしていた米海軍のスコット・A・スターニー中将に関して、「頭に2発の弾丸」【を撃ち込んで】自殺させよと命じ、【海軍】同様に冷酷で死ぬまで戦いを辞さない人間なのだと証明してみせました。

ですが2019年5月半ばには、トランプ大統領米海軍を制御できなくなったとする複数の報告書を受け取ったことから、ロシアは戦争に備えるようになったと当該報告書は更に記しています。

――この戦争は2019年6月初めに米海軍の戦艦がロシアの戦艦に衝突を試みてきて、“あと数秒以内”で現実化するところでした

――その一週間後には米海軍イラン沖で二隻のオイルタンカーを標的に、“偽旗”事件を起こそうと試みたことで、両国間で高まる緊張はより悪化していったのです。

――【ロシア】国防省は報復措置として、国殺し”【と仇名される】核兵器搭載のロシア戦艦「アドミラル・ゴルシコフ」に全ての米海軍基地を数分以内の射程距離圏内に捉えたアメリカ合衆国沖へと展開するように命じ【ざるを得ませんでした】

――それに対し、米海軍ロシアの潜水艦を攻撃し、乗船していた14名の英雄を殺害することで応戦してきたのです

――そこでロシアとしては、チャイナレイク米海軍航空兵器基地をがれきの山とするため、【西側から】恐れられた地殻兵器”を用いて、繰り返し大規模な地震【を発生させること】を余儀なくされました

――この攻撃は、トランプ大統領米海軍の最高将校を追放した数時間前にやっと停止しました。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
ドナルド・トランプ大統領はロシア製の“地殻兵器”によってチャイナレイク米海軍航空兵器基地が破壊されるのを阻止するため、米海軍の最高将校ウィリアム・モーラン大将を権力の座から追放しました

【※この後は、先月翻訳したソルカ・ファール女史の記事の最終章「南北戦争以来の内戦へ」と似たような内容です。

米陸軍のマーク・ミリー大将がアメリカ統合参謀本部議長(全軍の最高司令官であるトランプに次ぐ地位)に就任する10月1日には、トランプは海軍を完全に支配下に置くようになる、何十年と“ディープ・ステート”の権力を振るってきた海軍が第三次世界大戦なり再度の9.11攻撃なりを起こすのを阻止できるのだ、とあります。】

【中略】


2019年7月6&8日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


Comments are closed.